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安価で目に優しいEIZOのディスプレイ「FlexScan EV2450」はなかなか良かったですよ


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デスクトップPCをiMac Retina 4Kに買い換えて1月ほど経ちますが、まずまず快適に使えております。

iMacが来たことでサブマシンのディスプレイになってしまいましたが、それまでのメインマシンだったMac mini(Mid 2011)で使っていたEIZOのディスプレイ(モニタ)が結構良かったですよ、と今更ではありますが簡単にご紹介します。
EIZO FlexScan 23.8インチ カラー液晶モニター ( 1920×1080 / IPSパネル / 5ms / ノングレア ) EV2450-BK

憧れだったNANAOのディスプレイ

EIZOといえば元NANAO(ナナオ)。90年代にEIZOブランドに統合されてしまいましたが、以前私が働いていた出版業界でも信頼されていたディスプレイメーカーです。
EIZO株式会社

仕事では印刷用にキャリブレーションされたディスプレイを使っていましたが、自宅のディスプレイには全く拘っていなかった私。写真が趣味ではありますが、LightroomやPhotoshopを使ったレタッチ、現像作業などもブログ掲載の見栄え重視で結構適当に行っているのが正直なところです。
しかし、以前サブモニターとして買った某格安ディスプレイなどは、ソフトウェアキャリブレーションをしてもなかなか色が合いませんでしたし、フリーランスとして在宅の仕事もするようになってきて、最低限基準となる色を出せるディスプレイを使う必要を感じておりました。
そこでEIZOの「カラーマネジメントモニターColorEdgeシリーズ」(CS241、CS230、CS2420辺り)の導入を検討していみたのですが、いかんせん結構いいお値段です。

ColorEdgeシリーズはキャリブレーションセンサー(EX2、EX3)が同梱されたモデルもラインナップされていて魅力的だったのですが、自宅で出版(印刷)用の厳密な色合わせも必要ないよなぁ…と。プロのカメラマンならば納品媒体(紙、WEB他)に合わせた正確なカラーマネジメントも必要かもしれませんが、そこまでは求めません。気持ち良く作業できる程度のモニターがあればいいよねと自分を納得させ、スタンダードクラスのFlexScanを購入することになりました。

コスパの高いEIZOディスプレイ「FlexScan EV2450」

「EV2450」はFlexScanシリーズの中でも比較的安価な23.8型のフルHDモニターです。私が買ったときで3万円台後半でしたが、現在は3万円台半ばで買えるようですね。

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1つ上にはWUXGA対応の「EV2455」というモデルもあって、差額は2万円弱で現在5万円台前半。今思えばケチらずにEV2455にしておけば良かった気もしますけど、既にサブマシン用になってしまったのでまあ…。

EIZOの中でもスタンダードクラスの位置づけなので、出版用途、写真編集向けという訳ではない「ごく普通の綺麗なディスプレイ」です。主要スペックはノングレアIPS液晶、1920×1080pixel、応答速度5ms、等々…。
視野角は同じISPパネルのiMacほどではありませんが、多少斜めから見る程度ならそれなりに許容範囲。フリッカーフリーも今時のディスプレイなら普通ですし、応答速度については私はゲームは一切やらないので充分なレベルです。

って、全然特筆ポイントがなくてアレですが、価格なりに満足して使っておりました。指定した設定値の範囲で自動調光してくれる「Auto EcoView」は周囲(部屋)の明るさが変化するような場合には、結構便利だったかなぁ…。
自動調光(Auto EcoView)の詳細設定について | EIZO株式会社

ディスプレイ表示部分の外が非常に薄く、ベゼル部分は約5mm程度。マルチディスプレイで使うような用途にはいいでしょう。また、ディスプレイの上下移動の他、左右に90度傾けての縦位置表示が可能なので、縦に長いウェブサイトの表示や、2枚並べてのDTP作業などは捗りそう。

私のデスクだと縦表示は厳しいのですが、こんな感じで回転させることができます。

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その他、ブルーライト68%カットを売りにした「Paperモード」などもありますが、写真を扱うには流石に黄色過ぎ。私は出荷時デフォルトのsRGBのまま、特にキャリブレーションは行ってません。現行EIZOディスプレイは出荷時の調整がかなり正確といわれてますし、仕事に使っても(自宅作業の後、別の制作環境でデータ確認)特に違和感はなかったので… 適当でスミマセヌ。

今の所キャリブレーションの必要性も感じてませんが、今後お仕事で必要になったら考えます。先日購入したiMacも出荷状態でEV2450のsRGBモードと同じ色が出ていたので、そのままの状態で使っています(笑)

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ちなみにiMac 4Kで驚いたのは発色や色再現性云々よりも、その圧倒的な解像度。ピクセルの粒を一切感じさせない細部の滑らかな表示、小さな文字の可読性の高さ、つい等倍干渉したくなる(笑)写真の精細感、「今まで見てた写真は何だったんだ…」と戻れなくなってしまう感じです。

といっても、単体の4Kディスプレイはまだまだ高価ですし(低価格帯のものも出てきましたが…)、とりあえずフルHD、WUXGAでいいので、写真もそこそこ綺麗に表示できるコスパのいいディスプレイを探すなら、なかなかいいですよという感じ。1〜2万の格安ディスプレイを手にするよりは満足度は高いと思われます。

追記:Mac miniとの接続について(HDMIかDVIか!?)

そうそう、EV2450はMac mini(Mid 2011)に接続して使っているのですが、ディスプレイ出力はHDMIケーブルの直結でなく、一度DVIケーブルに変換して(EV2450側はDVI端子に接続)して使っております。
というのもMac miniはDVI出力をした方が表示が正確らしいという話を以前何かで耳にしてまして、前のモニタの頃からそのように使っていたのですが、ちゃんとしたソースがないものかとググったら、正にEV2450とMac miniの組み合わせについて、以下のような書き込みがありました。
価格.com - 『mac miniのモニターとして使っています』 EIZO FlexScan EV2450-BK [23.8インチ ブラック] shinsen77さんのレビュー評価・評判

実際、HDMI直結とDVI変換を差し替えて比較したのですが、確かにHDMI接続の場合はシャドウ部の階調が落ちるといいますか、同じ設定値でも輝度が低く感じられました。HDMIの利点は手軽なことと、スピーカーをディスプレイ側でならせることですが、正直EV2450の内蔵スピーカーは「使わない方がマシ」なレベルなので、特にHDMIに拘るアドバンテージはないと思われます。

PLANEX HDMI-DVI変換ケーブル 2.0m PL-HDDV02

PLANEX HDMI-DVI変換ケーブル 2.0m PL-HDDV02

あと、Mac miniの世代によるかもしれませんが、同じ本体からでもHDMIではフルHD(1920×1080)までで、WUXGA(1920×1200)が出せないことがあったかと思います(うろ覚えですが、以前の職場でそんなケースがありました)。

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