I AM A DOG

途方に暮れる 犬とよばれる でも生きてゆく

カメラ好きなら友達のライブ写真を撮ってあげると喜ばれるかも?

本ページは商品、サービスのリンクにプロモーションが含まれています

昨日は自分が所属するバンドの久々のライブでした。
f:id:OKP:20151214130513j:plain
社会人バンドが集まってのライブなので、お客さんは友人知人に仕事関係、家族が中心という内輪ノリのイベントではりますが、たまにこのような発表の機会があると、みんな色々と発散できて楽しいものです。

写真を撮るのが好きでも、撮って貰える機会は…

私はカメラが趣味なので、ライブの写真を撮るのも結構好きで、知り合いのミュージシャンのライブなども撮らせて貰ったりしています。


自分が楽器プレイヤーということもあり、雑誌に載っているような臨場感のあるライブ写真を撮ってみたくて色々と挑戦してみるのですが、残念ながら自分のバンドのステージは(当たり前ですが)撮ることができないのですよね…。

社会人ミュージシャンにとって、頻繁に機会がある訳でない(人によりますが)ライブはハレの舞台。できればそんな晴れ姿?を写真に残したい…と思うものの、なかなか自分からは言い出せなかったりするのです。そんなことありませんかね… 少なくとも私は欲しいです(笑)
そこでカメラが趣味な方は、友人知人のライブを見に行く機会があったら、写真を撮ってあげると案外喜んでもらえるかも?というお話。

f:id:OKP:20151214131230j:plain
©Nishida

私の場合は毎回奥さんに頼んでますが、ライブの写真ってそんな簡単ではないのですよね…。ただでさえ暗い会場、ステージ上の照明はコロコロと変わります。プレイヤーは常に動いているので、写真を撮る条件としては結構難易度も高いです。
コンデジやスマホでは恐らくブレブレ、ノイズざらざらの写真ばかり量産してしまうことでしょう。しかしながら、今時の一眼レフやミラーレスならば高感度にも強く、成功率もぐっと上がります。
枚数を撮っていればどんな被写体だって(失礼w)それなりにいい感じの姿や表情を捉えられる瞬間があります。そんな写真を撮って貰えたら嬉しいですし、そのような写真をFacebookやTwitterのアイコンに使ってくれる人って結構いるんですよね。

もちろんイベントによっては撮影禁止という場合もあるので、事前に確認は必要です。基本的にフラッシュも控えた方がいいですし、生楽器の演奏会のようなイベントではシャッター音に注意する必要もあるでしょう。
撮った写真を無断でネットにアップするのも御法度ですし、依頼を受けた訳でもないのに「撮ってあげた」という親切心の押し売りみたいなことは止めるべきでしょう。
あくまで友人知人という関係性のもと「写真好きだから、演奏中撮ってもいい?」ぐらいの謙虚さがあれば、相手も喜んでくれることの方が多いと思います。

f:id:OKP:20151214130456j:plain

ということで、私の撮った友人ミュージシャンの写真を勝手に貼るわけにもいかず、撮って貰った自分の写真ばかり貼り付けるという、ちょっとアレな感じの記事になっております。

ライブ撮影のためのオススメ設定?

ライブの写真なんてどう撮ればいいか分からないよ…。という初心者向けの簡単な設定例です。というか私が奥さんにカメラを渡す前には、こうしているというか。自分で考えて写真を撮れる人は読まなくていいです(笑)

これは最近のAPS-Cやマイクロフォーサーズの一眼レフやミラーレスを使う場合を想定したものです。

  • プログラムオート(Pモード)
  • 感度オートで上限ISO3200位
  • オートホワイトバランス
  • 中央重点測光
  • 単焦点レンズも積極的に
  • ステージが明るくなった瞬間を狙う

露出モードはシャッター速度優先で手ぶれしないしないギリギリの速度を設定するのもアリですが(標準ズーム域で1/60秒より早いシャッターを切れるのが理想)、あまり初心者向きでないので、プログラムオートにしておけば基本開放寄りに張り付いた絞りになります。

また、感度はオートの上限設定が可能なら思い切ってISO3200まで上げてしまうと歩留まりがぐっと上がります。それでもブレてしまうようなら、ISO6400も検討してみましょう。(仕事で付き合いのあるプロのライブカメラマンの方は、フルサイズのカメラですがISO6400も日常的に使うと言ってました)

f:id:OKP:20151214141049j:plain

ホワイトバランスは照明の色がコロコロ変わるのでオートが無難。極端な色味が出ても、そればそれで「ライブぽさ」だと都合良く解釈します。
また、測光モードをマルチ測光にすると一番撮りたい被写体(プレイヤーの顔、手元など)でなく周囲の明暗にも引っ張られたりすつので、中央重点で露出を合わせてAE/AFロックするのが簡単かつ確実でしょう。

レンズはF2.8通しなどの明るいズームレンズを使えるに越したことはありませんが、単焦点を使って画角は足で稼ぐというのもアリです。また、暗いレンズはどうしても手ぶれや被写体ぶれが増えてしまいますが、感度との兼ね合いで撮れないこともありませんし、ステージ上の照明が明るくなった瞬間を狙う方法と成功率が上がります。

画角は友人バンドを前の方で見るなら標準ズーム、ライブハウスの後方から撮るならば望遠ズームがあると捗ります。よほど最前エリアからのステージ全景とかでないと24mm以下の広角は使わないと思います。

Panasonicの新しい25mm F1.7。2万円台前半とオリンパスのF1.8よりもかなりお買い得ですね。50mm相当はステージ全景は難しいですが、人物撮影には丁度いいかもしれません。

* *

もちろん最初から最後まで写真ばかり撮っていては、肝心の音楽を楽しめなくなってしまうのであくまで程々にしつつ、ライブ撮影を楽しんでみてはいかがでしょう?

f:id:OKP:20151214141029j:plain