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新緑の奥多摩で滝見ハイク、海沢探勝路から大岳山へ


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珍しく平日に山に登ってきました。これまでも何度か登っている奥多摩の大岳山です。

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大岳山には今まで檜原村の千足や奥多摩駅からの鋸尾根経由、今年の1月にも御岳山経由で登っていたりするのですが、大岳山のメジャールートの中で今まで登ったことのないルートが1つだけ残っていました。それが「海沢探勝路(うなざわたんしょうろ)」と呼ばれる、大岳山の北側にある谷筋を登る登山道です。

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山に入ってしまうと誰1人出会わない静かな森の中、5月の新緑と沢沿いの涼しい空気を全身に浴びてのハイキングを満喫してきました(実際は暑くて結構汗もかきましたが)。



海沢渓谷と海沢三滝、そして海沢探勝路

多摩川の支流のひとつである海沢川の上流部にある海沢渓谷(海沢園地)。「海沢三滝」と呼ばれる滝が続く渓谷を経て、大岳山の山頂へとつながる登山道が「海沢探勝路」です。。海沢三滝の「大滝」までは普通の登山道ですが、そこから先は山と高原地図など一部の地図では破線ルートになっていたり、YAMAPにもルート表記されていない登山道です。

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といっても実際に歩いてみると踏み跡も分かりやすく難所らしい難所はないルートだと感じましたが、岩場のトラバースや渡渉などもあり、全体的に急登の続く登山道です。季節によってはルートを見失うこともあるかもしれませんし、事前に地図読みしたり、自分で情報を集めて判断できる人向けであることはお忘れなく。

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山と高原地図 奥多摩 御岳山・大岳山 2017 (登山地図 | マップル)

山と高原地図 奥多摩 御岳山・大岳山 2017 (登山地図 | マップル)

「海沢三滝」は下流側から「三ツ釜の滝」「ネジレの滝」「大滝」という名前が付けられています(私はネジレの滝は面倒くさくてパスしてしまった…)。
http://www.okutama.gr.jp/okutama-map/pdf-img/santaki.pdf(海沢園地マップPDF)

海沢三滝をちゃんと回ると1時間弱かかると思います。さらに駅(JR奥多摩駅又は白丸駅)から海沢園地の入り口まで徒歩で80分程度かかるので(海沢園地に駐車場はあるません)、渓谷散策がお目当てだったり、じっくり滝の写真を撮りたい人は大岳山まで行かずに大滝を往復する位でも充分に楽しめることでしょう。

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私はサクサク移動しながらスナップを撮るスタイルなのであまりちゃんとした写真は撮れませんでしたが、三脚やレンズフィルターなどを使いながら三滝をじっくり回ってみると、このようなステキ写真を撮れるかもしれませんよ?

奥多摩駅から海沢園地までは一般道歩き

この日は金曜日。平日なので立川付近の通勤ラッシュが始まる少し前を狙って、青梅線にて奥多摩駅を目指しました。1つ前の白丸駅から歩いても海沢園地までの時間はほとんど変わりませんが、奥多摩駅をスタート地点にした方が気分が高まるのと(?)、駅前の他にも氷川町営駐車場など綺麗なトイレが充実しているのが狙い。

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黙々と舗装路を歩いて多摩川沿いから支流の海沢川沿いの多摩川南岸道路へ。左手に見えてくる「東京都奥多摩さかな養殖センター」の飼育池に大きな鱒が泳いでいるのが非常に気になりますが(見学もできるそう?)我慢して先へ進みます。

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「アメリカキャンプ村」(何がアメリカなのだろう?)や、雰囲気満点の「海沢隧道」を通り抜け、緩やかな上り坂になっている海沢沿いの道を歩いていきます。

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海沢園地の入り口からようやく登山道へ。ここから山登りがスタートです。

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新緑の豊かな5月、森の中に入ると木々の緑に鮮やかな木漏れ日、足下の花にも目を奪われます。

