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Go Toトラベルで北海道:大雪山 旭岳でシーズン最初の雪山登山、虚無とエビの北海道最高峰


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Go Toトラベルキャンペーンを利用しての北海道一泊二日旅行。目的は大雪山 旭岳登山でした。

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簡単な経緯ですがじゃらんパックのGo Toトラベルを使った行き先を調べていたら、北海道大雪山エリア航空券&ホテル&レンタカー付きが驚くぐらい安く取れてしまったので、それなら早速雪が積もったらしい旭岳登山でもしましょうか、みたいな流れ。

初冬の北海道最高峰、大雪山 旭岳に登る

大雪山は北海道のほぼ真ん中にある火山群で、1つの山を指す名称ではありません(「立山」とか「八ヶ岳」みたいな感じですね)。大雪山エリアはいくつかの山域に分かれていて(表大雪、東大雪、北大雪など)、百名山のトムラウシ山などもその一角にあるそうです。その他「大雪山系」という呼称もよく耳にしますが、この場合は十勝岳連峰まで含む大雪山国立公園のエリア全体を指す場合もあるらしく、北海道の山に疎い自分はまだあまりピンときていません。

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そんな大雪山の主峰に当たるのが旭岳。標高2291mの北海道最高峰、そして日本百名山の1つです。
北海道最高峰でありながら標高1600mの五合目までロープウェイで上がることができ、夏山シーズンはコースタイム3時間弱で比較的手軽に山頂を踏める山でもあるようです。
北海道の最高峰だけに冠雪するのも早く、今年は9月後半に初冠雪、今回旭川行きの計画を立てた時点(約1週間前)で既に多少の積雪もあるようでした。

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北海行きの日程であるる10月18〜19日にかけても何度か降雪の予報は出ていましたし、積雪状況は行ってみるまで分かりません。SNSや登山記録サービスのレポートなどを確認しつつ、それなりの雪山登山に対応する準備をして北海道にと飛び立ちました。

当初の予想では12本爪アイゼンは使わない可能性もあるお守りのようなもので、山頂付近までチェーンスパイクで行けるかと思っていましたが、実際は天候の不安定さもあってかなり早い段階(7合目付近)からアイゼンを履いて登ることになりました。

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登山装備、雪山装備を携行しての飛行機移動については、記事後半で改めて少し触れます。

山行ルートと行動ログ(10月19日)

登山ルートですが当初はロープウェイの姿見駅から旭岳山頂を経由して、反時計回りに旭岳を周回するコースの計画を立てましたが、当日の天候が悪く一旦は諦めて別の観光をしようと考えてスタートが遅くなったこともあり、山頂のみのピストンになりました。


10/18(日):旭岳ロープウェイ姿見駅付近を散策

旭川の到着が既に13時近かった初日の日曜日。旭川空港のフードコートで食事をすませレンタカーを受け取ったら、真っ直ぐに「旭岳ロープウェイ」(「大雪山旭岳ロープウェイ」とどちらが正式名称なのだろう?)を目指しました。当初、丸々登山に使える2日目が晴れそうなら、初日は別の観光をするつもりでしたが、2日目はやや残念な予報が出ているので、初日のうちに旭岳を見ておくことにしたのでした。

といっても旭川到着の時点で大雪山にはこんな感じの雲が掛かっていましたが……。

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空港を出て途中から見えた山。これも大雪山?

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旭岳ロープウェイの手前にある旭岳ビジターセンターと公営駐車場。時間があればビジターセンターもじっくり見て行きたかったのですが、また今度。

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そして旭岳ロープウェイ(ちゃんと建物を撮っていなかった)。旭岳は雲の中です。

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ロープウェイ運賃は往復で大人3200円。GoToトラベルの地域共通クーポンも使えます(翌日使いました)。

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晴れは晴れなんのですが山だけが見えない……。

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ロープウェイの中から南方面。大雪山系の南部、トムラウシ山や十勝岳も見えているのかもしれませんがよく分かりません。こういうときにPeakFinder使えばいいのについ忘れてしまいます……。

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ロープウェイの姿見駅(山頂駅)に到着。うーん、雲。

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姿見駅を振り返って西の空。完全に午後の太陽ですね(15時半)。さすがにこの時間から登ることはできないので、姿見駅周辺の散策コースを歩きます。5つの展望台を巡る周遊コースになっていて、だいたい30〜40分程度。足元は雪なので、歩き慣れてない人は時間に余裕を見ておくといいでしょう。

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姿見駅周辺の積雪はまだこの程度。しばらく新しい雪は降ってないようです。或いは気温が姿見駅で4度表示だったので、降っても日中に溶けてしまうのかも。散策エリアだけなら普通の靴でも歩けますが、溶けた雪でグズグズの場所もあるので、トレッキングシューズや長靴がオススメ。

