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登山用カメラバッグにサコッシュとしても便利なパーゴワークス「スイング L+インナーカメラバッグ」

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新しいトップローディングタイプのカメラバッグ使い始めました。カメラバッグからバックパックまで、私の登山&撮影スタイルに何かとマッチする商品を出してくれるパーゴワークス(PaaGo WORKS)の「スイングL(SWING L)」です。

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しばらく登山と普段使いで使ってみて、自分なりの使い所が絞れてきたので紹介します。

パーゴワークス スイング(L)

2世代に渡って愛用しているパーゴワークス(PaaGo WORKS)の3WAY式カメラバッグ「フォーカス」。初代の「フォーカスL」がディスコンになった後、後継モデルとして発表されたのがこの「スイング(SWING )」シリーズでした。

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「M/L」の2サイズ構成で、今回購入したのはLサイズのもの。Lサイズにはオプションとしてインナーカメラバッグが用意されています。
公式サイトの商品説明には「サイズは旧FOCUS-Lとほぼ同じ」と記載されていることもあり、実質フォーカスLの後継かと思っていたら、その後リニューアルされた「フォーカス」が発売されてしまいました……。

スイングはブラック一色のフォーカスとは異なり、カラバリ、限定モデルも含めるといくつものバリエーションがあります。
現時点で通常がモデル3色の他、防水性、耐久性を高めた「X-Pac」素材のモデル(これも数種類存在するようです)、そして今回私が購入した「Robic」モデル(恐らく「ロビックナイロン」の意味)などが存在します。

Robicモデルは、同社のバックパック「BUDDY」シリーズと同じ330D素材が使われているようなので、通常モデル(100D)より生地厚があり耐久性も高くなっています。そのような違いもあり、通常モデルとそれ意外では、定価が異なるので注意してください。

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愛用している「BUDDY 33」と揃いで使ったら良さそうだなーと、ネットで見かけてから一気に欲しくなってしまい、先日ついに我慢できなくなり買ってしまいました。

それではスイング Lの各部をチェックして行きましょう。

スイング Lの付属品、各部詳細

付属品はショルダーストラップ及びウエストベルト兼用のストラップに、バックパックに吊り下げるためのアタッチメント。これらはフォーカスやパスファインダーなど既存のパーゴワークス製品と互換性があるものです。

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ベルトはストレートなリボンタイプなのであまり重い中身を吊り下げるのには向いてないかも。サコッシュの紐よりはマシかなといったところ。

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当然、別売されているフォーカス用のしっかりしたストラップを付けることもできます。

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ちなみに「3WAY」というのは「チェストバッグ」「ショルダーバッグ」「ウエストバッグ」の3通りで使えるというもの。ウエストバッグとしてはあまり使わない気もしますけども……?

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同社フォーカス、パスファインダー同様の3WAYバッグ
Via: PAAGOWORKS | パーゴワークス SWING | スイング チェストバッグ | PAAGOWORKS

フラップ上部には大きく開くポケットのジッパー。完全防水ではないものの、耐水性の高い素材と止水タイプのジッパーなので、軽い雨程度ならばレインカバーなしでも頑張ってくれそうです。

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ポケットの中はフラップ側でなく本体側に広がっていて(伝わるといいですが……)、かなり大きいサイズになっているので地図などもスッポリ収まります。

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フロント側にもジッパー付きのポケット。中には仕切りがあって小物(レンズディッシュやレンズペン等)を整理することが可能。

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キーホルダーにサングラスホルダー。フォーカスでもこのキーホルダーは家の鍵をなくさないよう、毎回使っています(サングラスホルダーは使ったことない)。

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バックパックのヒップベルト(ウエストベルト)に通して固定するループ。フォーカスにもありますが、私はこれを使ったことはありません。

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こちらのポケットは外したレンズキャップなどをよく入れてます。

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メインコンパートメントの蓋は面ファスナー(バリバリ)になっています。フォーカスに比べると開閉が容易なのですが、ウールの手袋などがくっついてしまうのが少々困りもの。

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あと、PeakDesignのストラップ(写真はLEASH)のサイド部分もこの面ファスナーにくっつきがち…… これは少々意外でした。

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フラップ側の面ファスナーの面積が大きすぎる気もするので、別の面ファスナーを貼りつけるなどして少し狭くしてもいいかも……?

