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I AM A DOG

途方に暮れる 犬とよばれる でも生きてゆく

超広角ズームだけ持って秋の西沢渓谷で紅葉狩りハイキング

山/登山 旅行 カメラ/写真 秩父

この週末の日曜日、山梨と埼玉(秩父)の県境辺り、雁坂峠の手前にある西沢渓谷へ紅葉狩りハイキングに行ってきました。
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ここ最近は奥さんの仕事が忙しく、平日は毎日23時前後の帰宅ということもあって週末は基本的に体力回復が最優先。土日を使った登山などは控えていましたが、せっかくお天気のいい週末ということもあって、どこか近場で日帰りの紅葉狩りハイキングを楽しめるとことはないかなー?と。

当初、蓼科、八ヶ岳方面を検討してたのですが、山梨の西沢渓谷に奥さんが一度も行ったことがないというので(秩父育ちなのに…)、今回は西沢渓谷へ。私はこれまで2度ほど歩いたことのあるコースですが、この季節に訪れるのは初めてです。
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紅葉は丁度見頃といった感じで、楽しい紅葉狩りハイキングとなりました。今月いっぱいぐらいは楽しめそうでしょうかね?

紅葉時期は混雑する人気のハイキングコース

西沢渓谷は甲府からも秩父からも比較的アクセスがよく(バスかマイカーを使う必要がありますが)、甲武信ヶ岳や三宝山といった人気の山への登山口もあることから、週末は多くのハイキングや登山目的の観光客で賑わいます。
西沢渓谷 - 山梨市観光協会

特に今の紅葉シーズンはかなり混み合うという話を聞いたので、夜中のうちに東京の自宅を出発。多摩の自宅からは2時間ほどのドライブで、朝5時前には西沢渓谷入口の無料駐車場に車を停めて仮眠をしてましたが、7時頃に目を覚ますと既に駐車場は満車となっていました。
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ちなみに西沢渓谷入口の駐車場が満車になった際は、近くの「道の駅みとみ」の北側に広い駐車場があるのでそこに停めて良いそうです。駐車場の場所などは、以下の案内を参照してみてください。
http://www.city.yamanashi.yamanashi.jp/sight/climb/ravine/issyu.html

まだ外は肌寒いですが、車内で朝食を食べて我々も出発します。↑リンク「西沢渓谷ガイドマップ」の「①」から「⑬ネトリ橋」にかけてはアスファルト舗装された道路を歩きます。この区間がだいたい15分程度でしょうか。

「ネトリ橋」を起点にして、西沢渓谷を逆時計回りに1周するコースはだいたい3時間前後。途中でゆっくり食事や休憩を取るならば4時間位を見ておくといいでしょう。
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ジーパン、スニーカーといった軽装の人もいるハイキングコースですが、コース半分は道幅の細い登山道。濡れた岩場やクサリ伝いに歩く道もあります。トレッキングシューズなど、軽登山程度の装備は整えておくのに越したことはないでしょう。

コース序盤から紅葉、黄葉共にいい具合に染まっていて目を楽しませてくれます。
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この「二俣吊り橋」で笛吹川を渡りますが、名前の通りこの橋の少し下で二俣に分かれていた川が合流しています。橋がかかっている片俣の上流が「東沢」。そしてこの先、いよいよ「西沢」沿いにコースは入り西沢渓谷が始まります。
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道もここから登り斜面の細い道となり、追い越しなども難しくなります。急ぐようなコースでもないので、紅葉を愛でつつのんびりいきましょう。

美しい滝と淵が連続する景勝地

西沢渓谷では数多くの滝や淵を楽しむことができます。最初の見せ場がこの「三重の滝」。この滝のための展望台も作られているので、じっくり写真を撮ることもできます。
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ここから先は、このような淵や小さな滝が次々に現れるので、写真好きは足を止めてばかりで大変です(笑)
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ただし、道幅の細い登山道なので後続者の迷惑にならないよう。また混み合う時間帯は登山道での三脚撮影は控えるべきでしょう。
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ひとつひとつの滝にはちゃんと名前が付いているのですが、確認がメンドウなため割愛します(笑)
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私は手持ちでシャカシャカ撮ってくスタイルなので、あまり滝の流れを止めた写真は撮れないのですが、OM-Dの手ぶれ補正が優秀なので、なんとなくそれっぽい感じに…?
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広角だとブレにくいということもありますしね。

せっかく超広角ズームも渓谷ハイクでは使い所が難しい!?

