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PROMINAR 8.5mm F2.8を持って府中郷土の森博物館を散歩してきました

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先日、手に入れたKOWAの単焦点レンズPROMINAR 8.5mm F2.8を持って、お気に入りの府中郷土の森博物館に行ってきました。今日は本当に暑かった!


新しいレンズを使いたかったのと、先日の古墳ウォークで気になったことを博物館の常設展示で確認したかったのと、後はここに入ってみたかったのです。

「旧府中尋常高等小学校校舎」。これまで郷土の森博物館には2桁を越える回数来ていますが、実はこの古い校舎の中に入れることを知りませんでした。

知らなかったというか最初に来たとき、園内に移築されてる古い建物を一通り見学して、以後興味を失ってしまったといいますか…。写真を始めてからも屋外の植物ばかりが目当てで、建物を撮影対象として考えたこともあまりなかったのでした。

この旧府中尋常高等小学校校舎の中にに入れることは、先日府中郷土の森博物館について調べていて知ったのですが、なんと最近この校舎内で無断でヌード撮影を行った輩がいたため、土日祝日以外が非公開となってしまう、という残念なニュースもあったばかり。
府中市郷土の森博物館、旧府中尋常高等小学校校舎を当面見学中止に 「無許可の撮影があったため」 - ねとらぼ

郷土の森博物館は、庭園や旧家屋といったロケーションが充実している割に、撮影に際しての厳格なルールが定められてないこともあり、ポートレート撮影などが行われているのをよく目にします。撮影会などに許可が必要なのかは知りませんが、先日雨の日に行った際も、屋内でセーラー服を着たモデルさん(?)の撮影などしていて、結構ガッツリやってるのだなぁ…なんて思いましたっけ。

公開が土日祝日に限定されてしまったのは残念ですが、そこは地元の利を生かして日曜日の開演直後に足を運んでみたところ、まだ校舎内に人もおらず、のんびりと見学、撮影をすることができました。

さて、肝心のKOWA PROMINAR 8.5mm。まだまだ上手く使えませんが、やはり広角レンズは面白い。FF換算で17mmという画角は超広角ズームレンズであるM.ZD7-14mm程の広さこそありませんが、充分に広い。
そして極限までディストーション値を抑えた歪みのなさを実感できる、真っ直ぐな直線。電子補正が当たり前のマイクロフォーサーズにおいて、あえて光学性能のみの絵作りに拘った、気持ちのいい直線を楽しむ写真ばかり撮ってしまいます(笑)

ただ、MFレンズを使い慣れてないのと、元々被写界深度の深い超広角ということもあり、絞りの設定値とピント合わせがなかなか難しい…。


長距離の風景ぽいものならば、F8まで絞って無限遠あたりにしてしまえば全体的にカリカリな表示なのですが、1〜3m位の範囲の距離の被写体に対して、どのようにアプローチしていいものか、なかなか分かりません。


電子接点がないためExifも記録されず、後で写真を確認していても、そのときの絞りが思い出せなかったり…(笑)


とまあ四苦八苦している最中ですが、そんな苦労も楽しみつつこのレンズと仲良くなっていきたいものです。

他にももう少し写真があるのと、今回は郷土の森博物館内のちょっとしたグルメネタなどもあるのですが、それはまた記事を改めてご紹介したいと思います。