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5年ぶりに訪れた代官山の洋館レストラン「マダム・トキ」で結婚6周年を祝う

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神宮外苑から富士山を見た建国記念日、その日のお昼頃の話です。

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20年前に放送された「王様のレストラン」というテレビドラマ(松本幸四郎氏や山口智子さんが出演)を覚えてる方はいらっしゃいますでしょうか? 私は見たことないのですが(笑)、テーマ曲は今でもあちことで使われていますよね。


Thème de Restaurant de Roi 〜「王様のレストラン」テーマ〜
「ディズニー! ファーンティリュージョーン!」(違う)

そのドラマの舞台であるレストランの外観として使われたのが、先日食事をした代官山のフレンチレストラン「マダム・トキ」です。
代官山の優雅なレストラン|マダム・トキ(フレンチ、ランチ、ディナー)|Restaurant Madame Toki

我が家の思い出のレストラン

実は5年前に我が家が結婚式を行ったのがこのマダム・トキでした。婚姻届を出したのは6年前の2月11日なのですが(毎年休めるからと祝日にした)、結婚式は色々と生活が落ち着いてからにしようと、翌年の4月に行ったのでした(ただし震災からまだひと月という時期でした…)。
代官山で結婚式ならアットホームな一軒家のレストランウェディング|レストラン マダム・トキ

マダム・トキのウェディングプランを見つけてきたのは奥さん。そして、ここを会場に選んだ一番の決め手は何といってもその料理の美味しさです。ウェディングの下見で頂いたディナーが本当に美味しくて、その場で決めてしまいました。
結局こちらでお料理を頂いたのは、その下見のディナーと結婚式当日の2回だけでしたが、人前式に家族と友人達での食事会を付けたようなシンプルな結婚式だったこともあって(会場に満員で50人程度の規模)、当然のように新郎新婦共にコース料理を完食してます。

お越し頂いた方々にもお料理は好評で、私地震の結婚式の思い出も「とにかく料理が美味しかったな」が大半。マダム・トキで式を行ったのは大正解でした。

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さて、そんな思い出のマダム・トキですが入籍日と結婚式の日付が数ヶ月ズレていることもあり、後者の方は我が家では記念日として扱われることもなく、再訪するまでに随分と時間が掛かってしまいました。

お昼からフレンチのフルコースを頂く幸せ

訪れたのはご覧の通り、お昼のランチタイム。実は我々、記念日関係はランチタイムの外食が多かったりします。食後すぐに帰らず明るい時間帯に散歩したりできますし、少々酔っ払っても午後の時間のんびりできますからね(ディナーよりもランチの方がお財布にも優しいですし!?)。

それに結婚式を行ったのも、よく晴れたお昼のことでした。

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今回お願いしたのは特別ランチのコースメニュー。他にもいくつかランチのコースはありますが、ここにに来るまで美味しいフォアグラに出会ったことがなかった奥さんが感動した、マダム・トキのフォアグラが含まれたこのコースを選びました。

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結婚記念日ということレストランからシャンパンをお祝いで頂きました。事前に伝えていたこともあって、5年前に我々のウェディングを担当した頂いたウェディング部門の方もお迎えしてくれました。

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この日は同じくこのレストランで式を挙げられた記念日のテーブルが我々の隣にもいらっしゃって、そちらは7周年だったとか。

* *

さて、ここからコースです。アミューズブッシュはコンソメのジュレとサーモンのムース。フレンチのこれ系の前菜好きなんですよね。普段は食べられない味と食感ですし、自分では絶対に作れないタイプの料理ですし(って全部ですけど)。

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マダム・トキといったら(?)こちらのバター。タップリと切り分けてお皿に載せてくれます。カルピスバターをベースにバニラの風味を加えたというこのバター、それだけで食べたくなる美味しさです。当然2人では使い切りませんのでお土産にしたい位(笑)

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パンは自家製のものを6種類位から選べます。どれも美味しく2人であともう1個ずつ食べてしまったかな。

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こちらは蕪(かぶ)を使ったお料理。白と緑はそれぞれ本体と葉を使っているそう。横に添えられたチップスも蕪。余すところなく蕪を使った一品で、蕪の旨味が凝縮されていて驚くぐらいに美味しいのです。

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白ワインも頂きます。個人的には夜より昼に飲む酒の方が贅沢感を感じます!?