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満月池。池の表面は氷結していて午後になってもこの様子。昼間はプラスでも夜間の氷点下でかなりしっかり凍ってしまうのかもしれません。

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夫婦池1の摺鉢池。

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夫婦池2の鏡池。

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2つ揃って夫婦池。これら姿見エリアに存在する複数の池は、水蒸気爆発による小火口に水が溜まった火口湖。

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成層火山らしい複数の山が重なり合うような山容が広がっています。

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旭岳の全体は見えないのでいいとこが見えたら切り取っていきましょう。

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もう少しで全部見えそうなのだけどなあ……。

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活火山です。いくつもの噴煙が上がっているのは地獄谷と呼ばれている西斜面の火口です。

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日没まであと1時間弱。ロープウェイ最終便(17時)まで遊んで行くことにします。

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噴気口に最も近づける展望台からの地獄谷。

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シューシューと大きな音を立てながら、勢いよく噴煙が上がっています。

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最も大きな姿見の池。表面が結氷しているためリフレクションは見られず。日没間近ということで、雪面や雲が徐々に色づいてきました。

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全体は見えないもののこれはこれで雰囲気ありますね。

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日没ギリギリまで居ると姿見駅に戻る際には暗くなってしまうので、ヘッドライト等を持ってない場合は明るいうちに戻るといいと思います。

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鐘。

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アーベントロートの旭岳

いい感じになってきました。

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あともう少しだけ山頂の雲が晴れてくれるといいのだけど……。

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姿見の池から少し下りてきた頃が一番ピンク色に染まっていました。

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中央右側の小屋と鐘がある場所が姿見の池。

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地平線付近に雲があるので少し早めの日没。

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いい色が出ています。

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足元に見えている湖は忠別湖。

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ロープウェイ最終便で山麓駅へ。

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10/19(月):虚無の旭岳ピストン登山

ということで2日目、ここが本編です(前置きが長い)。
朝から外は真っ白……。あまりやる気も出ず、ロープウェイ始発の8時になってもホテルの部屋で朝ドラを見たり、旭山動物園や近くの天人峡について調べていました。もう旭岳は諦めて温泉に入ったところ、露天風呂から少し青空が見えたのと、体が温まって気持ちが上向いたのでやっぱり登ることにしました(笑) せっかく北海道来たんですしね。

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ホテル内でもロープウェイの運行状況が分かります。視界:不良。

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あまり気は進みませんが出発します。

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登山届はコンパスで提出していますが、姿見駅で入山(下山)の記帳があるのでお忘れなく(登山届とは別)。

姿見駅を出たらこれ。隙間のような青空が唯一の心の支えです? 時間は10時、さすがに周回コースだと遅くなってしまうので、まっすぐ山頂とのピストンにしておきます。コースタイムで登り2.5時間、下り2時間弱といったところ。

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この雲の合間が山頂に掛かってくれると嬉しいのだけど……。

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少し期待が持てそうかな?

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と思ったら姿見の池でこれ。

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しばらくツボ足で行けそうな雪ですが、サクサクと登りたいのでチェーンスパイクを装着。

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そういえば背中に温かい風が吹き付けてくる気がするのですが、噴煙の熱だったりするのでしょうか?

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しばらくは緩い登り。2人ほど先行のトレースがあるようです。

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虚無とエビの世界

六合目、完全に雲の中に入りました。

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七合目の手前で先行の1人が引き換えしてきました。ホワイトアウト気味なことと、チェーンスパイクのみでは厳しくなったそう。先行トレースが12本爪に変わっていたこともあり、戻ってきたそうです。少し早いかと思いましたが、我々もここで12本爪に履き替えておくことにします。

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夏山ルートのコースロープ用の鉄杭と先行トレース、GPSを確認しながら登って行きます。コースを外れると雪が柔らかく一気に沈んでしまいスピードが出ません。

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ここまで来ると完全に冬の雪山ですね。積雪も数十センチ、吹き溜まりは膝ぐらいまで沈みます。

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七合目。

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たまに青空が見える。

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雪山だ。

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虚無を歩く妻。

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もう1人の先行者とはこの辺りですれ違ったと思います。

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進行方向に対するエビの尻尾の付き方から後方からかなりの強風があるのが分かるかと思います。

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虚無とエビの世界。

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ええと、ここは……?

