I AM A DOG

途方に暮れる 犬とよばれる でも生きてゆく

マイクロフォーサーズ雑感②

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なんなんでしょうねこのエントリ。着地点も見えぬままダラダラと… Twitterでやっとけという感じではありますが、Twitterに長文垂れ流されてもそれはそれで迷惑な感じですので、こちらでひっそりと。つまりはまぁ、新しいオモチャを手に入れて(もうすぐ手に入れるから)はしゃいでいるだけなのです。
そのうち落ち着くと思いますので、諸先輩方には生暖かく見守って頂ければと思う次第ございます。
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軽い!ちゃちい?

軽量コンパクトながらそれなりの質感はキープしているボディ(フロントのみ金属、他は樹脂)に対して、MFTレンズの軽さは衝撃的でした。素直に言うなら「ちゃちい」(笑)
同じサイズのセンサーであれだけ大きなレンズとなっているFTもそれはそれで考え物ですが(贅沢にレンズ性能注ぎ込めていたんだろうなぁ)、これだけサイズ、重量に差のあるレンズが、電子補正含めても同様の性能を持っているとは俄に信じられないというのが、正直な気持ちでもあります。ま、そのうち慣れてしまうのでしょうけども。あまりの軽さにFTではレンズの自重をテコに片手でリアキャップを外せていたのが、MFTレンズでは難しくなってしまいましたよ(笑)
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あと、FTレンズをMFTマウントで使うためのアダプタ、MMF-3。こちらも噂には聞いていましたが、樹脂ボディのチープさにビックリしてしまいました。メーカーではそれなりに強度には自信を持っているようですし、アダプタが重くなっては本末転倒なのは分かるのですが、それでもこの樹脂ボディのアダプタに1万いくらかのお金を払うことに、抵抗を感じてしまいます…。E-M1が到着したらキャンペーンで1個貰えるようなので、これ以上は買わないぞ。

OLYMPUS フォーサーズアダプター ミラーレス一眼用 MMF-3

OLYMPUS フォーサーズアダプター ミラーレス一眼用 MMF-3

今のMFTの高感度すごいんですね

今まで使ってた一眼レフのE-5、個人的に常用として使える高感度の上限はISO1600でした。オリンパスのFT/MFT機はE-5やE-P3までと、それ以降の機種ではセンサーがSONY製に変更されたこともあり、大幅に高感度性能が上がっています。数値的なものでなく、あくまで個人の感覚的なものですが、E-M5が出たときは1段分の余裕を感じました。さらに、今回実際に使ってみて非常用として許せるレベルの高感度となると、2〜3段は差があるなという感じ。E-5まではISO1600とISO3200の間に断絶があって、非常用でもこれ以上は使いたくないという感じでしたが、E-PM2を使った限りですが非常用ならはISO12800まで試してもいいかなと?
APS-CのK-01/K-30を使ったときに高感度域の余裕に驚きましたが、今のMFT機ならほぼ同じ感覚で使うことができそうです。
http://www.dxomark.com/index.php/Cameras/Camera-Sensor-Database/Olympus/PEN-E-PM2
http://www.dxomark.com/index.php/Cameras/Camera-Sensor-Database/Pentax/K-30
あと、センサーがよくなっても今まではMFT機で使えるズームレンズが一部のパナ製品を除いて暗いものばかりでしたが、今回FTレンズがストレスなく使えるようになったこと、さらにF2.8通しの12-40mmが出たことで、今更FTボディに拘る必要はかなり薄れてきましたかもしれません。

デジタルテレコンは使える?

http://olympus-imaging.jp/product/dslr/epm2/feature/index5.html
画像処理エンジン「TruePic VI」による優れた画質補完性能により、高画質なオリジナルサイズで出力します。また、Fnボタンなどに割り当てることでデジタルテレコン撮影と通常倍率撮影をワンタッチで切り換えることが可能です。

所謂トリミングでありクロップなのですが、これが結構面白いです。データ的にはトリミング済みのピクセル数の小さいデータが生成されるのでなく、デジタルテレコン非使用時と同じく指定ピクセル数で保存されるよう、なにかしらのデジタル補完処理を行っているようです。
↑のFnボタンを使ったワンプッシュデジタルテレコン、早速E-PM2にも設定してみました。E-PM2は単焦点1本でお散歩、的な使い方がメインになりそうでうが、そんなときに倍の画角をボタン1つで切り替えて使うというのは、なかなか便利そうですので。
所詮トリミングということで、人によっては全く興味のない機能かもしれませんが、個人的にはこの機能を楽しみにしていました。山登りで使うレンズはZUIKO DIGITALの12-60mmというワイド端24mm相当からの5倍ズームなのですが、このレンズにデジタルテレコンを使えば最大240mm相当の望遠画角まで手に入ります。
山では突然望遠域が欲しくなる機会があるのですが(鳥とか虫とか)、できれば山道でのレンズ交換は避けたいのです。うっかり落としたら大惨事ですし、ミラーもなくセンサーむき出しのMFT機は、アウトドアでのレンズ交換は最小限に抑えたいですから(K-01のセンサーシャッターみたいな機構があると安心なのですが…)。
ということで、 E-M1が来る前ですがマウントアダプター経由でE-PM2に12-60mmを付けてみました。ちなみに、既存のMFT機はコントラストAFなので、一部のハイスピードイメージャAF対応以外のFTレンズでは、合焦までワンテンポあります。イメージとしては初期ファームのK-01位でしょうかね(分かりづらい)。
(1)ZD12-60mm/24mm
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(2)ZD12-60mm/60mm
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(3)ZD12-60mm/60mm デジタルテレコン(120mm)
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(4)ZD12-60mm/60mm (2)から中央部をPhotoshopでトリミング。
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うは、想像以上にトリミングまんまじゃん…(苦笑)
でも、実際に撮る際のLVなりファインダーの画角って大事じゃないですか!(震え声)

OLYMPUS 標準ズームレンズ ZUIKO DIGITAL ED12-60mm F2.8-4.0 SWD

OLYMPUS 標準ズームレンズ ZUIKO DIGITAL ED12-60mm F2.8-4.0 SWD

そういえばK-3

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液晶側にRICOHのロゴが入ったんですね。ペンタックスがリコー内ブランドとしての体制になってからも、K-30、K-5II、K-50と発表、先日のDA Limitedシリーズのリニューアル、そして今回のK-3と、まだまだAPS-Cを主軸に、そしてDSLRを本気で続けていくぞという意志が感じられます。
オリンパスは未だ社内のゴタゴタを引きずっていたりと、心配になることも多いのですが、今回のE-M1の発表にはかなりの本気度を感じました。オリジナルのFTをフェードアウトさせてしまったのは残念ですが、FTユーザーにはそれなりの解答を示してくれた訳ですし(100%満足できる形でないとはいえ)、その上で現在同社が主力として推し進めているFTの未来にはこれからも期待したいと思っております。
まあ、ご覧の通り?に移り気なもんで、あっさり気が変わる可能性も大いにありますけども(笑)
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コントラストAFだとめちゃくちゃ遅い50mmマクロ、見た目は悪くないのですが…。
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E-M1ではこのレンズも問題なく使える予定です。