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途方に暮れる 犬とよばれる でも生きてゆく

冬の赤城山・晴れ予報を大外しするものの樹氷ハイクを満喫した三連休の中日


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2月の三連休中日、群馬県の赤城山(黒檜山・駒ヶ岳)に登ってきました。

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直前の予報では朝から晴れる1日になると思われたのですが、残念ながら登山中はずっと雪とガスの中…… 下山してからよやく青空が覗くお天気となりましたが、周囲を霧氷に囲まれた白い世界のハイキングをそれなりに楽しむことができました。
(※2月14日更新の記事ですが、投稿日時の設定を間違えました……)

三連休は群馬県の赤城山へ

またしても冬型の気圧配置となってしまった2月の三連休。当初は八ヶ岳やアルプス方面のテント泊も予定してしましたが、降雪直後+稜線の強風は我が家的に厳しそう…… ということで、晴れ間の期待できそうなエリアを天気予報等から検討した結果、群馬県の中央、上毛平野に裾野を広げる赤城山に行くことにしました。

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赤城大沼とその向こうに黒檜山〜駒ヶ岳

標高1,828mの黒檜山を最高峰にカルデラ湖である赤城大沼をぐるりと囲むように、外輪山が連なる赤城山。今回歩くのは最もメジャーなルートである黒檜山と駒ヶ岳を周回する、高低差500m弱、行程約5km、CT4時間程度のハイキングコースです。もちろん冬期は完全に雪山登山となります。

周回ルートを回る方向ですが、地図を見た印象でなんとなく黒檜山からの時計回りを選びましたが、結果的にはこの日はこちらのルートは人が少なかったのと前半戦に新雪歩きをたっぷり楽しめたので正解だったかも。

山行ログと歩行ルート(YAMAP/ヤマレコ)

赤城山・黒檜山・荒山-2019-02-10 | 赤城山・黒檜山・荒山 |YAMAP あたらしい山をつくろう。

  • 活動時間:4時間25分
  • 活動距離:5.24km
  • 高低差:491m
  • 累積標高上り/下り:621m / 629m

赤城ICから雪降る赤城高原を走って赤城大沼を目指す

実は赤城山に行くのは初めてですが、この時期の赤城山は全面結氷する大沼(赤城大沼)のワカサギ釣りや、最近はアイスバブルの撮影などでも人気の場所だそう。

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多摩の自宅からは車で2時間半ほどと、八ヶ岳と変わらない距離のようです。中央道〜圏央道〜関越道と乗り継いで赤城ICからは下道を40分ほどの行程ですが、インターを降りる頃から既に雪が降っていて、大沼までのワインディングロードは凍結路に降ったばかりの雪が薄く乗った少々緊張する運転となりました。

大沼や登山口の周辺には、いくつかの無料駐車場が用意されています。そんな駐車場のひとつ、大沼東部のおのこ駐車場に夜明け前に到着すると外は軽い吹雪状態…… 晴れ予報はどうしたの? としばらく夜明けを待つことにします。外気温は氷点下10度でした。

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日の出時刻を過ぎても一向に雪は止む気配はありませんし、お天気ばかりは仕方がないのでスタートします。正面にかろうじて見えているのがこれから登る黒檜山でしょうか。

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ちなみに黒檜山の登山口にもっと近い駐車場もあり、おのこ駐車場からは駒ヶ岳の登山口が近いのですが、綺麗なトイレが完備されてることもありますし、当初は朝方の大沼を歩いてから登山を始める予定だったので、こちらをスタート地点に設定しました。

黒檜山までは1時間半の雪の急登

駐車場からしばらくは大沼の周りの道路を歩きます。路肩に除雪されたガリガリのアイスバーンの上に新雪、たまに車も走っているので気を付けましょう。

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大沼では既にワカサギ釣りをスタートしている釣り人たち…… 湖は雪で真っ白ですし風もそれなりに吹いているので寒そうです。登山は動いてるから意外と平気なんですけどね。

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本来は全面結氷した大沼に出たり、赤城神社を抜けるコースを歩くつもりでしたが、この天気では大沼の景観もアイスバブルもあったモノではないのでスルーします。

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10分程で黒檜山の登山口に到着します。この近くにも駐車場はあります。最初からそこそこの傾斜があるようなので12本爪アイゼンを装着しました。

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冬の赤城山は雪山入門コースということもあって、軽アイゼンやチェーンスパイクで登っている人とも後々かなりすれ違うことになるのですが、この日の積雪量と黒檜山側の斜面に関しては12本爪以外はちょっと嫌だなーという感じ(出さなかったもののクラストした斜面ではピッケル使ってもいい位)。

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前回の反省もあり低山でも初めてのコースはピッケル、ワカンも携行

