I AM A DOG

途方に暮れる 犬とよばれる でも生きてゆく

出汁が濃い吉田のうどん「美也樹」が美味しかったので既に富士吉田行きたい

本ページは商品、サービスのリンクにプロモーションが含まれています

今日のお昼、山梨県の富士吉田にて「吉田のうどん」を食べてきました!

f:id:OKP:20180724190323j:plain

今週は日曜日から平日にかけて南アルプスで登山を楽しんでいました。「せっかく山梨県内にいるのだから吉田のうどんが食べたい!」と、山帰りに河口湖町の「たけ川」を訪ねたのですが、店に到着するとまさかの臨時休業(定休は月曜日)。


吉田のうどんの人気店「手打ちうどん 美也樹」

もちろんこのエリアは吉田のうどん密集地帯なのでリカバーは効き放題。奥さんの検索を頼りに車で10分弱移動して、吉田うどんの人気店らしい「美也樹」を目指しました。

f:id:OKP:20180724190319j:plain

美也樹があるのは富士急ハイランドの東側の住宅地の一角。店内のカウンター席からも富士急ハイランドのジェットコースターがよく見える近さです。

f:id:OKP:20180724190320j:plain

吉田のうどんの中ではかなりの有名店のようで平日の11時過ぎでしたが、店の前と隣に10数台分ある駐車場はいっぱい。丁度、出る車があったのですぐに停めることができ、店内も待ちなしで席に付くことができました。

店内はカウンターと小上がりの座卓、テーブル席で20席ちょっと、座卓やテーブルはガンガン相席になります。注文してすぐ出てくる吉田のうどんではやはりお馴染みの光景でしょうか(私はたけ川しか知らないけど…)。

ちなみに「吉田のうどん」が何か分からない方はこちらの記事などで。「ほうとう」と並ぶ(けどそこまでは有名でない)山梨の郷土料理うどんです。

メニューはかなりシンプル。私は「肉天うどん」の大盛り、妻は肉天うどんを注文しました。地元の方っぽいお客さんには「冷したぬき」と「肉うどん」というダブルの注文をしてる人もチラホラ。それでも720円ですもんね、げきやす!

f:id:OKP:20180724190326j:plain

出汁が濃い! 「肉天うどん」大盛り

すぐに出てきた肉天うどん(大)。茹でキャベツに甘辛の馬肉という吉田うどんの基本スタイル(?)にタマネギのかき揚げが乗っています。そしてちらりと見える手打ちのうどん麺はやはり太くて力強い!

f:id:OKP:20180724190321j:plain

食べてみると出汁がめっちゃ濃い。醤油味が濃いのでなくとにかく出汁が強いのです(鰹節系?)。たけ川の出汁の味も私好みですが、美也樹の出汁もこれまたクセになります。やはり麺の存在感が大きな吉田うどんにはこれぐらい主張のあるつゆが正解。

こちらは妻が頼んだ普通サイズの「肉天うどん」。これならは私も「冷したぬき」を追加間違いなしですね(笑) 次はその頼み方にしよう…

f:id:OKP:20180724190322j:plain

うどんは「箸を持つ手が疲れる」というレベルではありませんが(初めてたけ川に行った際の感想です)、やはりコシ(というかゴワゴワ感)の強い太麺。タマネギのかき揚げは甘くて、主張が強すぎないのでキャベツ同様にうどんの箸休め的に楽しめます。
馬肉も美味しくて正直もう少し欲しい位ですが、このお値段ですので仕方がない。なんなら肉増しとかあってもいいのでは?(笑)

吉田のうどんでは忘れちゃいけない「すりだね」。美也樹のすりだねは赤色が強い、しっとりとした七味唐辛子風の見た目。

f:id:OKP:20180724190324j:plain

すりだねは七味唐辛子をさらに複雑な味にしたような辛味調味料で、店によって調合や味が異なるもの。美也樹のすりだねは辛さはそこまで強烈でなく(といってもそれなりに辛いので少しずつ入れましょう)、胡麻の香りと旨みが強力です。
出汁が強いのですりだねが勝ちすぎることもなく、旨さと旨さが新たな相乗効果を生みます。つまり美味い。

当然、途中の写真なんて撮っている訳がなく、こうなるのです。

f:id:OKP:20180724190325j:plain

たけ川大好きな私も大満足でしたし、むしろ吉田のうどん初挑戦の人には店の雰囲気やうどんのバランス的にもこちらの「美也樹」の方が入りやすいかもしれません(?)。もちろん郷土料理である吉田のうどんは店の数だけその魅力があるはずなので、私も機会があればもっと他の店も訪れてみたい!

今回振られた「たけ川」にもまた行かねばなりませんし、もう毎週富士吉田に来たくなりますね(ブログを書きながら既に食べたい)。

関連のありそうなうどん記事