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立山・室堂に泊まって雪の雄山&大汝山登山へ:2日連続で最高の天気に恵まれる


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初冬の立山で過ごす2泊3日。初日の浄土山・龍王岳に続いて、2日目(11月15日)の日曜日は、昨年も登った立山主峰の雄山、そして立山最高峰の大汝山に登ってきました。

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立山で過ごす2日目:雄山・大汝山登山へ

今年は贅沢に11月の立山で2泊3日を過ごすことにした我が家、2日目の日曜日は丸一日立山に居ることができる中日です。昨年も登った主峰の雄山と、今年はもう少しだけ足を伸ばして立山最高峰の大汝山にも登る計画を立てました。

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2日目は時間に余裕があるので周遊の縦走コースも可能だったと思いますが(春に一度歩いてますし)、そこまでガツガツ歩きたい訳でもなかったですし、無理をせず早めに下山して午後はのんびり室堂でランチを食べたり温泉に入って過ごす計画。

起床は6時少し前ですが、まだ真っ暗な時間に外を見たらもう雷鳥坂から別山方面にヘッドライトが見えました。すごいなぁ…… そこまで冷え込みがキツくないとはいえ、氷点下の真っ暗な中登っていく気にはなれません。日の出時間狙いの写真目的でしょうか。
こちらは起床して少し薄明るくなってきた頃。やはりヘッドライトの明かりが見えています。

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朝食前にサンダルで外に出てビーナスベルトの出ている北西の空をパシャリ。

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その後しっかり朝食を食べて準備します。早い人たちは朝食を抜いて(或いはお弁当にして)とっくに出発していますが、10時ごろまでは室堂エリアには宿泊組しかいないので、まだまだ静かなうちのスタートが可能です。部屋から見上げた雄山の山頂。

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別山の上の方に太陽の光が差してきました。暗いうちから登っていた人たちは、もう稜線を歩いているか写真を撮っているのでしょうか?

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室堂平から一ノ越へ

7時半過ぎに雷鳥荘を出発します。宿の前でアイゼンを装着。

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まずは室堂平まで。

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途中で雄山から朝日というか、日陰から出たというか…… 丁度三ノ越のあたりでしょうか。

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初日にあった雲海は全て消えて富山の街が見えています。ということはこの日は富山市からも立山が綺麗に見えていたことでしょう。

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ミクリガ池とミドリガ池の間を抜けて行きます。

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ミドリガ池は完全に結氷しているらしく足跡だらけ。水深が15mあるミクリガ池に比べると、平均1.5m程度とかなり浅いみたいですね。

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立山(富士ノ折立・大汝山・雄山)。今日は真ん中の大汝山と右の雄山に登ります。

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朝の室堂。この時間帯はまだ室堂の宿泊者のみなのでとても静かです。

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室堂山荘の前を通り過ぎると一ノ越への登りが始まります。ここからは日陰に入ってしまうので少し気温も下がりますし、ハードシェルを脱ぐ程ではありませんでした。

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徐々に高度を上げていくと後方にいい景色が……。

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前日に登った浄土山。

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やはり人気の雄山だけあって、既に登っている人が多いですね。もう下りてくる人もそこそこいます。

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浄土山越しの龍王岳。こちらにも人の姿。みんな早いなぁ…… テント泊ならともかく、せっかく宿に泊まるとどうしても温かい朝食を食べたくなってしまう私には難しい。

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一ノ越

9時に一ノ越到着。

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今日も色々見えてる。

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一ノ越からピッケルに持ち替えて登り始めました。

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やはり昨年よりも雪がかなり少ないものの、ルートの9割は雪が付いてます。

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日本海までよく見える。

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そろそろ浄土山と同じぐらいの標高まで登ってきたかな?

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スタート地点の雷鳥荘や結氷しているミクリガ池がはるか眼下に見えてます。

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少し上の右側にテラス状に張り出しているのが三ノ越。

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三ノ越からの浄土山の向こうには雪を纏った白山。

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龍王岳の向こうの空には雲海も見えています。

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三ノ越から最後のひと登り。

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今日も富士山までよく見えてます。

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北アルプスいろいろ。

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完全に浄土山と龍王岳を見下ろす標高。

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一体、何度室堂平を撮れば気がすむのか(ずっと撮ってる)……。

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山頂はすぐそこ。

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立山主峰・雄山(3003m)

10時過ぎ、雄山の山頂に到着。今日も素晴らしいお天気。風は冬山にしてはそよ風レベル。

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最高地点の雄山神社では団体さんが賑やかにやってるようなので、しばらく休憩しつつ待つことに。

