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陣馬山〜高尾山:奥高尾なめこ汁トレイルを歩いてトレッキング旅行のトレ&準備など


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来週からトレッキング旅行に旅立つ我が家ですが、ここ2週間ほど山に行けてなかったこともあり、装備やパッキングの確認と軽いトレーニングを兼ねて、日曜月曜(3月17&18日)と続けて奥高尾縦走路(陣馬山〜高尾山)を歩いてきました。

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人気のハイキングコース「奥高尾縦走路」

トレッキングで背負う荷物の確認も兼ねているので、余計な装備が増える雪山という訳には行きませんし、あまり起伏のあるルートを歩いて旅行前にうっかり怪我などもしたくない…… ということで選んだのがこの陣馬山〜高尾山の「奥高尾縦走路」です。

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「奥高尾縦走路」は高尾山から臼杵山にかけて北西方面へと伸びる縦走路。中でも今回歩いた陣馬山から高尾山間は人気のハイキングコースとなっていて、環境省が整備する「関東ふれあいの道」のひとつ。「鳥のみち」なる呼び名もあるようです。

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via: 鳥のみち|東京都環境局 東京の自然公園

距離にして17〜18km、累積標高が上り下りそれぞれ1000m程度、コースタイムが6時間程度と、トレッキング旅行を想定したトレーニングハイクに丁度良さそうなコースです。

ちなみに本番は90〜100km位の行程を2週間位かけて歩く計画。高度順応の都合もあって1日に10km以上の距離を歩くことは下山路以外ではほぼありません。

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初日の日曜日は八王子の陣馬高原下(バス亭)をスタートして陣馬山を経由して高尾山〜高尾山口へ。翌月曜日は高尾山口から陣馬山〜陣馬高原下へと逆ルートを歩きました。

1日目:陣馬高原下〜高尾山口

日曜日は陣馬山側をスタートにしたトレイル。陣馬山の登山口はJRの相模湖駅や藤野駅側にもありますが、最もポピュラーなのはJR高尾駅から西東京バスで35分ほどの「陣馬高原下」からのアクセスになります。

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高尾駅に到着した際、一番行列ができていたのは小仏行きのバスですが、陣馬高原行きのバスも出発の15分前にはそこそこの行列ができていました。

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陣馬高原下でバスを降りて20分程舗装路を歩くと、いよいよ陣馬山の登山道がスタート。奥多摩エリアではよくあるタイプの樹林帯の登山道で、登山道に入ってから陣馬山山頂まで1時間ほどかけて標高差500mを登って行きます。

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「登山初心者が高尾山の次に登る山」としてもお馴染み(?)の陣馬山ですが、実はこれまで私は登ったことがなく今回が初の陣馬山登山。危険箇所などは殆どないですし、小さいお子さんを連れた家族の姿もチラホラ見かけます。

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一番登山らしい急登(という程でもない)があるのがこの陣馬山山頂までのセクションで、以降の縦走路に入ってしまうとひたすら緩やかな稜線歩きになるので、ツライのは最初だけと貴重な登りを楽しみましょう!?

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白い馬の像があることでお馴染みの陣馬山山頂。

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陣馬山山頂の周辺は緩やかな傾斜の広場になっていて、トイレの他に3軒の売店(茶屋)があります。この日は2軒が営業中でしたが、まだ本格的な春山が始まったばかりなのか、そこまで人も多くなくのんびりとした雰囲気。

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陣馬高原下から歩く場合は、陣馬山山頂(857m)が最高地点となり、そこから軽いアップダウンを繰り返しつつ、高尾山(599m)にかけて緩い下りの縦走路となります。

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高尾山〜陣馬山間の縦走路は景信山(727m)と城山(小仏城)(670m)の2つのピークといくつかの峠を結んでいて、景信山が水平距離のほぼ中間地点になります。

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都心方面の展望が開けた景信山山頂

縦走路は30分から1時間置きにトイレが点在していますし、それぞれのピークには売店や休憩スペースがあるので、初心者の人にもかなり歩きやすいコースと言えるでしょう(とはいえ、そこそこ距離があるので歩き慣れてない人は無理は禁物)。

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景信山と城山山頂の売店(茶屋)

このコースは緩やかな尾根道で、道幅も広いのですれ違いや追い越しなどもしやすくなっています。ハイカーの他にトレイルランニングの人が多いのも納得。
景信山、城山の他、小さなピークには巻き道が付いているので、上手く利用するといいでしょう。陣馬山側から歩く場合は巻き道を使わなくても(少し登って多めに下りる感じが多いので)、特にキツい箇所はないと思います。

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城山を過ぎて高尾山エリアに入るとますます道は歩きやすくなり、木道なども整備されています。高尾山から城山を経て相模湖に抜ける道は「東海自然歩道」と呼ばれる八王子から大阪まで繋がる長距離ハイキングコースの一部。

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長いトレッキングの経験があまりないので、ザックの重量やトレッキングシューズの様子、膝や足首への負荷を確認しながら歩きます。ザックの重量は10kg位とカメラ2台。普段の日帰り登山と変わらない重量なので、特に負担に感じることもありません。

