I AM A DOG

途方に暮れる 犬とよばれる でも生きてゆく

ネパール&タイ旅行から無事帰国しています

一昨日の4月17日、当初の予定通りネパール&タイ旅行から夫婦共々無事に帰国しています。直後に少々体調を崩してしまい(バンコクのホテルのエアコンで冷えたせい?)今日は客先での仕事が入っていたこともあり、帰着報告が遅くなりました。

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Twitterの方ではエベレスト街道中盤からの携帯・Wi-Fi不通エリア以外はほぼ毎日のように、現地実況ツイートをしていましたが(ツイ廃ここに極まれり)、エベレスト街道トレッキングは当初の目標であったエベレストベースキャンプ(E.B.C.)とカラパタール登頂は果たすことができました。

その後に予定していたチュクンリ(カラパタール同様5550mのピーク)は天候悪化と妻の体調不良もあって諦めたのですが、浮いたスケジュールと予備日を合わせて、同じネパール国内の亜熱帯エリア、チトワン国立公園へと行ってきました。


4月13日にはネパールでの日程を終えて、タイのバンコクへと移動してそこから4泊5日。カンチャナブリのエラワン国立公園、世界遺産のアユタヤ遺跡群などを訪れるなど、マイナス2桁の氷点下から一転、気温40度近い熱帯雨林ジャングルまで50度近い気温差を移動した旅となりました。

旅のレポートはこれからじっくり書くことになりますが、Lightroomに取り込んだ写真だけでも15000枚程あったので、まとめるにはもう少し時間が掛かりそうです。

Twitterの方にも少し貼りましたが、こんな感じの写真がそれはもう大量に…… まだ全然触れていないので、これからじっくりチェックして行きたいと思っています。

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そうそう、こちらの記事で書いた撮影データのバックアップについてですが、単純な方式だけに非常にスムーズな運用ができました。

ロッジの電気が暗くても、標高5000mで頭がぼんやりしても2日置きにスロット2のカードを交換するのみ。別メディアへのバックアップコピー方式を選んでいたら、絶対に途中でサボっていた自信があります。

結果的にはカメラはカードの破損、紛失といったトラブルもなく、バックアップはあくまでバックアップということで、20数枚のディスクは中身をチェックされることもなく、次回の長旅に備えてデスクの奥深くへ……。

2台のOM-D E-M1 MarkIIも故障はもちろんエラーなど何一つ吐くことなく(1台は川に完全水没させたりしたものの)、旅を完走してくれました。



さて、次は立山が我が家とカメラを待っている!? 早速パッキングをしなくては……。

筆者が登山やカメラの情報源にしているサイト、ブログまとめ

突然ですが筆者が日頃、趣味の登山やカメラに関する情報収集に使っているWEBメディア、サイト、ブログ等のまとめです。これらを全て定期チェックしている訳ではありませんが、feedly等に登録して適宜見るようにしています。(最終更新:2019.6.14)

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いつも見てます!

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陣馬山〜高尾山:奥高尾なめこ汁トレイルを歩いてトレッキング旅行のトレ&準備など

来週からトレッキング旅行に旅立つ我が家ですが、ここ2週間ほど山に行けてなかったこともあり、装備やパッキングの確認と軽いトレーニングを兼ねて、日曜月曜(3月17&18日)と続けて奥高尾縦走路(陣馬山〜高尾山)を歩いてきました。

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人気のハイキングコース「奥高尾縦走路」

トレッキングで背負う荷物の確認も兼ねているので、余計な装備が増える雪山という訳には行きませんし、あまり起伏のあるルートを歩いて旅行前にうっかり怪我などもしたくない…… ということで選んだのがこの陣馬山〜高尾山の「奥高尾縦走路」です。

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「奥高尾縦走路」は高尾山から臼杵山にかけて北西方面へと伸びる縦走路。中でも今回歩いた陣馬山から高尾山間は人気のハイキングコースとなっていて、環境省が整備する「関東ふれあいの道」のひとつ。「鳥のみち」なる呼び名もあるようです。

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via: 鳥のみち|東京都環境局 東京の自然公園

距離にして17〜18km、累積標高が上り下りそれぞれ1000m程度、コースタイムが6時間程度と、トレッキング旅行を想定したトレーニングハイクに丁度良さそうなコースです。

ちなみに本番は90〜100km位の行程を2週間位かけて歩く計画。高度順応の都合もあって1日に10km以上の距離を歩くことは下山路以外ではほぼありません。

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初日の日曜日は八王子の陣馬高原下(バス亭)をスタートして陣馬山を経由して高尾山〜高尾山口へ。翌月曜日は高尾山口から陣馬山〜陣馬高原下へと逆ルートを歩きました。

1日目:陣馬高原下〜高尾山口

日曜日は陣馬山側をスタートにしたトレイル。陣馬山の登山口はJRの相模湖駅や藤野駅側にもありますが、最もポピュラーなのはJR高尾駅から西東京バスで35分ほどの「陣馬高原下」からのアクセスになります。

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高尾駅に到着した際、一番行列ができていたのは小仏行きのバスですが、陣馬高原行きのバスも出発の15分前にはそこそこの行列ができていました。

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陣馬高原下でバスを降りて20分程舗装路を歩くと、いよいよ陣馬山の登山道がスタート。奥多摩エリアではよくあるタイプの樹林帯の登山道で、登山道に入ってから陣馬山山頂まで1時間ほどかけて標高差500mを登って行きます。

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「登山初心者が高尾山の次に登る山」としてもお馴染み(?)の陣馬山ですが、実はこれまで私は登ったことがなく今回が初の陣馬山登山。危険箇所などは殆どないですし、小さいお子さんを連れた家族の姿もチラホラ見かけます。

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一番登山らしい急登(という程でもない)があるのがこの陣馬山山頂までのセクションで、以降の縦走路に入ってしまうとひたすら緩やかな稜線歩きになるので、ツライのは最初だけと貴重な登りを楽しみましょう!?

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白い馬の像があることでお馴染みの陣馬山山頂。

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陣馬山山頂の周辺は緩やかな傾斜の広場になっていて、トイレの他に3軒の売店(茶屋)があります。この日は2軒が営業中でしたが、まだ本格的な春山が始まったばかりなのか、そこまで人も多くなくのんびりとした雰囲気。

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陣馬高原下から歩く場合は、陣馬山山頂(857m)が最高地点となり、そこから軽いアップダウンを繰り返しつつ、高尾山(599m)にかけて緩い下りの縦走路となります。

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高尾山〜陣馬山間の縦走路は景信山(727m)と城山(小仏城)(670m)の2つのピークといくつかの峠を結んでいて、景信山が水平距離のほぼ中間地点になります。

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都心方面の展望が開けた景信山山頂

縦走路は30分から1時間置きにトイレが点在していますし、それぞれのピークには売店や休憩スペースがあるので、初心者の人にもかなり歩きやすいコースと言えるでしょう(とはいえ、そこそこ距離があるので歩き慣れてない人は無理は禁物)。

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景信山と城山山頂の売店(茶屋)

このコースは緩やかな尾根道で、道幅も広いのですれ違いや追い越しなどもしやすくなっています。ハイカーの他にトレイルランニングの人が多いのも納得。
景信山、城山の他、小さなピークには巻き道が付いているので、上手く利用するといいでしょう。陣馬山側から歩く場合は巻き道を使わなくても(少し登って多めに下りる感じが多いので)、特にキツい箇所はないと思います。

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城山を過ぎて高尾山エリアに入るとますます道は歩きやすくなり、木道なども整備されています。高尾山から城山を経て相模湖に抜ける道は「東海自然歩道」と呼ばれる八王子から大阪まで繋がる長距離ハイキングコースの一部。

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長いトレッキングの経験があまりないので、ザックの重量やトレッキングシューズの様子、膝や足首への負荷を確認しながら歩きます。ザックの重量は10kg位とカメラ2台。普段の日帰り登山と変わらない重量なので、特に負担に感じることもありません。

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その他、現地で使う予定のソーラーチャージャーのテストなども行いましたが、樹林帯が中心のコースなので少しでも日陰に入ると充電がストップしてしまい真価は分からず。休憩時間などにしっかり日光を当ててあげれば、それなりに発電はしてくれていました。
本番はもっと日を浴びて歩く予定なので、活躍してくれることを期待しています。

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稲荷山ルートで高尾山を下り、高橋屋で天ぷら蕎麦を食べて帰路に着きました。

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山行ログと歩行ルート(ヤマレコ)

標高グラフを見ると最初に陣馬山に一気に登って、あとは小さなアップダウンを繰り返して緩やかに下っていくコースが良く分かると思います。

奥高尾なめこ汁トレイル食べ比べ

さて、この奥高尾縦走路ですが、なぜか「なめこ汁」を名物として掲げている売店、茶屋が多いのが特徴。地元産の食材という訳ではないようですが、各山頂のあちちで「なめこ汁」の看板を見ることができます。

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なめこ汁は普通に好きなので、景信山、城山、そして高尾山のもみじ台でなめこ汁を食べ比べてみました。

まずは景信山の「三角点かげ信小屋」にて。優しい味噌仕立てで、軽い柚子の香も。具材はなめこのみのシンプルななめこ汁(250円)です。歩いているとお腹が減ってなくとも水分と塩分が恋しくなるので、なめこ汁はかなりアリですね。

