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オリンパス初のマイクロ一眼PEN E-P1とPERGEAR 25mm F1.8で見頃を迎えた郷土の森のヒガンバナを撮る


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先日紹介したパーギア社の格安単焦点レンズ「PERGEAR 25mm F1.8」使用レポートの第二弾…… ですが最近手に入れた少し懐かしいカメラに地元府中のヒガンバナ名所紹介も、合わせてお届けします?

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府中郷土の森博物館のヒガンバナ(曼珠沙華)が見頃になっていた

前回PERGEAR 25mm F1.8の作例を撮った際に少し勘違いした情報を書いてしまったのですが、今年は新型コロナ対策で刈られてしまったと思ってた郷土の森博物館のヒガンバナ(彼岸花/曼殊沙華)。単に時期が早かっただけだったようで、今現在例年通りの満開を迎えています。

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前回足を運んだ際、白いヒガンバナは花を付ける前の状態を確認していたのですが、赤い方は完全に地面がまっさらだった気がしたのですが…… 。突然一気に伸びて花を咲かすヒガンバナとはいえ、そんな前兆すら微塵もなかったような?? なんにせよ私の勘違いだったようです。

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ということで再びPERGEAR 25mm F1.8を持って、満開となったヒガンバナを撮りに出掛けました。

オリンパスの初代マイクロフォーサーズ機 PEN E-P1(5800円)

今回使ったボディですが、2009年7月に発売されたオリンパス初めてのマイクロフォーサーズ機「PEN E-P1」。当時既にパナソニックが世界初のMFT機としてLUMIX DMC-G1(その後GH1も)を先行して発売していましたが、どちらも電子ファインダー(EVF)を内蔵した一眼レフ機風(ノンレフ機ですが)のルックスだったの対して、PEN E-P1はEVFを持たない液晶ディスプレイのみのミラーレス一眼。

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当時、自分はまだ最初の一眼レフ機すら手にしていませんでしたが、この初代PEN(フィルムペンの話はややこしいのでなしで)の登場はよく覚えています。当時オリンパスが打ち出した「マイクロ一眼」のキャッチフレーズは全く定着しませんでしたっけ……。
オリンパス ニュースリリース: 世界最小・最軽量のレンズ交換式デジタルカメラ※ “マイクロ一眼”「オリンパス・ペン E-P1」を発売

その5ヶ月後にはEVFを後付できるPEN E-P2が発売されてしまうのですが、オリンパス初のMFTミラーレスカメラだったのは、紛れもなくこのPEN E-P1です。オリンパスがカメラ事業の売却を決定し、昨日9月30日には新会社「OMデジタルソリューションズ株式会社」への事業譲渡締結も発表されたば。
オリンパス、映像事業譲渡の正式契約を締結 - デジカメ Watch
そんな荒波の中、MFT史の転換点となった記念すべきモデルを自分の手元に置いておきたくなった……なんてストーリーは少々ノスタルジックが過ぎるでしょうか。

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ボディ前面に誇らしげに貼られたマイクロフォーサーズ規格の共通ロゴ

そんなPEN E-P1ですが発売から既に11年経っていることもあり、現在は中古市場でボディのみなら1万円以下で売られています。今回私は楽天にて5800円(をポイント使用で3700円)で購入しましたが、メルカリやヤフオクなら更に安値での入手も可能でしょう。

組み合わせるPERGEAR 25mm F1.8は新品でも7500円程度で買えるので、ボディと合わせて約13000円。オリンパスやパナソニックの現行モデルではレンズ1本すら買えない価格で、ミラーレスカメラと単焦点レンズのキットが完成してしまいました。

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とても1万円ちょいには見えない組み合わせ!?

届いたボディの状態はかなり良い感じで、シャッター回数はたった8500回程度でした。付属品は充電器とバッテリー、ボディキャップのみでしたが、取扱説明書はメーカーサイトからPDFで落とせます。後はオリンパスの旧機種は、付属USBケーブルのカメラ側が独自端子になっているので注意が必要。

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当方、訓練されたオリンパスユーザーなので当然ケーブルは所有しているますが、このケーブルがないと中古カメラを買ってもファームアップが行えません(互換ケーブルが500円程度で買えるようです)。

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AV出力を兼ねているため独自の端子形状になっている

早速ファームウェアをV1.4にアップしたら(現行の「OLYMPUSデジタルカメラアップデーター」でできます)AFも結構よくなった気がしますが、このカメラはPERGEARのMFレンズ専用にするつもり。

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ファームウェアV1.0 → V1.4

念の為AFレンズを装着して動作確認はしておきます。正直初期PENのAFは結構もっさりしていた印象でしたが、ファームウェアのせいか私が普段使ってるぐらいの世代のレンズで使う分には、意外にもどAFはスムーズです。2014年に発売されたパナライカSUMMILUX 15mmとの組み合わせもいい感じですね。

