I AM A DOG

途方に暮れる 犬とよばれる でも生きてゆく

OLYMPUS OM-D E-M1が気になる日々

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さてさて、一昨日はアホな更新で済ませてしまいましたが、10日の昼過ぎに予定通りに発表になった。オリンパスの新型フラッグシップ機についてグダグダと…
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「従来型一眼レフを統合するミラーレスのフラッグシップ機」…

http://www.olympus.co.jp/jp/news/2013b/nr130910em1j.jsp
http://olympus-imaging.jp/product/dslr/em1/
と、とうごう。ですか…。

http://dc.watch.impress.co.jp/docs/news/20130910_614658.html
オリンパスはE-M1の発売で、同社がこれまで有してきたフォーサーズとマイクロフォーサーズのシステムを統合する。今後、レンズ交換式デジタルカメラの新規開発はマイクロフォーサーズ対応製品に絞る。フォーサーズの新製品について、「ボディ、レンズとも計画はない」(同社)としている。なおE-5や現行のZUIKO DIGITALレンズ(フォーサーズ対応レンズ)の販売は当面継続する。

http://dc.watch.impress.co.jp/docs/news/20130910_614858.html
E-5については販売は当面継続するとしている。また、ZUIKO DIGITALレンズも同様に販売を続けるとしている。ただし、ZUIKO DIGITALの新レンズについては「現時点で計画はない」

こちらもある程度予想されていたことですが、残念ですが従来からの(オリジナル)フォーサーズは公式に終了宣言が出たと判断してよいでしょう。(発表のないままフェードアウト、よりはまだ良かったのか…?)
E-M1はm4/3レンズ用のコントラストAFに加え像面位相差AFを併用することで、4/3レンズもストレスなく利用できるように(→「DUAL FAST AF」だとか)。そして本機の発売をもって、4/3とm4/3が統合されることになるようです。OVF機が消えててしまうのは非常に残念ですが、一方で新AFや新型センサーの実力、E-5を凌ぐという耐環境性能など期待も大きい製品です。
個人的には今のE-5の性能には満足していますが、高感度の弱さと本体の重さ(というよりは大きさ?)はややネックとなっていました。もし、これまで同様に4/3レンズが使えるというなら、相当の減量が期待できる本機は山行のお供としても非常に気になる存在です。
OVF/EVFについては、正直今もOVFの方が見やすいと思っていますし、どちらかというと数値的な性能差よりも、感覚や気持ちの上でEVFに対しての拒否感が大きいことは否めません(覗いたときの、なんとも言えない「これじゃない感」が…)。しかしながら、現在のオリンパスの最新EVFであるVF-4を覗いたとき「これなら違和感には少々目を瞑っても、EVFの利点を享受してみたいかも?」と思えるレベルだと感じました。

ちなみに、スペックの中で不満なのは撮影枚数が約350枚とかなり少ないこと。LV又はEVF前提のミラーレスなのでしょうがないのかもしれませんが、パワーバッテリーホルダーを加えても約640枚というのは、E-5(800枚〜)と比べてもかなり劣って見えます。これだけ一眼レフライフなグリップ形状なのだから、E-5同様のBLM-5電池を使えるようにしてくれれば良かったのですが…(と思ったら)

http://camera.itmedia.co.jp/dc/articles/1309/11/news030.html
マグネシウム合金製のボディ。グリップ部分のくぼみはWi-Fiユニットを収める空間だ

なるほど。これは金属ボディによるWi-Fiとの干渉を防ぐためでしょうか…。
さて、パワーバッテリーホルダーのHLD-7の重量が不明ですがHLD-6と同程度として。バッテリー2個収納時で300g前後はありそうです。本体と併せると750〜800g近くになってしまい、E-5よりやや軽い程度…。もちろん組み合わせるレンズを軽量なM.ZDレンズにすればその差は大きいはずですし、使用用途に合わせて最軽量セットから重量級まで使い分けるという選択肢はありますね。

で、買うの?買わないの?

…と、なんかやかとウダウダ言っておりますが、先日の更新通りE-M1のボディをポチっておりまわたくし(苦笑) 発売までまだ1月ほどありますので、それまでに各所の反応などを見つつ、心変わりしたらキャンセルする可能性も十分ありますが、ひとまずじっくり考えてみることにしますよ。
F2.8通しの新レンズ(M.ZD12-40)も当然気にはなりますが、まずは愛用のZD12-60を長く使うことを考えたいな、というかそもそも無理です(笑)

こちらも発表になったばかりのiPhone5sなども気になっている所ではありますが、カメラもスマホも今あるもので全く日々の生活に支障がないのは確実なのに(買ったところでバラ色の人生が待っている訳でもなし)、なんでこんな事になっているのでしょうか… 本当に困ったものです(大して困ってない)。

おまけ

http://dc.watch.impress.co.jp/docs/news/20130910_614658.html
オリンパスは、次期フラッグシップカメラとして一眼レフカメラとミラーレスカメラの開発を並行して進めていたという。フォーサーズ機は「E-7」(仮称)とするモックアップもできていたが、検討の結果ミラーレスカメラが優位だと判断したとする。今回、「フォーサーズレンズの性能をフルに引き出せる新AFシステムを実現」(同社)できたことも両システムを統合する要因の1つとなった。


OLYMPUS OM-D E-M1 - FROM THE CREATORS ...
こちらの動画の冒頭に映るのが噂のE-7のモックアップでしょうか。ペンタ形状、ダイヤル部など、これまでの1〜3桁機のどれとも違う形なのが確認できます。現状の市場シェアなどを考えても、これ以上開発リソースを分散させないメーカーの判断はある意味正しいのでしょうけども… やはり惜しいなぁ、と思ってしまいます。