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ここは東日本橋・大木唐からし店の七味唐辛子もアピールポイントだそうです。

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小仏城山の「城山茶屋」はこのトレイルで唯一、醤油ベースのなめこ汁(250円)を売りにしています。具材はみそ汁のなめこ汁では定番の豆腐。醤油仕立てのつゆはとろみが強くて体が温まります。

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そして翌日に立ち寄ったのが高尾山の山頂から10本ほどのもみじ台にある「奥高尾 細田屋」。具材はなめこにねぎ、三つ葉を散らした味噌仕立てで、人気店だけあって非常においしい。価格は350円と少し高めの設定ですが、個人的にはここが一番好みかも。

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店の前から富士山が見えているのもポイントが高いですね。

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どの店もなめこ汁以外に、蕎麦やうどん、おでん、天ぷらといった軽食、アルコールを含むドリンク類も充実していて完全に観光地です。

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ただし、月曜日はその多くが閉まっていたので、週末以外や閑散期となる冬期に訪れる場合は、事前に確認しておくといいでしょう。

2日目:高尾山口〜陣馬高原下

軽い疲労は残ったものの、十分に回復して翌日は高尾山の稲荷山コースから歩きます。都心とは逆方面とはいえ、大きなザックもありますし通勤時間のピークは少し外して高尾山口に到着。9時半過ぎのスタートです。

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陣馬高原下(330m)よりも低い標高(190m)からのスタートとなり、599mの高尾山まで登った後も857mの陣馬山までジワジワと標高を上げて行くトレイルになります。

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昼前に曇ってしまった日曜日に比べて、午後まで快晴に恵まれた月曜日。高尾山の山頂からは前日は見えなかった富士山や南アルプスよく見えました。

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平日ということもあって、高尾山の稲荷山コースを歩くハイカーも少なかったですが、高尾山を過ぎるとさらに人の姿は少なくなります。

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日曜日は賑わっていた小仏城山や景信山もこの日は静かで、城山山頂の1軒を覗いて全ての茶屋が店を閉めていました(景信山でなめこうどんを食べ損ねました)。平日に歩く人は水や食料など、しっかり携行しておいた方がいいでしょう。

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前日よりもスタートはかなり遅かったものの、15時前に陣馬山に到着。

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縦走路でずっと見えていた富士山も、いつの間に雲に半分隠れていました。

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バスの時間に合わせて下山します。陣馬高原下発のバスは1時間おきにあるので、比較的時間の調整がしやすいです。舗装路部分のコースタイム20分は登山道に比べてあまり巻けないので、気を付けましょう(意外とギリギリでした)。

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山行ログと歩行ルート(ヤマレコ)

前日のルートをそのまま逆にしたログ。登りが増えることになりますが、不思議とこちらの方が楽に感じました(初日に歩いて慣れていたからだと思います)。

装備の確認もなんとか

この日は、前日殆ど役に立たなかったソーラーチャージャーやカメラ1台を減らした荷物だったのですが、その1kgちょっとの差がかなり楽に感じました。本番もこうだといいのですが、何やかんやでもう少し荷物は増えそうかも?

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カメラは旅行中の予備レンズとして用意した「LUMIX G VARIO12-32mm」(初日は一部別の単焦点レンズも使ってますが)を2日間使ってみました。

望遠側はやはり物足りないものの、十分な性能だと確認。というか軽くて快適なので、普段からGX7MK2あたりに付けて積極的に使いたくなりますね。

その他、長期のトレッキングに備えて、膝周りにニューハレVテープとキネシオテープを貼って歩きました。たった2日だけでは効果は分かりませんが、殆ど膝の疲れが出ませんでしたし、サポートタイツと同程度の効果はあるように感じます。
少々荷物になりますがキネシオテープは2ロールほど持って行くことにします。

本当はもう数日くらい時間を作って歩きに行きたかったのですが、ちょっと時間が取れそうにないので、足を痛めない程度に近所をウォーキングして本番に備えることにします。

関連エントリ

アイゼンでかぎ裂きを作ってしまったハードシェルをファイントラックの補修キットでリペア

タイトルが記事の全てです。雪山登山で履いているfinetrackのハードシェルパンツに、アイゼンの爪を引っかけてかぎ裂きを作ってしまったので、メーカーから送って貰った無償の補修キットでセルフ修理した話。

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慣れないアイスクライミングでハードシェルパンツにアイゼンを引っかけてしまった……

昨年末に赤岳鉱泉アイスクライミング体験をした際、初挑戦の慣れないアクティビティということもあり、氷を蹴り込む動作で12本爪アイゼンの前爪をハードシェルパンツに引っかけてしまい、傷(かぎ裂き)を作ってしまいました。

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かつてアイゼン歩行にまだ慣れてない頃、うっかりアイゼンの爪を引っかけては3シーズン用のゲイターをズタズタにしてしまったこともありましたが(その後ちゃんと冬用の頑丈なゲイターを買いました)、最近はそんなこともなくなっていたというのに……。

というか、当初はちゃんとゲイターを付けていたのですが、昼食を食べた後でゲイターを付けることを面倒臭がった自分が全て悪いのです。

ハードシェルパンツ側にアイゼンガード(エッジガード)は付いているので、通常の歩行なら少々爪が当たってもさほどダメージはないのですが、氷の壁に登るつもりの勢いを付けてかすった場合は、頑丈なゲイターだろうとスッパリ行ってしまうようです。

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私が履いているハードシェルパンツはfinetrackの「エバーブレス アクロパンツ」というモデル。雪山シーズンの終わりならばメーカーに補修に出すこともできますが、年末ということでまだ冬シーズンは始まったばかり。年明けすぐに木曽駒ヶ岳に行く予定もあったので、自前のリペアテープを使って応急処置を行いました。

使ったのは、以前上の記事でも紹介したモンベルのシールタイプのもの(応急処置用として売られているものです)。

finetrackが専用生地のリペアキットを無償で送ってくれた

さて、finetrackのウェア修理について調べてみると、なんと専用の補修キットを無償で提供してくれるサービスがあるようです。これはありがたい!

修理 | 国産アウトドアブランドのファイントラック

年末年始の問い合わせではありましたが、年始の営業開始日にすぐ返信があり補修キットを送付してくれました。ちなみに、アイゼンガード部分は撥水性の高い生地が使われているため、アイロンの熱で圧着する補修キットは使えないそうです。

届いた補修キットがこちら。「アイロンリペアキット取扱説明書」と「補修用生地」「接着シート」「剥離紙」という組み合わせ(ステッカーもオマケとして同封されていました)。

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対応する製品(色)の補修用生地を送ってくれるようです

生地と接着シートが別になっているのは、通常の熱圧着リペアシートと異なるので少々戸惑いましたが、要するに生地の表裏のどちら側にも接着面を作ることができるということ。

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それによって、穴を表側から塞ぐ補修の他に、裏地側から塞ぐ補修もできるのです。
finetrackサイトの補修例の写真にもあるように、穴の大きさ、傷の状態によってより目立たない補修を選ぶことができます。

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via : 修理 | 国産アウトドアブランドのファイントラック

ということで、アイロンリペアキット取扱説明書に沿って、表地用、裏地用、2タイプのリペアシートを早速作ってみました。

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このリペアシートを傷のサイズに併せて適宜カットして補修を行う訳ですが、ここで少々問題が発生しました……。

応急処置のリペアテープがなかなか剥がれない……

応急処置として貼っていたリペアテープが想像以上にガッチリと張り付いていて、剥がすのにかなり苦労しました。もちろんリペアテープなので簡単に剥がれてしまっては困るものですが、貼った直後は簡単に剥がしたり張り直しが可能なテープも、数日〜1週間と経つと糊が硬化して簡単には剥がれなくなります。

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かつてGEAR AIDのリペアテープで補修したゲイター。もう絶対に剥がれない……

これについてはリペアテープの注意書きにも書いてあることなので、分かってはいましたが、それでも予想以上に苦労しました。

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左がモンベルのリペアシート、右はGEAR AIDの注意書き(当時はモンベルが販売)

応急処置とはいえリペアテープを使う場合、後の正式な補修のことも考えて補修を行うとよいでしょう。もちろん山行中などの応急処置の場合は安全第一なので躊躇はせず、リペアテープやダクトテープを積極的に使うべきだと思いますけども。

リペアシートを適切なサイズにカットしてアイロン圧着

まずは表側から塞ぐ処置。リペアシートは角を丸くカットするのがコツです。パンツ側にリペアテープの糊を取るのに苦労した跡が見られます……。

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当て布をしてアイロン中温で30秒しっかり押さえて熱圧着

塞いだ部分を表と裏側から。エバーブレスメンブレンは生地のストレッチ性が縦横で異なるので、生地がよく伸びる方向をハードシェル側と合わせてリペアシートを貼っています。

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アイゼンガードを突き抜けて裏側まで傷が到達していたものは、裏地側から塞ぎます。こちらも表地同様、生地のストレッチ方向を確認して貼りましょう。

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実はダメ元でアイゼンガード部分の穴にもリペアシートを貼ってみたのですが、一見綺麗に貼れたと思ったのですが、数度使用した時点で剥がれかけ、洗濯をしたら完全に剥がれてしまいました。生地の撥水性が高く貼れないというのは本当のことだったようです。

