I AM A DOG

途方に暮れる 犬とよばれる でも生きてゆく

写ルンです気分を味わうならボディキャップレンズBCL-1580に再注目してもいいかも?

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昨日、Twitterのタイムラインでギズモショップが販売する「GIZMON Utulens」なるトイレンズが話題になっていました。

GIZMON Utulens / ギズモショップ - GIZMOSHOP -

なんでもフジフィルムのレンズ付きフィルム「写ルンです」のレンズを再利用して作られたレンズで、特徴的な写ルンですの描写をデジカメで再現しよう!という面白アイテム。
Eマウント、Xマウント、EOS M、Nikon1、そしてマイクロフォーサーズ対応のモデルがあって、案の定35mmフルサイズセンサーで使える(焦点距離通りの画角で使える)Eマウントから売り切れ、現時点では全てのマウントが売り切れてしまっているようです。

私も当初「面白そう!」と思ったのですが、MFT機で使うとFF換算では64mm相当の中望遠になってしまうし、Eマウント機とはしばらくお別れの予定(!)。

そういえばボディキャップレンズってあったよね…

そもそもこの手の、パンフォーカスで使う広角単焦点レンズは、オリンパスのボディキャップレンズすら全く使ってないものなぁ… と、そこで久々に存在を思い出したボディーキャップレンズBCL-1580の存在。
パンケーキを越えた正にボディキャップのような薄さで、オリンパスのホームページでもレンズではなく「アクセサリ」の扱いになっているアイテムです。

実売価格も6000円を切っている(シルバーはAmazonで4000円程で売られています…)トイレンズですが、フルサイズ換算で30mm相当の焦点距離、絞りF8固定というこのレンズの仕様は、今更ながら写ルンですのスペックによく似ていると思いました。

  焦点距離 絞り 撮影レンジ
写ルンです 32mm F10 1m〜∞
GIZMON Utulens 32mm F16 1m〜∞
BCL-1580 15mm(30mm相当) F8 0.3m/∞ 切り替え

後発のBCL-0980(フィッシュアイボディーキャップレンズ)はとてもよくできたレンズで一時期かなり使っていましたが(今でもお守り的に持ち歩くことも)、BCL-1580の方は一応持ってはいるものの殆ど使った記憶がありません。

自分のBCL-1580は初代のOM-D E-M1を購入した際に、「ボディキャプ」として付いてきたもの。丁度同じタイミングで(焦点距離の近い)M.ZUIKO PREMIUMの17mm F1.8を購入していたこともあり「そりゃ使う訳ないよなぁ…」と思いますが、今になってこのBCL-1580が気になってきました。

ここ数年かフィルムカメラの雰囲気や、独特の写りが見直されていることもあって(?)ネットでもちょいちょい写ルンですにフォーカスした記事を見るようになりました。
私も写ルンですは小中学校の頃からの直撃世代、昨年発売された30周年アニバーサリーキットもつい懐かしくなって何台か買ってみたものの、1台も最後まで使い終わらないまま現在行方不明で状態です。ひどい!

写ルンですの雰囲気をデジカメで再現してみよう、なんて記事もありましたが、写ルンです再現ならこのBCL-1580を使えばなかなか面白いのでは?…
写ルンですの設定と雰囲気をデジカメで再現しようとする遊び | 私的植物生活概論

…と盛り上がってみたものの、昨日今日と生憎の空模様。明日からの週末も台風上陸で写真を撮りに行くのは期待できませんが(ボディキャップレンズはF8固定なので屋内は苦手)、天気が落ち着いたらBCL-1580とBCL-0980、2つのボディキャップレンズをポケットに入れて、何か撮ってきたいと思います。

組み合わせるのは、私の手持ちのカメラならばOM-DよりはGX7MK2の方が似合いそうですね。無駄にブツ撮りをしてしまったので貼っておきます。


BCL-1580撮影距離は、0.3mの接写とパンフォーカスの∞で切り替え可能

GX7MK2に装着して試し撮りしてみた。当たり前だけどちゃんと写る!

4年前にBCL-1580で撮った写真

ライブラリを探してみたところ、E-M1を買った直後にたった1日だけ平日の昼休みにBCL-1580を使って写真を撮っていました。ボディはやはり当時手に入れたばかりのPEN Lite E-PL2。写真を見る限り、アートフィルターを掛けて撮っているように思われます。


フィッシュアイボディーキャップレンズBCL-0980も楽しいよ

ちなみに、兄弟のフィッシュアイボディーキャップレンズBCL-0980の方は、価格からはちょっと信じられない写りをするレンズ(アクセサリ?)です。