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九合目でした。

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頂上の手前で少し折り返しがあります。「ニセ金庫岩」「金庫岩」という岩がある辺りですが、当然何も見えません。

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この折り返しから風がさらに激しくなり完全に爆風(予報でも15m/s以上になってましたが、それ位はあったと思います)。コースも不明瞭な中気をつけあんがら登ったので写真はなし。ということで旭岳山頂です。エビの尻尾が10月とは思えないことになっています(山頂は不思議と風が弱かった)。

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一等三角点、ギリギリ頭が見えてます。

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虚無の記念撮影。晴れていたらどんな景色が見えるのでしょうか? とりあえず下山する方向だけは間違えないよう、自分たちが来た方向を忘れないよう……。

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アウターシェルは上下レインウェア。荷物をコンパクトにしたいのと、気温的に雨の可能性もある時期なので。結果、防風対策としても全く問題ありませんでした(内側をレイヤリングしておけば)。生地が薄いのでフードが多少バタつきやすい程度。バラクラバも持ってきましたが、気温はそこまで低くないのでマフラー代わりのバフを首に巻いて上げ下げして調整しました。

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山頂には周回ルートの登山道もあるので杭がランダムに生えています。たどって行く目印を間違えないよう、来た方向だけはしっかり覚えておきます。

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自分たちのトレースとGPSを確認しながらサクサクと下山。険しくない雪山の下りは早いですよね。

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妻の髪が霧氷化していました。10月の山でこれは初体験です(笑)

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下りの写真が殆どないのは上りの9合目あたりで既にカメラがこの状態だったので……。フォーカス(バッグ)に入れてたもう1台のカメラは大丈夫だったのでそちらでパチリ。

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下りはそのまま12本爪のまま姿見の池まで下りてきました。天気(視界)が良く雪が締まっていればチェーンでも登れたかもしれませんが、今回歩いた感じだと、爪のしっかりしたアイゼンの携行は確実に必要だと感じました。風や気温は完全に冬山です。

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シャー。

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それにしても雪山シーズンが始まったばかりのこの時期は、装備やウェアのチョイスも難しい。今回も下半身のシェルをどこで身につけるか迷って、スタートで履いたものの途中で脱いだり、その後再び履くことに。そもそもトレッキングパンツの下にタイツを履いていたのも余計でしたが(結構暑かった)、なかなか読みが難しい季節です(冬の足元はずっと迷い続けてますが……)。

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結局山頂はずっとガスの中でした。

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姿見駅。丁度14時のロープウェイに間に合ったので、急いで下山申告をしてロープウェイに乗り込みました。山麓駅から旭川にかけては完全に晴れのお天気で、さっきまで虚無の中爆風に吹かれていたのが嘘のようです……。

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登山の大半はガスに包まれていたので少々物足りなさはあったものの、シーズン最初の雪山を楽しみました。お天気ばかりはコントロールできるものではありませんし、また機会を作って雪の大雪山を訪れたいと思っています。

カメラとレンズはいつもの2台。天気がアレなのであまりカメラの出番もなくほぼウエイトだった気がしますが、キャプチャーにぶら下げていた1台は霧氷化してしまったので、フォーカス携行のカメラがあって助かりました。

飛行機移動による登山について

おまけのようなものを少し。

普段は本州の一部でしか山に登ってませんし、移動はマイカーが中心なので飛行機を使っての登山は今回がほぼ初めてでした。
今後も北海道登山に行く機会は作りたいと考えていますし、海外トレッキングで行きたい場所や登ってみたい山もあります。今後のために、今回調べたこと、気づいたことなどまとめておきます。

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ちなみに昨年ネパールトレッキングに行った際は、宿泊はすべてロッジ予定なのでガスストーブ(コンロ)は持って行きませんでしたし、気を遣ったのは機内持ち込みがNGな荷物(ビクトリノックス、ストック、チェーンスパイク)を預け荷物にした程度(帰りにストックを手荷物に入れてしまい色々大変だったけど……)。靴はトレッキングシューズ(軽登山靴)を緩めに履いて、旅の途中で買ったサンダルを履いて帰国しました。

今回、旭岳の写真が虚無だらけなので、飛行機に絡めて少し別の山の写真を貼っていきます。これは羽田から離陸直後の飛行機から見えた富士山やアルプスの山々。東京(千葉)でも高度が上がるとこれだけ遠くの山もよく見えるのですね。

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飛行機に持ち込めないもの、預け入れする必要のある荷物

一般的な登山装備の中でも、飛行機自体に持ち込めないものと、手荷物にできない(逆パターンも)荷物があります。知っている人には常識かもしれませんが、意外と分かりにくいものもあるので、事前にしっかり調べておくといいでしょう。それでも多少の認識不足があったので、メモを残しておきます。
山旅で航空機利用をする際の注意点 | 八ヶ岳 富士山 登山教室主催 登山ガイド 野中径隆 公式サイト