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この部分はそこまで大きな穴でもないですし、内側はちゃんと補修してあるので、ハードシェルを使うシーズンが終わった時点で、メーカー修理に出せばいいでしょう。

おかげで快適な雪山シーズンが過ごせました

補修キットを使ってリペアしたハードシェル、その後の山行ではずっと使っていますし途中で洗濯も行っていますが、全く問題なく使えています。

ただし外側から貼った部分は生地の断面が少しほつれたように見えてきているので、裏から補修した方が後々の仕上がりは美しいかもしれませんね。

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アウトドアメーカーは修理等のアフターサービスが充実している所が比較的多い印象もありますが、致命的な破損でないとオンシーズン中はなかなか修理に出せないこともあります。

そんなユーザーの事情にも寄り添った、finetrack社の補修キット無償送付というサービスはとてもありがく、そして大変助かりました。

* *

このエバーブレス アクロパンツですが、ハードシェル系にありがちなゴワゴワ&シャカシャカ系の素材でなく、ストレッチ性の高いエバーブレス生地(硬めのソフトシェルみたいな感じ?)ということもあって、2シーズン履いていますが履き心地の方も自然でなかなか気に入ってます。

ファイントラック(finetrack) エバーブレスアクロパンツ BK FAW0702 S

ファイントラック(finetrack) エバーブレスアクロパンツ BK FAW0702 S

これだけストレッチする素材ならばもう少しタイト目のシルエットにしても十分実用的な気がしますが、レイヤリングを想定するとこの太さになってしまうのかもしれません。
ちなみにジャケットは、別モデルのエバーブレスグライドを合わせています。

関連エントリ

美濃戸口のオーベルジュ「yatsugatake J&N」がすっかり人気店になって嬉しいのですが……

八ヶ岳山麓、美濃戸口バス亭の向かいにある我が家がお気に入りのオーベルジュ(宿泊設備を備えたレストラン)「yatsugatake J&N」について。

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2シーズン前の冬に初めて訪れてその際にブログ記事にしていますが、その後も八ヶ岳登山の帰りちょくちょく立ち寄っては、食事&入浴で利用させて貰っています。

前回の記事から少し時間が経ったこともありますし、そんなJ&Nの最近の状況や最新メニューについてまとめてみました。

食事と宿泊、入浴も可能な登山者向けオーベルジュ

yatsugatake J&N(以下J&N)があるのは赤岳や阿弥陀岳、横岳、硫黄岳といった南八ヶ岳エリアの登山口として最も定番となっている美濃戸口。
アルピコ交通の「美濃戸口バス停」や八ヶ岳山荘のほぼ向かいなので、八ヶ岳登山の拠点として宿泊したり、下山後の入浴、食事に最適の立地です。

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道の左手が八ヶ岳山荘と美濃戸口のバス亭、右手がyatsugatake J&N

レストランと宿泊設備が一体になった「オーベルジュ(Auberge:仏)」のスタイルで、宿泊は登山者向けの素泊まりプランで1泊4800円とかなり格安。我が家はまだ利用したことがないのですが、綺麗なカプセルホテルタイプのベッドスペースが用意されているようです。

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via : yatsugatake J&N |八ヶ岳山麓のオーベルジュ

まだ真新しくオシャレな外観、店内ということもあって、汚れた登山ウェアのまま立ち寄ってもいいものか…… と気後れしてしまう位ですが、基本的にお客さんの大半は同じ登山客なので、あまり気にする必要はありません。

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汗をたっぷりかいた夏場や、泊まりでの縦走後などさすがに汚れが気になる際は、先に入浴をしてサッパリしてからの食事がオススメ(我が家はいつもこのスタイルです)。

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八ヶ岳の帰りによく利用することもあって、オーナー夫妻の奥さまとも顔馴染みになった我が家。いつ訪れても明るい笑顔で迎えてくださり、看板犬のマロ君(シベリアンハスキー)の人懐っこさもあって、すっかりこのJ&Nファンになってしまいました。

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iPadやiPhoneを利用したレジシステム。カードはAMEXが非対応です

ちなみに例年、八ヶ岳の秋シーズンが終わり雪山シーズンが始まるまでの11月にJ&Nは長期の休業を取っているので(昨年は11月5日〜30日)、この時期は注意しましょう。

帰りにレストラン利用をするなら無料で停められる駐車場

J&Nには宿泊、レストラン利用者のためにかなり広めの駐車場が用意されているのですが、なんとこの駐車場、下山後にレストランで食事をするという条件で登山の行きがけに停めさせて貰うことが可能です。

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美濃戸の駐車場(八ヶ岳山荘前/蓼科観光)は1日500円と格安かつ台数もかなり余裕があるのですが、それでも先日土曜日朝の少し遅い時間(8時)に行ってみた所、J&Nの駐車場は既に満車で停めることができませんでした。

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確実に帰りに利用することが決まっていただけに残念、というかこのシステムを利用する人がいつの間に随分増えていたことに驚いてしまいました。

登山の汗を流せる気持ちの良いお風呂

J&Nのお風呂は溫泉ではないもののミネラル豊富な八ヶ岳山麓の地下水を湧かしたもの。洗い場は4人分とそこまで広くはありませんが、私が訪れるタイミングでは毎回貸し切り状態なこともあって、かなりリラックスさせて貰っています。

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ちなみに、男性側のお風呂はシャンプーもボディーソープもシーブリーズと、現在は別のオーガニック系ソープの2種類が用意されているのですが、どちらもハッカ系のスースーするやつなので、できれば普通のタイプがあると有り難いんですよね(笑)(女性用の方は普通のシャンプーらしいので)

J&Nはお手洗いのハンドソープがロクシタンだったりと細かなアメニティにまで、オーナー夫妻の拘りが行き届いているのですが、なぜ男性用のお風呂はハッカ系のみなのか?といつも妻と話題になります(それはそれで楽しんでいます)。
洗面所の歯ブラシも下山後の歯磨きに有り難く利用させて貰っています。

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入浴料金は700円ですが、レストランで飲食すれば半額の350円で利用することができます。宿泊の場合はもちろん入浴込み(下山後も)です。

何を頼んでも美味しいレストランと新メニュー

レストランの食事は何を食べても美味しいですが、私がよく頼むのは「ステーキプレート(1700円)」(以前は限定メニューだったものが定番メニュー入り)ですが、冬期限等の「ビーフシチュー(1800円)」もぜひ一度食べて欲しいメニュー。

とかく肉が食べたくなる登山帰りに、すぐ肉料理を摂取できるのは本当に嬉しい!

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ビーフシチューはビックリする位に大きな肉の塊がゴロゴロと入っています。お肉は柔らかく煮込まれていて、フォークのみで崩して食べられるほど。

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このビーフシチューだけでもかなりボリュームなので、うかつにご飯大盛りで頼むと、強烈に山盛りになったご飯が登場してビックリすることになります。

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そして、先月訪れた際に新メニューとして登場していたのが「チキンときのこのマカロニグラタン(1200円)」。

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早速妻が食べていましたがチキンたっぷりで、熱々濃厚なベシャメルソースがこの時期はたまりませんね(といってもJ&Nの店内はいつもポカポカに暖かいのですけども)。

さらに事前に予約をしないと食べられない「ローストチキン」が新たなメニューとして加わっていました。近くのお客さんが2人で食べていましたが、他に何も注文しなくても良さそうな位のボリューム(小さい方とのこと)でした。

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小さいサイズで3240円(税込)ですが、2人で食べることを考えたらかなりコスパが高いかも。めちゃくちゃ美味しそうだったので、今度食べに行くチャンスを狙っているところ。

パティシエが作る美しいスイーツたち

J&Nのご主人は元々パティシエだったそうで、レジ周りのショーケースにはいつも美味しそうなプリン、タルト等のスイーツ類が並んでいます。

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山の帰りならばカロリーも気にせずに済みますし(?)、ボリューム満点の食事とセットでパティシエが作る自慢のデザートもぜひ味わっておいたいところ。

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コーヒーやカフェラテのマグカップがかなりのビッグサイズなので、食後のデザートタイムもかなりのんびりと過ごすことができます。

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その他レジ横で売られているカレーパンやクロワッサンはちょっといいお値段するのですが、とても美味しいので翌日の朝食用に買って帰ったりしています。

冬でもめちゃめちゃ人気のJ&N

最初に訪れたのが冬シーズンということもありましたが、比較的空き気味だったJ&N。冬期の八ヶ岳ではかなり混み合う赤岳鉱泉のアイスキャンディフェスティバルが開催された週末に訪れた際も、これといった混雑はありませんでした。

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こんな素敵な場所なのに、登山の人は意外と立ち寄らないものだなぁ……なんて思っていたのですが、あれから2年、今やすっかり美濃戸口の人気スポットとなってしまいました。

先述の通り冬期でも開店前に駐車場が満車だったり、下山後のバス待ちの間に入浴や食事で立ち寄る人も増えたようで、ランチタイムが過ぎてもずっと賑わっているようです。

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先日も15時前の下山でしたが、その時点でお風呂もレストランもかなり混み合っていることを伝えられました。たまたま、席がすぐ空いたタイミングだったので、急いでない旨を伝えて落ち着くのを待ってから食事と入浴となりましたが、あまりにのんびり滞在していたので店を後にしたのは17時半頃となっていました(笑)

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大好きな場所なので何時までも続くよう流行ってくれるのはとても嬉しいのですが、行きたいときに行けなくなってしまうのはちょっと寂しいなぁ…… なんて。でもまあ、混まないタイミングなどを上手く見計らって、今後も楽しく利用させて貰おうと思っています。

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最後にJ&Nの看板犬マロ君。

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普段は大人しくてとても人懐っこいマロですが、お店が忙しいとご主人夫妻に構って貰えずにストレスが溜まってることもあるので(甘噛みしたり飛び付いてこともあるそう)、犬慣れしてない人は無闇に近づいたり触ったりしないよう気を付けましょう。

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私はほら…… 犬なので、仲良しです。

yatsugatake J&N関連エントリ

たまには撮りだめた妻の写真をたくさん貼ってみようと思う

カメラ趣味な既婚者のみなさん、パートナーの写真を撮ってますか?

