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縦型洗濯機が壊れたので花粉シーズン前にドラム式洗濯機を買いました!

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妻が独身時代から使っていた我が家の縦型洗濯乾燥機。昨年末、乾燥時に異音がするなーと思ったら、ヒーター機能が壊れてしまったらしく温風が出なくなってしまいました。

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洗濯〜脱水は使えていたので誤魔化してきましたが、そろそろ花粉シーズン到来ということで外干しが厳しくなる季節。「いい加減買い換ええないと!」ということで、土曜日に家電量販店を巡って機種選定、その夜ネットで情報収集して諸々確認、翌日曜日に購入手続きを済ませ、その翌日である本日、無事ドラム式洗濯機が我が家に搬入されました。

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そんな我が家のドラム式洗濯機選び。今回購入しした機種に行き着くまでの選定過程などを、簡単にご報告です。

縦型かドラム式か? 事前の情報収集など…

ドラム式(斜めドラム)洗濯機が欲しいなと思っていたのは、かれこれ数年前からですが、その時はまだ縦型の洗濯乾燥機が使えていたので、真剣に製品の選定はしていませんでした。ただし縦型の乾燥機能を使うとダイナミックに衣類が縮んだり、シワができるので、乾燥機能を使うのは雨の日や&花粉時期のタオル系限定でした。
ドラム式と縦型のメリット/デメリットはそれぞれ色々とありますが、我が家の場合は日々汚れ物を量産する子供もいませんし、主に主夫業をしている私が家事の中で洗濯が一番嫌い… というか干す作業が面倒くさいこともあって、今回は洗浄能力よりも乾燥重視でドラム式を選ぶことにしました。

事前にふんわりと入れていたドラム式洗濯機の情報はこんな感じ。

  • 乾燥はヒーター式でなく「ヒートポンプ方式」がいいぞ(衣類の縮みが少ない&節電)
  • 日立の「風アイロン」は評判よさげ(ヒートポンプ方式ではないものの、日立独自の「ヒートリサイクル乾燥」で省エネと縮みにくさを実現してるらしい?)
  • 設置場所、防水パンのサイズ、排水口の位置など要確認!
  • 使用場所で扉の右開き/左開きは決めておけ!
  • ドラム式は内部に通常メンテで除去できない埃が溜まりやすい!?(New!!)

最後のものは、つい数日前に話題になっていたこちらの記事より…。
ドラム型洗濯機の埃掃除を業者にお願いした話 - Togetter
やや気になる話ではありましたが、ドラム式を使う以上は長期保証など併用しつつ、有料メンテも覚悟で購入しようという結果に落ち着きました。それだけドラム式の乾燥機能は魅力的です。

実際に家電量販店で製品を見て

後は実際に店頭で製品を見てみましょう… と土曜日にお出かけ。近隣のヤマダ電機、ケーズデンキといった量販店で、商品を見つつカタログや店員さんから情報収集を行います。
予算はだいたい20万円程度。府中市民ですし元々東芝推しではありましたが、最近のゴタゴタもあって端から東芝は選択肢から外すチャレンジ。何にでもプラズマクラスターを搭載しがちなシャープも早々に脱落して、パナソニックと日立の一騎打ちです。
具体的にはパナソニックの「NA-VX8700」と日立「BD-SV110A」が有力候補に残り、どちらも価格帯は込み込みで20万前後(NA-VX8700の方が少し高め)、ドラム式にしてはコンパクト設計で、洗濯容量など横並びの中位モデルです。

それぞれ上位モデル譲りの温水洗浄/スチーム機能などが搭載され、あとは好みの問題かな?といった所も。店頭での聞き取りでは、両者の特徴はこんな感じ。

パナソニック NA-VX8700L 泡洗浄で衣類にやさしめ。大人の汗汚れ程度なら良。ヒートポンプ
日立 BD-SV110AL ナイアガラ洗浄での洗浄力高め。漬け置き荒いに近い汚れ落ちが期待。子供の泥汚れなどに良。風アイロン

