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途方に暮れる 犬とよばれる でも生きてゆく

オリンパスプラザ東京で「デジタルカメラメンテナンス講座」を受講してきました

GW初日の29日金曜日、こんな講座に参加してきました。

2月にオリンパスの「予約制・無料カメラクリーニングサービス」を利用したばかりですが、前回予定の合わなかった「デジタルカメラメンテナンス講座」が新宿のオリンパスプラザ東京で行われると案内があったので、予約しをして参加してきました。

「デジタルカメラメンテナンス講座」とは

全国3カ所のオリンパスプラザ/サービスステーションで定期的に行われる、オリンパスのカメラユーザー向けのメンテナンス講習です。

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オリンパスプラザ東京・プラザ大阪・福岡サービスステーション「デジタルカメラメンテナンス講座」実施のお知らせ

  • 「先日、PEN を買ったばかりで、保管や清掃をどうやればいいのかわからない」
  • 「レンズを掃除したいが触るのが怖い」
  • 「せっかく買ったカメラ、ずっときれいなままで使い続けたい」

といったお客さま向けにメンテナンス方法を伝授いたします。
ご自身の機材を使ってメンテナンスの練習をしますので、カメラとレンズを 1台ずつお持ちください。

講習は1時間ほどの内容で(実践編があるので20分程オーバーしました)、スライドを見ながらの講習、講師によるクリーニング作業の実演、そして参加者各自が自分のカメラを使っての実践編という内容です。

対象は比較的初級者向けでしょうか。カメラの保管方法や外装クリーニングなど、ある程度カメラ歴の長い人ならば知ってそうな内容が中心ですが、私自身も勘違いしてることもあったりして、気づきが色々とありました。シルボン紙を使ったレンズの拭き上げも、実際にやってみると拭きムラなく拭き上げるのは結構難しかったり…。

カメラクリーニング、保管についての講習メモ

最初にパワーポイントのスライドを見ながら、クリーニングに必要性と保管についての説明がありました。スライドの撮影はNGでしたので、メモを貼っておきます。分かりにくかったらスミマセン。

【カメラクリーニングをする理由】

  • 野外で使うとカメラ、レンズに砂埃、花粉などが付着する
  • 埃等を放置しておくと外装(樹脂パーツ)の劣化
  • レンズにカビの発生(レンズカビは取ることができなし)
  • ズームの駆動パーツから埃の混入

【カメラの保管について】

  • 安定した広い場所/水平な場所→カメラの落下防止など
  • 直射日光が当たらない場所→レンズの集光によりセンサー焼け。EVFの焼け等
  • 風通しのよい感想した場所→湿気対策
  • 湿度40〜50%がベスト。それ以上だとレンズカビが発生しやすくなり、以下だと外装部品、樹脂の劣化の可能性(乾燥についてはそこまで気にしなくてもよい)。

【どこに保管するのがよいか?】

・リビングなど風通しがよい場所→人間が過ごしやすい環境はカメラにとっても良い環境
・高温多湿、直射日光を避ける場所。
・スピーカー、テレビ等の磁力を発する製品に近づけない(手ぶれ補正
・防湿庫を使えるならそれがベスト
・防湿ケース。蓋付きの衣装ケースなどにシリカゲルの除湿剤を入れば防湿庫と同じ

【出席者の質問より】

・保管時にボディとレンズは外すべきか?→外して別々に保管したほうが良い
・保管時の向き→カメラレンズ共に立てた状態
・カメラバッグや布にくるんだ状態での保管はNG(湿気を含んだ空気がずっと溜まってしまう→レンズカビの原因になりやすい)

カメラクリーニング実演

続いて講師の方が実際にカメラ、レンズのクリーニングを実演しながら解説をします。以前、クリーニングサービスを利用した際は技術者の方がシルボン紙とピンセットを使ったカメラの拭き上げを行っていましたが、参加者のレベルに併せてか初心者でも行えそうな、もう少し簡単な方法でのクリーニング方法を教えてくれました。

【クリーニングキットについて】

参加者1人1人のテーブルに、クリーニングキットが既に用意されていました。内容は以下の通り。クリーニングキットとクリーナーは市販のものを使っていて(クリーナーはオリンパス製品)、講習後に販売もありました。

  • ブロア
  • ブラシ(豚毛)
  • クロス
  • クリーニングスティック(棒)
  • 綿棒
  • クリーナー(HYPER CLEAN EE-3310)
  • クリーニングペーペー(シルボン紙)

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【レンズ交換式カメラのクリーニングの手順】

クリーニングサービスでも目の前で作業を見ていましたし、YouTube等でカメラメンテ系の動画はよく見ていましたが、実際に初心者でも行えるペーパーとクリーナーのみを使った簡単な手順で解説してくれます。
実は私、マウント部は乾拭きしかしてはいけないと知らず、普通にクリーニングティッシュで拭いてしまっていました…。グリスアップされてる場所なので、ダメなのだそうです(実はPENのマウント、めっちゃ固くなってます…)。

①カメラボディとレンズを外し、それぞれにキャップを装着

  • ボディのマウント部(センサー面)は下向きに
  • (メーカー的には)センサー汚れはユーザー対応せずサービスステーションへ

②ブロアで外装を吹いて埃を飛ばす

  • ズームレンズは鏡胴をのばして
  • マウント内側はなるべく吹かない。ゴミが入った場合は、センサーを下に向けて軽く吹く程度→それで取れないゴミは静電気を帯びてるので強く吹いても飛ばない
  • エアダスターなどの強い風圧をセンサーに当てるのはNG
  • モニターの可動部、シューキャップを外して吹く