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私も愛妻写真家(唐突な新設定)の端くれ、たまには撮りだめたとっておきの妻写真をたっぷりと公開してみようと思うのです!

パートナーの写真を素敵に撮るのに憧れる

SNS等でよく話題になっている「#嫁グラフィー」という写真ジャンル(?)をご存じでしょうか。これは、私もTwitterでフォローしている杉本優也さんという方が切っ掛けでハッシュタグが広まった、自身の妻を被写体にした写真の数々。

記念写真とは異なる作品性の高い写真はどれも素敵なものばかり。

はてなブロガーでは、No.26のニシムラタクヤさん(id:takchaso)も美しい奥さまを被写体にした素敵な写真を撮られています。というか奥さまの被写体力強すぎでは?

スナップ、私写真、ポートレート……ジャンルを問わず、最も身近で大切なパートナーと過ごす時間を印象深く、美しく切り取った写真の数々は、日頃そんな妻の写真を撮ったことのない私も憧れてしまいます。

……って撮ってないんかい!とセルフツッコミしたまま終わりそうな勢いですが、そんな私でも比較的妻の写真を撮っている瞬間があります。

それは一緒に登山を楽しむ妻の姿。

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我が家は基本的に夫婦2人でしか山に行きません(元々共通で楽しめる趣味を探して登山を始めたこともあり)。
たいていは私が妻の先を行き、場所によって少し早めのペースで歩いては写真を撮っている間に妻が追いついてくるような、そんな感じの行動。毎回、という訳ではありませんが、後ろを振り返って撮る景色に 妻が映りこんでしまう 妻を入れて撮っていることはよくあるのです。

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いわゆる記念写真の一種ではありますが、ニコパチという訳でもなく撮られる側が殆ど意識してないというか、そんな余裕がない瞬間というか……?

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ブログで公開できるものは基本的に顔が写ってないものばかりですが、まとめてみるとこれはこれで面白い嫁グラフィーだったりするのかな?なんて。
よかったらお付き合いください。

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山の嫁グラフィー

古いものまで遡ると収拾が付かないのでここ2年位のものから。まずは残雪期の西穂独標、ご覧の通りのホワイトアウトに近い状況で今思えばこんな天気では行くべきではなかったのかと反省の残る山行ですが、なんだかかなり頑張ってる感のある写真になってしまいました。

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うちの妻は結婚するまで殆どアウトドアやスポーツと縁がなかったタイプで、体力も正直あまりない方なのですが、継続は力なりといいますか気づけばそこそこ大きなバックパックを背負って北アルプスの山に登れるまでになりました。

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テント一式は私のザックの中なのですけども。

ガスで真っ白の日も……

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雨の日も……

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始めのうちは低山や残雪期にしか登ってなかった雪山も、北八ヶ岳などの入門エリアからスタートして徐々に厳冬期にも登るようになりました。

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アイゼン、ピッケル、冬靴を使った登山をうちの夫婦がするなんて、新婚当時(2人とも登山はやっていない)の自分たちに行っても絶対に信じないでしょうね。

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黙々と登る分には急登でも比較的安定したペースで登れるようです。

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ワカンを履いて新雪の上高地を歩く。

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新雪というかもはや吹雪にまみれ……

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上高地、今年も行きたかったなぁ……

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谷川岳天神尾根。この最後の急登がキツいんですよね。こんな見通しのいい尾根では、私はさっさか登ってのんびりと撮影しながら妻を待っています(わりかしひどい)。

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GWの立山周遊、とても楽しかったです。珍しく私よりもいいペースで前をガシガシと登っていく妻。

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アイスバーンでツルツルの斜面。妻の両親が写真を見て驚いていました。

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ツーショットの影を撮りがちあるある。

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岩稜帯はあまり得意ではありませんが、行かないと慣れないので少しずつ。

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五竜岳はとても良かったのでまた行きたいな。

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そろそろ剱岳にも挑戦したい。

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岩の上には立たずに座りがち。

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満点の星空を見上げながらの那須岳ナイトハイク。

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再び我々は立山に戻ってきたのだ(11月)

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昨年末は夫婦揃ってアイスクライミングにも挑戦させて貰ったのですけども…… 妻は恐いのが優先してしまい、楽しむ余裕が全くなかったようです。

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そして今年。相変わらず顔の写らない妻の写真を撮る。

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あまり人とは登らない我が家。妻も自分以外の女性と一緒に登る経験は殆どないので、いつもと少し違う楽しそうな姿が見られました。

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そして先月。念願だった厳冬期の赤岳にも登りました。

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北アルプス唐松岳もなんとか冬期のうちに……

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ちなみにこのブログに掲載されてる私の写真は、妻が私のカメラで撮ってくれたもの。

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端から見たらお前らは何をやってるんだ……と。

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これからも……

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よろしくね。

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どこまで本気だかネタなのだか分からないエントリになってしまいましたが、こんなのばかりでなくポートレート的な写真も少しは撮れるようになりたい…… かも? まずはレンズだな。

シグマ 56mmF1.4DC DN Contemporary MFT 56mmF1.4DC DN MFT

シグマ 56mmF1.4DC DN Contemporary MFT 56mmF1.4DC DN MFT

番外編:ライブのときもステージの向こうとこっちでカメラ向けてる夫婦です。

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参考:本格派山カップルの例。

雪が眩しい快晴の白馬八方尾根を歩き、2月の北アルプス唐松岳を目指す

2月24日の日曜日、北アルプスの唐松岳へと行ってきました。

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昨シーズンは残雪期に入った4月に歩いた白馬八方尾根ですが、今年は2ヶ月も前倒しなのでまだ完全に冬のはず…… と思ったのですが、春を思わせるような暖かい日差しの日曜日となりました。今年の冬は一体どうしてしまったのでしょう。

冬の八方尾根から唐松岳に登りたい

昨年歩いた残雪の八方尾根がとても良かったので、今シーズンはぜひ冬の間に登りたいと思っていた北アルプス唐松岳。しかしながら、この冬は暖冬で雪が少ないだけでなく、春の訪れまでが早まりそうな気配……。なんと先週は八ヶ岳やアルプスの一部エリアでは雨が降ってしまったそうです(北八ヶ岳などはかなり雪が融けてしまった模様)。

八ヶ岳はこの週末が最後の冬だったのかも?

とはいえまだ2月の北アルプス、まだまだそれなりに冬山してくれていることを期待して、“高気圧に覆われて晴れ”予報の出た2月最後の日曜日、白馬方面へと出掛けました。

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結果的に日中グングンと気温が上がり、午後は完全にプラス気温という本当に春山のような気候になってしまいましたが、朝から快晴に恵まれた最高の雪山登山となりました。

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コースはもちろん白馬八方尾根スキー場のゴンドラ&リフト(八方アルペンライン)を利用しての八方尾根のピストン。晴れていれば危険箇所も少なく、北アルプスで冬期に日帰り登山を楽しめる貴重な唐松岳ですが、もちろん十分な冬山装備と余裕を持った計画が必要になるのは言うまでもありません。

詳細は昨年の記事なども合わせてご確認くださいませ。

歩いてるコースは昨年と同じなので、なるべく余計な情報は省いて(手抜きではない!)美しい八方尾根の光景を楽しんで貰えればと。

山行ログと歩行ルート(YAMAP)


なんとか冬の気配がある白馬八方尾根スキー場へ

前日が土曜日だったこともあって3時間程の睡眠を取って(もっと早く寝よう)深夜に東京の自宅をスタート。中央道〜長野道と走って、朝の6時前に白馬村に到着しました。

昨年の4月は駐車場だった八方ゴンドラリフト「アダム」前ですが、この時期はまだスキー場のゲレンデ。少し離れた無料駐車場もありますが、ゴンドラリフト駅の道を挟んだ有料駐車場(1日500円)に余裕があったので、そこに停めてしまいました。

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この日のゴンドラリフトの営業時間は7時半がスタート(平日は8時からのよう)。辺りが明るくなった6時半ぐらいから並んだのですが、思ったよりも人は少なくもう少し遅い時間でも良かったかもしれません(それに始発付近に乗っていれば、登山のスタート時間はほぼ誤差みたいなものです)。

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ちなみに朝方の気温は到着時の車の外気でマイナス9度とそれなりに冬。並んでいると結構冷えるので、駐車場が近くならばシェルの上から羽織れるダウンジャケット(登山で携行するものとは別)を用意しておいて、チケット購入後に車に置いてくるといいでしょう。
同行者がいないと少々難しいですが、木曽駒ヶ岳アクセス時の菅の台バスセンターなどでも使える手です。

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そうそう、登山利用で八方アルペンラインを利用する場合、チケット購入時の窓口で登山届けを提出する必要があります。チケット売り場の横に、記入スペースがありますが、私は昨年同様に事前にコンパスて提出済みの登山届けのプリントアウトを提出しました(プリントしていなくても窓口で伝えれば大丈夫かも?)。

ゴンドラオープン直前には結構な行列になりました。

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まだ殆ど人が滑ってない白馬八方尾根スキー場、ゴンドラリフトからリフト2本(アルペンクワッドリフト/グラートクワッドリフト)を乗り継ぎます。

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最後のリフト(グラートクワッドリフト)は8時スタートと少し待つことになります。正面には鹿島槍ヶ岳が見えていますね。

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そして白馬三山もよく見えている、素晴らしいロケーションのスキー場です。

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グラートクワッドリフトからは鹿島槍ヶ岳と五竜岳の勇姿がよく見えています。

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標高1830m、八方尾根の登山スタート地点である八方池山荘前に到着しました。どんどん後続の人が上がってきてあっという間にこの状況なので、あまりゴンドラに乗る順番を急ぐ必要はなかったと思います(我が家がここでのんびりし過ぎという話も……)。

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既に八方尾根を登っている人が見えてますが、恐らく前日から八方池山荘に泊まっていた人達かな?

