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途方に暮れる 犬とよばれる でも生きてゆく

2018年蝉日記:NOKTONやフラッシュディフューザー付きTG-5で撮ったり自宅で羽化を観察したり4Kタイムラプス動画

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毎年恒例(?)の近所の蝉観察日記です。最初はボケ気味のやつを貼っておくので、虫が苦手な人はここでお帰りくださいませ。

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7月30日 22:30追記:蝉の羽化をタイムラプス動画で撮りました(記事最後に追記)。

オリンパスTG-5+フラッシュディフューザーFD-1で蝉を撮る

少し前に買ったままなかなか生かせてない、OLYMPUS Tough TG-5用(TG-4時代に発売されたもの)のフラッシュディフューザー「FD-1」。TG1桁シリーズの内蔵フラッシュの光を柔らかく拡散させて、手持ちでマクロ撮影を行うためのアクセサリです。

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LEDライトのLG-1との使い分けですが、フラッシュを使うことで光量があるので被写体から距離を撮った場合や屋外での手持ち撮影はFD-1の方が向いているようです。この辺の違いについてはもう少し使い込んでから記事にできればと思います。

OLYMPUS デジタルカメラ STYLUS TG-4/TG-3 Tough用 LEDライトガイド LG-1

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  • 発売日: 2014/06/13
  • メディア: エレクトロニクス

ほぼ暗闇の中で撮ったシーンがこちら。光量を押さえた設定にしても、いかにもフラッシュ使いました感は出てしまいますが、コンデジでの暗闇手持ちマクロと考えたら、かなり優秀じゃないのかな?と思います。

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感度はISO800、ノイズはそれなりに出てはいますが充分に精細感は残っていますし、TG-4世代よりも画素数を下げてた恩恵を感じる瞬間です。

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日中(夕方)などはFD-1を使う必要がないこともありますが、あえてFD-1を使うことでキツめのコントラストを付けるなんてことも面白いかな? 1枚目がフラッシュなしで2枚目がFD-1を使ったもの。

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それにしてもコンデジのマクロはえげつなく寄れてしまいますね(笑)

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ノクトンで蝉を撮る

……って程ではないのですが、何かの帰りにNOKTON 25mmを付けたGX7MK2を持っていたことがあって、いくら暗かろうがF0.95なら手持ち余裕だな…… みたいな。まあ開放付近はピント薄々なので結構怪しいんですけど。ふんわりシケーダー。

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羽化前の幼虫をお持ち帰りして自宅で観察

たまたま妻が出張中で暇だった夜、食事帰りに道の真ん中でひっくり返っている蝉の幼虫を発見。久々に自宅で羽化を観察してみたい気分になって、お持ち帰りしてみました。こちらも部屋にあったGX7MK2とノクトンにて。

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蝉の羽化の観察といえばカーテンが定番ですが(?)、玄関に置いてあった無印のキースタンド丁度良さそうなので誘導してあげると、上に登ったり下りたりを繰り返し。
これ以上登れない場所ですぐに羽化を始める訳でなく、ある程度しっかりとつかまることができる場所を探すようです。キースタンドがツルツルで捕まりにくかったようで、少々申し訳ないことをしたかも……。

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ここという場所が決まったら体が動かなくなり……

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背中が盛り上がったと思ったらパックリ……

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ニュルーっと出てきました……

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器用に抜け殻の上を伝って……

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羽根を伸ばして乾かしていきます。

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この瞬間、本当に美しいですね。照明はリビングの蛍光灯とダイニングテーブルの電球色のLEDライトを付けたり消したり…… バシバシをストロボを焚くような強い光でなければストレスにならないそうですが、実際の所は分かりません。

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腹弁があるのでオスっぽいですね。

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羽根がだいぶ乾いてきたようです。

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寝ている間に部屋の中で飛んだり鳴き始めても困るので(笑)、ベランダに移動。

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この感じならばもうすぐ飛び立ちそうですね。朝になったら無事いなくなってました。

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OLYMPUS TG-4用 フラッシュディフューザー FD-1

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  • 発売日: 2016/04/28
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追記:タイムラプス動画を撮ってみた

蝉の羽化の様子をGX7MK2とNOKTON 25mm F0.95を使ってインターバル撮影、カメラ内編集でタイムラプス動画にしてみました。2匹捕獲してきたのですが、あまりに羽化のタイミングが違うので(後ろをウロウロしてる奴)1匹のみです。

何度見ても蝉の羽化は神秘的で美しい光景だと思います。4K動画でアップしてみたので、ぜひフルスクリーンにして細かいところまで楽しんでみてください。

www.youtube.com

インターバル撮影は30秒置きで撮りましたが10秒位でもよかったかもしれませんね…… リハーサルなしだとなかなか勝手が分かりません。
もう少し長時間撮っていたかったのですが(羽根がもう少し茶色くなるまで)、ほぼ満充電の状態からバッテリー切れ直前まで行ってしまったので仕方なく停止しました。後で調べてみたらGX7MK2のインターバル撮影は途中で電池交換も可能だったようです。

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