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OLYMPUS AIR A01をもっと活用しよう! と一脚を買ってハイアングル撮影に挑戦

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丁度昨年の今頃、新製品として発表された「OLYMPUS AIR A01」。ソニーのレンズスタイルカメラによく似たスタイルながら、新たなコンセプトである「オープンプラットフォームカメラ」を打ち出して発売された、マイクロフォーサーズフォーマットのボディです。
OLYMPUS AIR A01 | デジタル一眼カメラ | オリンパス
OLYMPUS AIR|オンラインショップ
現在も販路はオリンパスのオンラインショップのみに限定されています。
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とはいえ、実際には物珍しさ以外ではこれといって有効な利用法が提案されることもなく、発表から1年経ってあまり話題にも上がらなくなってきたのも正直な所…? もちろん、上手に活用されてる写真家の方などもいらっしゃるのですが、私自身は最近では自宅でのブツ撮り用ぐらいににしか使えてない始末です…。
moognyk.hateblo.jp
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そんな中、デジカメ Watchで掲載されていた写真家の木村琢磨氏。この方、すごく長い一脚を使って面白い写真を撮ってます。
【私がOM-Dを使う理由。- My Style, My Olympus -】Vol.01:地元の隠れた“絶景”を探して〜木村琢磨さん - デジカメ Watch
この記事を見てちょっと触発されたこともあり(?)、私も改めてAIR A01ならではの写真が撮れないかと。せっかく時間があることだしと色々と挑戦してみることに…。
ということでまずはベタではありますが、一脚を使って既存のアングルから開放されよう!と。ええ、まんま先ほどの記事の受け売りです。格好いい言葉だったので頂きました(笑)

Amazonベーシックの170cm一脚を買ってみた

一脚は以前、トレッキングポールとしても使っていたモンベルのものを持っているのですが、そこまで長くなるものでもないので、こんなものを買ってみました。
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Amazonベーシックの格安一脚で、最大170cmまで伸ばすことができます。それほどの長さではありませんが、気軽に入手できるものとなるとこの程度。ただ、AIR A01は本体重量が軽いですし片手で目一杯持ち上げれば、3.5m程度の高さまでリフトすることもできそうです?

布製のケースが付いてきました。
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本体には「amazon basic」のロゴ入り。
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足は4段で石突き部分は尖った金属になっているので、ゴム部分のネジを回して床などに傷が付かないような状態にしてあげます。
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AIR A01を付けるとこんな感じ。グリップは逆側の方が使いやすいのになぁ…とか思いますが、元々一脚ってそういう使い方は想定していませんしね(笑)
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でもってAIR A01を外してみたところ… あれ? 何か白いものが…
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うーん、やはり一脚側に擦れてAIR側の塗装が剥げていました。ゴム当てとかあっても良さそうなものですが、安物ですししょうがないか。
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それでは早速この組み合わせを持って外に出てみましょう。

「OLYMPUS AIR A01+一脚」でハイアングルから撮る!

早速どこかで試し撮りでも…と思いましたがこれという被写体が思い浮かびません。なんとなく思いつきで自宅から車でも行ける復元古墳の「武蔵府中熊野神社古墳」を訪れてみたのですが、3m程度の高さではあまり高度感は出せません…。
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というか古墳の向こうに見えるのは幼稚園。丁度、多くの保護者が集まってイベントらしきことをやっています。不審者扱いされてはたまらないので、早々に退散することにしました(笑) というか我ながら長い一脚を持ってリモート撮影する姿は怪しすぎ…。

ちなみに、普通の目線だとこんなアングルですが…。
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一脚で持ち上げるとこの高さ…。うーん、だから何と言われてしまうとそれまでなのですが…(笑)一眼画質でこのアングルが撮れるということに、何か意味を持たせられるといいのですけども。
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交差点を俯瞰で撮ってみたりとか。言われないと分からないか? 丁度、どこかのトラックが交差点の真ん中に落とした長椅子をお巡りさんたちが回収中。…ってそのまま職質されても嫌だしさっさと引き上げましょう(笑)
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ちょっと移動して稲城市の若葉台。深い谷戸の奥を覗き込むように撮ってみましたが… あまり高度感は感じられませんかね。難しい。
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手持ちのK-S1だとこんな感じの高さなのですが… 同じ28mm相当でもこちらの方が広く感じますね。やはりフォーサーズ画角はアスペクト比の関係で横幅がやや狭いですかね?
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あれ、このレンズもしかした片ボケしてますかね? また後でチェックしないと…。

コストコの駐車場でも一脚を伸ばしてパチリ。明らかに見慣れない視点になると普段とちょっと違う感が出ますでしょうか? これが面白いかどうかは知りません(笑)
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「OLYMPUS AIR A01+一脚」でチョウゲンボウの巣を覗けるか?

ちょっと難しいかなーと思いましたけど、こんな所にもやってきました。このブログではお馴染み(?)、稲城の上谷戸大橋です。小型の猛禽類であるチョウゲンボウが住む谷として有名で、この橋の橋脚の奥に営巣して子育てなどをしているそうです。
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これぞOLYMPUS AIR A01ならではの使い方!? 橋の上から手を伸ばして橋脚の下側を撮ってみました。しかしやはりちょっと短い… でも、これはもう普通のカメラでは絶対に撮れないアングルですね。
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おお、この辺りはかなりフンが多いですね。チョウゲンボウ達の出入り口でしょうか?
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もしかしたら…と期待してウロウロしましたが、橋の下でチョウゲンボウを見つけることはできませんでした。ちなみに営巣しているのはコンクリートに開けられた横穴の中で、この一脚の長さではちょっと見ることはできません。
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…と思ったらチョウゲンボウが飛んできて近くの木に止まってくれました。目一杯ズーム(できてなかった)してデジタルテレコンで3倍してなんとかこのサイズ。
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一眼と望遠レンズ持ってたらなーなんて思っていまいましたが、次はOLYMPUS AIRと望遠の両方を持ってくることにしましょうかね。
A01の活用法は引き続き色々と考えてみようと思います。

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