さて、八方池山荘(写真を撮り忘れた)ではスタート前最後のトイレを借りることができますが、私が利用したタイミングでは協力金を払わない登山者が多かったのがちょっと気になりました(トイレのみの利用者は払って欲しいと掲示されてます)。
五竜岳との往復で5〜6時間近くかかる八方尾根の途中に冬期はトイレはありません。ここで綺麗なトイレを使わせて貰えるのはとても有り難いはずですし、せめて協力金は払って欲しいものです。

この日の雪崩危険度は低いそうです。

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バックカントリー利用者も多いエリアなので、アバランチ(雪崩)ビーコンの動作チェッカーがあります。ビーコンをセンド状態で近づくと「○」が表示されるので分かりやすいですね。

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この日の八方尾根では出番はなさそうですが(あったら困る)、普通の登山の際も少しでもリスクのあるエリアに入る際はなビーコンを使う習慣は付けておこうと考えています(本当は捜索方法も定期的に自主練しないといけないのですけども)。

快晴の八方尾根、丸山ケルンまでは風もなく……

最初からアイゼンを装着してスタートします。手にはストック。あまりの日差しに、スタートから3分でハードシェルを脱ぎました(笑)

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上はフリースで丁度いいぐらい。ニット帽やバラクラバは熱いので外してしまってますし、全然冬山っぽくない気がします。

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白馬三山と三人。

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みんな速いなー。

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後ろを振り返ってもこの景色。向こうに見えて居る雪山は妙高山、火打山などを擁する頸城山塊でしょうか。

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しばらくは左手側に双耳峰の鹿島槍ヶ岳と……

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昨年登った五竜岳といった後立山連峰の名峰(どちらも日本百名山)が見えています。

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ちょっとした行列になってますが、混み合ってるという訳でもなく(?)歩ける尾根の幅が広いので自分のペースで抜きつ抜かれつの譲り合いで歩けます。

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夏道の階段も少し覗いていますね。昨年は残雪期だったので、この辺りはアイゼンなしで普通に登っていました。

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この先もこの2山は何度も登場しますよ(笑)

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八ヶ岳、そして富士山も見えています。右側の鉄塔群は美ヶ原でしょうか。

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この八方尾根には写真のようなケルンがいくつも点在していて、進み具合の目安にすることができます。

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個人的には八方池山荘から八方池、樹林帯を抜けた先の丸山ケルンでコース全体をざっくりと三分割して考えています。

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まず、八方池までは比較的弛めのハイキングコース。雪の状態は完全に風で凍ったウインドクラストで、写真の通り雪の表面にしか足跡が付かない状態。アイゼンの爪がよく効くので歩きやすいものの、モフモフのスノーハイクとは程遠い状態です。

ちょっとキツめの傾斜を登ると八方池です。

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雪の状態、お分かりになりますか?

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正面のギザギザは不帰ノ嶮(かえらずのけん)。後立山連峰、白馬岳と唐松岳の間に連なる険しい山です。積雪期はもちろんですが、夏山シーズンでもこの先歩くことはあるのでしょうか……。

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ちなみのこの辺の窪地が八方池のはず。この時期は凍結というか完全に雪の下です。

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八方池を過ぎると尾根が少し左手にカーブして……

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数段階で急登の樹林帯を抜けて行くセクションに入ります。樹林帯といっても冬はこの通り、一部の木が露出しているだけですけども。

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この樹林帯エリアは幕営地の定番ポイントなので、この週末も数張のテントがありました。

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樹林帯セクションの斜面は、八方池手前までと比べると少々キツいです。というのも夏だともう少しグネグネした登山道なのですが、冬はほぼ直登になるんで。まあ、それが楽といえば楽なのですけど。

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少し登ると見え方が変わるので貼ります。

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ここらへんも幕営ポイント。この先の上りもキツいです。

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もう下りてくる人たちがいます…… テントか八方池山荘スタート組でしょうか。

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ひと息付けるポイントではみなさん休憩中。

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そしてまた急登。こんな繰り返しで樹林帯を抜けます。

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もうすぐ森林限界ですね。そして凄いところにテントが……

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最後のケルン「丸山ケルン」です。ここに来て、ようやく冬山らしい強風が吹き付けてきます。みなさんバラクラバを装着したり、ストックをピッケルに持ち替える人もいます。

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我が家は(残雪期はピッケルを出さなかったこともあり)まだストックで行けるかな…… と進んだものの、結局途中でピッケルに持ち替えました。

GRIVEL(グリベル) ネパールSA・プラス 58cm GV-PI175G58

GRIVEL(グリベル) ネパールSA・プラス 58cm GV-PI175G58

常に強風が吹き付ける尾根両側の斜面はカリカリに凍っていて、アイゼンを履いていればそうそう滑りはしませんが、うっかりザックやストックなどを斜面に置いたら一気に滑り落ちてしまいそう…… ストックの先ではクラストした雪に弾かれてしまうこともあり、素直に丸山ケルンでピッケル出すのが正解だったと思います。

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徐々に鹿島槍ヶ岳が五竜岳の後ろに隠れて行いきます。

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これだけ人が歩いているのに真っ平らな雪面、いかにカリカリなのか分かるかと思います。

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妻のストックが風に煽られてる状況…… かは分かりませんが、周りの人もみんなフードを上げて風下を向いている程度には強い風になっています。

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だんだんと状況説明のキャプションを付けるのが面倒になってきましたが(←)ひたすらこんな絶景が続く丸山ケルンから先のセクションです。環境も景色もまさに冬山。

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雪から岩が顔を覗かせているここから先は、ちょっと気を付けたい場所。傾斜も急になるのでピッケルを使った方が安心です。

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尾根の先端は強風でツルツルに凍ってます。

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やや細いリッジ状のルートに入ります。トレースの幅は十分にありますが、風に煽られたりよろけると危険なので注意して。

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ここを登り切れば、八方尾根と後立山連峰稜線の交差点です。

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唐松岳山頂への道

目の前が一気に開けて唐松岳の山頂が見えました。

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八方尾根を振り返るとこんな感じ。

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そして剱岳ドドーン。

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左手前で雪を被っているのは唐松岳頂上山荘。冬期は閉鎖中です。

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ではまいりましょう!

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昨年の4月に来たときと比べるとやっぱり全然違いますね。

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雪が少ないと言われる今シーズンですが残雪期とはやはり迫力が異なります。

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最高。

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唐松岳頂上山荘の先が牛首でしたっけ。冬期は我々にはちょっと行けそうにないな……。あそこで見た雷鳥の親子は何処で過ごして入るのでしょう?

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登って……

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登って……

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この先が頂上です。

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到着です。

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唐松岳山頂で写真を撮りまくって過ごす

唐松岳山頂(2695.9 m)。正面には剱岳と立山連峰。

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後立山連峰から眺める立山連峰のパノラマ。

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剱岳の前の横切る私です。

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こちらは後立山連峰の稜線、五竜岳も格好良すぎ。

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その遙か向こうにはひと目で分かる槍ヶ岳も見えてます。

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富山湾。ブリ丼食べたい!

