I AM A DOG

途方に暮れる 犬とよばれる でも生きてゆく

VILTROX 85mm F1.8 IIとM.ZUIKO 45mm F1.2 PROを撮り比べながら江戸東京たてもの園

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そういえば手元にフルサイズの85mm(VILTROX 85mm F1.8 II)とマイクロフォーサーズの45mm(OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 45mm F1.2 PRO:フルサイズ換算90mm相当)の2本の中望遠単焦点レンズがあったので、一緒に持ち出してみました。

以前、SEL35F18FとM.ZUIKO 17mm F1.2 PROを比較してみたときより、ゆるいノリの比較です。フルサイズ用ながらエントリー価格で手に入る中華レンズと、気合が入ったマイクロフォーサーズ用のレンズではどんな違いがあるかなと。ちなみに価格差は3倍以上(MFT用のPROレンズの方が高い)あります。

あまりこの比較に興味がある人は居ないとも思いますが、せっかく撮ったのでよかったら見てくださいませ。撮影場所は久々に訪れた江戸東京たてもの園です。レンズの比較に興味がなくても、同じような構図の写真が2枚ずつ続く江戸東京たてもの園のスナップ記事だと思って貰えたら……(?)


入園時には検温、手指消毒、写真撮影についても一箇所に長時間留まらない等の注意があります。
江戸東京たてもの園
建物の見学も一棟ごとに密を防ぐよう人数制限がされていますが、私が訪れたのは平日ということもあって園内はガラガラでした。ちなみに本日12月25日から来年1月13日まで休園とのことです。

最初に結論から言ってしまうと、違うといえば違うけどめちゃめちゃ差がある訳でもなし。レンズの違いはありますが、むしろボディの違いの方が大きいかも。特にホワイトバランスを揃えずにオートWBで撮ると、結構ブレがあるのでパッと見の印象は大きく変わります。オートWBで出た色をそのまま乗せているので、オリンパスとソニーのWBや色の差の方が大きい感じ。


ボケ量はほぼ同じかVILTROX 85mm F1.8 IIの方が少し大きい。一般的にフルサイズとマイクロフォーサーズでは絞り2段分のボケ量の差があると言われているので、そこはまあそんなものでしょう。屋外だとF1.2はちょっと明るすぎて簡単にメカシャッター上限(1/8000秒)に届いてしまうので、電子シャッターに切り替える必要もあるので少々ストレスかも(無音撮影は撮ってる気がしないのであまり好きじゃない)。


写真は「α7II+VILTROX 85mm F1.8 II」「OM-D E-M1 MarkII+45mm F1.2 PRO」の順。アスペクト比を揃えてないのでひと目で分かると思います。45mm F1.2 PROの方は90mm相当なので、VILTROX 85mm F1.8 IIの方が広めに写っていますね(縦辺が同じぐらい?)。


現像はしてるものとしてないものが半々ぐらい。LightroomでRAWを取り込んだままで書き出しているものと、少しだけ現像しているものもありますが、パラメーターは全く同じ。露出補正だけは見た目がなんとなく合う程度には動かしてます。構図やピント位置も正確に合わせた訳でなくので、あくまで雰囲気の比較と思って貰えれば。











園内で武蔵野うどんが食べられるんですね。この日は昼を食べてから来てしまったので我慢。











玉ボケの大きさがここまで違うとは思いませんでした。



















以上。マイクロフォーサーズでもフルサイズ並のボケ表現が可能なPROレンズが凄いのか、実売4万円台ながら3倍以上の価格差を感じさせないViltroxレンズのコスパが高いのか……?
個人的には最近は機材による撮影結果の違いは(あるにはあるけど)些細なことで、自分が使いやすければ道具はなんでも良いなぁ…… みたいな状況になってしまっているのですが、それを言い出すとカメクラ的なブログネタがなくなってしまうので、不毛と思いながらも偶にはこんな比較とかしてみるのです。


データ:江戸東京たてもの園

  • 所在地:〒184-0005 東京都小金井市桜町3-7-1(都立小金井公園内)
  • 開園時間:9:30~17:30(4〜9月)/9:30~16:30(10〜3月)
  • 休園日:月曜日・年末年始
  • 入園料:一般400円
  • 公式サイト:https://www.tatemonoen.jp/