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途方に暮れる 犬とよばれる でも生きてゆく

元日は北八ヶ岳・黒百合平でゆるキャン鍋パ:雪の天狗岳で2020年初登山を楽しむ


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2020年が明けて元旦から翌2日にかけて、北八ヶ岳の天狗岳に行ってきました。日帰りでも登れる山を、1泊2日スケジュールで贅沢に過ごした正月山行の記録になります。

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元日は奥秩父……改め北八ヶ岳へ

今年は多摩川(是政橋)での初日の出をキャンセルした元旦の朝。普通の時間に目を覚まし自宅でお雑煮を食べ、地元の駅で友人1人と合流して中央道に乗りました。

元日からの数日間は太平洋寄りの各山域は晴れるものの、かなり強風の予報が出ていました(八ヶ岳でも山頂で20m/s以上)。当初、木曽駒ヶ岳や八ヶ岳方面を検討してましたが、前日の判断で行き先は奥秩父の金峰山&瑞牆山に一端決定しました。標高の高い山は風が厳しそうなので、富士見平小屋にテントを張って、山頂手前まで樹林帯中心の金峰山に登るのもいいかな……と。

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しかしながらテント泊をする予定の富士見平小屋の積雪量がかなり少なそうだったこと、徐々に天気予報が回復傾向だったこともあり、これならば北八ヶ岳方面も大丈夫そうだなと。当初の計画に上がっていた北八ヶ岳の天狗岳へと転進を決めました(登山届けは車中で作成、再提出しました)。

冬の天狗岳は朝からなら十分日帰りでも登れる山ですが、元々奥秩父のテント泊予定で遅いスタートでしたし、居心地のいい黒百合平ヒュッテにテントを貼って、天狗岳は翌2日にのんびり楽しめばいいかなと。楽しそうなゆるキャン計画に車中も盛り上がります。

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これまで冬の天狗岳は何度か登っていますし(日帰り2回・テン泊1回)、今回も唐沢鉱泉からスタートして黒百合平を拠点に東天狗岳と西天狗岳をピストンするごくごく一般的なルート。新たに書くこともありませんので、詳細は以前のブログ記事に譲ります(最後にまとめ)。

美しい冬の北八ヶ岳の様子を写真多めで楽しんで貰えたらと……。

山行ルートと活動データ

一部、下山ルートをいつも歩いている天狗の奥庭でなく中山峠に変更していますが、雪が少なくてミックス状態の足元が歩きづらそうだったから。中山峠寄りのルートはそれなりに雪があるのでアイゼンで快適に歩くことができました。


初日:唐沢鉱泉から黒百合ヒュッテまで

週末や連休はかなり早朝に来ないと手前の路肩まで車で埋まってしまう唐沢鉱泉ですが、昼頃に到着すると日帰りや前日から来ている登山客が帰り始めるので、結構駐車場のいい場所が空いてたりします。狙い通りに車を停めて出発準備をします。

唐沢鉱泉手前の林道は2/3がガリガリのアイスバーン(日陰はツルツルの場所も)です。スタッドレスタイヤは最低条件。美濃戸林道と比べたら遙かに道も広く平らに整備されてますが、2駆や車高の低い車はそれなりの覚悟でどうぞ(以前、FFスタッドレスで来た際はややヒヤヒヤでした)。

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久々に背負うテント泊荷物(25kgくらい?)に苦労してコースタイム通りの2時間で、標高約2,400mの黒百合ヒュッテへ。幕営を済ませたらこの日はここまでなので甘酒を飲んだり、カップうどんを食べてダラダラ過ごします。昼頃まで晴れていた天気はすっかり曇ってしまいましたけども……。
気温は日中でマイナス5度、夕方にはマイナス10〜15度ぐらいまで下がりましたが、それ以上冷え込むことはありませんでした。防寒ウェアも一番厚いダウンでなくナノパフでしたが、十分快適に過ごすことができました。

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夕方、天狗の奥庭方面の具合をチェックがてら黒百合平の裏の丘に登ってみましたが、天狗の奥庭にかけて結構なミックス状態だったので、翌日は中山峠ピストンの方が良さそうかなと。夕日はもちろん、天狗岳すらこの日は見えませんでした。