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山頂は記念写真を撮る人で大賑わい。360度の絶景が広がってますし、何をバックにしたって最高の記念写真になりますからね。私達もパンなどを食べたり、写真を撮りつつしばしこの最高の景色に浸ることにします。

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ここは天国かもしれない……。

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ちなみに風は唐松岳頂上山荘に出た頃がピークで、この時点ではかなり弱まっていたと思います。

お昼過ぎに下山開始

いつまでも山頂に留まっていたいのですが、お昼も過ぎましたしそろそろ戻ることにします。

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いつの間にすっかり日も高く昇っています。唐松岳山頂に次いで、この唐松岳頂上山荘裏もお昼や休憩の人気スポットになっています。

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気温も山頂の時点で既にプラスになっていましたが、TG-5のセンサーでは遂に2桁に突入。雪が緩んできた気配もありますし、気を付けて下山しましょう。

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この辺り、下りの方が恐そうに見えますね。

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下り傾斜と広角レンズの効果で強調されている面もあるのですが。

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クラストしていた雪がかなり崩れています。

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午前中はどれだけ踏んでも崩れなかった雪が割れてモナカの中が出ています。油断すると結構深くまで踏み抜く箇所も出てきました。

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登りと同じような写真撮ってますかね…… 気にしないでください。

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急斜面にヒビが入ってるとちょっとドキドキする。

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かなり下りてきました。

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スキー場から上がって来た外国人スキー客、白馬をバックにとても楽しそう。

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ちなみに気温はかなり上がっているものの、半袖で過ごせるほどではないです(笑)

リフトが見えてきました。朝より明らかに雪が融けてしまってますね……

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シャリシャリのシャーベット雪。これはもう春だ……

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ただいまー。帰着時間は14時10分、コースタイムは写真を撮りながら登り3時間、山頂で1時間、そして下山に1時間40分といった感じでした。

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リフトの下り最終は15時半。冬の北アルプスでは比較的登りやすいと言われる八方尾根ですが、天候やコース状況、体力などによっては時間ギリギリになってしまうこともあるかもしれません。無理のないスケジュールを立てて、場合によっては山頂手前でも余裕を持って引き返す決断も重要です。

八方尾根は春も夏も、そして冬もこのリフト下山が気持ちいいのですよね。

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この日のカメラはいつものE-M1 MarkIIを2台に、歩いたことのある八方尾根ということで、M.7-14mmPROとM.12-100mmPROの基本セット。やはりこの2本で撮っていると2台のカメラの撮影結果の差に気を揉むこともありませんし、抜群の安定感があります。

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下手な軽量化を考えるよりは、確実にこの2セットを持ち運べるように努力(主に体力面で)した方が後々の後悔もなさそうです。

下山後おまけ:八方の湯、そして溫泉ラーメン

下山後の温泉ですが昨年入ったみみずくの湯も良かったのですが、今回はももさん(id:happydust)のブログで紹介されていた「八方の湯」にやってきました。

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かなり広い駐車場に、結構新しそうな建物。

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時間は15時過ぎ、駐車場にもそこそこ空きがあったので、まだそこまで混んでないかな?と思ったのですが、お風呂場は想像以上に混み合っていました。
最初は洗い場が全て埋まっていて並んでいる人がいた位ですが、しばらくしたら人が一気に減ったのでグループ客の多いタイミングだったのかもしれませんね。

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駐車場が巨大な割にはややこぢんまりとしたお風呂でしたが、内湯、露天風呂共に掛け流しになっていて肌あたりもいいお湯でした。

そして温泉の後は同じ敷地にあるこちらの建物へ。溫泉まんじゅうはお土産に購入しましたが、皮がムチムチしてとても美味しかったですよ。

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そして下山後の遅いランチに選んだのはこちらのラーメン店「八方美人」。溫泉入りの自家製麺を使ったラーメンが売りのようです。

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ラーメンの種類は醤油、塩、味噌、辛みそとつけ麺。それぞれにチャーシューと味玉がトッピングされた「特性」があります。

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店内の写真を見ると塩や醤油はあっさり系に見えたので、私は「特性みそ」妻は「特性しょうゆ」を注文しました。それと餃子に私はライスも。

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こちらが醤油、見た目通りのアッサリ系でスープは業界系の味もします。アッサリしたラーメンが好きな妻はかなり気に入った模様。

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そして「特性みそ」。味噌といってもあまり味噌感の強くない、ムタヒロとかあの系統のみそラーメンでしょうか。スープはやはり魚介系の出汁が強く、醤油よりも油分も味も濃い目になっています。少しでもこってりしたラーメンが食べたいならこちらが正解かも。

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チャーシューも美味しいですし、この日の我が家には丁度いい感じの八方美人でした。

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しかし車で日帰りだとせっかくの風呂上がりラーメンに併せてビールが飲めないので、やはり一度は泊まりで来てみたいなぁ……なんて。

いつも車で移動しているので、今回初めて(「八方の湯」の目の前にある)白馬のバスターミナルとモンベルを見たぐらいですし。車で移動してると白馬の中心エリアって一方通行だらけで街の様子がよく分からないんですよね。

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その後、安曇野インター経由で長野道に乗って、夕飯で吉田のうどんを食べた件は前回のエントリにて。麺から麺ですが何も問題ありません。


関連エントリ

快晴の厳冬期赤岳を登る:行者小屋にテント泊して最高の八ヶ岳ブルーに出会う週末

以前から登りたかった厳冬期の八ヶ岳主峰・赤岳。年が明けてからずっとタイミングを狙っていましたが、なかなか天候と都合の折り合いがつかず、2月半ばの週末(2月16日〜17日)にようやく行くことができました。

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八ヶ岳主脈を見上げる行者小屋にテントを貼っての2日日、朝から快晴のお天気に恵まれ、気温こそ朝方は-20℃位まで冷え込みましたが、稜線の風も10m/s程度とそこまで強くなく最高の雪山登山日和となりました。

  • 土日の1泊で赤岳を目指す
    • 山行ログと歩行ルート(YAMAP/ヤマレコ)
  • 初日土曜日(2/16)、少し遅いスタートで美濃戸口を目指す
  • 冬期は週末のみ営業の行者小屋でテント泊
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  • モノトーンの地蔵尾根を登って地蔵ノ頭へ
  • 地蔵ノ頭から赤岳山頂へ最後の登り
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登山用カメラバッグにサコッシュとしても便利なパーゴワークス「スイング L+インナーカメラバッグ」

新しいトップローディングタイプのカメラバッグ使い始めました。カメラバッグからバックパックまで、私の登山&撮影スタイルに何かとマッチする商品を出してくれるパーゴワークス(PaaGo WORKS)の「スイングL(SWING L)」です。

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しばらく登山と普段使いで使ってみて、自分なりの使い所が絞れてきたので紹介します。

パーゴワークス スイング(L)

2世代に渡って愛用しているパーゴワークス(PaaGo WORKS)の3WAY式カメラバッグ「フォーカス」。初代の「フォーカスL」がディスコンになった後、後継モデルとして発表されたのがこの「スイング(SWING )」シリーズでした。

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「M/L」の2サイズ構成で、今回購入したのはLサイズのもの。Lサイズにはオプションとしてインナーカメラバッグが用意されています。
公式サイトの商品説明には「サイズは旧FOCUS-Lとほぼ同じ」と記載されていることもあり、実質フォーカスLの後継かと思っていたら、その後リニューアルされた「フォーカス」が発売されてしまいました……。

スイングはブラック一色のフォーカスとは異なり、カラバリ、限定モデルも含めるといくつものバリエーションがあります。
現時点で通常がモデル3色の他、防水性、耐久性を高めた「X-Pac」素材のモデル(これも数種類存在するようです)、そして今回私が購入した「Robic」モデル(恐らく「ロビックナイロン」の意味)などが存在します。

PaaGo WORKS(パーゴワークス) SWING L SW-01 ブルー

PaaGo WORKS(パーゴワークス) SWING L SW-01 ブルー

パーゴワークス(PaaGo works) スイングL SW01 パープル

パーゴワークス(PaaGo works) スイングL SW01 パープル

Robicモデルは、同社のバックパック「BUDDY」シリーズと同じ330D素材が使われているようなので、通常モデル(100D)より生地厚があり耐久性も高くなっています。そのような違いもあり、通常モデルとそれ意外では、定価が異なるので注意してください。

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愛用している「BUDDY 33」と揃いで使ったら良さそうだなーと、ネットで見かけてから一気に欲しくなってしまい、先日ついに我慢できなくなり買ってしまいました。

それではスイング Lの各部をチェックして行きましょう。

スイング Lの付属品、各部詳細

付属品はショルダーストラップ及びウエストベルト兼用のストラップに、バックパックに吊り下げるためのアタッチメント。これらはフォーカスやパスファインダーなど既存のパーゴワークス製品と互換性があるものです。

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ベルトはストレートなリボンタイプなのであまり重い中身を吊り下げるのには向いてないかも。サコッシュの紐よりはマシかなといったところ。

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当然、別売されているフォーカス用のしっかりしたストラップを付けることもできます。

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ちなみに「3WAY」というのは「チェストバッグ」「ショルダーバッグ」「ウエストバッグ」の3通りで使えるというもの。ウエストバッグとしてはあまり使わない気もしますけども……?

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同社フォーカス、パスファインダー同様の3WAYバッグ
Via: SWING | PaaGo WORKS パーゴワークス

フラップ上部には大きく開くポケットのジッパー。完全防水ではないものの、耐水性の高い素材と止水タイプのジッパーなので、軽い雨程度ならばレインカバーなしでも頑張ってくれそうです。

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ポケットの中はフラップ側でなく本体側に広がっていて(伝わるといいですが……)、かなり大きいサイズになっているので地図などもスッポリ収まります。

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フロント側にもジッパー付きのポケット。中には仕切りがあって小物(レンズディッシュやレンズペン等)を整理することが可能。

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キーホルダーにサングラスホルダー。フォーカスでもこのキーホルダーは家の鍵をなくさないよう、毎回使っています(サングラスホルダーは使ったことない)。

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バックパックのヒップベルト(ウエストベルト)に通して固定するループ。フォーカスにもありますが、私はこれを使ったことはありません。

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こちらのポケットは外したレンズキャップなどをよく入れてます。

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メインコンパートメントの蓋は面ファスナー(バリバリ)になっています。フォーカスに比べると開閉が容易なのですが、ウールの手袋などがくっついてしまうのが少々困りもの。

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あと、PeakDesignのストラップ(写真はLEASH)のサイド部分もこの面ファスナーにくっつきがち…… これは少々意外でした。

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フラップ側の面ファスナーの面積が大きすぎる気もするので、別の面ファスナーを貼りつけるなどして少し狭くしてもいいかも……?

