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桜の季節に備えてマクロレンズが欲しいけど…

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マクロレンズ、欲しいんですよね。
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実際は、桜を撮るために、という訳ではないのですが、やはり花を撮っているとついギリギリまでクローズアップしてみたくなってしまいます。
マクロレンズは以前フォーサーズの50mm F2.0マクロを持っていたのですが、FT機を手放す際にまとめて売却してしまいました。簡易マクロ程度ならM.ZUIKOの12-40mm F2.8でもそれなりに撮れるので充分かなあと(0.30倍/35mm判換算0.60倍相当)。でも、やはり「もう少し寄りたい」って思うことがあります。
マイクロフォーサーズマウントなら60mm F2.8のマクロレンズがありますが、安い買い物ではありませんし、買ってみたところでどれだけ使うか分からない。でもマクロ欲しい…。それなら、マクロコンバーターレンズとか接写リングとか使ってみてはどうだろう?なんて、ここ数日ほど悩んでおります。

A案:マクロコンバーターレンズMCON-P02

OLYMPUS ミラーレス一眼 マクロコンバーター MCON-P02

OLYMPUS ミラーレス一眼 マクロコンバーター MCON-P02

オリンパス純正のマクロコンバーターレンズ。対応レンズも手持ちのM.ZUIKOレンズでは「17mm F1.8」「25mm F1.8」「45mm F1.8」「14-42mm F3.5-5.6 EZ」(AIR A01付属で今週末に届く予定)という4本に対応。しかしながら最大倍率は14-42mmに取り付けた際のテレ端での0.38倍(35mm判換算0.76倍相当)で、12-40mmよりちょっとだけ寄れる程度です。
PENに14-42mm EZと併せて使ったら、通勤カバンに入れておいても邪魔になりませんし、なによりもお財布に最も優しいのが嬉しい!
ちなみに、オリンパスオンラインショップ&フォトパスプレミア会員価格で5,632円也。
マクロコンバーターレンズ MCON-P02(カラーバリエーション無し)
レンズを交換せずにレンズ先端に装着するだけなので使用も楽チンですが、よく考えたらレンズフィルターやレンズフードを一度外さなくてはいけないのですよね…。

B案:ケンコー製デジタル接写リング

こんな製品が出ていたんですね! オリンパスオンラインショップで「おすすめ他社製品」として紹介されているのを見て知りました。接写リングの仕組みについては、この辺の記事を見て頂くのがよろしいかと(丸投げ)。
スタジオグラフィックス » 第1回 デジタル接写リングセット
そういえば、フォーサーズ時代には5020マクロ用に「エクステンションチューブ」という純正の接写リングもありましたっけ。
OLYMPUS エクステンションチューブ ZUIKO DIGITAL ED 50mm MACRO用 EX-25

さて、このケンコー製のデジタル接写リングは電気接点も付いていてAFも動くようです。長さの違う2種類のリングがセットになって、その両方を重ね付けすることもできるらしく、使用レンズによって様々な組み合わせが考えられそう。
具体的にどの程度倍率が上げられるのかが、よく分からないのですが12-40mmに装着できるという時点で、簡易マクロ以上の効果は期待できそうです。後はリング本体にはレンズが入ってないので、リアテレコンなどと比べて持ち運びに気を遣わなくても良さそうです(装着時に埃の混入には気を付けたいですが)。
デジタル接写リングセット(マイクロフォーサーズ用)【ケンコー・トキナー社製】(カラーバリエーション無し)
こちらもネット最安値は今現在オリンパスオンラインショップのプレミア会員価格のようで、ずばり10,630円也。

C案:マクロレンズ M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro

OLYMPUS 単焦点レンズ M.ZUIKO ED 60mm F2.8 Macro

OLYMPUS 単焦点レンズ M.ZUIKO ED 60mm F2.8 Macro

まあ、これが一番確実でしょう。餅は餅屋、マクロ撮影はマクロレンズです。
上2つはあくまで簡易マクロとその延長になってしまいますし、光学的にも元々マクロ域用に設計されてないレンズでクローズアップ撮影を行うので、何処かしらに無理は出てしまいそうです。「無限遠は使えない」「AF速度の低下」「ピントが極端に薄くなる」等々…。
その点、このレンズならばマクロレンズとしてはもちろんのこと、中望遠の単焦点レンズとしても活躍してくれます。また、防塵防滴設計なので、アウトドアでの撮影もばっちり。お財布に余裕があるなら、これ以外の選択肢は考えられませんね。
M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro(カラーバリエーション無し)
こちらは、オンラインショップのプレミア会員価格で39,435円也。価格.comなどの最安値よりはお得とはいえ、このところ出費が続いている私にはかなりハードルが高いです。

D案:旧フォーサーズのZUIKO DIGITAL 35mm F3.5 Macro(中古)

OLYMPUS マクロレンズ ZUIKO DIGITAL 35mm F3.5 Macro

OLYMPUS マクロレンズ ZUIKO DIGITAL 35mm F3.5 Macro

これは盲点!? フォーサーズ時代の梅マクロこと35mm F3.5。等倍撮影が可能で、中古相場も1万円ちょいとかなりお得です。5020マクロの影に隠れていたものの(?)、軽くてよく写るレンズとしてFTユーザーの間でも評判でしたっけ。
幸い私はフォーサーズレンズ用のマウントアダプタ(MMF-3)を持っているので、この中古レンズ投資だけで専用レンズでのマクロ撮影ができてしまうのです。何気にかなりいい選択肢に思えてきましたよ?
OLYMPUS フォーサーズアダプター ミラーレス一眼用 MMF-3

OLYMPUS フォーサーズアダプター ミラーレス一眼用 MMF-3

難点を挙げるとするなら、ちょいとレンズのサイズが大きくなってしまうことと、開放値がやや暗めなこと。ただし、マクロ撮影はある程度絞らないとピントが極薄、写りもホワホワになってしまいますし、野外撮影、又は三脚使用なら全く問題なさそう?

さあ、どうする私!?

…と自分を煽るような日記を書いてきましたが、実はつい先ほど自分の中で答えを出してもうポチり済。恐らく数日後には上の4案の中から何かしらの結果が届く訳ですが、それはまた実際に桜の写真でも撮ってからにしたいと思います。
何も報告がなかったら「ろくな写真が撮れなかったんだな」と、そっとしておいてくださいませ。
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これはマクロレンズでもなんでもなく、PEN miniのキットレンズ@昨年。