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途方に暮れる 犬とよばれる でも生きてゆく

ホワイトデーに雪の降る大菩薩嶺を歩いてきた

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ようやく今年の初登山です。行こう行こうと思っているうちにもう3月、このままでは丘サーファーならぬ、街ハイカー(これは言葉として普通だ)になってしまいまいそう。さらにいつもブログを拝見しているはらですぎさんが、先日八ヶ岳の蓼科山に行かれたときの記事を見て、その素晴らしい雪景色に「いいな、私も雪山行きたい!」と、気持ちばかりが盛り上がっておりました。

ということで、ようやく仕事も一段落ついたこのタイミングに我々も!

…ただし、久々の山なので少し軽めの行程にしておこうか、というのと、そもそも家の車がスタッドレスタイヤではないので、駐車場までは雪のない山でないとエントリーが不可能…。そんなこんなで、これで3度目になってしまいましたが、昨年の春以来の大菩薩嶺に行ってきました。


ちょうど、昨年とはひと月ズレていますね。ということはもう少し雪も残っているでしょうか…?(昨年は例外的に雪の多い年ではありましたが)
さて、この日のお天気は朝から生憎の曇り空。しかも山梨県全域に「花粉・非常に多い」という予報が出ていて、あまりテンションが上がりません。というか、もう現地に着く前からコンタクトがゴロゴロ、鼻はグズグズで調子は最悪です。
コースは裂石ゲート前の駐車場に車を停めて、丸川峠〜大菩薩嶺と時計回りに歩いて、大菩薩峠を経由して下山という昨年同様の予定です(実際のルートはヤマレコを張っておきます)。

駐車場の到着が8時過ぎとやや遅めだったせいか、駐車場は到着時点でほぼ埋まっていました。奥の方に車を停めてスタートします。


雪… なんて何処にもない?

ええ、雪など何処にもありません。そしてテンションの上がらないこのお天気…。

しばらく登るとようやく雪… というかガチガチのアイスバーン。丸川峠まではスパイクなしで登れましたが、こういう所は滑るのでちょっと恐いですね。

このタイプのプルタブ、まだあったんですね…。

回り道の方が明らかに危険という…。

駐車場から標高にして700m程登った丸川峠の手前で徐々に雪が増えてきました。

丸川峠。晴れていればここからの富士山が綺麗なのですが…。

ここからは軽アイゼン(チェーンスパイク)を付けて登ります。


下山時、完全に雪が消えたと思ったら突然氷道… というパターンが何度かあったので(上日川峠〜裂石)簡単に付け外しのできるチェーンスパイクで助かりました。



イマイチぱっとしない写真を撮りつつ気がついたら山頂です。相変わらず景観が絶望的な大菩薩嶺の山頂…。一応標高は2000mを超えているのですけどね。この辺り、杉林に囲まれているので鼻水が止まりません。

雷岩まで下りてきましたが相変わらずこのお天気。気温は丁度、氷点下くらい。風が出てきたので、グローブをしていても結構冷えます。

ここでお昼にします。この日はリフィルの天ぷら蕎麦とおにぎり2個、体が温まります。


少し前からチラチラ降っていた雪が、やや本格的になってきたので大菩薩峠には足を伸ばさず、雷岩からそのまま下山することにしました。

ツララがすごい。



駐車場のすぐ手前、千石茶屋まで下りてきてもこの雪。

朝とは景色が違いますね(笑)

…そんな雪も駐車場に付いたら徐々に止んできて、車を出す頃には晴れ間が見えてきました。これならノーマルタイヤでも安全に下りられそうです。


登山の後は温泉でしょう

そりゃもちろん。当然、今回も「大菩薩の湯」に寄っていくことにします。こちらは甲州市の保養施設ですが、市外の人間も600円(3時間)で入浴できますし、内風呂、露天風呂共に広々、そして休日でも空いていて(まあ、この季節ですから)登山後のひとっ風呂には最高です。久々のトレッキングでくたびれた足をのんびり癒すことができました。


交流保養センター・大菩薩の湯 | 甲州市

せっかくですので湯上がりに食堂で軽く食べて行くことにします。
熱々の鍋焼きうどん、具だくさんで800円! 優しい味付けでとても美味しいです。

そして、メニューを見て心惹かれてしまった、卵かけご飯! 地元の新鮮な卵と自慢のコシヒカリのご飯。味噌汁まで付いて350円!

これが美味しくない訳がない! そして付け合わせの昆布が抜群に合います!

日暮れ間際になってこのお天気。さっきまで雪が降っていたとは思えませんね。

車で勝沼ICに向かう途中、こんな景色が見えたので車を路肩に停めました。

うっすら夕陽に染まった富士山! 最後の最後にようやく見ることができました。

朝から天気が冴えなかったり、花粉に苦しめられたり、雪に降られてしまったりと、イマイチ気分の乗らない久々の山歩きでしたが、最後に温泉に入って美味しい食事を食べて富士山を見たら、一気にスッキリしました。All's Well That Ends Well うん、単純で良かった!(笑)

帰りの中央道は(下りが主ということもあり)燃費運転を心掛けてみたところ、リッター20kmを超えて帰ってくることができました。まあ、行きはやや急ぎ気味で13km/L位だったのですけどね…。


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