一方でこの日の後半戦となった駒ヶ岳側の登山道になると、今度は軽アイゼンの方が歩きやすいコースになるので(記事後半にて)、駒ヶ岳登山口からのスタートだと12本爪を履くタイミングに迷うのかもしれませんね。

先行者は2人程いるようですが、既に雪でそこそこトレースが埋まっているので、かなり暗いうちにスタートしたようですね。

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樹林帯に入ると少し雪は落ち着き、周囲の木々も霧氷化しています。

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静かな山のスノーハイク…… と言いたい所なのですが、樹林帯にしてはかなり強い風が吹き抜けて行きます。樹林帯の上りなのにバラクラバを鼻まで上げます。

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斜面もクラスト状になっている場所が結構あって、なるほど赤城おろしは赤城山の中にも吹いているのか……と。一方で吹きだまりは登山靴が隠れる程度の積雪がありますし、そこそこの急登を登って行くコースなので、やはり12本爪アイゼンが安心です。

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富士山はちょっと見えそうにありませんね……。

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樹氷が彩る白銀の世界を歩く

気持ちを樹氷ハイキングに切り替えますが、実はゴーグルをしていているのでここまで綺麗には見えていません(笑) 外すと綺麗なんですけど、あとで目が大変なことになるので。

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半分ほど登った所で、先行者の方がもう降りてきました(ハーフパンツ姿に奧さんが驚いてた)。というころで分かりやすいトレースが出現。

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樹林帯のコースですが所々雪庇ができていて常に風が吹き抜けていることが分かります。

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吹きだまりになっているとそこそこの積雪があります。ずっとこれだと嬉しいのですけど……。一応ワカンは持って来ていますが、結局使う程の雪はありませんでした。

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相変わらず晴れる気配はありませんが、真っ白に染まった森の中を歩いているのもいい気分ですね。

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分岐が見えて来ました。

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駒ヶ岳側はまだ誰も歩いていないようです。こちらは後のお楽しみ。

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分岐から数分で赤城山最高峰の黒檜山山頂です。

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樹林帯の中ですがバラクラバ&フードをしている位には風があって寒いです。「絶景スポット2分」は絶対期待できませんが……

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先行者の人達は山頂だけ踏んで戻ってしまったみたいなので、これは行かないと勿体ないですね。ようやくモフモフスノーハイクができます!

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たーのしー。

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白銀の世界だー。

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はい、絶景ポイント(恐らく)に到着です。当然何も見えません(笑) 地面が見えているということは風が強烈なのです。

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相変わらず真っ白けですが、これはこれでいいじゃん赤城山。

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誰も居ない白く染められたな世界を独り占めです。

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駒ヶ岳を目指して霧氷の中の尾根歩き

それでは駒ヶ岳方面へ。こちらも嬉しいバージンスノーです

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この鳥居は赤城神社の奥宮だったりするのかな?

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いいねえ、いいねえ。

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分岐の標識が雪で見えませんが、駒ヶ岳方面を間違えないように。

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しばらくは下り道。

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この斜面、雪の下に階段が埋まってます。この程度の積雪だと下手な所に足を置くと危ないので、ストック等で確認しながら下りて行きましょう。

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……そしてここで駒ヶ岳方面からの登山者とすれ違い。黒檜山山頂付近のみの新雪ハイクでしたが、時計回りスタートを選んで正解でしたね。

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ここから先は続々と登山者とすれ違うようになったので、駒ヶ岳登山口から反時計回りを選ぶ人が多いのかもしれません(ゆっくり行動していた割に、後続に抜かれることもありませんでしたし)。

大タルミって辺りでしょうか。雪と霧氷で樹林帯の美しい尾根が浮かび上がっています。

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あのガスの向こうが駒ヶ岳かな。

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青空が見えないのでまるで水墨画のような世界。

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少し登り返したら……

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駒ヶ岳山頂です。

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展望は冴えないものの、こんなスノーハイクも悪くない(と言い聞かせる)。

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そういえばこの日は久々にPENTAXのK-S2を使っていたのですが、雪が降る中でサングラスを装着していると、光学ファインダーでの撮影がかなり怪しく、しかもその後のポストビューもサングラス越しでは雪の反射もあってよく分かりません。

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ポストビュー確認をしないEVFでの撮影に慣れてしまっていたこともありますが、雪山に限ってはE-M1 MarkIIだけを使っていればいいかなという気分。

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あとは氷点下2桁の気温故かバッテリー持ちがかなり悪くなったり(外して温めると復活するやつ)、一時AFが不調になったりとややストレスもありました。

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撮影結果は悪くないものの、ピントが遠景でなく降っている雪に合っていたことに気付いてなかったりと、E-M1 MarkIIではやらないような失敗もありました。

K-S2の後継的な位置づけのK-70を使っている人は山でもよく見かけますが、実際厳冬期はどうなのでしょうね? K-S2も一応カタログ値ではマイナス10度からの動作保証となっていますが、K-70の方がより耐環境性をアピールしていますし……。

駒ヶ岳側の登山道はチェーンスパイクが丁度いい感じ?