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その他、現地で使う予定のソーラーチャージャーのテストなども行いましたが、樹林帯が中心のコースなので少しでも日陰に入ると充電がストップしてしまい真価は分からず。休憩時間などにしっかり日光を当ててあげれば、それなりに発電はしてくれていました。
本番はもっと日を浴びて歩く予定なので、活躍してくれることを期待しています。

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稲荷山ルートで高尾山を下り、高橋屋で天ぷら蕎麦を食べて帰路に着きました。

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山行ログと歩行ルート

標高グラフを見ると最初に陣馬山に一気に登って、あとは小さなアップダウンを繰り返して緩やかに下っていくコースが良く分かると思います。

奥高尾なめこ汁トレイル食べ比べ

さて、この奥高尾縦走路ですが、なぜか「なめこ汁」を名物として掲げている売店、茶屋が多いのが特徴。地元産の食材という訳ではないようですが、各山頂のあちちで「なめこ汁」の看板を見ることができます。

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なめこ汁は普通に好きなので、景信山、城山、そして高尾山のもみじ台でなめこ汁を食べ比べてみました。

まずは景信山の「三角点かげ信小屋」にて。優しい味噌仕立てで、軽い柚子の香も。具材はなめこのみのシンプルななめこ汁(250円)です。歩いているとお腹が減ってなくとも水分と塩分が恋しくなるので、なめこ汁はかなりアリですね。

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ここは東日本橋・大木唐からし店の七味唐辛子もアピールポイントだそうです。

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小仏城山の「城山茶屋」はこのトレイルで唯一、醤油ベースのなめこ汁(250円)を売りにしています。具材はみそ汁のなめこ汁では定番の豆腐。醤油仕立てのつゆはとろみが強くて体が温まります。

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そして翌日に立ち寄ったのが高尾山の山頂から10本ほどのもみじ台にある「奥高尾 細田屋」。具材はなめこにねぎ、三つ葉を散らした味噌仕立てで、人気店だけあって非常においしい。価格は350円と少し高めの設定ですが、個人的にはここが一番好みかも。

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店の前から富士山が見えているのもポイントが高いですね。

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どの店もなめこ汁以外に、蕎麦やうどん、おでん、天ぷらといった軽食、アルコールを含むドリンク類も充実していて完全に観光地です。

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ただし、月曜日はその多くが閉まっていたので、週末以外や閑散期となる冬期に訪れる場合は、事前に確認しておくといいでしょう。

2日目:高尾山口〜陣馬高原下

軽い疲労は残ったものの、十分に回復して翌日は高尾山の稲荷山コースから歩きます。都心とは逆方面とはいえ、大きなザックもありますし通勤時間のピークは少し外して高尾山口に到着。9時半過ぎのスタートです。

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陣馬高原下(330m)よりも低い標高(190m)からのスタートとなり、599mの高尾山まで登った後も857mの陣馬山までジワジワと標高を上げて行くトレイルになります。

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昼前に曇ってしまった日曜日に比べて、午後まで快晴に恵まれた月曜日。高尾山の山頂からは前日は見えなかった富士山や南アルプスよく見えました。

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平日ということもあって、高尾山の稲荷山コースを歩くハイカーも少なかったですが、高尾山を過ぎるとさらに人の姿は少なくなります。

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日曜日は賑わっていた小仏城山や景信山もこの日は静かで、城山山頂の1軒を覗いて全ての茶屋が店を閉めていました(景信山でなめこうどんを食べ損ねました)。平日に歩く人は水や食料など、しっかり携行しておいた方がいいでしょう。

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前日よりもスタートはかなり遅かったものの、15時前に陣馬山に到着。

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縦走路でずっと見えていた富士山も、いつの間に雲に半分隠れていました。

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バスの時間に合わせて下山します。陣馬高原下発のバスは1時間おきにあるので、比較的時間の調整がしやすいです。舗装路部分のコースタイム20分は登山道に比べてあまり巻けないので、気を付けましょう(意外とギリギリでした)。

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山行ログと歩行ルート

前日のルートをそのまま逆にしたログ。登りが増えることになりますが、不思議とこちらの方が楽に感じました(初日に歩いて慣れていたからだと思います)。


装備の確認もなんとか

この日は、前日殆ど役に立たなかったソーラーチャージャーやカメラ1台を減らした荷物だったのですが、その1kgちょっとの差がかなり楽に感じました。本番もこうだといいのですが、何やかんやでもう少し荷物は増えそうかも?

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カメラは旅行中の予備レンズとして用意した「LUMIX G VARIO12-32mm」(初日は一部別の単焦点レンズも使ってますが)を2日間使ってみました。

望遠側はやはり物足りないものの、十分な性能だと確認。というか軽くて快適なので、普段からGX7MK2あたりに付けて積極的に使いたくなりますね。

その他、長期のトレッキングに備えて、膝周りにニューハレVテープとキネシオテープを貼って歩きました。たった2日だけでは効果は分かりませんが、殆ど膝の疲れが出ませんでしたし、サポートタイツと同程度の効果はあるように感じます。
少々荷物になりますがキネシオテープは2ロールほど持って行くことにします。

本当はもう数日くらい時間を作って歩きに行きたかったのですが、ちょっと時間が取れそうにないので、足を痛めない程度に近所をウォーキングして本番に備えることにします。

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