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スイス旅行記:8日目[オリンピックとバレエの街ローザンヌ〜夜のシヨン城]

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スイス旅行記もいよいよあと2泊を残すのみ。モントルー滞在2日目はモントルー・カジノ(「Smoke on the Water」の歌詞でZappaがライブをやっていたアレ)の「Queen The Studio Experience」を見学、電車でローザンヌへ移動しての観光、夜はモントルーに戻ってシヨン城で開催されたコンサート鑑賞という1日でした。

Queen The Studio Experienceとシヨン城のコンサートについては別途音楽ブログの方で紹介しております。

モントルーの朝 レマン湖畔を散歩

……といっても、前夜がモントルー・フェスで出歩いていたので遅めの起床。ホテルで食事を取って外に出たら既に10時過ぎでした。それでも午前中のレマン湖畔はとても静か。夜の盛り上がりが嘘のようです。

ちなみに、この岸に座ってるおっさん、真っ裸で泳いでました…… いいのか?

モントルー・カジノにはパスポートを提示すれば入ることができます。「Queen The Studio Experience」はこのカジノ内に設置されています。

カジノ遊びは興味ないのでスルー。というか旅行前にカードキャッシングの設定を忘れてて、持ち合わせの現金がこの時点でかなり少なくなっていたのです。まあ、たいてい何処の街でも店でもカードが使えるので、さほど心配はしていませんでしたけど。

オリンピックの首都ローザンヌへ

さて、この日行くのはローザンヌ。モントルーからはレマン湖畔沿いに電車で25分程の街です。

「ローザンヌ国際バレエコンクール」の開催や、IOC国際オリンピック委員会の本部が設置されていることでも有名なこの街、半日程度の滞在しかできないということで、旧市街の散策に的を絞った観光になります。

ローザンヌにはオリンピック博物館などもあるのですが、旧市街とは駅の反対側なので行きませんでした。
駅から旧市街にかけては、このような坂になっています。湖畔側の地区と旧市街のエリアにはかなりの段差があるので、ローザンヌ市街は坂だらけです。

この辺りから旧市街になるのでしょうか? 坂が多いので水平もよく分かりません。

というかもの凄く暑い! 日向を歩いていると正直命の危険を感じるレベル(笑) 日本の真夏の気温や湿気ほどという訳でないのですが、とにかく日差しが強烈で肌に突き刺さるようです。

ローザンヌの街はベルンの旧市街ともまた建物の雰囲気が違うのですが、とにかく暑くて観光や写真を撮る集中力が持ちません。あっという間に持ってきた水も飲み干してしまい、Co-opを探してエビアンを買い求めます。

おう、暑いね!

旧市街の高台からレマン湖側を見下ろします。結構な高低差があるのが分かりますでしょうか? 中央左あたりの尖塔がサンフランソワ教会。すぐ近くを通ったはずですが、写真を撮っていませんでした(笑)


ローザンヌ大聖堂を見学

向こうに何やら素敵な建築物が見えてきました。ローザンヌ大聖堂です。


左右に広いので24mm相当のレンズでは入り切りません!

大聖堂の中を見学することにします。石造りの建物だからか、外の暑さが嘘のように中はひんやりとして涼しいです。

美しいステンドグラスがたくさん!

巨大なパイプオルガンも。コンソールはかなり高い場所にあります。

かと思ったら下の階にも5段鍵盤のコンソールが。こちらが通常使用されてるっぽい鍵盤ですが、音源部はどうなっているのでしょうか? シンセタイプのものかな?

さらに小型のパイプオルガンも2機ほど備え付けられていました。オルガンの多い大聖堂ですね。


美しいステンドグラスや装飾に見とれながら、結構じっくり楽しむことができました。



こちらが裏側……? といいますか、右手部分が正面(?)の入口になり、左側の奥に向かっての伸びている感じです。1枚上の写真は左手奥から右手側の入口を見たアングルです。


州立美術館〜昼食〜裁判所など

大聖堂は良かったのですが、やはり外に出ると暑さで集中力が切れてしまいます。
こちらはちょっと立ち寄った州立美術館、展示は有料だったので内装を軽く見たのみ、そろそろお腹が減ってきましたし……。

何気ない風景が美しい街なのですよね。


奥さんが探してくれたガレット(そば粉のクレープみたいなの)のお店にやってきました。早くビールが飲みたい!

私は卵、マッシュルーム、ソーセージのガレットを注文。とても美味しかったです。

さて、またまた炎天下の中、坂道だらけの街を日陰を探しながら歩きます。

犬だって日陰にピッタリ寄り添ってます。

旧市街のこの辺りは人が多かったですね。恐らく中心街なのかな?

途中、家電量販店などに寄って市場調査をしつつ(カメラ売り場は日本製カメラだらけ……ですが高いね!)、やってきたのが…… 「Palais de Justice」だから裁判所かな。この暴力的なまでの青空と逃げ場のない芝生の広場。奥さんは横の日陰に非難しています(笑)

アルプストレッキングでは何ともなかったというのに、あまりの暑さに街中での遭難を意識しだしたので(笑)そろそろ戻ることにします。Google Mapでは道が斜面かどうかなんて分かりませんものね……。

しかし、釣具屋を見たらやはり寄ってしまいますよね。スイスは湖の多い国ですが、バスというよりはパイクやパーチが対象魚なのでしょうか。機会があれば海外での釣りもしてみたかったのですが、今回は山と音楽が目的だったので……。

それではサヨナラ、灼熱のローザンヌ!


夜の古城コンサートを見に行く

戻ってきました、やはり灼熱のモントルー(笑) 日はまだまだこの高さ…… ってもう19時過ぎているのですけども。

これから昨日行ったシヨン城で行われる古城コンサートを見に行くのです。演目は大好きなスティーヴ・ライヒということで、かなりワクワクです。

まずはコンサートの前に夕食を食べてローザンヌで消費したエネルギーを取り戻さねば。入ったのは、困ったときのチャイニーズ! やはり私はアジア人。チーズとジャガイモの毎日は辛いのです。

チャイニーズの店でなぜかシンハーを頼んでしまう。そしてグラスはカールスバーグ。「シンハー」の発音では通じなかったかな(通じなかったら指さし確認でOK)。

あああああ、この西欧料理にない旨み成分よ。グルタミン酸か?イノシン酸か?よく分からないけど、とにかく欲していた旨みが五臓六腑に染み渡ります。

炒飯に空心菜、餃子など頂いて大満足でシヨン城へバスで向かいます。

再びシヨン城へ〜夜の古城

シヨン城コンサートの様子は音楽ブログの方で書いたので、こちらは夜のシヨン城の写真を貼って終わりにします。

コンサート終演後にシヨン城の大広間から眺めたレマン湖の夜景。

普段は19時までの見学時間なので、公開されてない時間帯に城内に入れたのは結構貴重な体験かもしれません。

ライトアップされた古城も美しいですね。


翌日はいよいよ最後の滞在地ジュネーブに移動して一泊してから帰国の途につきます。日中は特に予定がないので、半日ほどジュネーブ観光もできる予定です。

2015年6〜7月、スイス旅行関連記事など

Switzerland, 2015 - OKP fotolife