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途方に暮れる 犬とよばれる でも生きてゆく

「東京競馬場 2016花火大会」を馬場内から見てきた!

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全国的には不安定な天候となった日曜日。東京は夏のような蒸し暑さの梅雨の晴れ間となり、無事この日を迎えることができました。

そう、今年も花火大会の季節がやってきました。まずは、東京競馬場の花火大会です。

あまり大々的に宣伝されない無料の花火大会ですが、最近はネットの拡散力も手伝ってか、年々人出が増えているような気がします。先日寄稿した記事でも、この花火大会について紹介したのですが、実際に足を運んでくれた人は居たのでしょうか?

競馬場馬場内の芝生広場から花火を見る

我が家ではここ数年自宅からこの花火大会を眺めることが多かったのですが、今年はビールやおつまみを持って、東京競馬場を訪れてみました。
17時を過ぎてからのんびり散歩がてら出掛けたのですが、パークウィンズ開催日で日中から入場できることもあり、スタンドやその前のエリアは既に人と場所取りの敷物でビッシリです。そこで地下通路で馬場内へと移動すると、まだまだ空いてる芝生エリアが残っていました。

ちなみに、この日は普段入ることのできないコース内(障害コース)も開放されて、敷物を敷いての花火観覧が可能です。飲食禁止のエリアということもあってかなりガラガラですので、来年はこちらから観覧しようかな…?

30分の短い花火大会ということもあって、写真はオマケ程度に考えていましたが、近所ですし2台のカメラを用意しました。単にレンズ交換が面倒ってだけですけど。
両方のカメラにはb-grip UNOのクイックリリースプレートを付けておいたので、三脚の雲台とワンタッチで交換しながら使うことができます。

日が沈んでしばらくするとフジビュースタンドの向こうに見事なマジックアワー。花火が上がるのとは逆方向なので、気付かないと勿体ないですね。


馬場内から至近距離で上がる花火たち

19時半になるといよいよ花火大会がスタートです! せっかく持っていたPROMINAR 8.5mmですが、結局広すぎてトリミングしてしまう羽目になるので、今後花火大会は標準ズーム1本あれば充分かな。この写真は唯一トリミングしてませんが… 無駄に広い(笑)

肉眼ではかなり暗くなっていますが、バルブ撮影で長秒露光するとうっすらと青い空。マジックアワーの残りであるピンクの筋も見えています。


基本、花火を見ながら写真は片手間で撮っていたので、相変わらず雑な写真ですが、花火大会は自分の目で花火を楽しんでナンボというのが最近の私のスタイル。カメラはLIVE TIMEモードでのバルブ撮影。レリーズは使わず直接シャッターを押して、バルブ終了にもう一度押してますが、まあ細かいことは気にしません(笑)


中盤辺りにあった、江戸時代からの打ち上げ花火の変遷を見せてくれるプログラムも良かったですね。これは徳川家康が見たという花火(競馬場のすぐ近くには家康の府中御殿跡もありましたね)。まるで夜空に打ち上がった線香花火のようです(かなり小さいのでトリミングで画質が酷いですが…)。

30分という短い花火大会ですが、後半戦は大玉中心に盛り上がっていきます。
毎度、グランドフィナーレはヤケクソ気味に(!?)打ち上がるのですが、最後の最後は画面が爆発状態になってしまって、今回もお目に掛けられる写真は撮れませんでした(笑) 下の写真はラス前。




カメラと三脚さえあればできる、簡単花火撮影

私はあまり真面目に花火撮影をする訳でなく、あくまで鑑賞のついでではありますが、花火撮影の方法については以前まとめた以下の記事などを参照頂ければと。

今回貼った写真はほぼミラーレスのPEN E-PL7で撮ったものばかりですし、その他は三脚のみでリモコンやケーブルレリーズは特に使ってません。
最近のオリンパスのカメラならば、バルブ撮影中の結果をリアルタイムで確認できるライブバルブ(LIVE TIME)機能などを使うと驚くぐらいに簡単に撮れますし、通常のバルブ撮影でも花火2〜3発を1回のレリーズタイミングで収める感じを意識しつつ、結果を見て調整していけばいいと覆います。
一応、今回の私のカメラの設定値を書いておきます。

露出モード:マニュアル露出(M)
絞り:F8〜F11
感度:ISO200
WB:太陽光
ピント:MFで無限遠
シャッター速度:LIVE TIME 又はBULB
手ぶれ補正:OFF(にするのを忘れました…)

三脚は今回VANGUARDのVEOを使いましたが、別にPIXI EVO等のミニ三脚でも充分だったでしょう。通常の三脚を使う場合は周囲の視界を妨げないよう、足を伸ばしすぎないように(自分がシート等に座った状態と同じ目線程度)心掛けたいものです。