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リビングで手軽に迫力サウンド:Ankerのサウンドバー「Soundcore Infini Mini」を買ってみた

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今月9月5日に発売されたばかりのAnkerのサウンドバー型スピーカー、「Soundcore Infini Mini」を買ったのでファーストインプレッションをまとめてみました。

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Soundcore Infini Mini by ANKER:概要、附属品など

「Soundcore」はモバイルバッテリーでお馴染みのAnkerが今年立ち上げたオーディオブランドで(元々Ankerブランドのオーディオ機器はありました)、現在はヘッドフォンやBluetoothスピーカーなどいくつかのモデルが発表されています。

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「Soundcore Infini Mini」はそんなSoundcoreブランド初のサウンドバー。「サウンドバー(シアターバー)」はテレビやPCと組み合わせることを想定した横長のアンプ内蔵一体型スピーカーの総称で、簡易的なホームシアター用スピーカーとして紹介されることも多い製品です。

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「Soundcore Infini Mini」の筐体には出力20W×2のアンプとステレオフルレンジスピーカーが納められていて、横幅550mmとサウンドバーにしてはかなりコンパクトなシステム。

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重量は1190gと軽量で、壁掛けにも対応しています。価格は7,999円と同系統の製品の中では驚くぐらいにリーズナブル。このサイズならばテレビはもちろん、デスクのスペース次第ではPCスピーカーとしても活躍してくれそうです。

附属品は各国語対応の説明書の他、リモコンと単4電池、ACアダプター、テレビと接続する音声ケーブル(光デジタル、ステレオミニ)、壁掛け用のネジも含まれています。

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本体側のボタンは電源と入力切り替え、音量上下の4つのみ。その他の切り替えは付属のリモコンで行える他、テレビのリモコン操作でSoundcore Infini Miniの電源や音量を操作する学習機能もあります(我が家の東芝REGZAでは電源は連動しましたが、音量操作が上手く登録できませんでした)。

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自宅リビングに設置してみた

リビングのテレビには以前BauXar Marty101を使っていましたが、昨年ぐらいに壊れてしまいそれからは内蔵スピーカーを使っていました。
リビングで音楽ソフトを再生することは少ないのですが、まあ映画とか見る際にもう少し音が良くてもいいかなと、今回Soundcore Infini Miniを導入してみました。

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サイズがコンパクトなのでテレビ(写真は32型)の前に置いてもそこまで邪魔にはなりません。元々置いていた、Apple TVとAirMacを動かす必要はありましたけども……。

あと、テレビの正面にSoundcore Infini Miniを置いたことでリビングに寝転がった体勢(無印の人ダメソファーに転がった状態)からのリモコンの効きがやや悪くなってしまいましたが、そこはSoundcore Infini Miniに限った話ではないので……。

接続は光デジタル、アナログ、Bluetoothの3系統

テレビとの接続はまず付属の光デジタルケーブルを使ってみましたが、テレビ側内蔵スピーカーのオンオフやリモコンのコントロールを考え、テレビのヘッドフォン端子を使ったAUX接続と比較している最中です。そこまで音質の違いは今の所感じません。

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ソース切り替えで光デジタルを選んだ場合はグリーンのランプが点滅、アナログ(AUX)端子の場合はシアン(水色)、Bluetoothの場合はブルーとなります(そのうち消える)。

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Bluetooth接続で使うシーンはあまり考えていませんでしたが、iPhoneやiPadから手軽に繋ぐことができるので、リビングで音楽を聴く際の出力先ができて良かったかも。

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追記:アナログ入力で接続した際ですが、元ソースが小音量になった際にノイズゲートやリミッターが効いたような現象が起こります。無音が続いた後のセリフなどでは音の頭が切れてしまうことがあり、映画やニュースなどにはちょっと厳しい仕様。

音質はそこそこだけどテレビの内蔵スピーカーからは各段の差

肝心の音質ですが、音楽ソフトや映画を一通り再生してみましたが、テレビの内蔵スピーカーよりは明らかにパワフルな音を鳴らしてくれます。特に低域、高域といった内蔵スピーカーが苦手な帯域を出してくれるので、そこまで音量を上げなくても音が聴き取りやすくなる効果もあります。

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音の指向性はワイドで、部屋のどこにいてもそこそこのバランスで音を聴くことができます。基本的に通常は「MUSIC」モードで音を鳴らしますが、映画向けに迫力を持たせたイコライジング設定として用意された「MOVIE」を選ぶと、分かりやすくドンシャリになります(笑)

ただしオーディオ的に質が高いとは決して言えず、音楽再生の際にはややこもったような印象もあります(筐体のプラスティッキーな箱鳴りもそれなりに目立つ)。単純に音の良さを求めるのなら、セパレート型のパワードスピーカー等を使った方が満足度は高いと思いますが、たった7,999円のサウンドバーにそこまで求めるのも酷な話です。

コスパの高さと保証の充実はAnker製品ならでは

サウンドバーにしてはコンパクトな筐体、3系統ソースへの対応、そしてTV内蔵スピーカーの音をワンランク以上上げてくれる性能を考えたら、「Soundcore Infini Mini」は非常にコストパフォーマンスの高い製品であると感じます。

また、Amazon(AnkerDirectの出品であることを確認)やAnkerのオンラインストアで購入すれば注文番号が自動的に保証書代わりとなり(いちいち紙の保証書や購入証明のレシート等を保存する必要がない)、18ヶ月の保証が付帯するのもAnker製品ならでは。

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今回はリビングのテレビ用としての購入でしたが、設置スペースがあるならばPC用として使ってみるのも結構面白そうです。

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