それでは下山。ここで尾根を外れて大沼まで一気に下ります。

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こんな感じの狭い階段が何度か登場したり……

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黒檜山側と比べると雪の薄い場所もあったりするので……

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チェーンスパイクに履き替えてしまいました。残り30分もありませんが、チェーンの方が断然快適ですし、爪を引っかけないように歩くよりも速いスピードで下りられるので。

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CAMP(カンプ) アイスマスター オレンジ M 5917300M

CAMP(カンプ) アイスマスター オレンジ M 5917300M

これから登っていく人もかなり多いですね。コースタイムやこの日のお天気だと、この時間でも正解だったかもしれません。

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あっという間に駒ヶ岳登山口まで下りてきました。

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山を下りたら徐々に晴れてくるお約束……。

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というか朝はスカスカだった駐車場に車がギッシリです。人気の観光地なんですねえ。

ようやく晴れたので赤城大沼を散歩する

せっかく晴れてきたので大沼に行ってみますか。

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この辺を抜けて行くと湖面へのエントリーポイントがあります。

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ワカサギ釣り客でめっちゃ賑わってます。

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結氷に入ったヒビを見ると氷はかなり厚いみたい。

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チェーンスパイクを履いてきたのは正解。というか強風が吹き付けるとスパイクがあっても体が持って行かれるレベル。靴のまま入ってる人よく歩けるな……って思います。

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この風の強さ、伝わりますかね?

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風洞実験かな?

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妻の空力特性を計測……

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動画で撮りたいけどiPhone取り出したら一発で落ちるし、手袋外すのも無理っす。

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うむ、多分これがアイスバブルだな。

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でも、この日は泡よりも雪が目立ってしまってますね。

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氷だっていいじゃない。

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お昼過ぎに完全に晴れました。今、黒檜山山頂に辿り着いた人はおめでとうございます。

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さて、そろそろ体も冷えてきたので戻りましょう。

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行動食のみなのでさすがに腹ぺこです。大沼の周辺だとそば・うどんにワカサギ定食…… うーん、ちょっと違うかなぁ。

お肉は素晴らしい・・・・「とんとん広場」で遅いランチ

ということで、車で30程走ってやってきたのが「とんとん広場」。所謂、牧場直営のレストランや加工肉販売を行っている施設のよう。

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レストランの売りは牧場「林牧場」で生産された「福豚」を使ったメニュー。ポークステーキやトンカツ、カツカレーに豚しゃぶといったラインナップ。

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私は一頭から10枚しか撮れないというリブロースを使用した「とろステーキ(ガーリック)」(1980円)、奧さんは「ひれかつ」(1580円)を注文しました。

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これはなかなかのインパクトです! というかニンニクの量がすごいな(笑)

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肉がぶ厚い、そして内側はピンク色。

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食べてみると確かに「とろ」の名に違わぬ柔らかさ。ナイフなしでも簡単に噛み切れます。
これはご飯が進みまくり…… お代わりをすると普通盛り200円か大盛り300円の選択肢しかないので、最初からご飯大盛りで頼んでおくのが正解かも。

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……が、肉の全ての部分が同じような柔らかさではなくて、ロースの脂身側の塊はレア気味な箇所の存在もあって簡単に噛み切れず、大きな塊ごと口に入れなくてはなりません。

正直ナイフを添えずにこの厚みの肉を出すのはどうかな?とも感じます。全体の2/3は美味しく食べられたのですが、残りはできればナイフで適宜カットして食べたかったのが正直な気持ち(食べてみるまで分からないので、ナイフを貰うタイミングも逃してしまった)。

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焼き方なり低温調理などで熱は通ってるのかと思いますが、肉の厚みもあって個人的にはレアっぽい部分の食感にやや抵抗もありました。
もう少し薄かったり火が通っている方が個人的には食べやすいですし、もしかしたらトロではない普通のポークステーキを注文した方が良かったのかもしれません。

妻のヒレカツもひと切れ貰って食べましたが、やはり肉の味は良いのですが厚すぎて食べ辛くも感じました。更に妻は、衣が油っこくてイマイチだったよう。

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使っている肉はとても素晴らしいものだと思うのですが、肉の厚みなどのインパクトを重視しているせいか、やや食べにくさが目立ってしまい勿体ないなという感想。登山後の体でこれなので、通常時ならばより気になってしまったかもしれません。

お腹的には満足したものの(軽いコースだったので完全にカロリーオーバー)、少しもやもやした気分になってしまい、お土産のハムなどを見ることなく店を後にしました。

赤城山の帰り道としては悪くない場所だけに(赤城ICからは離れてしまいます)、もし次回来る機会があればもう少し食べやすそうなメニューを注文したいと思います。

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