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新緑眩しい海沢探勝路から大岳山〜鋸尾根を歩いてクラフトビールを飲みに行く週末


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5月12日の土曜日、奥多摩・海沢探勝路から大岳山に登ってきました。

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GWの立山で我が家の雪山シーズンも一段落。「たまには近場の奥多摩でも… 」と妻と話していた所「そういえばユーは海沢まだだったね」と(昨年は平日に私1人だったので)。
さらに奥多摩駅前に美味しいクラフトビールの店があるという情報も聞きつけていたので、それならこの日は「滝と新緑とビールだな!」となりました。

海沢渓谷/海沢探勝路について

海沢渓谷、そして海沢探勝路については昨年も記事にしているので、そちらも併せて読んでいただけると有り難いですが、奥多摩駅(又は白丸駅)から徒歩1時間半ほどの所に「海沢園地」と呼ばれる滝(海沢三滝)で有名な渓谷があります。
ちなみに海沢と書いて「うなざわ」と読みます。

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その海沢園地から奥多摩三山の1つである大岳山(標高1266.5m)まで至る登山道が海沢探勝路(うなざわたんしょうろ)です。

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今回はその海沢探勝路から大岳山に登り、そこから鋸山(標高1,029m)を経て奥多摩駅に戻ってくる、コースタイム7時間程のルートを歩きました(下地図の時計回り)。鋸山から奥多摩にかけての尾根は、小さなアップダウンが連続する「鋸尾根」と呼ばれています。

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大岳山までの往路ですが、地図右下の少し軌跡がゴチャゴチャっとしてる辺りが海沢で、山登りはその後の部分です。つまり、かなりの割合が平地歩きです。

奥多摩駅から海沢園地までの一般道歩き1.5時間

奥多摩駅を7時にスタート。海沢園までの一般道歩きは正直かったるいので「タクシーがあれば…」 と思うのですが、残念ながら朝の奥多摩駅前にタクシーは停まっていません。迎車を頼むほどではありませんが、週末朝の電車到着時間ぐらいには、利用客居ると思うんですけどね…?(鴨沢の登山口まで直接行きたい人とか)

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多摩川を渡る橋から見える玉翠荘では日帰り入浴ができるそう。もえぎの湯が混み合う週末などは狙い目だと、ももさんのブログで読みました。駅から近くていいですよね。

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ただし、我が家は奥多摩は近所過ぎて、あまり帰りに温泉という雰囲気になりません(笑)

奥多摩駅にも綺麗なトイレがありますが、朝の電車到着直後は一瞬混み合うこともあります。そんなときにオススメなのが町営氷川有料駐車場に併設されたトイレ。

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30分程多摩川沿いを歩いたら、支流である海沢川沿いの道へと進んでいきます。実はここから海沢園までが結構長いのです…。いや、ほんとに。

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アメリカキャンプ村の脇を抜け、海沢川沿いの細いワインディングロードを1時間ほど歩いていきます。この道は一部荒れていますし、落石も多くてタクシーだと途中までしか行ってくれないという噂も?

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やや退屈なアプローチではありますが、周囲の渓谷や新緑を楽しもうと思えば、それなりに美しい景色が広がっています。楽しまないのは勿体ないですよね。

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海沢園地で海沢三滝を見る

海沢園地からは車道を外れ、いよいよ登山道に入っていきます。園地入口には一応トイレも設置されています。ここから大岳山経由で鋸尾根に向かう場合、以後トイレは奥多摩駅までないので注意(大岳山から御岳山側に10分程下りるとトイレあり)。

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「え、三滝でなく四滝なの?」と思われる人もいるかもしれませんが、比較的アクセスの容易な海沢三滝(三ツ釜ノ滝・ネジレの滝・大滝)の奥に、「不動の滝」というややアクセス困難な4滝目があるそうです。私も見たことがありませんが、機会があればそちらも訪れてみたいですね。

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5月の奥多摩はやはりこの新緑が美しい季節。涼しい渓谷と緑、「いよいよ夏山始まったな」と気持ちが上がっていきます。

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海沢園地に入ってするに見えてくるのが「三ツ釜ノ滝」。この滝を左手に眺めながら登っていきます。滝の全景を納めるにはもう少し広角レンズが欲しいかも。

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「ネジレの滝」は登山道から少し奥まった場所にありますが(前回行きそびれたのでようやく見られました)、個人的には三滝の中でこの滝が一番好きかも。

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そして最も落差の大きい「大滝」。やはり登山道から外れた少し下ったたところにあるので、なんならザック等はデポしてもいいですが、別にたいした距離でもありません。

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非常に見応えのある美しい滝です。

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土曜日だというのに海沢には殆ど登山客も入ってきませんし、写真の好きな人はこの滝を見に行くだけでも楽しめるかもしれません。ただし、足場は滑りやすいのでトレッキングシューズ等は必要。私もこの日濡れた石で足を滑らせて見事に半身濡れました。

