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I AM A DOG

体を低くして地球と同じ高さになる きょうは 犬だから

北アルプス槍ヶ岳登山2日目:遂に念願の槍の穂先へ!

カメラ/写真

お盆休み、槍ヶ岳登山日記の続きです。いよいよあの槍の穂先へお出かけです!

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上高地から殺生ヒュッテまで歩いた1日目。日没直前になってようやく槍ヶ岳の姿を見ることができましたが、その後またしても雨が降り始めてしまいました。
激しくテントを叩く雨音を聞きながら「これでは星空も絶望的だ…」と体も疲れていましたし、あっという間に眠ってしまいました。

夜中に目覚めてテントの外を眺めたら…

ふと、目を覚ましたのは深夜の2時半過ぎ。いつの間に雨は止んでいたようで、テントから顔を出してみたら、そこにはハッとするような美しい光景が広がっていました!

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辺りが明るいのは月明かりのせい。おかげで満点の星空という訳にはいきませんが、月明かりに浮かび上がる深夜の槍ヶ岳。ちょっと恐い位の圧倒的な存在感です。

超広角で無理矢理月まで入れてみました。うーん、もうちょっと絞るべきだったか。ちなみに露光時間はISO800〜1600で2〜6秒程度と、結構な光量の夜です。

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目覚めたついでにトイレがてらに殺生ヒュッテのテラスからもパチリ。何と絡めて写しても絵になる槍ヶ岳パイセン、半端ないっす!

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振り返っての南東側には雲海とオリオン座が浮かんでいました。

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何枚も同じような写真で恐縮ですが、テントの前に戻ってもう1枚。カシオペアの位置から北極星が丁度、槍ヶ岳の方角にあるのが分かりますね。

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月も山の向こうに沈んだことですし、ライブコンポジットで時間を掛けて撮ったら結構面白い写真が撮れたのだろうなぁ…と後になって後悔しましたが、このときは「これなら明日の朝は晴れそうかな」と安心して、そのまま寝てしまったのでした(笑)

起床:日の出は見られない殺生ヒュッテ

日の出前に起床してみると、多少ガスっているもののなんとか晴れてくれたみたい。既に北鎌尾根や槍の穂先には登山者の姿が見られます。日の出前から登って、山頂からご来光を見るのでしょうね。我々は混雑を避けてのんびりスタート予定。

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ちなみに日の出は角度的に殺生ヒュッテからは見えないみたい。槍ヶ岳山頂や東鎌尾根のヒュッテ大槍あたりまで行くと見えるのでしょうかね。

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モルゲンロート… という感じではありませんが、朝日が槍沢に差して、山肌が多少赤く染まってきました。ちなみにこの槍沢も、涸沢同様に氷河が削り取った圏谷(カール)という地形。超広角レンズでも入りきらないこの広さ。

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朝食は簡単に行動食の無印バウムとコーヒーのみ。山で手軽にドリップコーヒーが飲める「グロワーズカップ」、今回初めて使ってみましたがなかなかいいですね。

いざ、槍の穂先へ向けて出発!

それでは、カメラや水、防寒など最低限の荷物だけアタックザックに詰め、ヘルメットを被って槍の穂先へ出発です。殺生ヒュッテから穂先の肩に当たる槍ヶ岳山荘まで40分弱。近いようで、もうひと頑張りです。

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ちなみにカメラはE-M1はザックに入れてしまい、ここからまたしばらくTG-4写真が続きます。というか前日からの雨で、M.ZUIKO 7-14mm PROの前玉がかなりヒドく結露…。マトモに使えるようになるまでしばらくかってしまったのです。

見上げれば眼前に巨大な槍の穂先がどんどん近づいてくる登りなので、テンションは上がりっぱなし。前日と違い荷物も軽々ですし、心なしか足も軽やかです。

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しばらく登ったところで、槍沢を振り返ってみました。中央付近に殺生ヒュッテや我々のテントも小さく見えます。氷河が削り取って生まれたU字谷。前日登ってくる最中は、その全容を全く見ることができなかったのですよね…。

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(ところで地平線の左端に写ってるのは富士山? RAWでハイライト調整したら浮かび上がってきたのですが、方角的にどうなのかな…?)