スイングLのサイズ感/インナーカメラバッグを使ってみる

現行のフォーカスと並べてみるとひとまわり小さいです。現行フォーカスは旧フォーカスLよりも微妙に小さいので、「サイズは旧FOCUS-Lとほぼ同じ」という公式の説明はかなり無理があります。真に受けて旧FOCUS-Lからの買換をすると悲しいことになります。

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深さはそこそこあるのでM.12-100mmPROを装着したOM-D E-M1MarkIIも収まります。ただしこれはインナーカメバッグなしの状態なので注意してください。

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これがスイングL専用のインナーカメラバッグ(INNER CAMERA BAG)。カメラを衝撃から守るクッション材に、雨などの際に(気休め程度ですが)カメラを守ってくれる巾着の口があります。付属の仕切りは底の緩衝材として使うのが基本かな。

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本来は両サイドの面ファスナーで本体側のループに固定するのですが……

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巾着部分を外側に折り込んで使った方が、カメラの出し入れの邪魔になりません。これは現行のフォーカスでも同様の仕様。

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仕切りを底の緩衝材として入れた状態です。

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さて、このインナーカメラバッグを使うと、スイングLにE-M1MarkIIが入らなくなってしまいます。マジかよ……(知ってて買いました)。

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無理矢理に押し込めばギリギリ収まるのですが、頻繁に出し入れできるサイズ感ではありません。このクラスのカメラを、インナーカメラバッグ併用で使うことを考えている場合、ちょっと注意が必要です。

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これがGX7MK2クラスになると全然余裕。恐らくPEN系やソニーのα6000系も同様かな? OM-DでもE-M5系、E-M10系だと大丈夫かも(確認した訳ではありません)。

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手持ちのカメラだとPENTAXのK-S2がジャストサイズでした。出し入れで引っかかることもありません。

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E-M1MarkIIとK-S2、ぱっと見のサイズは殆ど同じなのですが、グリップ部がボリューミーで若干横幅で勝るE-M1MarkIIだとキツくなってしまうようです。

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ということで各社のエントリークラス一眼レフ機でも使える可能性はありますが、試してみないとちょっと恐いかもしれません。

また、インナーカメラバッグを使ってジャストサイズのカメラを入れた場合、前後のポケットがキツキツでほぼ使えなくなってしまうので、小物や財布などを含めた収納を考えた場合はフォーカスの方が確実でしょう。

登山のお供、そして普段使いのサコッシュとして

ということでこのスイング L、当然登山で使っている訳です。E-M1MarkIIを入れる際はインナーカメラバッグを外して、クッションなしで使用しています。
先日、珍しくK-S2を使った際もインナーカメラバッグを付けたスイング Lを使いました。

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バックパックのストラップに吊すのが基本的な使い方ですが、私の場合(フォーカスもですが)ザックとは別に普通に斜めがけして使うことの方が多いです。

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こんな感じ。高さもこれぐらいが使いやすいです。

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体の正面よりも少し横にある方が使いやすいことと、ザックを降ろす際にスイングやフォーカスをザックから取り外す必要がないことも理由になります。

あと、既にフォーカスを使っているのにあえてスイング Lを追加で買ったのは、普段使いのサコッシュというかショルダーポーチ的に使うのも狙いでした。
フォーカスは便利なんですけど、普段用としては少々大きいのと見た目(色)がね……。

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スイングも通常モデルはややアウトドア系のビビッドな色だったりしますが、このRobicモデルなら普段使いにも結構行けるのでは?と(個人の感想です)。

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実際、インナーカメラバッグを抜いたスイングLには、単焦点レンズを付けたGX7MK2、財布、スマートフォン、そしてエコバッグが丁度収まるので、ちょっとした街歩きや買い物の際にかなり重宝しています。

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サコッシュ用途ならばMサイズの方がよりコンパクトではありますが、普段からミラーレスカメラも持ち歩きたい私の場合は、このスイングLが丁度いい感じです。

パーゴワークス(PaaGo works) フォーカス CB03 ブラック

パーゴワークス(PaaGo works) フォーカス CB03 ブラック

その他パーゴワークス製品の記事

冬の赤城山・晴れ予報を大外しするものの樹氷ハイクを満喫した三連休の中日

2月の三連休中日、群馬県の赤城山(黒檜山・駒ヶ岳)に登ってきました。

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直前の予報では朝から晴れる1日になると思われたのですが、残念ながら登山中はずっと雪とガスの中…… 下山してからよやく青空が覗くお天気となりましたが、周囲を霧氷に囲まれた白い世界のハイキングをそれなりに楽しむことができました。
(※2月14日更新の記事ですが、投稿日時の設定を間違えました……)

三連休は群馬県の赤城山へ

またしても冬型の気圧配置となってしまった2月の三連休。当初は八ヶ岳やアルプス方面のテント泊も予定してしましたが、降雪直後+稜線の強風は我が家的に厳しそう…… ということで、晴れ間の期待できそうなエリアを天気予報等から検討した結果、群馬県の中央、上毛平野に裾野を広げる赤城山に行くことにしました。

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赤城大沼とその向こうに黒檜山〜駒ヶ岳

標高1,828mの黒檜山を最高峰にカルデラ湖である赤城大沼をぐるりと囲むように、外輪山が連なる赤城山。今回歩くのは最もメジャーなルートである黒檜山と駒ヶ岳を周回する、高低差500m弱、行程約5km、CT4時間程度のハイキングコースです。もちろん冬期は完全に雪山登山となります。

周回ルートを回る方向ですが、地図を見た印象でなんとなく黒檜山からの時計回りを選びましたが、結果的にはこの日はこちらのルートは人が少なかったのと前半戦に新雪歩きをたっぷり楽しめたので正解だったかも。

山行ログと歩行ルート(YAMAP/ヤマレコ)

赤城山・黒檜山・荒山-2019-02-10 | 赤城山・黒檜山・荒山 |YAMAP あたらしい山をつくろう。

  • 活動時間:4時間25分
  • 活動距離:5.24km
  • 高低差:491m
  • 累積標高上り/下り:621m / 629m

赤城ICから雪降る赤城高原を走って赤城大沼を目指す

実は赤城山に行くのは初めてですが、この時期の赤城山は全面結氷する大沼(赤城大沼)のワカサギ釣りや、最近はアイスバブルの撮影などでも人気の場所だそう。

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多摩の自宅からは車で2時間半ほどと、八ヶ岳と変わらない距離のようです。中央道〜圏央道〜関越道と乗り継いで赤城ICからは下道を40分ほどの行程ですが、インターを降りる頃から既に雪が降っていて、大沼までのワインディングロードは凍結路に降ったばかりの雪が薄く乗った少々緊張する運転となりました。

大沼や登山口の周辺には、いくつかの無料駐車場が用意されています。そんな駐車場のひとつ、大沼東部のおのこ駐車場に夜明け前に到着すると外は軽い吹雪状態…… 晴れ予報はどうしたの? としばらく夜明けを待つことにします。外気温は氷点下10度でした。

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日の出時刻を過ぎても一向に雪は止む気配はありませんし、お天気ばかりは仕方がないのでスタートします。正面にかろうじて見えているのがこれから登る黒檜山でしょうか。

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ちなみに黒檜山の登山口にもっと近い駐車場もあり、おのこ駐車場からは駒ヶ岳の登山口が近いのですが、綺麗なトイレが完備されてることもありますし、当初は朝方の大沼を歩いてから登山を始める予定だったので、こちらをスタート地点に設定しました。

黒檜山までは1時間半の雪の急登

駐車場からしばらくは大沼の周りの道路を歩きます。路肩に除雪されたガリガリのアイスバーンの上に新雪、たまに車も走っているので気を付けましょう。

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大沼では既にワカサギ釣りをスタートしている釣り人たち…… 湖は雪で真っ白ですし風もそれなりに吹いているので寒そうです。登山は動いてるから意外と平気なんですけどね。

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本来は全面結氷した大沼に出たり、赤城神社を抜けるコースを歩くつもりでしたが、この天気では大沼の景観もアイスバブルもあったモノではないのでスルーします。

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10分程で黒檜山の登山口に到着します。この近くにも駐車場はあります。最初からそこそこの傾斜があるようなので12本爪アイゼンを装着しました。

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冬の赤城山は雪山入門コースということもあって、軽アイゼンやチェーンスパイクで登っている人とも後々かなりすれ違うことになるのですが、この日の積雪量と黒檜山側の斜面に関しては12本爪以外はちょっと嫌だなーという感じ(出さなかったもののクラストした斜面ではピッケル使ってもいい位)。

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前回の反省もあり低山でも初めてのコースはピッケル、ワカンも携行

一方でこの日の後半戦となった駒ヶ岳側の登山道になると、今度は軽アイゼンの方が歩きやすいコースになるので(記事後半にて)、駒ヶ岳登山口からのスタートだと12本爪を履くタイミングに迷うのかもしれませんね。