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直下のトラバースの雪の状態など確認しつつ、20分ちょっと待ってようやく3003m地点へ。

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別山越しの剣岳(とそれを撮る私)。

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中央が大汝山山頂。こうして見るとすぐ目の前なのですが(別の山というよりは「立山の南峰と中央峰」みたいな感じでしょうか)、間にちょっとやっかいなトラバースがあります。

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雄山山頂からの景色をしばしご覧くださいませ。なんとなく時計回りで。

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黒部湖、後立山連峰、八ヶ岳と富士山など。

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雄山〜大汝山

雄山山頂の景色をひとしきり楽しんだので大汝山へと向かいます。

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雄山山頂の直下はいきなり緊張感のあるトラバース。日陰なので雪は締まっていて(というかアイスバーン)アイゼンはよく効くものの、緩んだら危ないし、アイスバーンに新雪が乗ったらさらに恐い。強風があるときも嫌ですね……。滑ったらアウト。

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室堂の入山安全相談窓口でもよく注意するように言われる場所なので、計画はしていたもののここから先は実際に見て無理そうだったら諦めることにしていました。

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ちなみに昨年は降雪の直後に雄山に登ったので、ここから先は見るからに自分たちには無理そうな感じでしたし、実際その数日後に死亡事故も起きていました……。

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先程までいたお社の直下が一番緊張する場所。

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以後も稜線の室堂側のトラバース道(残雪期には後立山側を歩く場所もありましたが、当たり前だけど春と初冬では全く雪の付き方が全く異なります)が続きます。

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雄山山頂直下の他にも、数カ所緊張するトラバース斜面があるのでよく注意して。ちなみに山頂から見える景色自体はそこまで変わらないので(!?)、日帰りならば雄山山頂だけでも十分に楽しめると思います。

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雄山〜大汝山間の行程は片道20分ほどなので集中して行きましょう。大きなアップダウンはほとんどないまま、3003mの雄山から3015mの大汝山へ。

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最後に小さな登りで標高を上げると、真砂岳から別山、剣岳が見えてきます。

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立山最高峰・大汝山(3015m)

11時に大汝山山頂。山頂部は少し広くなっていて360度の展望が開けています。

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足元には大汝休憩所。この日は天気が良かったこともあってか立山周遊の縦走ルートを歩いている人も(両方向に)そこそこ見られました。

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確かこの先の富士ノ折立から真砂岳との鞍部に下りるあたりも少しヤバかった気がしますが、この時期はどうなのでしょう。我が家は今後行くことはあるかなぁ……?

真砂岳、別山越しの剣岳。雄山からよりもさらに八ツ峰側がよく見えるようになります。

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恐らくそんな剣岳を撮っている私。

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別山から大日岳にかけて。

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黒部側の急峻な斜面。

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雄山からは見えなかった黒部ダムのダム部分も見えます。

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シュカブラと北アルプス。八ヶ岳、富士山、南アルプスも少々。そういえば御前沢雪渓を覗き込むような写真が残ってないのですが、角度的に微妙なんだっけな?

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雄山方面をズームすると…… 山頂の祠に人が居ますね。向こうには薬師岳他。

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あまり日が高くなって雪が緩む前に戻りましょう。

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大汝山方面に歩く人がいるので、危険な場所ですれ違わないように様子を見つつ……。

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雄山山頂直下。行きよりもトレースの足跡が深くなってました。

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再び雄山山頂、一ノ越〜室堂へ

雄山に戻ってきました。太陽もすっかり高くまで登った12時前。アルペンルートの始発から登り始めてる人たちも上がってくる頃なのか、雄山にも人が増えてきました。

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せっかくなので、もうしばらく雄山山頂からの絶景を楽しみます。

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浄土山と龍王岳。少し薄くなった雲海の雲の形が面白い。

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雲の上に浮かぶ白山がカッコいいですね。

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富山湾の向こうに伸びている影は能登半島かな。

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大好きなこの光景もこれでおしまい。

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下りも気を抜かずに。

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下りてきました。

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それでは昼飯が待つ室堂平へ……。

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山行ルートと活動データ

この日の登山記録は以上です。やはり室堂に泊まってスタートすると(早出をしなくても)時間に余裕がありますし、ルート上も空いていて快適です。


立山:雄山・大汝山 / OKPさんの立山(雄山)立山の活動データ | YAMAP / ヤマップ

下山ランチはみくりが池温泉

ランチタイム終了(14時)の30分前にやってきたのはみくりが池温泉。今年はコロナ対策で日帰り入浴はやっていませんが、喫茶みくりとレストランは営業しています。

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私は昨年食べてお気に入りの「黒チャーシューメン」とビール。ここは極楽か?