西側には大喰岳でしょうかね。その向こうには中岳、南岳、そして大キレット、穂高へと続く憧れの稜線です。いつか… いつかね。

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さて、見えて来たのは収容人数650人を誇る大規模な山小屋である槍ヶ岳山荘。日の出前後にすぐ登ってこなかったのは、ここからの登頂組とのバッティングを避けたかったため。平日とはいえお盆期間、更に前日に大人数の韓国人グループが登っていたのを確認していたこともあり、渋滞に巻き込まれるのは避けたかったのです。

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最後の100mは緊張の岩山登り

槍ヶ岳登山と聞くと、岩登りが続きそうな山というイメージがあるかもしれませんが(?)、一般的な登山コースでのアプローチの場合、手も交えてよじ登るような場所は最後の標高100m部分のみ。ルート上のハシゴやクサリはよく整備されていますし、岩場歩きの基本に3点支持(3点確保)さえしっかりできれば大丈夫です。

思惑通り、朝一のラッシュは落ち着いて山頂に残っているのも十数人といったタイミング。ルートは一部上り下りが別ルートになっていますが、数カ所急なハシゴが掛けられている所があり、どうしても渋滞は発生してしまいます(ハシゴは1人が登り切る/降りきるまで次の人は待つのが基本)。

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下り組とすれ違いが発生する待ち時間にE-M1を取り出してパチリ。まだ、前玉の結露は若干残っていましたが、なんとか写るようになったかな?

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こんな感じの岩をよじ登って行きます。ホールドは豊富ですし、注意して登れば問題ありませんが(子供も登ってます)、うっかり落石などさせるのが一番恐い…。

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えーと、これが小槍かな? こちらはちゃんとクライミングのスキルがないと絶対無理っぽい感じの岩の突起。

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先行する奥さん、結構快調に登って行きます。元々全然運動とかダメな人(らしい)なんですけどね。山に行くようになって、随分と逞しくなりました。

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頂上直下まで行くと、最後の一団が下山中のようでしばらく待ち。もちろんこういうときは下り優先。焦っても仕方ないので、のんびり待ちましょう。

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大きな音がするなと振り返ったら、槍ヶ岳山荘に物資を運搬するヘリがやってきていました。この程度のガスならモノともしません。この後、さらに真っ白にガスってしまった中でも見事に荷下ろしを成功させていて驚きました。

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自分の手足のみでグングンと高度が上がっていくのが気持ちいい。偶にすれ違いや先行者待ちの時間もありますし、息が切れるような登山ではありません。

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山頂直下最後のハシゴはほぼ垂直。右側は下りの梯子です。こんな岩場に、これだけ頑丈にハシゴ等が整備されてることも驚きです。これがなければどれだけ人気の山といえど、一部のクライマーのみしか登ってこれませんものね。

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槍ヶ岳山頂3180mより

槍ヶ岳山荘から30分程度、遂に槍ヶ岳山頂にたどり着きました。時間帯によってはもう少しかかってしまうかもしれません。あいにく穂高方面は雲の中ですが、この圧倒的な高度感はなかなか他の山では味わえません。

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槍ヶ岳山頂は、晴れていれば360度北アルプスの大展望が楽しめるはずなのですが、地表付近にはそれなりに雲が出ていて今回はお預け。まあ、上空に青空が広がってくれているのが何よりです。

雲に写った槍の穂先の影にブロッケン現象(とヘリコプター)。手を振ると槍の先端にいる自分の影も動くのですが、ちょっと写真じゃ分かり辛い…。

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頂上にはこのような祠があって、皆さん記念撮影の順番待ち。我々が登ったタイミングで、山頂には10人弱でしたが、それでも、あまり自由に動き回れない広さの頂上です。混み合う時間だと結構大変かも…?

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見るからに険しい北鎌尾根。もちろん一般登山ルート外のバリエーションルートで、ちょっと覗き込んで見るだけでも「無理無理…」って感じの世界。

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そうそう、忘れちゃいけない(?)二等三角点。徐々に山頂がガスに包まれ始めているのが、こんな至近距離で撮ってる写真からも分かりますね。

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降りてくる頃にはすっかりガスに包まれてしまった槍の穂先。結局天気が良かったのは朝の数時間のみでした。前日たっぷり降った雨が早々に温められて雲になったのか、あっというまに下の方からガスが上がってきてしまいました。

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槍ヶ岳山荘ではお土産を買ったり、行動食に焼きたてパンを買ったり。北アルプスの標高3000mでパンを焼いてるって凄いですね…。しかもちゃんと美味しい。