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来ました!フォアグラと松葉ガニをパイ皮で包んで焼き上げた一品。マデラ酒の酸味と下に敷き詰められた細かな林檎の歯ごたえとが絶妙のハーモニー。手前の白いソースを付けてみるとまた味わいが変化します。

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続いてホタテにたっぷりと黒トリュフを散らした一品。様々な冬野菜も添えられて見た目も素敵!

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私のお皿なんてトリュフでホタテが見えませんでしたからね。トリュフのボリューム感を演出するために、あえて少し小ぶりのホタテを選んでいるのだとか。

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このような素敵なお料理の細かな情報を教えてくれるマダム・トキのスタッフの皆様の仕事は本当に見事。このようなレストランに来る度に感じますが、接客のプロのおもてなしって凄いですよね。嫌みがなく気が効いていて。私には絶対無理そう…。

メインディッシュは和牛とエゾジカ

メインのお肉料理のためのナイフはアウトドアではお馴染みフランスOPINEL(オピネル)のもの。以前もやはりOPINELのナイフを使っていたそうですが、最近こちらに入れ替えたばかりなのだとか。

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そしてお肉料理に備えて赤ワインを頂きます。

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さあ、メインのお肉がやってきましたよ。私は和牛のフィレ肉を頂きました。もう言葉はいらないでしょう。

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そして赤身ファンの奥さんはエゾジカのお肉を頂いてました。私もひと口頂きましたが、鹿肉って赤身の味がしっかりしていて美味しいですよねえ。

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一通りコースを食べてきた後でも、やはり美味しいお肉の幸福感は別格ですね。

マダム・トキはケーキも楽しい!

さあ、お食事が一段落しましたがマダム・トキはここからのデザートも凄いんです。なにせ「ワゴンデセール」ですからね。
敷地内に別棟としてパティスリーがあり、専門の職人さんが作っているのでケーキも豪華で種類もたくさん! 沢山のケーキを一気にテーブルとワゴンに並べてくれます。もちろん好きなだけ選んで切り分けて貰うことができます。

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メインのお肉を頂いても、まだ食べられそうだった我々。ええ、やってしまいました。「全種類、少しずつお願いします」…って。

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本当に全部のケーキを持って(盛って)きてくれました。いやー、こちらも美味しかったのなんのって。おかげさまで完全に満腹になってしまいましたけども。

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そんなこんなで美味しいお食事とケーキで幸せ満点なランチタイム。もっと早く来訪すれば良かったですね。うかい亭もいいけど(笑)偶には都心にも出てこなきゃ。

* *

ということで、普段や記念日のお食事はもちろんですが、もしレストランでのウェディングを検討されてるカップルの方がいらっしゃいましたらこのマダム・トキ、本当にオススメです。私の経験上、料理の美味しかった結婚式って、後になっても印象が良いですからね(笑)

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さて、まだ日も高いですし、代官山蔦谷書店でも覗きつつどこか美術展でも行ってみましょうかね…(続く)。

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今回もカメラはE-PL6と25mm。あまり目立たず(?)にお料理写真を撮るのに丁度いいセットです。

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日頃はフランス料理にはほぼ縁のない我が家ですが、普段の記念日は鉄板焼きが一番の贅沢。鉄板料理のアミューズメント感とフレンチの手の込んだお料理を同時に味わえるうかい亭(not都心)が大好きです。雰囲気のある洋館も楽しめますしね。