スイングLのサイズ感/インナーカメラバッグを使ってみる

現行のフォーカスと並べてみるとひとまわり小さいです。現行フォーカスは旧フォーカスLよりも微妙に小さいので、「サイズは旧FOCUS-Lとほぼ同じ」という公式の説明はかなり無理があります。真に受けて旧FOCUS-Lからの買換をすると悲しいことになります。

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深さはそこそこあるのでM.12-100mmPROを装着したOM-D E-M1MarkIIも収まります。ただしこれはインナーカメバッグなしの状態なので注意してください。

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これがスイングL専用のインナーカメラバッグ(INNER CAMERA BAG)。カメラを衝撃から守るクッション材に、雨などの際に(気休め程度ですが)カメラを守ってくれる巾着の口があります。付属の仕切りは底の緩衝材として使うのが基本かな。

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本来は両サイドの面ファスナーで本体側のループに固定するのですが……

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巾着部分を外側に折り込んで使った方が、カメラの出し入れの邪魔になりません。これは現行のフォーカスでも同様の仕様。

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仕切りを底の緩衝材として入れた状態です。

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さて、このインナーカメラバッグを使うと、スイングLにE-M1MarkIIが入らなくなってしまいます。マジかよ……(知ってて買いました)。

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無理矢理に押し込めばギリギリ収まるのですが、頻繁に出し入れできるサイズ感ではありません。このクラスのカメラを、インナーカメラバッグ併用で使うことを考えている場合、ちょっと注意が必要です。

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これがGX7MK2クラスになると全然余裕。恐らくPEN系やソニーのα6000系も同様かな? OM-DでもE-M5系、E-M10系だと大丈夫かも(確認した訳ではありません)。

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手持ちのカメラだとPENTAXのK-S2がジャストサイズでした。出し入れで引っかかることもありません。

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E-M1MarkIIとK-S2、ぱっと見のサイズは殆ど同じなのですが、グリップ部がボリューミーで若干横幅で勝るE-M1MarkIIだとキツくなってしまうようです。

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ということで各社のエントリークラス一眼レフ機でも使える可能性はありますが、試してみないとちょっと恐いかもしれません。

また、インナーカメラバッグを使ってジャストサイズのカメラを入れた場合、前後のポケットがキツキツでほぼ使えなくなってしまうので、小物や財布などを含めた収納を考えた場合はフォーカスの方が確実でしょう。

登山のお供、そして普段使いのサコッシュとして

ということでこのスイング L、当然登山で使っている訳です。E-M1MarkIIを入れる際はインナーカメラバッグを外して、クッションなしで使用しています。
先日、珍しくK-S2を使った際もインナーカメラバッグを付けたスイング Lを使いました。

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バックパックのストラップに吊すのが基本的な使い方ですが、私の場合(フォーカスもですが)ザックとは別に普通に斜めがけして使うことの方が多いです。

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こんな感じ。高さもこれぐらいが使いやすいです。

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体の正面よりも少し横にある方が使いやすいことと、ザックを降ろす際にスイングやフォーカスをザックから取り外す必要がないことも理由になります。

あと、既にフォーカスを使っているのにあえてスイング Lを追加で買ったのは、普段使いのサコッシュというかショルダーポーチ的に使うのも狙いでした。
フォーカスは便利なんですけど、普段用としては少々大きいのと見た目(色)がね……。

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スイングも通常モデルはややアウトドア系のビビッドな色だったりしますが、このRobicモデルなら普段使いにも結構行けるのでは?と(個人の感想です)。

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実際、インナーカメラバッグを抜いたスイングLには、単焦点レンズを付けたGX7MK2、財布、スマートフォン、そしてエコバッグが丁度収まるので、ちょっとした街歩きや買い物の際にかなり重宝しています。

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サコッシュ用途ならばMサイズの方がよりコンパクトではありますが、普段からミラーレスカメラも持ち歩きたい私の場合は、このスイングLが丁度いい感じです。

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