海沢探勝路から大岳山へ

海沢三滝を楽しんだらここから海沢探勝路。指導標では「悪路」となっていますが、比較的普通の登山道です。ただし相変わらず倒木が足下を塞いでいたり(昨年と同じ状況)、そこまで整備が入ってないと思われるので注意してください。

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※海沢探勝路はYAMAP等一部の登山地図にはコースが乗っていません(山と高原地図では破線)。登山計画書に海沢探勝路を歩く旨を記載して提出しましょう。

海沢園の入口にあったモノレールがこんな山の中まで来ています。何のための設備かと思っていたのですが…

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山の中にワサビ田があったんですね。

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そんな沢沿いの登山道、急登を交えつつ1時間ちょっと登って行くと大岳山の支尾根に出ます。一気に太陽の光が差し込んで風も吹き抜けるので気持ちいい。

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そこから20分ほどで賑わっている大岳山山頂に到着。三滝で多少写真を撮ったり時間を使いましたが、やはり奥多摩駅のスタートから4時間程かかっています。

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春霞の空ながら、富士山もよく見えました。

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夏山シーズンに入ってのでしっかり昼食を取ります。

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大岳山山頂で毎回出会う、地図を持たない中高年ハイカー

ところで大岳山の山頂で休憩を取っていると、毎回奥多摩駅方面の下山路を探す中高年ハイカーに道を聞かれます。たしかに御岳神社の側から登ってくると、奥多摩方面の下山路がやや分かりにくいのはありますが、そもそも地図を持っていなかったり「奥多摩までどれぐらいかかりますか?」「滝があるコース(恐らく海沢のこと)に行きたいんですけど」など、事前の準備がまるっきりされてない人が多いのです。

山と高原地図 奥多摩 御岳山・大岳山 (山と高原地図 24)

山と高原地図 奥多摩 御岳山・大岳山 (山と高原地図 24)

ケーブルカーで登れる御岳山から大岳山はハイキングコースの延長で簡単に来られますが、鋸尾根から奥多摩までは一部急な尾根道をコースタイムで3時間と往路よりもキツいです。
檜原村側にはもう少し早く下りれるルートもありますが、人も少なく午後のバスが少ないため無計画で歩くのは危険です。

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せめて事前に地図を見てコースタイムを調べておくなり、スマホの登山用GPSアプリ位は携帯して欲しいのですが(モバイルバッテリーや紙の地図も併せ)、そんな人に限って地図アプリの存在を知りませんし、教えても興味を持って貰えません。

もちろんGPSは全能の神ではありませんが、少なくとも道迷いの危険性は大幅に減らせるだけに、中高年ハイカーたちにどう周知していくかは、今後の登山業界の課題ではないでしょうか(こんな私のブログ記事を見てくれることもなさそうですし…)。

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鋸山・鋸尾根から奥多摩駅へ

さて、昼食を取ったらクラフトビール奥多摩駅へ向けて下山スタート。まずは鋸山を目指し、大岳山〜鋸山間のなだらかな尾根道を進みます。

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ハニワみたいな形の木があった!

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御前山にも長らく登ってませんね。カタクリの季節はもう終わってしまいましたか…。

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ちょっと登り返しての鋸山。展望のない山頂ですが結構人が多かった。

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ここから鋸山の名前の通り、小さなアップダウンが続く鋸尾根デス。といっても登り返しは軽いレベルでほぼ下り道です。

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鋸尾根に入ると足下は少し悪くなります。というか久々の夏山歩きと軽登山靴に慣れずに少々足が痛くなってきました。どうやら妻も同じみたい。

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このクサリ場も懐かしいなーって、普通に下っていたら巻き道に入ってしまったようで通りませんでした(笑)

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こういう光景、とっても奥多摩っぽいなーと思います。

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奥多摩駅が近づいてくると再びギザギザした尾根道に。左上の方に見えているのは奥多摩町の集落です(駅前あたりでしょうか?)。

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そして愛宕山(愛宕神社)へ。

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愛宕神社の187段の石段はもうボロボロで、下りは手摺りを握ってないと恐いぐらい…。

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下山しました。昼食を別にすればしっかり7時間、コースタイム通りの行動時間でした。

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奥多摩駅到着、クラフトビールの話はまた次回!

そしてこの日の最終目的地はここ「Beer Cafe VERTERE(ビアカフェ バテレ)」です。少々記事が長くなってしまったので、こちらのバテレについてはまた次回の記事にて。

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7時間の山歩きは、このための前哨戦だったのです!?

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追記:奥多摩のクラフトビール「ビアカフェ バテレ」について書きました。

そして、この日の山歩きで使っていた新戦力のレンズについてはこちらの記事にて。約8.3倍の高倍率ズームながら、軽量&防塵防滴で登山のお供に最適です。

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