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最初に見えてくるのが「三ツ釜の滝」。

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この小さな滝の脇を抜けて進んで行くと「ネジレの滝」だそう(少し登ってから回り込むルートもアリ)。私は早く先に進みたかったので、行きませんでした。

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そして「大滝」。これはなかなかに見応えがありますね。

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平日ということもありますが、海沢園地の入り口で山菜採りのおじさんに会った以外は、この後も大岳山まで誰1人出会うことのない静かな山道でした。


海沢探勝路から大岳山へ

大滝から先は道標に「悪路」と但し書きのある海沢探勝路。実際はそこまで脅かすほどのルートではないですが(檜原村側の人の少ない登山道も似たような感じですし)、所々倒木で遮られていたり、踏み跡がやや分かりにくい場所があります。

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一部モノレールの線路が併走しているのですが、これ乗ってみたくなりますよね(笑)

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しばらくは海沢川の支流に沿って谷筋を登っていきます。1時間半ほどで600m以上の標高を上げる急登ですが、グングンと登っていくのがこれはこれで気持ちいいかも。

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尾根が見えてきての最後のひと上り。枯れ葉が多く積もった土の道で傾斜も急なので、梅雨時期に入ると足下も泥濘みそうで少々キツそうですね…。

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鋸尾根の支尾根に出ました。風が抜けてきて火照った体が適度にクールダウンされます。

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30分弱で鋸尾根に合流したら、もう大岳山山頂の直下。最後の軽い岩場を抜けたら到着です。海沢園地の入り口からは2時間半程度、奥多摩駅からだと4時間弱の行程でした(滝をゆっくり見たいならもう少し時間を見ておきましょう)。

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週末は人気の大岳山ですが、平日ということもあって空いています。到着が昼過ぎになってしまったせいか、富士山は見えませんでしたが、よく晴れています… というか暑い。

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それでは日陰で昼食に。明星中華三昧の酸辣湯麺ですが、なかなかに旨い! 疲れたときは酸っぱ辛いが染みます。カップヌードル トムヤムクンも定番ですが、やや飽きてきたところだったので、今後はこちらの登場機会が増えそうかも?

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ところでこの日デビューさせた低山用の軽登山靴。フィッティングではとてもいい感じだったのですが、数時間歩いてみるとスネの当たりが痛かったり、足裏の固定も思ったよりも相性がよくないみたい。次回、インソールをスーパーフィートに入れ替えて試してみますが、それでダメだったらどうしようかな…? とやや切ないデビュー戦。靴選びはそれなりに分かってきたつもりになっていましたが、まだまだ難しいですね。

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下山路は馬頭刈尾根から白倉へ

帰りは(御岳山ルート以外では)最も手っ取り早い檜原村の白倉へ。馬頭刈尾根をつづら岩まで行けば、綾滝や天狗滝(どちらも海沢三滝に負けず劣らずの見事な滝です)も見られますが、まあ滝はそれなりにお腹いっぱいですので。

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単独なのでサクサクと下って白倉。やはり靴が合ってないせいか足が痛い…。白倉バス停では次のバスまで1時間近くあったので、払沢の滝バス停まで歩いてしまいます。

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お庭の藤が凄い家がありました。以前もこちらの藤を見て写真を撮ったような…?

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久々にやってきた払沢の滝バス停前の「檜原豆腐ちとせ屋」。ひと息付いてサッパリして美味しいとうふソフトクリームを食べたり、お土産の豆腐やおからを使ったうの花ドーナツを買っていきます。私のオススメは木綿豆腐、冷や奴にすると最高です。

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払沢の滝までくると少しバスの本数が増えるので、すぐにやってきたバスで武蔵五日市駅へ。五日市線〜青梅線と乗り継いで帰路につきました。平日ソロ登山、仕事をしている奥さんにはやや申し訳ないですが、静かな山道をマイペースで歩けていいものですね。

今回も現在テスト中のスマートウォッチPRO TREK Smart WSD-F20を試しながらの登山でしたので、それについては改めて記事にする予定です。

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