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夜は狭い2人用テントに3人で集まって(大きな荷物を片方のテントに移動させて)鍋パーティ。特に打ち合わせなかったため、キムチ鍋とキムチ豆乳鍋と丸被りしましたが、それぞれ具材も違ったりで美味しくいただきました。日本酒を燗したり、湯たんぽのお湯を作ったりしつつ20時頃には就寝。

夜中何度か外を覗いてみたのですがメガネが曇っていたせいか外は真っ白に見えていたのですが、実際は晴れていたみたい(笑) 結局眠気と寒さに勝てず……。

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中山峠で朝日を眺めて天狗岳へ

翌朝、それなりの時間に目が覚めたものの、のんびり準備しているうちにすっかり明るくなってしまいました(笑)。まあゆるキャンなので仕方ない。アタックザックに荷物を詰めて出発します。中山峠に着くと丁度朝日が昇ったところでしたので間に合った!?

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朝日に照らされた樹氷、東天狗岳と西天狗岳もよく見えていますし最高の新年登山がスタートしました。樹林帯を抜けると強い風が吹き付けてきますが、バラクラバをしていれば問題ないレベル。やっぱり北八ヶ岳を選んで正解でした。

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写真を撮りながら東天狗岳へ。空には美しい八ヶ岳ブルー。

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同行のricoさん、カメラとレンズが丸被りしてる……
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東天狗岳&西天狗岳
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中山峠、向こうは浅間山
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稲子岳

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そういえばいつもはこの時間に唐沢鉱泉や渋の湯から登ってくるので、樹氷が綺麗に残った天狗岳を歩くのは初めてのことかも。同じ山に何度登ってもまた新たな魅力の発見があります。

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この辺りの岩の周り、今まではもう少し下の方をトラバースしていた気がしますが、雪が少ないせいか真っ直ぐに抜けて行くトレースもかなり着いていました。夏道はこちらだったりするのでしょうか?

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東天狗岳

8時40分、まずは東天狗岳(2,640m)の山頂へ。南八ヶ岳方面もよく晴れていました。この風なら向こう(赤岳方面)を選んでも大丈夫だった気がしますが、それはまた次回のお楽しみで。少し雲が出てきたタイミングで西天狗岳へと向かいます。やはり今年はかなり雪が少ないですね。

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西天狗岳山頂で流れる雲を見て過ごす

続いて西天狗岳山頂(2,646m)。少し雲が出てきましたが、風でどんどん流れていて白くなったり青空が見えたりの繰り返し。やはり山頂の雪は少なく、山頂標識は下の方まで見えています。防寒着を羽織り風裏で休憩。流れる雲で周囲の景色が変わる様子を眺めて過ごします。

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八ヶ岳といえば彩雲やハロ(?)ですが、やはり流れる雲の影響で太陽の周りに美しい虹色の輪が広がっています。

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たっぷり山頂で過ごして、そろそろお腹も減ってきそう(?)なので戻ることに。雪の少ない季節、戻るコース取りで踏み抜き地帯にハマることもあるので、レンズの望遠で良さげなトレースを確認してから下山開始。この日は少し東天狗岳を登り返してからのトラバースがいい感じでした。

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よく晴れた黒百合平に帰還しました。

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ビーフシチュー/下山/ステーキプレート

軽食充実の黒百合ヒュッテで食べるランチは久々の名物ビーフシチューセット。もう間違いなく最の高。後はテントを片付けて下山するのみです。

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15時前、無事唐沢鉱泉まで下りてきました。

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さっきのビーフシチューからは3時間以上経って、気が付いたらまたお腹が減っています。というこで、お約束(?)の美濃戸口「yatsugatake J&N」へ。大好きなステーキプレートを食べてお風呂までのフルコースを堪能します。ほんとここ大好き。

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新年から最高の山とご飯で満たされて、帰りの中央道の渋滞なんのそので帰宅したのでした。今年もいいスタートが切れました。

いつもの最高のレンズたちと今回のバックパック。

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