I AM A DOG

途方に暮れる 犬とよばれる でも生きてゆく

8月のOKTOBER「立川オクトーバーフェスト2013」でドイツビールを堪能する

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[OLYMPUS E-5 + ZD ED 12-60mm F2.8-4.0 SWD]
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http://www.oktober-fest.jp/2013tachikawa/
ドイツのお祭り「オクトーバーフェスト」を模したイベントがここ数年、横浜の赤レンガ倉庫を始め全国各地で開催されているようです。ビールを飲んで大騒ぎ、みたいな分かりやすいイベントはビールメーカーの協賛イベントや地域振興としても、仕掛けやすく相性がいいのかもしれません。最近では「オクトーバーフェスト・スプリング」なんてのもあったりしてもはや意味不明ですが、その辺の何でもアリな柔軟さというか雑食性は日本的なのかもしれません。

さらに重ねるなら、モントルー(スイス)とモントレー(アメリカ)とモントリオール(カナダ)の区別の付いてない我々にとって、「モントレー・ジャズ・フェスティバル・イン 能登」も「モントルー・ジャズ・フェスティバル・ジャパン・イン・かわさき」も全然オッケーなのです?(笑) ちなみにDP「Machine Head」がレコーディングされたのはモントルーです。
モントレージャズフェスティバルイン能登 | 日本で唯一のモントレー・ジャズ・フェスティバル!
http://www.montreuxjazz.jp/kawasaki/

そんなこんなで我が多摩地区においても初のオクトーバーフェストが開催されるとのこと。ビール好きとしては行かない訳にはいきません。ということで、奥多摩登山の帰路に突撃してきました。会場は昭和記念公園の入り口あたりの広場。当然ですが、登山靴を履いて30Lザックを背負っているのは会場を見回しても我々だけです(笑)
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さて、早速適当な席をキープしてビールを買いに行くのですが、これがなかなか面白いシステム。所謂グラスのデポジット制で、各ブースでビール購入時にプラス1000円を払うことで、専用グラスの預かり金となる仕組み。一度払ってしまえば、他のブースで飲み終えたグラスを渡せば、お替わり扱いでビール代金のみで買うことができます。デポジットを回収するときだけは、購入したお店にグラスを戻す必要がありますが、基本的には最初に1000円払えば、あとはお替わり感覚で、気になるビールを次々に飲めばオッケー!

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ということで最初の1杯は、ケーニッヒ・ルードヴィッヒのヴァイスビアヘル。夏場の野外の1杯目としてはピッタリの爽やかな喉ごし。ベルギー系の白ビールとは一味違うヴァイツェン。gbgb...♪ 併せてソーセジやらザワークラウトの盛り合わせもゲット。

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お次は黒!ということでエンゲル・ドゥンケルビア。しっかりローストされた糖度の高い黒ビール。バーベキューソースのチキンが進みます。gbgb...♪

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ちょいとどっしり目が飲みたくなったので、パンプの説明を読みつつ「力強さ・芳醇・重厚」というキーワードのパウラーナー セント・トーマスへGO! 想像したほどのドッシリ感はありませんが、清く正しい苦みと深い味わいのビールでございます。ウマイ。gbgb...♪
後ろは奥さんのハッカー・プショールのなんだっけ?これはスッキリ目で美味しかった気がします。

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ムール貝。釣り人的にはカラス貝ですよねぇ(笑)

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さて、我々はケーニッヒ・ルードヴィッヒのブースの目の前で飲んでいたのですが、再度こちらに突撃して今度はドゥンケル。いやー、これが美味しい。この日イチかもというぐらいにお気に入り。アンバー気味の色合いが美しいデス。gbgb...♪
後ろは奥さんの富士桜高原麦酒のヴァイツェン。ドイツビールのイベントで国産メーカーは不利?かと思われますがなんのなんの検討しておりました。所謂、イメージ通り(ベルギー系?)の白ビール。うまい。

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さらに奥さんの常陸野ネスト 会場限定アンバーラガー。当然ラガーはうまい。
そんなこんなで、まだ飲みたい銘柄もあったのですが、この日はここまで。ビールって利尿作用がありますし、脱水症状にならないように適度に水を取っておけば、結構飲めるはずなんですけど、なにせこの日は暑かった(笑) 飲んでる傍から汗をかくものだから、ここまで全然トイレに行きたくなりません。腹もふくれ、あっと言う間に回っておりました。
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さて、会場にはステージが設置され、本場ドイツからやってきたDie KIRCHDORFERというバンドが演奏をしていました。いかにもな民族音楽風の音楽から「ラバンバ」など賑やかにセットリストで会場を盛り上げてくれます。すっかり酔っ払ってウトウトしていると、観客から一際大きな歓声。何かと思ったら「Smoke On The Water」。しかも1番も2番も同じ歌詞。何故かそのままテンポを上げて「Highway Star」に突入、例の速弾きでまたも会場大盛り上がりです。仕舞いには輪になって踊り出す人が出る始末。日本人ってそんなにパープル好きだったのか!なんという様式美(笑)
そして、このときクラリネットのおじさんは何をしていたのだろう…?
8月の立川で開催されるオクトーバーフェスト、ドイツビールを飲みながらDeep Purpleに熱狂する日本人、こんな夏祭りも悪くないなーとバンドの音を聴きながら、夜は更けて行くのでした。
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ちなみにいくら注意書きをしようと、車両での来場を認めてしまうのはマズいんじゃないですかねえ(苦笑)

マシン・ヘッド

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