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奥さんの「富山うどん」こちらも美味しかったそう。みくりが池温泉でもGo Toトラベル地域共通クーポンが使えるので、切りの良い価格合わせに、追加で白エビの唐揚げとサラダ……。

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極楽ことみくりが池温泉で下山ランチを堪能したら再び雷鳥荘へ。まだギリギリアルペンルートで帰ることができる時間ですが、もう一拍してのんびり帰れるという贅沢。温泉が楽しみ過ぎる。

ここに来て少し雲が出てきました。奥大日岳の上にも……。

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剣岳方面にも…… これは地獄谷のガスか?

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先程歩いたばかりの稜線。

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雷鳥荘に戻ってきました。

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相変わらず立山ビューが見事な部屋景。

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前日とはまた違う夕刻ショー&星空グルグル初挑戦

温泉に入ってゴロゴロしているうちに外はいい感じの色…… では外へ(なんて贅沢)。

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前日とは違って雲があるのでまた違った夕焼けショーが楽しめます。

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こういった雲のある日は、太陽が沈んだあとも面白い。

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鳥が羽根を広げたようないい雲。

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雲の下側が赤く染まっています。どういう現象だろう?

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このタイミングで雷鳥沢キャンプ場に泊まりに来ていて知り合いにも偶然に合うことができ、楽しい夕刻となりました。

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代わりにこの日は立山側のアーベントロートは控えめでしたね。

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星は前夜にたっぷり見たのでさっさと寝てしまおうと思ったのですが、せっかく人も少ないので(日曜から月曜に掛けての宿泊なので、前日とは打って変わってガラガラでした)、宿の前に三脚を立ててライブコンポジット(カメラ内でリアルタイム比較明合成撮影を行うオリンパス機の機能)を試してみました。花火撮影ではよく使う機能ですが、実は星撮りでは初挑戦です。

こちらは40分ぐらいでしょうか。初挑戦にしても結構それっぽく撮れたかも?

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その後、コンパスで北を調べてこちらは1時間回しています。適当に三脚を立てたにしては、ほぼ北極星をど真ん中で撮ることができました。ビギナーズラックか。

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どちらも雷鳥荘の談話室(暖炉があって最高)で『孤高の人』を読みながら、たまにサンダルで外に出てはカメラの様子をチェックする簡単なお仕事。合わせて2時間近い撮影時間でしたが、ほぼ寒い思いをせず撮ることができました(笑)

22時に消灯となり部屋に戻ってからも、部屋の窓を少し開けて続きに挑戦したのですが、途中で雲が出てしまい失敗。OM-Dのライブコンポジット機能、とても便利ですが本来の比較明合成のように途中経過のバラ写真が残る訳ではないので、途中で失敗してしまうと全てが水の泡。次回挑戦する際はバラで素材を撮った方がいいかもしれませんね。

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最終日を駆け足で

最終日(16日)は平日の月曜日です。夜中ぬちからガスっていて外は虚無なので、特に外に出ることもなく朝風呂に入って朝食。チェックアウトギリギリまでのんびりと荷物をまとめます。

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今回の立山、2日間晴天に恵まれて最高の雪山登山も楽しみましたが、唯一雷鳥にまだ会えてないのが心残り……。最終日は他に予定もありませんし、せっかく(?)の曇り空ということもあって、雷鳥探しがてら雷鳥沢キャンプ場まで下りてみました。

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残念ながら雷鳥の姿はなかったものの、前日から雷鳥沢に泊まってる知り合いの方とお会いしてしばらく歓談。私が雪の中にスマホを落とすなどのトラブルもあったものの無事に回収して、ランチがてらのみくりが池温泉へ。

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大好きなえんま様のホットピザを食べたり、食べたりなさを白エビラーメンで埋めつつ、再びお知り合いチームと合流して帰りのアルペンルートはご一緒することに。同じタイミングでみくりが池温泉を出たら、丁度雷鳥の鳴き声が聞こえてきて、直後に地獄谷側を飛ぶ3羽ほどの雷鳥を目撃することができました。

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じっくり写真が撮れるような距離ではありませんでしたが、当てずっぽうで撮った写真にもしっかり2羽の雷鳥の姿が写っていました(超トリミング)。1羽(雌?)はもう完全に真っ白。また来年の春に合いましょう。

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黒部ダムでは冬備えのの片付け真っ最中の渡船「しらとり」やダム湖から吊り上げた重機を見たりしつつ、平日でガラガラのアルペンルートを扇沢まで戻りました。

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それでは立山、また来年! 最高に楽しい2泊3日でした。

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山と高原地図 剱・立山 (山と高原地図 37)

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