③ブロアで飛ばないゴミをブラシで掃く

  • 電池蓋、SDカード蓋、USB端子蓋などはブロアで吹くと、埃を内側に入れてしまうので、ブラシで外に押し出すように

④液晶モニターをクロスで拭く

⑤レンズもボディ同様に

  • ボディ同様にブロア→ブラシで外装に付いた埃を飛ばす
  • レンズ面はなるべくブラシで払わずに、ブロアで吹く→クリーニングペーペー+クリーナーで拭き上げる(後述)

⑥マウント部の清掃

  • マウントはグリスを軽く含ませている部分なので乾拭きする(クリーナー等は使わない)
  • マウントを拭く場合は専用のクロスで(油分を含んでいるので、同じクロスでモニタなどを拭かない)
  • マウントが固くなってる場合はサービスステーションで無料でグリスアップしてくれる
  • 電子接点は基本清掃しなくてOK(接点不良が起きた場合のみ、綿棒を使って)

⑦レンズ、ボディキャップの清掃

  • キャップ類のゴミをボディ、レンズ内に入れないよう、キャップの清掃を忘れずに(水洗いOK)

クリーニングペーパ、クリーナーの使い方:参加者実践編

講師の方の実演に続いて、参加者が持って来たカメラを用意されたクリーニングキットを用いて実際にクリーニングしていきます。クリーニングペーパー(シルボン紙/ダスパー)、クリーナーの使い方について説明を受け、実際にレンズやボディを拭き上げていきます。

【クリーニングペーパーの使い方】

  • ペーパーには表裏がある(スベスベしてる方が表)。指に乗せた際に自然に折れ曲がる上側が表。反ってしまう側が裏
  • クリーニングペーパーを指の腹より少し小さいサイズまで折って使う(使用したペーパーの場合は4回折ります)
  • ピンセットやクリーニングスティックに巻き付ける方法もあるが、折って使った方がサイズ調整しやすくやりやすい
  • 細かい部分を拭き上げる際に、棒を使うといい

【レンズの拭き方】

  • ペーペーにクリーナーを吹き付けたらひとふり(揮発性のある液だけど、液だれや拭きムラが出ないよう少し払う)
  • 中央から「の」の字を描くように、一筆書きの1動作で拭き上げる(途中で止めないのがコツ)
  • 1回使ったペーパーは捨てる。同じペーパーで別の場所を拭かない(汚れを広げることになる)
  • 1度だけで綺麗になるとは限らないので(油分の汚れがあったりする場合は特に)、2度3度と拭き上げていく(必ず毎回ペーパーは変える)

私が持ち込んだレンズはM.ZUIKO 7-14mmPROだったのですが、この出目金レンズは結構拭くのが難しいそうです。14mm側にズームを動かし、吹き終わる場所(ペーパーを引き上げる場所)を先に決めて、そこを目指して拭いてくよう教えて貰いました。
実際やってみると、拭きムラが残ってしまったりと苦労しましたが、講師の方が手本に拭いてくれたら、見事にムラなく吹き上がってやはり流石だなぁ…

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【EVFの拭き方】

これは講師の方に直接質問して教えて貰いました。
折ったペーパーの角をEVFの角に当てるようにしてぐるりと1周、やはり一筆書きの容量で拭き上げるのがいいとのこと。OM-Dの場合はアイカップを外して、フチのない上部から吹き始めると良さそうです。

以上。なかなかテキストだけでは伝わらないかもしれませんが、同じような内容の動画はYouTubeにも色々とあるので、併せて見て頂けるといいかもしれません。

実は動画や講習、書籍によって微妙に言ってることが違ったりするのですが(笑)、正解はひとつではないことなので、自分の中で最大公約数的に拾って行くのがいいでしょう。

まとめ:カメラメンテナンス講座に参加してみて

これまでレンズペンやクリーニングティッシュを使った、雑な簡単なクリーニングしかしてこなかったので、今回の講習参加はとてもいい機会になりました。
せっかく覚えたクリーニングを自宅でも継続して続めてみようと、クリーニングキットやクリーナーも買ってきました(ブロアは何個か持ってますが、いくつあっても困りませんし…)。今後はレンズペンや個包装のティッシュはフィールド用としつつ、撮影から帰ってきたらクリーニングキットを使ったお手入れをしようかなと。

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ちなみにこちらのクリーニングキットとクリーナー。オンラインショップ等でも市販されてるものですが、講習や無料クリーニングサービスの際も、オリンパスプラザでは特別価格で購入することができます。クリーナーとクリーニングキット、更にシルボン紙(ダスパー)2パック付きで2500円でした。

OLYMPUS ハイパークリーン EE-3310

OLYMPUS ハイパークリーン EE-3310

Nikon シルボン紙セット

Nikon シルボン紙セット

クリーニングキットとクリーナーはオリンパスのオンラインショップでも販売されています。
クリーニングキット2 UNX-1601 【ユーエヌ社製】 - オリンパスオンラインショップ

ハイパークリーン 3310 - オリンパスオンラインショップ