I AM A DOG

途方に暮れる 犬とよばれる でも生きてゆく

思い出せない

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先日、自室に平積みにしてあった本をまとめてブックオフに持っていったのですが、そんな中から買ったまま読んでいなかった本も複数発掘できました。
このダン・ブラウン「パズル・パレス」もそんな未読シリーズの1つ。ダン・ブラウンの著書は結構好きでしたが、このデビュー作ながら「デセプション・ポイント」の後に発売となった本作にはずっと手を付けてなかったのですね…

パズル・パレス 上 (角川文庫)

パズル・パレス 上 (角川文庫)

パズル・パレス 下 (角川文庫)

パズル・パレス 下 (角川文庫)

ということで、今週から通勤時間に読み始めたのですが、なんだか内容に既視感があるんですよねえ… 「これもしかして読んだことあるかも?」と思うことが数十ページおきにあるんですけど、先のストーリーは特に記憶にないんですよねえ(苦笑)
ダン・ブラウンの作品が全般的に似た展開ということもあるのですが、そういう構造的なポイントでない枝葉の部分にいちいち引っかかってしまうというもやもや。部屋に積んであったものなので読了本を勘違いしている可能性は充分ありますが、少なくともここ数年のレベルで読み終えた本の内容を、ここまで忘れているのなら、それはそれで切ないなぁ… となんとも複雑な気持ちであります。
まあ、もし同じ本をサラの状態から2度楽しめてるのなら、それはそれでお得なのかも?なんて。決して「ダイハード4.0」あたりとは間違えてないとは思うのだけど…。
ボーダーライン (集英社文庫)

ボーダーライン (集英社文庫)

こちらも発掘本。真保裕一にしてはストレートなハードボイルド(正統派という意味で)。同系統?の「黄金の島」あたりに比べるとやや軽めかな、といった読了感。10年以上前の作品なのに読んでいなかったのが不思議。著作の一覧を見たら見事に本作のみスッポリと抜けていたようです。