先行者は2人程いるようですが、既に雪でそこそこトレースが埋まっているので、かなり暗いうちにスタートしたようですね。

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樹林帯に入ると少し雪は落ち着き、周囲の木々も霧氷化しています。

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静かな山のスノーハイク…… と言いたい所なのですが、樹林帯にしてはかなり強い風が吹き抜けて行きます。樹林帯の上りなのにバラクラバを鼻まで上げます。

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斜面もクラスト状になっている場所が結構あって、なるほど赤城おろしは赤城山の中にも吹いているのか……と。一方で吹きだまりは登山靴が隠れる程度の積雪がありますし、そこそこの急登を登って行くコースなので、やはり12本爪アイゼンが安心です。

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富士山はちょっと見えそうにありませんね……。

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樹氷が彩る白銀の世界を歩く

気持ちを樹氷ハイキングに切り替えますが、実はゴーグルをしていているのでここまで綺麗には見えていません(笑) 外すと綺麗なんですけど、あとで目が大変なことになるので。

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半分ほど登った所で、先行者の方がもう降りてきました(ハーフパンツ姿に奧さんが驚いてた)。というころで分かりやすいトレースが出現。

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樹林帯のコースですが所々雪庇ができていて常に風が吹き抜けていることが分かります。

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吹きだまりになっているとそこそこの積雪があります。ずっとこれだと嬉しいのですけど……。一応ワカンは持って来ていますが、結局使う程の雪はありませんでした。

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相変わらず晴れる気配はありませんが、真っ白に染まった森の中を歩いているのもいい気分ですね。

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分岐が見えて来ました。

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駒ヶ岳側はまだ誰も歩いていないようです。こちらは後のお楽しみ。

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分岐から数分で赤城山最高峰の黒檜山山頂です。

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樹林帯の中ですがバラクラバ&フードをしている位には風があって寒いです。「絶景スポット2分」は絶対期待できませんが……

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先行者の人達は山頂だけ踏んで戻ってしまったみたいなので、これは行かないと勿体ないですね。ようやくモフモフスノーハイクができます!

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たーのしー。

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白銀の世界だー。

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はい、絶景ポイント(恐らく)に到着です。当然何も見えません(笑) 地面が見えているということは風が強烈なのです。

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相変わらず真っ白けですが、これはこれでいいじゃん赤城山。

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誰も居ない白く染められたな世界を独り占めです。

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駒ヶ岳を目指して霧氷の中の尾根歩き

それでは駒ヶ岳方面へ。こちらも嬉しいバージンスノーです

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この鳥居は赤城神社の奥宮だったりするのかな?

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いいねえ、いいねえ。

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分岐の標識が雪で見えませんが、駒ヶ岳方面を間違えないように。

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しばらくは下り道。

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この斜面、雪の下に階段が埋まってます。この程度の積雪だと下手な所に足を置くと危ないので、ストック等で確認しながら下りて行きましょう。

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……そしてここで駒ヶ岳方面からの登山者とすれ違い。黒檜山山頂付近のみの新雪ハイクでしたが、時計回りスタートを選んで正解でしたね。

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ここから先は続々と登山者とすれ違うようになったので、駒ヶ岳登山口から反時計回りを選ぶ人が多いのかもしれません(ゆっくり行動していた割に、後続に抜かれることもありませんでしたし)。

大タルミって辺りでしょうか。雪と霧氷で樹林帯の美しい尾根が浮かび上がっています。

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あのガスの向こうが駒ヶ岳かな。

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青空が見えないのでまるで水墨画のような世界。

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少し登り返したら……

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駒ヶ岳山頂です。

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展望は冴えないものの、こんなスノーハイクも悪くない(と言い聞かせる)。

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そういえばこの日は久々にPENTAXのK-S2を使っていたのですが、雪が降る中でサングラスを装着していると、光学ファインダーでの撮影がかなり怪しく、しかもその後のポストビューもサングラス越しでは雪の反射もあってよく分かりません。

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ポストビュー確認をしないEVFでの撮影に慣れてしまっていたこともありますが、雪山に限ってはE-M1 MarkIIだけを使っていればいいかなという気分。

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あとは氷点下2桁の気温故かバッテリー持ちがかなり悪くなったり(外して温めると復活するやつ)、一時AFが不調になったりとややストレスもありました。

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撮影結果は悪くないものの、ピントが遠景でなく降っている雪に合っていたことに気付いてなかったりと、E-M1 MarkIIではやらないような失敗もありました。

K-S2の後継的な位置づけのK-70を使っている人は山でもよく見かけますが、実際厳冬期はどうなのでしょうね? K-S2も一応カタログ値ではマイナス10度からの動作保証となっていますが、K-70の方がより耐環境性をアピールしていますし……。

駒ヶ岳側の登山道はチェーンスパイクが丁度いい感じ?

それでは下山。ここで尾根を外れて大沼まで一気に下ります。

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こんな感じの狭い階段が何度か登場したり……

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黒檜山側と比べると雪の薄い場所もあったりするので……

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チェーンスパイクに履き替えてしまいました。残り30分もありませんが、チェーンの方が断然快適ですし、爪を引っかけないように歩くよりも速いスピードで下りられるので。

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CAMP(カンプ) アイスマスター オレンジ M 5917300M

CAMP(カンプ) アイスマスター オレンジ M 5917300M

これから登っていく人もかなり多いですね。コースタイムやこの日のお天気だと、この時間でも正解だったかもしれません。

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あっという間に駒ヶ岳登山口まで下りてきました。

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山を下りたら徐々に晴れてくるお約束……。

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というか朝はスカスカだった駐車場に車がギッシリです。人気の観光地なんですねえ。

ようやく晴れたので赤城大沼を散歩する

せっかく晴れてきたので大沼に行ってみますか。

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この辺を抜けて行くと湖面へのエントリーポイントがあります。

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ワカサギ釣り客でめっちゃ賑わってます。

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結氷に入ったヒビを見ると氷はかなり厚いみたい。

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チェーンスパイクを履いてきたのは正解。というか強風が吹き付けるとスパイクがあっても体が持って行かれるレベル。靴のまま入ってる人よく歩けるな……って思います。

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この風の強さ、伝わりますかね?

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風洞実験かな?

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妻の空力特性を計測……

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動画で撮りたいけどiPhone取り出したら一発で落ちるし、手袋外すのも無理っす。

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うむ、多分これがアイスバブルだな。

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でも、この日は泡よりも雪が目立ってしまってますね。

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氷だっていいじゃない。

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お昼過ぎに完全に晴れました。今、黒檜山山頂に辿り着いた人はおめでとうございます。

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さて、そろそろ体も冷えてきたので戻りましょう。

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行動食のみなのでさすがに腹ぺこです。大沼の周辺だとそば・うどんにワカサギ定食…… うーん、ちょっと違うかなぁ。

お肉は素晴らしい・・・・「とんとん広場」で遅いランチ

ということで、車で30程走ってやってきたのが「とんとん広場」。所謂、牧場直営のレストランや加工肉販売を行っている施設のよう。

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レストランの売りは牧場「林牧場」で生産された「福豚」を使ったメニュー。ポークステーキやトンカツ、カツカレーに豚しゃぶといったラインナップ。

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私は一頭から10枚しか撮れないというリブロースを使用した「とろステーキ(ガーリック)」(1980円)、奧さんは「ひれかつ」(1580円)を注文しました。

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これはなかなかのインパクトです! というかニンニクの量がすごいな(笑)

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肉がぶ厚い、そして内側はピンク色。

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食べてみると確かに「とろ」の名に違わぬ柔らかさ。ナイフなしでも簡単に噛み切れます。
これはご飯が進みまくり…… お代わりをすると普通盛り200円か大盛り300円の選択肢しかないので、最初からご飯大盛りで頼んでおくのが正解かも。

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……が、肉の全ての部分が同じような柔らかさではなくて、ロースの脂身側の塊はレア気味な箇所の存在もあって簡単に噛み切れず、大きな塊ごと口に入れなくてはなりません。

正直ナイフを添えずにこの厚みの肉を出すのはどうかな?とも感じます。全体の2/3は美味しく食べられたのですが、残りはできればナイフで適宜カットして食べたかったのが正直な気持ち(食べてみるまで分からないので、ナイフを貰うタイミングも逃してしまった)。

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焼き方なり低温調理などで熱は通ってるのかと思いますが、肉の厚みもあって個人的にはレアっぽい部分の食感にやや抵抗もありました。
もう少し薄かったり火が通っている方が個人的には食べやすいですし、もしかしたらトロではない普通のポークステーキを注文した方が良かったのかもしれません。

妻のヒレカツもひと切れ貰って食べましたが、やはり肉の味は良いのですが厚すぎて食べ辛くも感じました。更に妻は、衣が油っこくてイマイチだったよう。

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使っている肉はとても素晴らしいものだと思うのですが、肉の厚みなどのインパクトを重視しているせいか、やや食べにくさが目立ってしまい勿体ないなという感想。登山後の体でこれなので、通常時ならばより気になってしまったかもしれません。

お腹的には満足したものの(軽いコースだったので完全にカロリーオーバー)、少しもやもやした気分になってしまい、お土産のハムなどを見ることなく店を後にしました。

赤城山の帰り道としては悪くない場所だけに(赤城ICからは離れてしまいます)、もし次回来る機会があればもう少し食べやすそうなメニューを注文したいと思います。

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