I AM A DOG

途方に暮れる 犬とよばれる でも生きてゆく

秩父夜祭翌日、旧秩父橋を望む見晴亭で懐かしいラーメンを食べた

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秩父で夜祭見物を楽しんだ翌日のこと。

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午前は義実家でゆっくり過ごしたのち、お昼を食べてから東京へと戻ることにします。
途中、義母が買い物があるということで、中心地のヤオに寄っていくことに…。あ、ヤオ(矢尾)ってのは秩父で百貨店とか電気屋(現在ベスト電気)を展開している地元企業で、日本酒の「秩父錦」も矢尾グループらしいです。

「中町屋台」の解体作業を見た

義母たちが矢尾で買い物をしている間、私は近くにある中町屋台の保管所を見に来ました。朝の10時から解体作業を行っていたそうですが、私が来たときにはほぼ全ての装具が外されていました。

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実はこの前に上町屋台の解体も車の中から覗いてきたのですが、そちらは写真はありません。なかなか見る機会のないものですが、やっぱり行っておけば良かったかな…。

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高欄や屋根など、全てこのように細かく分解できるようになっているんですね。それにしても凄い数のパーツ、組み立てるのも大変そうです(組み立て設計図的なものがあるのでしょうか?)。

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前日には豪華絢爛に飾られていた屋台の本体部分は、このような木枠の骨組みになっていました。地元の人でもなければ、なかなかこんな屋台の姿は見られませんよね。

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ちなみに夜祭で屋台を引いた道路には、このような車輪の跡が白く残されています。前夜のうちに交通規制は解除され既に車が走っていますが、冬にかけてのしばらくの間、この祭りの跡が残っているのでしょうね。

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その後、お約束の「せかい」に立ち寄って秩父豚肉味噌漬をゲット。実は本店に来たのは初めてです。秩父の中心地にはこのような古い日本家屋がかなり残されています。

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創業五十周年 元祖秩父名物「志那そば」を食べる

お昼は以前より義父がオススメと話していた「見晴亭」のラーメンを食べることに。前回、前々回の「珍達そば」といい、秩父のクラシックラーメンが続いていますね。アニメ「あの花」でもお馴染み新旧秩父橋のすぐお隣です。

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こちらがお店の正面入口。

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昭和感満点の店内、メニューは「志那そば」を中心に炒飯やカレーなどもあります。私は「志那そばと半チャーハン」のセットを頂くことにします。「めんまラーメン」とかメニューに入れておけば、人気メニューになりそうな気がするんですけどどうでしょう。

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まず、半チャーハンからやってきました。熱々パラパラ系ではありませんが、お家系の懐かしい炒飯です。いい意味で普通に美味しい。

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そして志那そば。あっ、これは絶対美味しいやつ。出汁の効いたスープに、柔らかい細麺、そして軽くごま油の香り。確かにこれは義父の世代にはウケが良さそうなラーメンです。

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細麺にごま油というのは「珍達そば」との共通点でもありますが、秩父の老舗ラーメン同士、面白い繋がりです。しかし、見ての通り間違いなく昔ながらの醤油ラーメンの系譜。東京の鶏ガラ系醤油ラーメン(縮れ細麺が多い)とも異なるのが面白い。

あっという間に完食してしまいました。ご馳走様。

あの花聖地のお膝元ということもあってか、店内にはあの花ポスターや、主題歌を歌っていたバンド「Galileo Galilei」(解散しちゃったんですね)のサインなども飾られていました。お店の横にはあの花仕様な自販機なども。

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お店から歩いて3秒で旧秩父橋。この日もアニメファンらしき若者(そんなに若くなかったかも?)が橋の上からキャラクターの名前を叫んでいました(笑)

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祭り翌日の団子坂〜御旅所、秩父市各所前

西武秩父駅で予約していたレッドアローのチケットを発券してから、前夜に祭りのクライマックスが行われた団子坂にやってきました。
こちらもまだ山車の車輪跡が生々しく残っています。改めて見てもかなりの急坂、10数トン〜20トンという重さの山車を人力で引き上げるのは相当でしょう。そして祭りの後で、坂をおろす作業もかなり大変そう…。

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御旅所を前日とは逆方向からパチリ。ヒノキの新しい鳥居は前後(?)2箇所に立てられているのです。

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神様の使いにしてはなかなか邪悪な顔してる亀ですね… って、なんて罰当たりな!

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12月の頭に帰省したこともあって、今年も年末の帰省はお休みです(奥さんが年明け早々に海外出張なこともあり)。次に秩父に来られるのは、芝桜の季節の頃でしょうかね?

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