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小雨がぱらつく川崎二ヶ領用水で桜吹雪と花見散歩

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ここ例年、桜の時期になると通っている川崎の二ヶ領用水(にかりょうようすい)。

二ヶ領用水は多摩川を水源とする古い用水路で、現在は水路沿いに木道や遊歩道が整備されています。隠れた桜の名所でもあり、以前は南武線中野島駅付近の二ヶ領用水によく足を運んでいましたが、昨年から宿河原用寄りの水路(宿河原用水)を訪れるようになりました。
この日も宿河原駅で電車を降り、少し久地駅方面に歩いた後、折り返すように上流の「二ヶ領せせらぎ館」方面に向かって桜を眺めつつ散策してみました。

朝から生憎の空模様で小雨がパラついていましたが、例年とはひと味違うしっとりと濡れたした桜も美しいものですね。ただし、濡れた花びらで木道が滑りやすくなっているので注意しましょう(笑)



二ヶ領用水の魅力はなんといっても両岸から水路を覆い尽くすようにぎっしりと咲いた桜の密度。この見事な桜のトンネルは細い水路ならではの光景ですね。

川崎市緑化センターのあたりで、石造りの水路(古い二ヶ領用水の支線のひとつでしょうか?)が二ヶ領用水の上を交差している場所がありました。川が交わって合流するのでなく、立体交差しているってなんだかドキドキします。


多摩川のもう少し上流、二ヶ領上河原堰から始まる二ヶ領用水の本川(新川)の方には三沢川との交差点があってこちらも個人的な二ヶ領用水の見所のひとつ。
川が立体交差する街を歩く〜川崎「二ヶ領用水」の花見散歩 - I AM A DOG

慣れないカメラを使っていてあまり上手く撮れませんでしたが(と言い訳をする)、風が吹くと舞い散る桜吹雪を楽しんだり…



水の流れはかなり速いので、花筏が一箇所に止まらずくるくると姿を変えながら勢いよく流れていくのを眺めたり…



雨の日は新緑の緑が引き締まるので、桜の白やピンクが引き立つようにも感じます。こんなに見事な桜が見られるというのに、お天気のせいか日曜日だというのに人の姿もまばらです。それなりに知られた桜スポットではあるものの、都心の人気スポットに比べると全然穴場感があります。


二ヶ領用水の桜はご覧の通り満開から後半戦といった所ですが、散った花びらや用水路の花筏が目当てなら、もうしばらく楽しめそうでしょうか…? この日歩いた感じでは宿河原駅より下流の方が、まだ咲いている花の量が多いようでしたので、久地駅あたりから上流を目指してみるのもいいかもしれません。

南武線の線路を越え、多摩川との合流点が見えてきたところでこの日の散策はおしまい。



多摩川沿いでも多くの桜を見ることができましたが、雨も徐々に強くなってきたので、このカメラ(SONY α7)ではそろそろ限界です。いくら防塵防滴に配慮されてるとはいえ、そこはオリンパスやペンタックスのようには使えませんので無理は禁物。

今回はキットズームのFE 28-70mm(SEL2870)のみで撮ってみましたが、少々暗いことを我慢すれば軽くて写りもそれなりに悪くない。α7本体の軽量コンパクトさもあり、フルサイズセンサーのカメラで撮ってるとは思えない快適さす。
ただし、電池持ちは驚くぐらいに悪くて、1日撮り歩くような用途だと交換電池を2本持っていても心許ないようにも感じました。

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おまけ:登戸駅前の格安中華ランチ「鮮藍坊」はいいぞ!

お昼は散歩の終着点である登戸駅で取っていくことにしました。以前、登戸のリハスタでバンドの練習をしていた頃に、よく食べに来ていた「鮮藍坊 (シェンランフォン)」という中華料理店。ここは1階に入っている居酒屋「鐵の家」もお料理の美味しい名店です(確かオーナーか店長が兄弟とか、家族とかそのような関係だったような?)。

ランチの定食が680円〜950円程度とリーズナブルかつ、お味の方もなかなかのもの。ご飯とスープはおかわり無料で、デザートには杏仁豆腐付きな。
奥さんが頼んだ「春キャベツの回鍋肉」の定食はこのボリュームで680円! 私もいつもは鶏唐揚げの香味ソース(油淋鶏的なやつ)をよく頼んでいましたが、この日は黒酢の酢豚にしました。野菜がシャキシャキで旨い!


あとはランチのグラスビールが1杯目のみ100円とかやたら安かった記憶があったのですが、会計時に確認したら10円でした(笑)


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