子供はいなくとも、登山後には毎回汚れ物の発生する我が家。そして、洗濯干し嫌い主夫の私の要望を考慮すると、ほぼ結論は出た感じかな? もちろん価格comを始めとした、ネットレビューなどの評判も製品選択の参考にさせて貰いました。

番外:見た目はパナソニック「Cuble」が格好いいけど…

海外製のドラム洗濯機を思わせるコンパクトで角張ったデザインが格好いいパナソニックの「Cube」シリーズ。

見た目では一番好みなのですが、ヒートポンプ方式でなく(ヒーター式の低温風パワフル乾燥とのこと)かといって価格的に極端に安い訳でもない。以前のプチドラムの後継に近いラインなのでしょうか…? 家電は見た目も大切ですが、自室やリビングで常に目にしているものではありませんし、今回は外観は二の次として諦めました。

また、今回は早々に脱落した東芝製(Bigマジックドラム)ですが、ヒートポンプ方式かつデザインも角張った私好みで、製品としては非常に魅力的なモデルだと思います。

日立「BD-SV110AR(ヒートリサイクル 風アイロン ビッグドラム スリム)」を買いました

ということで最終的に、ナイアガラ洗浄の洗浄力と風アイロンの評判を重視し、プラスそれなりの価格を引き出すことができた日立の「BD-SV110A」に決定。本体価格はヤマダ電機で税抜17万円台半ば(設置料、5年保証付き)。消費税、リサイクル料金込みで19.5万円と当初の予算内にも収まりました(+ポイント7000円ちょい)。
色はできればホワイトが良かったのですが、設置場所的にどう考えても「右開き」の方がいいだろう…ということで、シャンパンのBD-SV110ARです。今回は機能面を重視して、見た目についてはやや譲ったといった感じの結論です。

照明の関係か壁紙も真っ白という訳ではないのか、設置してみるとシャンパンカラーといっても、さほど気になる程ではありませんね。

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ご覧のような設置場所なので右開きを選んだのは正解ですが、蓋を全開に開けると洗面台に当たってしまうことが分かりました。勢いを付けて開くと、固いもの同士激しくぶつかってしまいそうだったので、ひとまず椅子足用の保護フェルトを貼ってみました。後日、もう少し目立たないゴムなどに張り替えることにすると思います。

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家電選びはなかなかデザインから性能まで、120%完璧なものを見つけるのは難しいかもしれませんが、今回のように自分の重視するポイントを絞っていくことで、最適解に近づけるのだと思います。家庭によっては今回我が家が選ばなかった他メーカーの製品が合っている家もあるでしょうし、予算の上限がなければ海外製品含めて選び放題ですものね(羨)。
この記事を読んだ皆さんが今後ドラム式洗濯機を選ぶ際、我が家の選択過程が少しでも参考になれば幸いです。

初回インプレ:その後の使用感なども随時追記予定

早速、乾燥までの洗濯を行ってみましたが、パネル等の操作性、動作音、洗浄性能、気になる風アイロンの乾燥効果などについては、実際に何度か洗濯を重ねつつ随時追記していければと思います。まずは、ファーストインプレッションを簡単に…。

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初回の洗濯の結果ですが、洗濯から乾燥までは上の表示の通り3時間程度。動作音は洗濯時かかなり静かで、乾燥フェーズに入るとそれなりに音はしますが振動などは特に気になりませんし、洗面所のドアをしめてしまえばほぼ気にならないレベル。
乾燥後に取り出してみると、厚手のバスタオル、薄手のバスタオル、フェイスタオルなどどれも完璧に乾いていて、手触りもふわふわな仕上がりです。

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縮みやすいと思われる麺100%のフランネルシャツや無印のコットンウールシャツも突っ込んでみましたが、軽く羽織ってみた所ほぼ縮みはない… と思います? シワに関しても見ての通りで、脱水後に外干しした場合とほぼ遜色なし。これなら、これから数ヶ月間の花粉シーズンも全自動で乾燥まで任せてしまって大丈夫かもしれません。

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追記:使っているうちに、ドラム式洗濯機は普段のお手入れが重要そうなことが分かってきたので、その後、乾燥不良が発生した際のトラブルシューティングなどもまとめてあります。


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