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ダブルズームキットに付いてくる軽量望遠レンズで咲き始めの都心の桜を撮る

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OLYMPUS AIR A01の話題が続くかと思いきや、今回は別の話題です。

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でも、オリンパス。

小型軽量望遠ズーム「M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.0-5.6 R」

先日、購入したオリンパスのミラーレス一眼、PEN Lite E-PL6のダブルズームキットに付属する望遠ズームレンズです。35mmフィルム換算で80-300mmという望遠レンズながら重量190gという脅威の軽さと、コンパクトさを実現しています。

同じマイクロフォーサーズレンズの同じズーム域ながら、F2.8通しのPROレンズと比較すると全長で2倍、重量は約3倍という大きな差があります。

これで、全く同じズーム域なんですからレンズの設計というものは不思議ですね。そしてこれだけ軽いレンズが存在するのに、重たい方のレンズを買ってしまうなんて… 不思議ですね(泣)

しかしこれだけ軽量コンパクトだと、望遠レンズが必ずしも必須でない「もしかしたら使うかも?」程度の旅行や山登りにも気軽に持っていくことができますね。

廉価レンズらしくマウントはプラスティック製です。

あと、レンズフードは別売り(しかも結構高い)なのでKenkoのメタルフードを付けてみました。

フードが浅いのでハレ切り効果等はあまり期待できませんが、あくまで見た目です。レンズフィルターに重ね付けできるのと、先端にもねじ切りしてあるので、62mmの同フードを重ね付けすることも可能です。

PEN Lite E-PL6と組み合わせて桜スナップ他

では、肝心のその写りを咲き始めの都心の桜で確認してみることにしましょう。通勤鞄に忍ばせたE-PL6で出勤時や昼休みにお散歩ショットで。OM-DやE-PL7などと比べると、カメラ側の手ぶれ補正が弱いので、注意して撮らないと…。

まずは、乃木神社のしだれ桜です。毎年、ソメイヨシノよりも1週間ほど早く見頃を迎えます。ワイド側の40mmだと80mm相当の中望遠になるので、歩道の対岸から撮って丁度全景が収まる感じです。
開放で撮ってしまうと、ややぼんやりしてしまう傾向にあるようですね。少し絞れば良かったかな…?

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ボケも決して綺麗とはいえませんが、キットレンズらしい堅実な写りです。
高い位置の桜を狙うときなどには望遠ズームは丁度いい長さですね。あ、ここから東京ミッドタウンのソメイヨシノです。水曜日なのでまだほんの咲き始め。

デジタルテレコンで150mmを300mm相当に(35mmフィルム換算600m相当)。画質劣化もさほど気にならないレベルです。

この日は用事があって会社を出るのが早かったので、18時半頃のミッドタウンでも撮ることができました。あまり明るくないレンズということもあり、手持ちではISO3200まで上がってしまいました。でも、ブログレベルなら充分じゃないでしょうか?

ISO1600まで下げてカメラを手すりに押し当てて撮ってみました。まだ、桜並木は一〜二分咲き程度ですが、既にライトアップでピンク色に木々が染められています。

おまけで今夜(3/27)のお月様を自宅より。手持ちでデジタルテレコン使用。さらにトリミングしております。

という感じで、私の写真ではあまり本レンズの良さは引き出せませんでしたが、手軽な望遠ズームとしてなかなか楽しい1本です。今後は旅行や登山の際に、忘れずに携帯しておこうと思います。

ダブルズームキットならば、レンズキット「+10,000円」程度で付いてきすし、単品でも比較的控えめな価格で売られているようです。あと、中古だと1万円前台からあるみたいです。

個人的にはもっと早く手に入れておけば良かったと思うレンズですが、ある程度機材が揃ってしまうと、ダブルズームキットに手を出す機会ってまずないので、今回のE-PL6の爆安はいい切っ掛けになりました!?


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