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せっかくなので殺生ヒュッテまでの下りは、東鎌尾根を回って戻ろうかな… と思ってましたが、この天候ではどこを歩いても同じ。素直に来た道を戻ることにします。

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…なのに、テント場まで降りてきたらまたこの晴れ模様(笑) コロコロと変化する山のお天気です。せっかくの日差しなので、濡れた荷物を乾かしたり、テントをバラして干したりしながら、下山の準備を進めます。(つづく)

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* *

ヘルメットと必要な荷物のみ詰め込めるアタックザック。超広角レンズは今回そこまで必要だったかよく分かりません(笑) 岩場を登ってる最中に、大きなカメラはちょっと邪魔ですし、結局は今回もTG-4が大活躍だったという…。
CAMP(カンプ) アーマー レッド×オレンジ 5019011

CAMP(カンプ) アーマー レッド×オレンジ 5019011

[バーグハウス] Berghaus F-LIGHT 18 21434 K05 (RED/DKGRY)

[バーグハウス] Berghaus F-LIGHT 18 21434 K05 (RED/DKGRY)

お盆後半に北アルプス槍ヶ岳へ行ってきた:雨の槍沢をひたすら歩いた1日目

カメラ/写真

台風の接近もあって色々と予定が狂ってしまった今年のお盆休み。(といっても私はフリーな身なので奥さんの会社の夏休み期間ですが。私まで一緒になって休んでいて良かったのだろうか?)

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台風7号の影響は17日のうちに収まりそうな予報もあったので、当初の予定を1日後ろにズラして8月18日から2泊3日で北アルプスの槍ヶ岳に登ってきました。

憧れの槍ヶ岳の穂先に立ちたい!

「いやしくも登山に興味を持ち始めた人で、 まず槍ヶ岳の頂上に立ってみたいと願わない者はないだろう」
…と、かの深田久弥が『日本百名山』で語った北アルプスの名峰「槍ヶ岳」

日本百名山 (新潮文庫)

日本百名山 (新潮文庫)

3年前に登山を始め、ゆるいペースではあるものの、北岳、間ノ岳、富士山、北穂高岳… と日本を代表する3000m峰を登ってきた我が家。「次に挑戦するのは奥穂高か槍か…」と家族会議を開いた結果、やはりあの槍ヶ岳の穂先に立ちたい!と。

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GWの燕岳登山でも、常にその圧倒的な存在感を我々に見せつけていた槍ヶ岳。遂にあの穂先に立てるのかと思うと、当初の日程が流れた位では諦めきれません。最悪、2日ズラしで日曜日までもつれる覚悟もしていましたが、なんとか木曜日スタートの土曜日下山、日曜日は予備日というスケジュールを確保することができそうです。

その特徴的な形から「日本のマッターホルン」とも呼ばれる槍ヶ岳(確かに似ているようで、でも実際に目にしてみるとやはり別の魅力)。どの角度から見ても一発で「槍だ」と分かるような山は、日本では富士山を置いて他にはないでしょう。

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北アルプス南部の奥地に位置する槍ヶ岳へのアクセスはそれほど簡単ではありません。有名ルートとして挙げられるのは、中房温泉からの「表銀座」、ロングトレイルの「裏銀座」、最短ルートである「新穂高ルート」などがあります。今回は自家用車でのアクセス、日程、我が家の登山経験などを考慮し、最もオーソドックスなルートと思われる、上高地経由の「槍沢ルート」を選びました。
ルート案内 | 槍ヶ岳山荘グループ

このルートは初日に槍沢ロッジ、又はババ平キャンプ場に宿泊するのが一般的なようですが、我々は朝一に上高地をスタートし、1日かけて槍ヶ岳山頂まであとひと息の所、 標高2860mの「殺生ヒュッテ」を目指す計画。ヤマプラのコースタイムで9時間40分。平地歩きは若干短縮されるとしても、休憩時間を含めたら10時間近い移動はこれまで経験がないだけに、我が家としてもちょっとしたチャレンジです。

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宮ヶ瀬でソーセージと揚げパンを食べて鱒釣りからスープスパゲティの相模原市緑区黄金コース

多摩グルメ カメラ/写真

台風接近の天候不順もあって山に行くタイミングを失ってしまった週明け。奥さんの夏休み期間ということもあって、家でゴロゴロしていては勿体ないと、カメラを持って相模原市の緑区エリアに出掛けてきました。

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多摩の自宅から車で1時間かからず、元々土地勘のある神奈川県北エリア。どれも今までこのブログで紹介したところばかりですし、写真を貼りながら簡単に…。

* *

まずは宮ヶ瀬ダム近くの服部牧場へ。目的はもちろん、ソーセージ専門店の「メッツゲライ ハットリ」。少し早い昼食がてらに、フライシュケーゼサンドとソーセージを頂きます。もちろんお土産のソーセージを買い込むのも忘れずに。

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肉汁たっぷりジューシーなあら挽きソーセージ、これが食べたかったんです!