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ちなみに中古MFT機を選ぶ際ですが、オリンパス機の場合、センサー性能が激的に向上した16M機以降のモデルがオススメなのですが(最安は恐らくPEN mini E-PM2)詳しくはまた別の機会にでも。
E-PM2でも中古で1万円前後で手に入るようです。それ以前の機種を手にする場合、特に高感度の弱さは諦めましょう(頑張ってISO800までかなぁ……)。

PEN E-P1+PERGEAR 25mm F1.8で撮る郷土の森のヒガンバナ

PEN E-P1の解説が少々長くなってしまいましたが、この13000円セットを使ってどんな写真が撮れるか?が今回のメインコンテンツです。といってもひたすら撮った写真をお見せするのみ。

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11年前のカメラとはいえ、画素数は12Mピクセルありますし(最新のα7S IIIと同じだ!)、もちろんRAWデータの保存が可能。元々そこまで解像感重視のレンズでもはないので、柔らかな描写をMFで楽しむには十分のボディです。ただし、まだMFアシストにピーキング表示のない時代ですし、拡大MFも使いにくいので23万画素のモニターで頑張ってMFしてみました。

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ラーメン、あまり上手く撮れなかった……

PERGEAR 25mm F1.8の絞りは殆ど開放(F1.8)。今回はドピーカンなお天気だったので、シャッター速度の関係で少し絞ったものもありますが(PEN E-P1が最大1/4000秒なので)、このレンズは開放で使うのが面白い。前回も撮っていた気がする萩のトンネル。カメラの写りは問題なし。

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そんな萩トンネルの隙間から既に彼岸花の赤赤い絨毯が見えています……。

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以下、ドピーカンの太陽光により著しく視認性が落ちた23万画素ディスプレイと格闘しながら撮った郷土の森博物館のヒガンバナです。

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いつの頃からバリアングルやチルト液晶が当たり前過ぎて、ローアングルってこんなに難しかったっけ……と(標準画角&MFなのもありますが)。

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ピーカンでのヒガンバナは少々難しい気もしたのですが(ローライトだと映えやすいんですよね)、太陽がスポットライトのように花を照らしているので、この手の効果は演出しやすい。

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赤い花も白い花もよく咲いています。

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少し離れた人工の小川沿いにも……。

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前回撮った花はいい感じに枯れていました。

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せっかくのお天気なのについ日陰を探して撮ってしまう。

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たまーにボケがグルグルっぽい気がするけど気のせいかな(別に嫌ではない)。

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やっぱりグルグルしてる??? この辺もオールドレンズっぽい雰囲気に寄与しているかも。

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コントラストの強い太陽光だからこそ目に見えてる光景とは違う世界にもカメラは撮ってくれます。

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赤と白のヒガンバナのミックスはどう撮っていいか分かりませんが、そのまま混ざった感じを切り取るのはアリといえばアリ?

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以上。晴天下の反射でモニターが若干見にくいこと、それによりMFがやり辛い面は少々あったものの、撮れた写真を見る限りはそこまでカメラの古さを感じさせるものでもありませんでした(先日のE-520などと比べても全然今寄りの絵が出ていると思います)。

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13000円の機材でも写真を撮る楽しさに変わりなし!?

このボディとこのレンズだから撮れる写真という訳ではありませんが、私が普段使っている他のカメラに買えたら激的に綺麗に撮れる訳ではないですし、スナップ的な写真を撮るだけなら少し古いカメラや、安価な機材でも十分に楽しめると思います。

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全くのカメラ初心者の人にいきなり中古ボディとMFレンズを渡してもそれはそれで扱い易い代物ではないので、あまり無責任なことも書けませんが、機材の価格や性能ばかりに気を取られなくても写真を楽しむ方法はいくらでもあることが少しでも伝わるといいかなと。

決して中古機材や安価な機材を薦めたい訳ではないのですが、最近何処のメーカーも高性能機に力を入れて機材の価格が上がる一方で、スマホでも十分に綺麗な写真を撮れるのも事実。そんな中、レンズ交換式のカメラの楽しみ方と低いハードルから提案してみることもいいのかなと思うようになりました。

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もちろん新品で4万円台から十分な最新性能の一眼キットが揃うこともあるのですが(GF9いいですよね)、そのハードルすら高いと初心者や若い人が感じるのも分かります。あくまで選択肢の一つとして、こんなものもあると気づいて貰えたら幸いです。

私も最初の一眼レフは中古品で24800円のレンズキットからのスタートでしたし(翌年までには数台のカメラボディと数十万円のレンズ投資をすることになりますが)、MFTに限らずに各マウントに対応した格安レンズやカメラ機材については、今後もたまに紹介できればと思っています。

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