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白馬エリアから糸魚川まで案外近かったので回転寿司を食べに行った:久々の「氷見きときと寿し」

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お盆に栂池から白馬岳に登った帰りのこと。夏休み期間ということもあり翌日の予定もなかったので、帰りに糸魚川(糸魚川市中心市街)まで出てお寿司を食べて帰りました。

当初は少々頑張って富山まで行くことも検討していたのですが(白馬の稜線から富山湾が見えたこともあり)、猿倉から栂池に戻るタクシーの運転手さんから色々と近隣の情報を聞くことができ、糸魚川の海鮮もオススメだということ、糸魚川までの道中にいい温泉があることなどを教えて貰いました。

栂池から糸魚川までは車で国道148号線を北上して、1時間程度の距離。帰りは北陸自動車道に乗ってしまえば、そのまま長野道〜上信越道と真っ直ぐ東京に帰れそうです。

道の駅小谷に併設の「深山の湯」でサッパリ

まずは汗を流すべく温泉に入って行こうということで、教えて貰った小谷村の「深山の湯」に寄って行きます(その他に「姫川温泉」などもオススメされました)。小谷村(「小谷」で「おたり」と読む)は白馬村の北から糸魚川市の手前にかけてのかなり広い村。栂池高原や白馬乗鞍スキー場があるのも白馬村でなくこの小谷村です。

栂池から国道148号に出るまでの道は「塩の道」とも呼ばれているらしく、上杉謙信が敵に塩を送ったあの道なのだとか。西には飛騨山脈(北アルプス)東は戸隠から妙高にかけての山が連なる間を流れる、姫川に沿った谷筋が古くから交易の道になっていたのですね。糸魚川静岡構造線もこの延長ですよね。

「深山の湯」があるのは栂池高原から車で20分程北上した「道の駅 小谷」。「道の駅 小谷」は食事処(なかなか美味しいらしい)なども充実したかなり大規模な道の駅です。

深山の湯は近隣の2つの源泉を混ぜて使っているらしく、泉質は炭酸水素塩泉。そこそこの規模の日帰り温泉ですがお湯は源泉掛け流しになっています。
入浴料は大人660円で、道の駅で500円以上の食事をしていると入浴料が半額になるとのこと。お風呂は子供が泳げる位に広くて、空いていたこともあってかなり快適でした。

お風呂を上がったら「つがいけ雪どけサイダー」を飲んでひと息。以前、残雪期の八方尾根に来た際も温泉に入った後に飲んで美味しかったサイダーです。甘さ控えめでスッキリしているので、見かけたらぜひ温泉の後に試してみてください!


夕飯は「きときと寿し 糸魚川店」へ

糸魚川まで行って何を食べるか、ですが気分的に「おいしい回転寿司をお腹一杯!」だったので、検索して出てきた石川県発(富山じゃないのね)の「氷見きときと寿し」へ。
きときと寿しは妙高を挟んだ向こう側の「あらい道の駅店」では何度か食べたことがありますが、とても美味しかった店ですしここなら安心かなと。

あらい道の駅店はいつ行っても混雑してる人気店ですが、糸魚川店は時間帯が遅かったこともあり(LO 1時間前くらいでした)それでも10分ちょっと待って席に付くことができました。いつの間に注文システムにタブレットが導入されてるのには驚きましたが、もちろん職人さんに直接頼んでもOK。回転寿司での注文が苦手な人には嬉しいシステムですよね。

時間帯が遅かったこともあって白えび他売り切れてしまっていたネタも多かったですが、お約束のノドグロを始め安定の美味しい海の幸をたっぷりと堪能。

お手頃な価格でこれだけのお寿司が好きなときに食べられるのは、毎度ながら北陸の人が羨ましい。イクラとか北陸と関係なさそうなネタですが、毎回2皿ぐらい食べてしまいます。

今回はつい糸魚川地元の店ではない回転寿司に行ってしまいましたが、もっと時間が早ければ地物の海の幸を食べさせてくれる店も色々とあったことでしょう。運転があるのでお酒を飲まずに、というのがなかなか辛いのですが、機会があれば今度はもう少し地元感のある店にも入ってみたいものです。


北陸道を使わず一般道で安曇野へ…

糸魚川からの帰路はそのまま北陸道に乗ってしまうのが一番速いのですが、特に急ぐ旅でもありませんし、セブンイレブンでコーヒーを買って…… なんてやってるうちに、そのまま148号を南下する道を選んでいました。

富山から平湯を経由して松本へと抜けるグネグネ道とも違い、148号線は急なワインディングも少なく山間部の一般道としてはかなり走りやすい道路です。実際、高速を使った場合とも大して時間は変わりませんし、高速料金もかなりお得になるのが嬉しい。再び小谷村〜白馬村と一般道を走って、長野道の安曇野インターへと抜けました。

既にお盆の帰省渋滞が始まる日程でしたが、高速に乗ったのが23時近かったこともあって、東京までの帰り道も渋滞解消後でスムーズでした。

北陸の海の幸というと、どうしても富山だったり上信越道でも妙高のあたりまで行かないと食べる機会がありませんが、今回白馬エリアからの糸魚川が思ったより近いことが分かりました(といっても片道1時間かかりますけども)。

糸魚川からの帰路もそこまで大変ではありませんでしたし、富山まで行かずとも「北アルプスの帰りに海の幸」という持ち駒が1つ増えたのはなかなかの収穫でした。

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