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スイス旅行記:9日目[国際都市ジュネーヴの旧市街を歩く〜スイス最終滞在地]

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随分と長く続きましたがこれでひとまずスイス旅行記は最後になります。
ローザンヌを訪れた翌日、モントルーからレマン湖沿いに移動して、国連ヨーロッパ本部があることでもお馴染みの国際都市ジュネーヴで1日を過ごします。その翌日にジュネーブ空港から帰国予定。


せっかくジュネーヴという名の知れた都市で一日を過ごすので、観光をしなきゃ勿体ない…… のですが、旅行のラストに風邪を引いてしまったようです。モントルーのホテルのエアコンがかなり効いていて、寝冷えをしたのが原因のようです。

電車にのってレマン湖沿いをジュネーヴへ

前日にローザンヌへ行った際と同じ路線のICでジュネーヴへ。湖沿いを走ってるのですが、まるで、地中海の海沿いのような車窓…… いえ、地中海は知らないですけどね。

かと思えば一面のひまわり畑が車窓に広がったりと……。

見てないと思ってましたが、ジュネーヴ駅の近くでフランスの高速列車TGVが写真に写っていました。


首都であるベルンよりも規模が大きく感じられるジュネーヴ中央駅。中はそれなりに近代的ですが、外に出るとかなりクラシカルな建物でした。


ジュネーヴのトラムはなにやら広告ベタベタでとても派手です。


最後のホテルは…… なんだかちょっと微妙にボロっちい(笑) いえ、もちろん設備を含め充分なレベルなのですが、なにせそれまで素敵なホテルばかりだったのでギャップが。

ということで、若干熱もあうようですが、部屋で寝ていても勿体ないのでホテルで貰った市内無料パスを駆使してジュネーヴ観光に出掛けることにします。


ジュネーヴ観光へ出発!

ホテルからすぐのバス停でバスに乗ってまずはジュネーヴの中心地を目指します。レマン湖の大噴水や、旧市街などを散策してみる予定。それにしてもモントルー以降、日中の気温は上がる一方で、頭がボーッとするのが風邪のせいなのか、気温のせいなのか分からないレベルです。

スイス滞在で最初に訪れたベルン同様に古い建物が多く残されたジュネーヴの街も、歩いていると次々にこんな建物が飛び込んできてとても新鮮です。

張り巡らされたトラムの架線ももはやお馴染みの光景。


ジュネーヴのシンボル「大噴水(ジェッドー)」

やってきました、レマン湖に上がる大噴水を望むイギリス公園。

大きな花時計。スイスの時計産業を象徴したものだとか。

「大噴水(ジェッドー)」、当然ですがやはり足下まで行ってみないとね

これはめっちゃ濡れる! しかしこの灼熱のお天気では気持ちの良い水シャワーです。カメラも安心のE-M1ですから。

堤防の先端側から岸の方を向いて。正面の噴水真横を通過するときにびしょ濡れになります(笑)


ジュネーブ旧市街〜ルソー島

濡れた服を歩いて乾かしながら、一端レマン湖から流れ出すルーヌ川を渡って、再度別の橋で旧市街側へと戻ります。

途中日よけに立ち寄ったのはルソー島。ジュネーブで生まれたジャン=ジャック・ルソーにちなんだ名前の小島なのだとか。

さーて、景色も旧市街っぽく(?)なってまいりまいりました。辺りはヴィトン、ブルガリ、パティクフリップ……と 高級ブランド、時計店が立ち並ぶショッピング街なのですが、この日は日曜日ということもあってそれらの店舗は全てお休み。丁度1週間前のベルンの街歩きもそうでしたっけ……。



サン・ピエール大聖堂

ベルン、ローザンヌに続いてスイス滞在中3つめの大聖堂へとやってきました。古くからの様々な建築様式が混在し、見る角度によって様々な顔を持つ大聖堂。16世紀には宗教改革で知られるジャン・カルヴァンが説教を行っていたこともあるそうです。


それでは大聖堂の中へ入ってみましょう。




大聖堂の尖塔に上がるタワーツアー

CHF5を払うことで尖塔の両側に立つ塔の頂上まで上がれる「タワーツアー」もあります。ベルンやローザンヌの大聖堂では登らなかったので、最後にこれは登ってみたい!

細いらせん階段を上がり、薄暗い小部屋を抜けて……

まずは2本ある塔の片方に上がってきました。こちらは周囲の窓がはめ殺しになっていますが、向こう側に見える塔の方が景色が良さそう……?


ということで塔の途中まで折り返して、もう1本の塔へと移動します。

わーお、こちらは素晴らしい景色! 先ほどまで居たレマン湖の大噴水もよく見えます。

旧市街の建物も美しい。

さらにもう一段上がると中央の尖塔もこんなに近く!

塔の周りをグルリと回ることができます。

高い視点からもう一度レマン湖を。本当に美しい街ですね。

ジュヌーヴ到着時は(上の方の写真を見て貰えれば分かりますが)かなりの曇り空だったのが、午後にはこの青空。本当にお天気に恵まれた旅行となりました。

街も美しいですが、この大聖堂の装飾の美しさも半端ないですね。




ホテルへ、最後の夜の食事

それではそろそろホテルへ戻ります。体は疲れていますし、暑さと体調が優れないこともあって、早く休みたいのですが、歩いていると次から次へと見事な建物だらけで、これで最後だと思うとやはり目を奪われてしまうのです。


京都の街を歩く外国人の気持ちって、こんな感じなのでしょうか?(笑)


ホテルに着いて倒れ込むように3時間ほど寝てしまってから、ホテル近くのパブへ食事へ。最後の夜の食事がバーガーというのはどうかな?という気もしましたが、実はここのバーガーもビールも最高に美味しかったのです。もう1日滞在していたら、別のメニューを注文しに行ったかもしれないレベル。

フィッシュ&チップスもバーガーにすれば立派な食事になりますね。


10〜11日目:ジュネーヴ空港からウィーン経由で帰国

帰国はチューリッヒとの直行便ではなく、翌朝ジュネーヴ・コアントラン国際空港から飛び立ち、オーストリアのウィーンで一度でトランスファーして成田を目指す行程になります。

オーストリアの滞在は1時間ちょっとだったかな。せっかくなのでオーストリア土産を買っておきました。


ということで、6月から7月にかけて行ってきたスイス旅行記はこれでおしまい。

2015年6〜7月、スイス旅行関連記事など

Switzerland, 2015 - OKP fotolife