I AM A DOG

途方に暮れる 犬とよばれる でも生きてゆく

無印のブックカバーに新書サイズが登場!

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無印良品の「ジーンズのラベル素材で作った 文庫本カバー」。315円というリーズナブルな価格と、なかなかの質感の良さで、ネットでもよく話題になっているブックカバーです。この文庫本カバーは私も以前から愛用しているのですが、これの新書サイズもあればいいのになーと思っていたところ、どうやらいつの間に発売されていたようです。
「ジーンズのラベル素材」シリーズの「文庫本カバー文庫本サイズ」を愛用しています。新書本サイズが無いのは何故ですか? | くらしの良品研究所 | 無印良品

昨年の6月には出ていたようですね。半年も気付かなかったなんて…悔しい!
ということで、早速買ってまいりました。しかも以前は茶色だけだったのが、黒色もラインナップに加わり、茶色の方は現在30%オフの245円にプライスダウン中(文庫版は220円に)。ひとまず安い方をゲットです。もう1つ必要になったら今度は黒を買ってみましょうかね。
ジーンズのラベル素材 - 無印良品ネットストア
しかし、この紙パッチの素材、紙だというのは分かるのですが、どのような処理が施された素材なのでしょうね? …なーんて疑問も、今はちょっとググってみれば、すぐにそれっぽい答えが見つかってしまうので、ありがたくもあり、これではブログネタも広がりません(笑)
ご指定のページは存在しません|株式会社 武田産業

【Amazon.co.jp限定】オリジナル ブックカバー 新書サイズ オレンジ

【Amazon.co.jp限定】オリジナル ブックカバー 新書サイズ オレンジ

Amazonでもオリジナルの新書ブックカバーがあるんですね。
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さて、最近の読書はKindleがメインですが、私の好きなある作家さんの作品が、全く電子書籍化されてません…。もしかしたら電子書籍がお嫌いだったりするのでしょうか…?
ということで、久々に真保裕一氏の小説を2作続けて文庫本で読みました。
ブルー・ゴールド (朝日文庫)

ブルー・ゴールド (朝日文庫)

こちらは、水戦争をテーマにした企業ミステリ? デビュー当初の“小役人シリーズ”を思わせるテイストながら(といっても主人公は公務員でなくエリート商社マン)、今をときめく池井戸潤氏を彷彿とさせる痛快なエンタメ展開まで。私、真保ファンからスタートして、作風の近い作家さんを読み探す過程で池井戸作品にもハマったのですが、今度は真保氏がこのような企業を舞台にしたエンタメ作品を書いているのが面白いなーと。
デパートへ行こう! (講談社文庫)

デパートへ行こう! (講談社文庫)

続いてのこちらは深夜の老舗デパートを舞台に、そこに居合わせた人々が繰り広げる群像劇。映画「THE 有頂天ホテル」あたりを彷彿とさせる目まぐるしいドタバタ展開に、ページをめくる手が止まらなくなります。
真保氏はハードボイルなミステリも読ませますが、「奪取」や「ダイスをころがせ!」、そして本作などシリアスな中にもコメディタッチを絡めた人情劇もお得意ですね。
そういえば今回の2作、どちらの作品にもちょっと渋めの(過去の傷を抱えた)中年キャラが登場するのは、故藤原伊織氏を思い出してしまいました。
ローカル線で行こう!

ローカル線で行こう!

こちらも未読ですが、タイトルからして恐らく同じ雰囲気の作風じゃないかなーと。ということで現在注文中! やっぱり真保作品は面白いな。

ローカル線で行こう! 真保裕一|BOOK倶楽部特設サイト|講談社BOOK倶楽部
お金がないなら、知恵を出すのよ! もりはら鉄道新社長・篠宮亜佐美(31歳独身)の果敢な挑戦が始まった。立ちはだかるのは、やる気を失った社員たち、一筋縄ではいかない経営幹部、そして、亜佐美らを次々と襲う不穏な事件。「もり鉄」に明日はあるのか!? 人々の希望を乗せた列車は、感動の終着駅に向かってひた走る!
感涙必至の名作『デパートへ行こう!』から3年半、著者真骨頂の傑作長編誕生!

真保さん自ら“行こうシリーズ”ですって。楽しみですね。