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PaaGo Works CARGO 40:自分流のパッキングができる個性派バックパック


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今年の春に行って来たネパール(エベレスト街道トレッキング)&タイ旅行でも使っていた、PaaGo Works(パーゴワークス)のバックパックCARGO 40(カーゴ40)を紹介します。

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15kgを越える荷物を背負い標高5100mまで(その先はアタックザックを使ったので……)、往復で約100kmの距離を一緒に歩いた大事な相棒です。

パーゴワークス カーゴ40(現在は生産終了)

最初に断っておきますがこのCARGO 40、現在ディスコン状態で手に入れることはできません……。

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Via: CARGO40 | PAAGOWORKS

以前から気になっていたバックパックなので、ずっとウォッチはしていました(なぜか先にBUDDY 33を買ってしまった……)。昨年頃から市場在庫が減る一方で新たな出荷がないことを不思議に思っていましたが、今年3月の新製品発表で後継モデルのCARGO 55(カーゴ55)が発表され、CARGO 40はそのまま生産終了となったようです。

ちなみにカーゴ55は今年の7月発売予定と聞いてましたが、まだ発売されていないようです……?
パーゴワークス 2019年新商品 展示会レポート「カーゴシリーズ」 | 山旅旅

私も実は昨年迷っているうちに買い逃したクチなのですが、ネパールのエベレスト街道トレッキングに行くにあたり、軽量かつパッキングの自由度のあるバックパックがどうしても欲しくて、色々と手を尽くしてそこそこの状態の中古品を探して手に入れたものです。

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奥高尾縦走路を往復で歩いてフィッティングしました

既に生産終了している製品なので、あまり細かなポイントや使い心地を紹介しても仕方ないのですが、私自身の「カーゴ40愛」と後継モデル(CARGO 55)に受け継がれているであろう、CARGOシリーズのコンセプトの面白さをご紹介できたらと思います。

軽量なソフトシェル構造の背負子スタイルザック

まず、このCARGO 40ですが普通のバックパックとの大きな違いとして、「外殻的なフレーム+インナーバッグ」というコンセプトになっています。フレームといってもPVCナイロン製の「ソフトシェル(ウェアでなくそのままの意味で)構造の背負子」とでも表現するといいでしょうか。

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パッキング状態(左)とフレームのみ(右)

ユーザーが思い思いのスタッフバッグや荷物を背負子に載せるように、自由に組み合わせてパッキングできるシステム。パーゴワークスではこれを「FLEX-PACKING構造」と読んでいるようです。

元々は35Lサイズのインナーバッグが付属しているのですが(ペラペラで防水性もないので私は使っていません)、それとは別に好きなサイズのスタッフバッグ等を組み合わせることが可能。公式には約20〜45Lの収納量で運用できるスペックです。

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私はなるべく収納量を増やしたかったこともあり、カリマーSFの40Lサイズの防水バッグを組み合わせて使っています。別途モンベルのコンプレッションバッグと重ねてパッキングするので、トータルの携行量はトップリッド(雨蓋)を含め50L前後になると思われます。

ロッジ利用、ガイド&ポーターを雇わないエベレスト街道トレッキングは一般的に50〜60Lクラスのバックパックが必要とされていますが、国内線(プロペラ機)の預け入れ荷物に10kg制限があるので(オーバー分は手荷物にして乗り切る。或いは高額な追加料金)、なるべくザック重量を抑えたい。CARGO 40(本体重量1200g)を使いたかった理由の1つはこれでした。

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隙間にも色々挟めるので見た目以上に携行力があります

CARGO 40を使ったテン泊パッキング例

もちろんエベレスト街道専用としてでなく、その後も使うつもりで手に入れたザックなので(今年はなかなか夏山のテント泊に行けないのですが……)、この秋にテント泊(涸沢からアルプス稜線のテント場ぐらいまで想定)をする想定でパッキングをしてみました。

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パッキングの済んだCARGO 40とFOCUS 2つ。FOCUSはあまり関係ないですが、私の場合、カメラ(カメラバッグ)とバックパックは切っても切り離せない関係なので……。サーマレストのマットは正面に挟んでも、サイドに付属のドローコードで挟んでもOKです。

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分解図①。CARGO 40本体でまとめていた荷物をバラしてみました。右下のスタッフバッグはトップリッドに入っていたものですね。