  • 手荷物に入れたもの
    • モバイルバッテリー/カメラの交換バッテリー
    • ガスライター(1個まで。預け入れは不可)
  • 預け入れした登山用具
    • ストック、アイゼン、チェーンスパイク(ピッケル、スコップも同様)
    • ナイフ、ハサミ(小型ビクトリノックス等も)
  • 飛行機で運べない登山用具
    • ガス缶(燃料アルコール、固形燃料も同様)
    • チャッカマンタイプ(口金が長い)のライター

今回はストック、アイゼン、ミニナイフなどは預け荷物として最初から分けておきましたが、帰りの預け荷物チェックで妻のバックパックに入っていたガスライターが引っかかりました。そもそもライターは預け入れがダメで、ガスライター1個のみ機内持ち込みが可能なようですが、口金が長くなった仏壇用ライター(チャッマンタイプ)などは火器扱いとなって飛行機には持ち込めないそう。

係員の方が「チャッカマンがありますねー」「チャッカマンはダメなんですよ」「チャッカマンひとつー」と、商標であるチャッカマンを連呼していたのが少し面白かったですが、とにかくこの手のライターは飛行機NGと覚えておきます。実は私の預け荷物の中にも同じものがあったような、気のせいです。

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南アルプス(羽田離陸直後の飛行機から)

また手荷物と預け荷物ですが、今回はバックパックを機内持ち込みの手荷物にして、アイゼンやストックは無印良品のサイズが変えられるボストンバッグに預け荷物としてまとめました(これ、結構便利なので今度紹介します)。登山道具はバックパックにまとめた方が荷物の詰め替えなど分かりやすいのですが(妻はそうした)、自分はバックパック手荷物派なんですよね(ネパールもそうした)。荷物預けた後もバックパックの方が空港内で行動しやすいじゃないですか……。

ガス缶は現地購入、帰りに処分

これはよく知られていますが、ガスストーブ用のガス缶は一切ダメ。つまり現地で仕入れて、帰りの飛行機に乗る前に使い切るか処分する必要があります。ガス缶は空港で売ってる場合もありますが、ブランドは限られてしまうので事前に調べておきましょう。

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御嶽山・八ヶ岳・乗鞍岳(羽田離陸直後の飛行機から)

旭川空港ではターミナル内のセブンイレブンで、プリムスのハイパワーガス(IP-250T)とEPIgasが売られていました。最近は日帰り登山で湯沸かしはしないので、恐らくガスも使わなそうでしたが、雪山ですし緊急時用としてストーブ携行とガス缶を購入しました。結局一度も使うことなく、帰りの保安検査で係員に渡すこととなったのですが……。

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もう少し登山者のいる時期なら、地元っぽい登山者に譲ることもできたのですが、なんだか勿体ないですね。熱湯はホテルで湯沸かしして、山専ボトルで2人とも携行していましたし、次回からはそれだけでいいのかな……と。
ちなみに大雪山旭岳ロープウェイの山麓駅にもプリムスの小型缶(IP-110)が、少々割高ですが売っていましたし、道の駅ひがしかわにはモンベルがありました。ちゃんと調べておけば、地元のアウトドアショップで最低限の買物で済ませられますね。

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浅間山と北アルプス(羽田離陸直後の飛行機から)

登山靴は履いて行くか? 運転できる?

登山に欠かせない登山靴を飛行機を含めた現地までの移動時に履いて行くか、別の靴を用意するか問題。
今回はアイゼンを使う可能性があったので、かかとにコバのあるセミワンタッチアイゼン対応のライトアルパインシューズを使いました。片足700g程度の登山靴ですが、靴紐を緩めて低い位置でぐるりと回して結べばそこそこ楽なので、電車や飛行機移動は問題ありませんが、今回は運転もあるので念の為クロックス(の偽物)を持って行きました。

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運転にサンダルはNGですが、かかとがちゃんと固定されるサイズの合ったクロックスタイプなら足首の動かしにくい登山靴よりは幾分マシでしょう。現地では殆ど登山靴からこの偽クロックスに履き替えて運転やホテル内の移動をしていました。

今後、冬靴を持って北海道に行くこともあると思いますが、どれだけ緩く結んでも冬靴を公共交通の移動時に履くのは厳しそうなので(重いし暑い)、その際は普通の靴と別途冬靴を荷物にする必要がありそう?(立山黒部アルペンルート程度なら冬靴のまま行くのですが)。
他にも本格的な雪山登山は荷物も増えますし(ピッケル、アバランチギア、ヘルメット……)、なるべく余計な(山に必要のない)荷物を減らすなどの工夫が必要そうです。

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