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オリンパスE-M1を1年弱使ってのいくつかの不満について


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昨年2013年の10月、フォーサーズ/マイクロフォーサーズを統合した、新フラッグシップ機として発表されたオリンパスのミラーレス一眼OM-D E-M1。

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私もE-5に変わるメインのカメラとして、当初はフォーサズレンズを中心に使用。現在はほぼマイクロフォーサーズ環境へ移行していますが、この1年弱使い続けてきました。

基本的にはとても完成度の高いカメラで満足しています。一眼レフ機に比べて軽量&コンパクトですし、写真の画質もJPEG派の私でも満足できるもの。EVFは現行の他機種と比較しても自然で視認性が良いですし、ダイヤルやボタン類を自由にカスタマイズできる操作性の高さもあります。
フォーサーズ機最後のフラッグシップであるE-5からの基本性能の進化は充分に感じられ、特に大きな不満はありません。

そうはいったものの、一部「これはちょっと…」と感じるところも出てきているので、今回はその辺を挙げてみます。

長時間露光時にのノイズ問題

価格.com - 『高感度の長時間露光ノイズが異常に多い?』 オリンパス OLYMPUS OM-D E-M1 ボディ のクチコミ掲示板
オリンパス E-M1 ノイズについて | GANREF
E-M1ユーザーの界隈では有名な話ですが、E-M1で採用された新型センサー(一説にはSONY製からPanasonic製に戻ったという話も)の性質によるものか、長時間露光の際に極めてノイジーになってしまうというもの。これは高感度に強くなったといわれるE-M5以降の「OM-D画質」を謳っているカメラの中でも、E-M1だけに現れている現象です。
特に高感度撮影時に顕著で、「長秒時ノイズ低減」をオンにすることである程度は解消されますが、撮影後にノイズ処理により撮影時間と同じだけの時間を待たされることになります。

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これは山で星を撮るときや、花火の撮影では非常にストレス。そもそも同世代の他機種(E-M5など)では「長秒時ノイズ低減」がオフでも、ノイズの量が段違いに少ないので、解決策としてはあまり筋がよろしくない。
メーカー側もこの現象は把握しているようですが(開発中に問題にならなかったのか不思議ですね)、現在の所ファームアップ等で対応されることもありませんし、E-M1で採用された像面位相差センサーに起因する問題なのかもしれません。
これさえなければ、私の使い方ではほぼ万能なカメラなのですが…。

※あくまで長時間露光時に限っての話で、センサーの高感度性能自体は悪くありません。5軸手ぶれ補正効果もあって、手持ち夜景の類はかなり楽です。

フォーザーズレンズの挙動はあと一歩…

元々、メインのレンズとして使っていたフォーサーズ時代のレンズ。現在はZD14-54mm IIの1本を残して手放してしまいましたが、結局最後までFTレンズをE-5同等の快適さで使えることはありませんでした。

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今年5月のv1.4のファームアップでAFスピード自体はかなり改善されましたが、像面位相差センサーの限界なのか、「暗所」や「横線」への弱さなどは、もう一歩といった所でしたね。
しかし、この件はもう私的には大きな問題でなくなってしまったので、この辺にしておきます。もちろんZD14-54mm IIは残すつもりなので、地道なファームアップでの改善を望んでいます。

一眼レフ機に比べて充電池の持ちがいまいち

EVFのミラーレス機だからある程度仕方ないこともありますが、やはり余裕を持って1日強使えていた一眼レフに比べると1本の充電池で撮れる枚数が少ないです。先日は2泊3日の山行で都合5本の充電池を使いましたが、この本数になってくるとしっかり目印など付けておかないと、どの電池が使用済みだか分からなくなりかねません(笑)
また、スマホをWi-Fi接続したまま、うっかり放置してしまうと(ジオタグ書き込み時など)、一気に電池が消耗していることもあります。数分Wi-Fi通信が無ければ、自動切断→スリープみたいな設定ができるといいのですが。

OLYMPUS リチウムイオン充電池 OM-D用 BLN-1

OLYMPUS リチウムイオン充電池 OM-D用 BLN-1

バッテリーグリップなしでの山歩きは不安です。できることなら、なるべくコンパクトな状態で持ち運べると有り難いのですけども。

今更ですが、センサーに汚れ?傷?があるみたい…

これは私のE-M1固有の問題。実はこれ、かなり前から気になっていたのですよね。絞って撮った空の写真などに、変な線のような汚れが写り込む気がしていたのです。
次の写真、画面の中央部かからやや左辺りに、縦のラインが出てるのが分かりますでしょうか?

