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マイクロフォーサーズシステムへの思いが強まった気がするのでその理由や先の不安を少し語ってみる


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2013年発売のオリンパス初代OM-D E-M1から、かれこれ6年半使っているマイクロフォーサーズシステム(その前のフォーサーズシステム時代は含めず)。その間、並行していくつかの他社システムも使ってはみたものの、諸々の理由からMFTシステムが今の自分にはしっくり来ています。

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誰にとっても最適なシステムという訳ではないですが、自分はこんな理由でマイクロフォーサーズ(以下MFT)を選んでますよ…… といった話になるかは分かりませんが、長年愛用するお気に入りのシステムについて、紹介のような雑談のような……。




マイクロフォーサーズを使う理由

理由は色々とあるのですが「多様する画角・画質・機材重量・堅牢性・コストパフォーマンス・自分の撮影スタイルとの相性……」諸々の要素が最もいいバランスで両立しているからでしょうか。同世代のフルサイズセンサーを積んだカメラと比較すれば弱点もありますが、あまり私がその弱点を気にする運用をしていないことは大きいかも。例えば被写界深度の違いにしても、むしろ強みとして捉えていることも。

何かしらの要素をピークに振っての複数マウント運用は、コストが許せば魅力ではあるものの(使ってみたいカメラはそれなりに多いのです)、複数のメーカーのカメラを使っていると現像設定が一律で行えなかったりと(やり方によりますが)、なんやかんやで手間にも感じてしまいます。
今は、まだSONY機も持っているものの(カメラ1台レンズ1本のみですが)、気が付いたらかれこれ数ヶ月触っていませんしもう必要ないかも……?

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私の場合、仕事で写真を撮っている訳ではありませんし(職業カメラマン的な意味では)、センサーサイズや画素数で制約を受けるようなこともありません。また、高画素機を扱うとなると、PC環境からの見直しが必要になりますし、仮に必要に迫られることがあれば、またそのときに考えればいいことでしょう。

メインで使っているカメラは改めて書くまでもありませんが、オリンパスのOM-D E-M1 MarkII。つい先月、後継機にあたるOM-D E-M1 MarkIIIが発売されたばかりですが、マイナーチェンジ的な機種だったことに加え、現状入れ替えに急を要することもないので、もうしばらくMarkIIを使い続けるつもりです(1台のオーバーホールを終えたばかりなのと、もう1台は更に長期保証が残っているので勿体なくもあり)。

その他、私がこのE-M1 MarkIIに行き着いたカメラ遍歴については、昨年楽天FunPayさんに寄稿した記事でも語っています。

そして2台のE-M1 MarkIIに対するサブ機として使っているのが、パナソニックのLUMIX GX7 Mark II(DMC-GX7MK2)。2016年発売の機種なので既にそこそこ型落ちのモデルですが、特に不満もなく快適に使えている1台。AFも速いし、タッチパネル、EVF、Wi-Fi等今どきのカメラの基本性能は十分押さえています。
ただし、最近になって後継機でありE-M1 MarkII同様の20Mセンサー機である、DMC-GX7MK3(これも2018年発売なので最新機ではない)への入れ替えを若干検討中かも……?

このGX7MK2は自宅でのテーブルフォトやブログ用の簡易物撮り、外出時に携行するカメラとしても欠かせないもので、単純な出番の回数だけならE-M1 MarkIIよりも確実に多いです(枚数を撮ってるのは圧倒的にE-M1 MarkIIですが)。

オリンパスとパナソニックのシステムの使い分け

共通企画であるマイクロフォーサーズ陣営のカメラとレンズなので、それぞれどのように組み合わせてもいいのですが、気がつくとオリンパスのボディにレンズ、パナソニックのボディにレンズといった組み合わせで用途がくっきりと別れていました。

オリンパスはE-M1 MarkIIと同じくPROレンズシリーズで、旅行や登山の際には欠かせない、高性能にプラスして安心感重視のシステム。MFTにしてはやや嵩張るシステムですが、防塵防滴はもちろん、機材重量のバランス、一部レンズの手ブレ補正の連携など、やはり同一メーカーならではの安定感は抜群です。以前はズームレンズ中心でしたが、最近は8mm Fisheye PROや45mm PROといった単焦点レンズも頻繁に使っていて、広角から超望遠までどんな用途でも対応するシステム。
オリンパスのシステムは手ブレ補正が強力なこともあり、とにかく失敗したくない状況でも最も信頼がおけるシステムです。