この日のハイキングでは、いつものOM-D E-M1に先日手に入れたばかりの「M.ZUIKO DIGITAL ED 7-14mm F2.8 PRO」レンズのみを持って挑みました。しかしながら狭い渓谷というロケーション、そして紅葉という被写体に対しては、微妙にこの超広角ズームレンズは難しいのです。
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どちらかというと紅葉は広角よりもむしろ望遠寄りで切り取った方が、それっぽい写真を撮りやすいです。広角だと必要ないものが映りこんでしまったり、山の一部だけが色付いたような様子を強調できません。また、離れた所にある被写体を引き寄せることも難しく、なかなかに苦労しました。
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広角風景にはハマってくれるのですけども、これでも11mmまでズームしてます。

結果、このような上方向を見上げた写真ばかりを量産してしまったといいますか…。
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ズーム端の14mmも普通のカメラなら広角端の画角ですので、頑張ってカメラで寄らないといけません。夢中になるあまり、うっかり沢で足を滑らせないように注意しないと…。
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この日は風が噴くと大量の枯れ葉が舞い散る光景が見られたのですが、その度に「もっと寄りたい!」と何度思ったことでしょう(笑)
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(冒頭の駐車場の写真で空に散っているのも枯れ葉です)

ちなみに普段はよく公開時に写真をトリミングしている私ですが、今回は不思議と全ての写真でトリミングをしませんでした。慣れない超広角に四苦八苦しつつも、この新鮮な画角を楽しめていたのかもしれませんね。

西沢渓谷のハイライト「七つ釜五段の滝」

さて、美しい滝や淵が連続する西沢渓谷のハイライトが「七つ釜五段の滝」。5つの滝を淵が繫ぐ美しいその姿は「日本の滝百選」にも選ばれています。
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周辺の紅葉はややピークを過ぎていてしまってましたが、何度見てもインパクトのある滝です。普通に撮っただけなのにHDRみたいな写真になってしまいました(笑)
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(Flickrから引っ張ってきている600×800の縮小画像が異常にシャープネスが効いてる気がするのですが、なんででしょうね? 横位置のものと比べても明らかにシャープかけ過ぎに見えるのですが…)

「七つ釜五段の滝」は左岸の岩盤を回り込むようにカーブしているので、滝の全容を1枚の写真に収めることは難しいのですが、超広角レンズのおかげで面白い感じで撮ることができました。
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ギリギリ一番下の滝が右下に見えてるような見切れているような、微妙な感じではありますが…。

ところで「七つ釜」の「7」はどうカウントした数字なのでしょう? 2段目の滝に2つの淵があるのは写真を見ても確認できますが、あともう1つはどこになるのでしょうね。
1段目の上部はこんな感じ。ここを1つの釜(淵)に数えているのでしょうか?
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「七つ釜五段の滝」の先にも「不動滝」という小さな滝があり、この周囲の紅葉は非情に鮮やかでした。
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西沢渓谷の折り返し地点

「七つ釜五段の滝」は周回コースのほぼ最奥にあるので、そこからもう少しだけ登るとあとは緩やかな下山コースになります。前半よりも道幅が広いコースは、かつて木材や鉱石の運搬に使われてたというトロッコが走っていた軌跡後です。
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折り返し地点はちょっとした展望台になっていて、休憩スペースとトイレがあります。ここで食事を食べている人も多いですが、まだ9時台ですし歩き始めて2時間程度なので、さくっと戻ることにします。

展望台からの眺望はこんな感じ。手前の山に隠れて甲武信ヶ岳などは見えません。
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トロッコの軌跡後を登山道として使っているのでこのような線路がずっと続いています。ちょっとした廃線ハイキングぽくもあり、風情がありますね。
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午前中は登り順光、下り逆光

西沢渓谷は東西に延びた渓谷なので、午前中は登りで進行方向が順光、下りは逆光となります。「七つ釜五段の滝」などは午後だと逆光で撮りにくいという話も聞きます。
使い慣れない広角レンズに苦労しながら、色々と試してみます。逆光では簡単にゴーストが出てしまうのですが、途中からもう気にしないことにしました(笑)
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デジテルテレコンを使ってズーム端でなんとか46mm相当。
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超広角のパースもやり過ぎるとしつこいでしょうかね。楽しくてつい遊んでしまいます(笑)
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折り返し地点から1時間ほどで周回コースのスタート地点であるネトリ橋に到着です。
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ネトリ橋と並んで朽ちかけた古い吊り橋があるのが見えるでしょうか?
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当然渡ることはできませんが、かなり長いこと取り壊されずに残っています。
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紅葉ゆるハイク、満喫しました

ということでのんびり写真を撮りながら、3時間弱で周回コースを回って戻ってきました。一応、食事は持参していたのですが、あまりお腹がすかなかったこともあり、途中で休憩を取ることもありませんでした。
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綺麗な紅葉と渓谷美が楽しめ、ちょっとした山歩き気分も味わえる。激務続きだったうちの奥さんも、丁度いいリフレッシュになったようです。

この時点でまだお昼前ということもあって、これから渓谷に入るという人たちがまだまだやってきます。この分ですと、渓谷のコースはちょっとした渋滞が起こっているかもしれません。
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渓谷内が空いてるうちに歩きたいならば朝一に入るのがいいですが、あまり太陽が昇ってないうちはこの時期それなりに冷え込みます。この日のようにお天気でも防寒対策は充分にしておきたいですね。
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写真はもう少しこちらの方にありますのでよかったらどうぞ。
2015.10.25 西沢渓谷 | Flickr

もっと行きたい! 東京近郊ゆる登山 (ブルーガイド)

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