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川苔山から百尋ノ滝とクラフトビールを目指して歩く秋の奥多摩紅葉ハイク


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いつの間に紅葉が始まっている東京の奥多摩エリア。先週末の日曜日、初心者にも人気の川苔山に登って、紅葉狩りと滝・渓谷歩きを楽しんできました。

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そうだ 奥多摩、行こう

10月最後の日曜日(28日)、天気予報は晴れということで何処に行こうか迷ったのですが「たまには電車で奥多摩も悪くないかな」と。そろそろ紅葉も始まっていそうですし、夏前に行った奥多摩駅前のブルーパブ「バテレ」にも再訪したかった所なので(むしろ登山後のビールが目当てという話も?)。

日曜の朝、奥多摩方面への始発電車を乗り継いで7時前に青梅線の鳩ノ巣駅に到着。

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この鳩ノ巣駅から川苔山(川乗山:標高1363m)南東側から登って、下山路として百尋ノ滝や渓谷美で人気の南西側の登山口へと下りる計画です。山と渓谷地図のコースタイムで約6時間半、距離14km、高低差1000mほどの山行になります。

このルートは滝のある渓谷側から登る時計回りルートが人気のようですが、登山口まで奥多摩駅始発のバスを利用する必要があることや紅葉シーズンの混雑を考えると、反対回りの方が静かに歩けそうです。
……そんな目論見は大正解で、この朝鳩ノ巣駅で電車を降りた人は片手ほど。川苔山までの登り登山道もほぼ誰とも合わない贅沢なハイキングでした。

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鳩ノ巣駅前の公衆トイレはと新しく、ウォシュレット付きでとっても綺麗。少し進んだ所に最後の公衆トイレがありますが、圧倒的に駅前が綺麗なのでオススメです。
ちなみに川苔山の登山道にトイレはなく、細倉橋のバイオトイレも現在閉鎖中だったので気を付けてください。

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鳩ノ巣駅からはしばらく民家の中の舗装路を歩いてから登山道へと入って行きます。奥多摩登山ではあるあるの光景ですね。

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川苔山へと続く緩やかな登山道と紅葉

鳩ノ巣駅を起点にするルートを選んだ場合、コース大半は緩やかな上りが中心で急登と呼べるような場所は殆ど登場しません。山頂に近づくと一部等高線の詰まった場所もあるのですが、つづら折りになっているので特にキツいという程ではないと思います(といってもコースタイムで頂上まで3時間半以上あるので、初心者の人は体力と相談して計画しましょう)。

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鳩ノ巣駅から川苔山までは、瘤高山や大ダワを経由するものも含めいくつかのルートがありますが、今回はもっともシンプル(?)な最短ルートを選んでいます。もう少し紅葉が進んできたら、他のルートからじっくり歩いてみても面白いかもしれません。

現在、奥多摩エリアの紅葉は1000m前後まで下りてきている感じなので、これからますます標高が低い場所でも見頃となっていくでしょう。

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そういえば「川苔山」と「川乗山」で表記ゆれがあるようです。後半歩くことになる沢沿いの渓谷は「川乗谷」で、「川乗林道」「川乗橋」と、地名にも使われていますが、山自体は「川苔山」の表記の方が一般的なように見えました。

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奥多摩らしい景色が続く秋のトレイル。青空も見えて気持ちの良い陽気です。

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裸になった樹皮は鹿による食害でしょうか。周囲を見渡すとかなり深刻そうです……。

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この坂を登れば山頂です。この辺りの紅葉(黄葉)はなかなか見事ですね。

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川苔山山頂でひと休みしたらすぐ下山

鳩ノ巣駅から3時間強、10過ぎに川苔山の山頂(標高1363m)に到着しました。

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少し雲が出てきてしまったので、展望は一瞬見えたのみで隠れてしまいました。晴れていれば雲取山方面の石尾根などもよく見えるらしいです。

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川苔山山頂は少し広くなっていて、ベンチなどもあるので食事を食べたり休憩するのにピッタリ ……なのですが丁度山頂に着いたころから太陽が隠れて気温も下がってしまったので、行動食だけ食べてさっさと下ってしまうことにします。

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色付いた山の中、やはりこれぐらいの標高が丁度紅葉のピークのようです。

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朴葉かな?

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百尋ノ滝までの登山道は急斜面に作られた細い道(歩きやすいですが、すれ違いは困難)が続くので、登りの登山客優先で下りの際は譲りまくって行きましょう(道を譲る際は安全な山側に避けて待つのが基本)。

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やはり人気の山なので、これからお昼どきにかけて多くの登山客が登ってきます。私の頭の中はもうビールでいっぱいなのですけども……(笑)

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登山道はよく整備されていますが、道が細いのとこの時期は落ち葉も多いですし、すれ違いには注意して。軽装の人も多く見かけましたが、渓谷沿いなどは濡れた岩の上なども歩きますし、最低限トレッキングシューズは用意しておくといいでしょう。

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徐々に川の音が大きくなり、何度か小さな滝を横目に通り過ぎて進むと、

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正面に立派な岩壁が見えてきます。岩沿いの紅葉も見事です。

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百尋ノ滝から渓谷沿いの登山道へ

そこから少し下りた場所に「百尋ノ滝」がありました。落差は約40m、奥多摩でも人気の滝のひとつです。

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初めて来ましたが本当に見事な滝ですね! これまでも奥多摩の有名な滝はいくつか見てきましたが、美しさではこの百尋ノ滝がナンバーワンかも(私感です)。

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人が滝壺の近くに立つとかなり大きな滝であることが分かると思います。

