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Peak Design LEASHは小・中型の一眼カメラ携行に最適なストラップ「2台持ちにもいいぞ!」

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昨年末、メインとサブカメラのストラップをピークデザインの「スライドライト(SLIDE LITE)」と「リーシュ(LEASH)」に変更しました。SLIDE LITEについては以前紹介していますが、今回はLEASHについて取り上げることにします。

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Peak Design / LEASH L-AS-3 レビュー

昨年の12月でクラウドファンディングで手にした新型SLIDE LITEが気に入ったこともあり、すぐに注文したのがそれよりも数ヶ月前に発売されていた「LEASH(L-AS-3)」。型番から察するに、3世代目としてリニューアルされたモデルのようです。

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様々なカメラ携行アイテムを製造しているPeak Design製品の中では比較的シンプルなタイプのネックストラップです。

現行のLEASHはブラックとアッシュ(グレー)の2色がラインナップされていますが、今回選んだのはSLIDE LITEと同じアッシュ。ブルーのワンポイント刺繍が気に入ってます。

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パッケージは現行Peak Design製品に見られる白基調のデザインで、同梱品としてアンカー(AN-3)が4個と小型のアンカーマウント、六角レンチに布製のポーチが付属しています。

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ストラップ本体はSLIDEシリーズなどと同じ車のシートベルトを柔らかくしたような丈夫なナイロン素材で、ストラップの幅は実測で18mmと一般的なネックストラップと比較しても幅が細いタイプ(SLIDE LITEが32mmでした)。

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重量も実測で60gを切っていてかなり軽量です。SLIDE LITEと比較すると約半分の重さ。

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左:LEASH(59.1g)/右:SLIDE LITE(115.2g)

ストラップのカメラへの取り付けは一度でもPeak Designのシステムを使ったことがあれば分かるかと思いますが、アンカーという小型のアタッチメントをカメラに取り付けることで、ストラップなどの着脱を容易に行えるシステムです。

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ワンタッチでストラップが装着できます

また、付属のアンカーマウント三脚穴に装着することで、両吊りとは違う形でカメラを携行できます(斜めがけした際に体への密着度を高められる)。私は同社のキャプチャー用プレートを併用するので、このマウントは使いません。

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シンプルな構造ながら長さ調整が容易に行えるストラップ

一見するとシンプルなストラップですが、両端に長さ調整のためのパーツが付いています。よくある摩擦で固定する伸縮ベルトの形状ですが、このパーツ周辺が上手いこと作られていて、ワンタッチでの長さ調整が可能となっています。

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なかなか文字と写真だけでは説明が難しいのですが、これについてはピークデザイン公式の動画を見ていただければ一発で分かります。

撮影時と携行時で自由に長さを変えることができるので、所謂“速写ストラップ的”な運用が可能です。ストラップ幅の広い「SLIDE」や「SLIDE LITE」ではクイックアジャスターという可動式のパーツで長さ調整を行いますが、LEASHではより簡易的な仕組みとなっています。

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重いカメラでも使えるけどバランスがいいのは1kg位まで?

LEASHの耐用重量は約9kg(20lb)位まであるようなので、コンデジから重量級の一眼レフまで対応します。しかし、細身のストラップということもあり、個人的には重量1kg位までのカメラで使うのが丁度よく感じます。

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総重量1kgを越えるとちょっと体への食い込みが気になります

もちろんもっと重いカメラを装着しても大丈夫ですが、1.5kgを越えるようなカメラになると首や肩への食い込みも強くなるので、その場合はもっと太いSLIDE LITEやSLIDEを使用した方がバランスがいいでしょう。

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このクラスになるとSLIDE LITEが欲しくなります

私が使っているカメラの場合だと、軽めのレンズを付けたOM-Dだったり、GX7MK2などは丁度いいバランス。見た目もすっきりしていいですね。

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ストラップ素材が柔らかく幅も細いので手にグルグル巻きにして使うこともできます。

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サブカメラ用に丁度いいストラップ

私の使い方でこのLEASHが最も活躍するのは、登山におけるカメラ2台携行の際。メインのカメラは少し重いレンズを付けて、ザックに取り付けたキャプチャーで携行し、サブのカメラはパーゴワークスのフォーカスに突っ込んで持ち運ぶことが多いです。

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この時、折りたたんでも邪魔にならない、LEASHの存在が大変助かっています。

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実際に使う際には、命綱的に首に回していることが多いのですが、2本のストラップを両肩に斜めがけするような状況において、太すぎず出しゃばらないLEASHは2台目用のストラップとして丁度いいのです。

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なかなかこのような使い方をする人は少ないかもしれませんが、2台のカメラを効率良く携行したい私にとっては、耐久性と柔らかさを兼ね備えたピークデザインのストラップは欠かせません。水に濡れても比較的早く乾きますし。

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これはLEASHに限りませんが、雪や雨の中で使った後に、濡れたストラップを外してカメラだけを乾燥・除湿させることができるのも、ピークデザインのストラップ(というかアンカーシステム)を使う利点かもしれません。

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このように便利なピークデザイン製品ですが、全体的に価格が少々お高いのがやや残念(笑) そんな中でも、このLEASHは他の製品に比べても若干コストパフォーマンスが高いので、最初に手を出してみるPD製品としてはかなりオススメかもしれません。

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