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なんだろう?と思いながらも、センサー上に汚れなども見当たらないしと、気付かない振りをしていたのですが(笑)、先日の南アプルス写真を見ていたら、やはり同様の汚れが映り込んでいます…。さらに、次の写真は調布花火大会のときのもの。

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改めてセンサー部を光の角度を変えながらマジマジを眺めてみたら、かすかな線のようなものが縦に入っていました。レンズを外すとセンサー剥き出しのミラーレスなので、レンズ交換やブロアはそれなりに気を遣っていたつもりですが、一体いつから…?
ライブラリを遡ってみた所、どうやら我が家に届いて2日後の丹沢登山の写真の時点で既に出ていたようです(もっと早く気づけよと…)。

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うーん、購入直後に自分がやらかした可能性もない訳ではありませんが、正直全く身に覚えもありませんし、これは購入時からの初期不良だったのでは?という思いがムクムク。今更、それを証明することは難しいですがまだ保証期間でもありますし、先週末に小川町のサービスセンターに持ち込んでみました。

症状は確認して貰えましたが、どれも絞り込んだ際に現れてるので、その場での判断は保留(「正常動作の基準がf11までなので…」と仰ってましたが、さすがにそれでスルーされたら私もおこですw)。預かりでの修理対応になるとのとこです。修理結果については、近日中にまた日記で報告できればと思います。

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ついうっかり!? 「OM-D E-M5エリートブラック」を買ってしまった…

そんなこんなで、長時間露光の弱点は現行製品では解消されそうにないのと、このような修理預かりもあるだろうから予備機も欲しいなぁ、なんてモヤモヤ考えていたら、うっかりこんなものを買っていました。

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我ながらアホ過ぎますね…。12-40mm PROとのレンズキットが春に発売、つい先日ボディだけでの販売が開始されたばかりの「E-M5エリートブラック」です。といっても以前から販売されているE-M5のグリップの張り皮などを変えただけのマイチェンモデル。

E-M5は流通してる球数が多いので、中古でも買いやすい機種なのですが、モニター枠のクラック問題もあったり、2年以上前の機種ということもあり商品状態のチェックも大変そうなので、それなら出たばかりのエリートブラックだろう。
デジタル一眼カメラ E-M5 をご愛用のお客様へお詫びとお知らせ | オリンパスイメージング
E-M1とはEVFの見え方を始め、色々と操作系も違って戸惑いますが、これからは泊まりの山行など星撮りがありそうな時は、E-M1でなくE-M5を持ち出してみようかなと考えてます。

E-M5はWi-Fiの内蔵はありませんが、FlashAirを使えばスマホとも連携できますし(OI.Shareにて画像転送のみ。ジオタグ書き込み、リモートは不可)、まだまだ充分に現役で活躍してくれる戦力になりそうです。

追記:E-M1の修理結果 → センサー交換になりました

9/9の日記でも軽く触れてましたがE-M1は既に修理から上がっております。預かり期間は1週間ちょいで自宅に配送されました。修理内容は「ISユニット交換」とのことで、手ぶれ補正ユニット(Image stabilizer)ごと交換か? と一瞬思いましたが、この場合はイメージセンサーの交換ということでしょうかね。

目視できていた傷っぽいものは当然なくなくなりましたし、保証期間内での無償修理対応でした。状況的に見て初期不良だった可能性もありますが、1年弱の期間をあけてもしっかり対応して貰えて良かったです。

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