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離れて撮ってみたり、近づいて魚眼レンズを使ってみたりとしばしの撮影タイム。

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人気の撮影スポットだと思うのですが、反時計回りルートで歩いたおかげか滝の周りには食事中の2組みほどのみで、しばらく滝を独り占めすることができました。

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まだ、滝の上の方が緑が鮮やかですがもう少ししたらこの木々も色付くのでしょうか。

滝から川下の谷川を振り返るとこんな感じ。30分ほど滝の周りで写真撮影を楽しんでから、今度こそビールに向けての下山を再開します。

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百尋ノ滝から登山口までの登山道はずっと渓谷沿いで、濡れた岩や木の橋も多くなります。スニーカーやジーンズ姿の人も多かったですが、特に急斜面はないものの足場は滑りやすいので、川苔山はもちろん百尋ノ滝までしか行かない場合でもトレッキングシューズ程度は準備しておかないと足下が不安だと思います。

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ずっとこんな感じの渓谷美が続くので午前中の太陽光線の中、登りで使ったら写真が捗ってしまいなかなか進めないかもしれませんね(笑)

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渓谷に見とれつつも既に頭の中はビールでいっぱいなので、写真はそこそこ。E-M1 MarkII+M. 12-100mmPROのおかげで三脚は出さずにスローシャッターで遊ぶこともできます。

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細倉橋からは舗装路の林道になってバス亭(川乗橋)までは40分。

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実は川苔山の山頂を除いて登山道も百尋ノ滝もずっと携帯が圏外で、この川乗林道に入ってようやく電波が入りバスの時刻表を確認することができました。

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すると次のバスの時間まで残り17分…… その次のバスは何と1時半も後ということで、竜王橋からバス亭のある林道ゲートまでダッシュ(笑) でも途中で見える山の紅葉が綺麗でついシャッターを切ってしまったり……

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なんとかバス到着の2分前に到着して、無事奥多摩行きのバスに乗ることができました。滝でどれだけ時間を潰すかが読めなかったというのもありますが、バスの時刻表位は事前に調べてスマホにスクショを撮っておくべきでしたね。

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川乗橋バス停、奥多摩駅方面の時刻表はこちら。12時台、14時台がありません。
川乗橋 時刻表 ( 奥20[西東京] 奥多摩駅行 ) | バスナビ.com |京王バス・西東京バス

登山後のビール&フード@バテレで至福の時

さて、奥多摩駅に着いたらお待ちかねのBeer Cafe VERTERE(ビアカフェ・バテレ)に直行です。お店についての詳細は以前の記事をどうぞ。

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メニューは以前きたときよりもシンプルなものになっていました。

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まずは、IPAの「オスマンサス」(左)と妻は「小河内ゴールデン」(右)で乾杯。

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ここまで行動食とおにぎり程度しか食べてないので、おつまみもそれなりにしっかりいただきます。まずは「豚肉のペースト」に……

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「自家製ビールのとり唐揚げ」はめっちゃジューシー。

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生地がパリパリな「生ハムサラダのピザ」も頼んでみました。

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ビールは続いて「オータムクリーム」と「レッドヴァイツェン」。どちらもかなり個性が強いタイプ。この手のクラフトビールは一度に飲み比べをしても、直前に飲んでいた味に引きずられてしまうので、1杯1杯じっくり味わうのがオススメです(なので同行者などから一口貰う場合でも、フードや水を挟んで口の中をリセットするといいです)。

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私は3杯目に改めて「小河内ゴールデン」を飲んでみました。

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妻はビールを切り上げてバニラアイスとホットコーヒー。ソフトシェルを着るぐらいには少し冷えてきたので、この選択肢もアリです(笑)

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店の外にはドイツ産麦芽の袋がありました。ビールの原料ですかね。

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さて、お店は我々が入店した14時前はまだ結構空いていましたが、それから登山や観光帰りの人が増えたのかあっという間に満席になってしまいました。これからの紅葉シーズンは訪店のタイミングを少し考えた方がいいかもしれません(ホリデー快速に合わせて退店する人がいるので、そこを狙うとか)。

CFで資金を募っていた駅前のグロウラーショップも既にオープンしていて、テイクアウトやボトルでの販売、量り売りなども行われていました。フードがいらないならこちらの方が手軽に飲めていいかもしれません(電車に乗る前に1杯だけとか)。

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おまけ:奥多摩駅舎と立川駅ナカにて夕飯

結局、バテレではホリデー快速2本分のんびりしてから駅へ向かいます。駅舎の2階にカフェがあったり、中古販売のマウンガもあったんですね。

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うっかりガスを忘れてもジェットボイルガスなら買えるみたい。

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ついでに少し早めの夕飯を立川駅ナカの「神戸 長田本庄軒」にて。ここのぼっかけ(オムソバ)美味しいんですよね。普段は結構混んでいるのですが、中途半端な時間ということですぐに食べることができました。

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青梅線は「東京アドベンチャーライン」。

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以上、のんびり日帰り山ハイクからの美しい滝&渓谷と紅葉、そして美味しいクラフトビールまで楽しい休日となりました。これで家に帰ってもまだ19時前だったりするのだから、奥多摩の気軽さがありがたい。

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車で八ヶ岳やアルプスを目指すのも楽しいのですが、必ずのように渋滞に巻き込まれたり、交通費だってバカになりません。せっかく近所にこれだけ魅力的な山域があるのだから、もっと奥多摩も活用しないと勿体ないですね。

山と高原地図 奥多摩 御岳山・大岳山 (山と高原地図 24)

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PaaGo WORKS CB03 フォーカス ブラック

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