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縦位置も使えるようになったマンフロットのミニ三脚「PIXI EVO」を買ってみました


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私も以前から愛用しているManfrottoのミニ三脚「PIXI(ピクシー)」に、上位モデルに当たるニューモデル「PIXI EVO」が加わりました。製品名の「EVO」は「EVOLUTION(進化)」の略だそうです。

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PIXI EVO 5段階調節ミニ三脚 ブラック | Manfrotto
個人的にも気になる製品だったので予約購入してみました。以前のPIXIにはなかった機能がいくつも盛り込まれ、非常に魅力的なミニ三脚に仕上がっているようです。価格は初代PIXIの倍近い価格設定となっていますが(Amazonにて4000円弱)、それだけの価格差に見合う製品へと進化を遂げているか? 早速チェックしていきましょう。

初代PIXIよりひと回り大きいサイズ

PIXI EVOの格納時の全高は20cm。18.5cmだった初代PIXIよりもひと回り大きくなりました。重量も190gから250gへと60gアップしています。初代PIXIと並べてみると、進化版というよりは「上位機、兄弟機」といった雰囲気ですね。

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普通に開脚した状態でこれだけのサイズ差があります。高さが13.5cmだった初代PIXIに対して、PIXI EVOは2cmほど高くなっています。

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さらにPIXI EVOでは開脚幅を広げることができるので、最低高10.5cmのローアングルまで下げることも可能です。

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ローアングルで使うには雲台下部のスイッチを左側にスライドさせて開脚させます。

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また、PIXI EVOは脚の長さを5段階で調整可能。ボタン(手前の赤い部分)を押しながら引っ張ることで脚の伸縮が可能になります。

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さらに脚を最大限に伸ばすことで、約18cmの高さまでリフトすることが可能。つまり、2段階の開脚と5段階の脚の調整によって、高さ10.5cmから18cmの間で様々な高さ、角度のセッティングが可能となりました。

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サイズアップして耐荷重も増えた自由雲台

PIXI EVOの耐荷重は初代PIXIの1kgから2.5kgと大幅にアップしています。それに伴ってか自由雲台のボールサイズもひと回り以上大きくなり、また雲台のロックもプッシュ式からダイアルのネジ式へと変更されています。

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そしてこのPIXI EVOにおける一番の進化は雲台が90度倒れること。これによって縦位置での撮影が可能になりました。

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開脚幅や脚の長さが調整できるようになったのも、この縦位置撮影のための細かい調整を見据えて、と考えられるかもしれません(?)。

1kgオーバーの一眼カメラをPIXI EVOで使ってみる

それでは、私が普段使っているオリンパスのE-M1に、パワーバッテリーグリップ(縦グリ)とM.ZUIKO 7-14mm PROレンズを組み合わせた、ミラーレスカメラにしては重量級の組み合わせで試してみましょう。

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スケールの実測で1276g、標準レンズを付けたAPS-Cの一眼レフカメラに近い重量ではないでしょうか(Nikon D7100+18-140mm、Canon 70D+18-135mm、PENTAX K-3+18-135mmのレンズキットがどれも1.2kg前後のようです)。

通常の角度で使用する分には脚を畳んだ状態でもOK。これは以前のPIXIと同様です。

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しかしながら縦位置で使おうとすると、脚を伸ばした状態でも倒れてしまいました…。流石にグリップ付きは無茶をし過ぎましたでしょうか。

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バッテリーグリップなし(ボディ+レンズ:1038g)ならば支えられるのですが…。

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それならと開脚幅を広げてみると、これなら大丈夫。足場の状態にもよると思いますが、ある程度の安定感も感じられます。

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ただし、ローアングルではカメラの位置もかなり低くなってしまうので、ライブビューを使ったとしても、かなり見づらそうです…。

そこで、開脚具合は元に戻して脚の長さを調整してみました。カメラ側の2本はフルに伸ばした状態にして、逆側の1本を縮めてみたところ縦位置でも支えることができました(写真を見ているとちょっと恐いですが…)。

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バツグンの安定感とは言えませんが、些細な力で倒れてしまう程でもありません。ミニ三脚で一眼レフクラスのカメラがここまで支えられるのは驚きです。

私にとってのミニ三脚の決定版かも!?

初代PIXIに比べると価格は上がってしまいましたが、使用シーンが限定された初代PIXIに比べても格段の進化を遂げた「PIXI EVO」。高さ(全高)に制限がある点だけはどうにもなりませんが、使い方を工夫すれば屋内でのブツ撮りから、野外の風景撮影まで幅広いシーンで活躍してくれそうです。

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特に私のような登山などのアウトドアにおいて三脚をあまり使わないスタイルながら、ごく限られた用途のためにミニ三脚を携帯している人間にとって、このコンパクトなPIXI EVOはある意味“決定版”の製品となるかもしれません。

初代PIXIでは縦位置が使えないことや、雲台の角度に限度があったことで、星空の撮影などでは思うように撮れなかったこともあります。それがこのPIXI EVOによってどこまで改善されたのか? 早くフィールドに持ち出して試してみたくなりました。

Manfrotto ミニ三脚 PIXIシリーズ PIXI EVO ボール雲台 ホワイト MTPIXIEVO-WH

Manfrotto ミニ三脚 PIXIシリーズ PIXI EVO ボール雲台 ホワイト MTPIXIEVO-WH

(追記)以下の写真は登山の際にPIXI EVOを使って撮ったもの。念のためザックに入れておいたミニ三脚のおかげで、このような写真も手軽に撮ることができるのは嬉しいものです。

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