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分解図②。CARGO 40を展開させるとこんな感じ。実はCARGO 40の底は平らでなくデッドスペース気味の膨らみができてしまうのですが、そこにはレインカバーを突っ込んでいます。トレッキングポールやテントポールは両側の羽根っぽい部分に挟むと丁度いい感じです。

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分解図③はメインのドライバッグの中身。特に細かい説明はしませんが、普通のテント泊の荷物です。右上のグリーンのオスプレイは食料を2日分くらい適当に詰めたもの。
テント本体はスタッフバッグの中に入れてもいいですし、雨で濡れたら別にしてもCARGOならば大丈夫。フレキシブルにパッキング状態を変更できるのが一番の魅力です。

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モンベルのコンプレッションスタッフバッグ。シュラフやダウンウェアをまとめて、ギューッと絞るとかなりコンパクトになります。SサイズとMサイズを持ってますが、よく使うのはSサイズの方。

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ただし防水仕様じゃないので雨が降ってきたら全体にレインカバーを掛ける必要があります。場合によってはドライバッグ内に入れたり、テント本体と入れ替えてパッキングするのもアリですね。

水はボトルホルダーに付けたナルゲンOTFボトルの他、サイドのポケットには500ml〜1Lのペットボトルが突っ込めるようになっています(エベレスト街道で売られている水は1Lペットボトルばかりですが、だいたいここに挟んでいました)。

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あとは、エベレスト街道で大いに助けられたAnker製ソーラーチャージャーですが、おもちゃのカラビナにこの手のワンタッチバックルを組み合わせて、簡単に付け外しできるようにしています。

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下側もおもちゃカラビナで固定しておくと歩行時に安定します。

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ソーラーチャージャーに関してはCARGO 40に限らず、どんなパックパックを使ってもこのように使うことになると思いますけども……。

フォーカスとも相性がいいカーゴ40

さて、私の場合トレッキング中のカメラは同社のカメラバッグ「フォーカス」などを使いバックパック外で携行するのですが、場合によっては一緒に背負ってしまいたいこともあります。その場合、ドライバッグ内にしまってもいいのですが、CARGO 40の場合はそのまま上に重ねてベルトで固定してしまえばいいので楽ちんでした。

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ベルトで固定してトップリッドを被せてしまえば一体化します(?)。

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ちなみにCARGO 40のトップリッドを外して、同社パスファインダーやSWINGのようにショルダーハーネス側に吊り下げたり、パーゴ製のストラップを付けてショルダーバッグ化にすることもできます。

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……ということは、FOCUSをCARGO 40のトップリッドとして装着することもできる訳ですが、こんなアホな使い方はだれもやりませんね?(笑)

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既にお気づきの人もいるかもしれませんが、FOCUSがマイナーチェンジしました。丁度、買い換えようか迷ってえいたタイミングなので、新モデルを買ってしまいました。こちらも近日中にご紹介します。

CARGO 40のみで12kgぐらいの重量

今回作ったテント泊用のパッキングですが、ソーラーチャージャー込みの重量が12kgでした。ここに水が1.5〜2Lほど加わるので、合計で14kg弱。経験上CARGO 40を使って快適に背負えるのは10〜15kg位になると思います。

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あとはFOCUSが2個(カメラ2台)で3.5kg、総重量だと17kgとまあまあの重量ではありますが、本体のみで2.7kgの重量の重量がある縦走用バックパックを使うとこの重量にはまず収まりません。

夏山テン泊ならば去年の経験からBUDDY 33でも行けますが、シュラフの番手が上がり、防寒にも少し力を入れる秋となるとこのCARGO 40がちょうどいい容量かもしれません。

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それにしても気になるのは、未だ音沙汰のな「CARGO 55」。本体重量はそれほど軽くないようですが(2kgを切っていると嬉しい)、サイドポケットが付いたりと携行力は大幅にアップしているよう。パーゴザックファンの私のことなので、発売されたらかなり欲しくなってしまいそうです……。

X-Pac仕様、限定モデルのカモ柄モデル(CARGO 40 SP)。確か定価で3万円を超えていて結構最後まで市場に在庫が残っていましたが、さすがにもうありませんね。

PaaGo WORKS パーゴワークス カーゴ 40 SP

PaaGo WORKS パーゴワークス カーゴ 40 SP

カリマーSFのドライバッグは黒以外のカラバリもあって、どの色もCARGO 40に合いそうなのでどれにするか迷ったのですが結局無難な黒を選んでしまいました。

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