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オリンパスは小型軽量の単焦点レンズ(PRIMEシリーズ)のラインも充実しているのですが、最近は出番が少ないこともあって先日入手した35mm Macro以外は整理してしまいました。

パナソニックはGX7MK2しかボディがないものの、本体のコンパクトさを生かした小型の単焦点レンズを組み合わせて使っています。一応、キットズームレンズも1本だけ持ってますが、旅行用の予備レンズとして持っているもので、GX7MK2で使うことはありません。

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愛用のレンズはどちらも(パナソニック設計製造の)ライカブランドのSUMMILUX。35mm判換算で30mm相当になる広角単焦点(LEICA DG SUMMILUX 15mm)と50mm相当の標準単焦点(LEICA DG SUMMILUX 25mm)。軽くて描写も満足できる組み合わせなので、先程も書いた通りにブログで使う簡易的な物撮り、屋内撮影はほぼこの組み合わせ。

飲食店なども大きくて目立つE-M1 MarkII(ミラーレスとはいえ一般的には大きなカメラです)より、GX7MK2+小型単焦点の方が悪目立ちもせず取り回しに優れますし、明るい単焦点レンズの方が結果も良好。本当は旅行中や登山後の飲食店などでは、オリンパスのシステムよりもこちらを使いたいぐらい!?

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GX7系とこの2本の単焦点レンズの組み合わせは本当に便利で、無闇に人に勧めたくなるのですが、最近はスマホカメラの性能も良いですしどうしてもレンズ交換式カメラでないと……というシーンは少ないかもしれません。
もし、このブログに載ってるような(この下に並んでるような)写真を手軽に撮りたいならば、試しに検討してみてくださいませ。

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ライカのレンズでなくとも、2万円ぐらいで手に入る単焦点レンズもありますので。写真をちょっと良くしたいブロガーは、パナソニックのMFTがかなりオススメです(オリンパスでもいいのですが、以前に比べるとPENシリーズの魅力が低めかも)。

マイクロフォーサーズの将来に若干の不安もある

先日、オリンパスから「日本国内のレンズ交換式デジタルカメラ市場において、マイクロフォーサーズがレンズマウント別台数シェアNo.1を達成」したという旨の発表がありました。
現在のMFTは提携の主軸であるオリンパスとパナソニック以外にも、スチル撮影から映像方面まで賛同企業が増え、関連製品のラインナップもかなりの充実度となっていることは疑う余地がないでしょう。

それでもどこかで一抹の不安を感じてしまうのは、かつてのフォーサーズシステムの終焉を目にしていることもありますが、オリンパス本体におけるイメージング事業の状況、定期的に沸き起こる身売りの噂(あくまで噂レベルですが)、盟友パナソニックのLマウントアライアンス参加など、マイクロフォーサーズの屋台骨となる2企業のカメラ事業は決して盤石とは思えません(現在は盤石なメーカーの方が少ないかもしれませんが……)。見方を変えると、片方が退いた時点で一気に旗色が変わってしまうことも明確です。

システムスタートからの紆余曲折を経て、ようやくシステムとして一旦完成形に近い所が見えてしまっただけに、ここからはどうやって安定状態を持続させつつ、さらに新たな魅力を投入していけるかか? 恐らく長く愛されている他社マウントも、かつて乗り越えてきた課題なのかもしれません。

できることならば現在の安定したシステムを使い続けたいものですが、オリンパスの最新機種がセンサー据え置きのマイナーチェンジ止まり(よく言えば成熟)だったことなどを見てしまうと、いざというときの避難先についても、ついつい想像してしまうもの……。
まだまだ数年単位ではMFTを使い続けられるのは確実ですし、例えば最近発表されたフジフィルムのX-T4を軸にしたXシステムなどは、仮にMFTがなければ真っ先に使ってみたいシステムの1つ。どれだけ愛着を持っていたとしても、カメラは道具に過ぎませんし、突き詰めれば道具なんてなんでもいいのですから(突き詰められてないので、こんなブログを書いてます)。



さて、少し前から短文テキストを乗せる用途として、noteを始めてみました。今回の記事もnoteで出そうかと書き始めたのですが、少々長くなってしまったのブログにしました。更新頻度は高くないですが、ブログ記事にならない程度の思いつきテキストを投稿しています。

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