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ソーセージを食べた後は、牧場の新鮮な牛乳を使ったソフトクリームとジェラート。

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近くのオギノパンは入場制限をしている位の大盛況。総菜パンにあんパンを買い込み、揚げパンを食べたら、道志みち方面に進路を取って山奥へと車を走らせます。

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やってきたのは、うらたんざわ渓流釣場。マスの管理釣り場です。最近釣りの楽しさを覚えてきた奥さんに、楽勝の釣りを頼んで貰おうかと思ったのですが、この日はやたら渋いうらたんざわ。あんパンなど食べつつ、時合いを待つことにしましょう。

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ようやく釣れても虹鱒ばかり。魚種を釣り分けようと思っても、いつものように上手く行きません。そういえば、あまり真夏に管釣りって来たことなかったなぁ…。

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あまりに釣れないものだから、防水カメラのTG-4を使って水中写真を遊んでみたりとか。水の中の様子、思ったより綺麗に撮れるものですね。ヤマメもたくさん泳いでいますが、いつもの高速トゥイッチでは食ってくれません。

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ルアーに食いついてくれた魚にも撮影協力して貰いました。やや痛々しい独眼竜の虹鱒さんでした。

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これといって爆発することのない夕まずめを切り上げて、夕飯にやってきたのはこちらもお約束の「スパゲッティ屋 青山」です。

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毎回交互に頼んでしまう、ブイヤベース風味の「トマトスープスパゲティ」とチャウダー風味の「ホワイトスープスパゲティ」。今回私はトマトで。

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食後のケーキも美味しく頂きました。

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* *

こんな感じで、緑区定番コースを堪能した1日でした。特段目新しい情報はありませんので、最後に過去記事へのリンクを貼ってオシマイ!

お気楽山歩きを楽しむ私が手放せない地味目な山ウェア「三種の神器」

アウトドア

「登山が趣味!」と胸を張って言えるほど、ここのところは頻繁に山に行けてない私。この週明けには念願の北アルプス槍ヶ岳に登る予定だったのが、台風接近によりどうやら諦めなくてはいけない気配です… ガックリ。

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せっかく準備した山装備もこのままだと無駄になってしまいそうですので、(片付けてしまう前に)私が普段着用している山ウェア系の中から、アウターなどの目立つ系ではないものの、絶対に手放せないお気に入りの三種の神器?をご紹介。…といっても、まあどれも有名なものなのですけど。

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finetrack スキンメッシュ Tシャツ

これまでも何度か紹介してる気がしますが、ファイントラック製の「ドライレイヤー」という肌着。速乾素材の「ベースレイヤー」ともやや違い、ベースレイヤーの下に着用して、肌をドライに保つという透湿性・撥水性に優れた素材です。
ドライレイヤー®の使い方 | レイヤリング&使い方 | 国産アウトドアメーカー ファイントラック

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(写真は1年以上着用しているものですが、まだまだ撥水性を保っています)

…というのが建前なのですが、速乾素材のTシャツなどの下に着るだけでも、かなりの効果を発揮してくれるのがこのスキンメッシュ。かいた汗を素早く布地の外側へと送り込み、肌をドライな感覚に保ってくれるので、Tシャツだけの着用時に比べて濡れた布地が肌にまとわりつく感覚が皆無。つまり、休憩時などの汗冷えも起こりにくくなります。

夏場だけでなく、秋冬の防寒の際の肌着にもバツグンで(そもそもその目的で買ったもの)、ちょっとしたトレッキングならばスキンメッシュの上にメリノウールのシャツを着ているだけで、どんなに汗をかいても快適です。

ファイントラックのドライレイヤーには、さらに激しい運動における汗抜けを重視した「パワーメッシュ」、保温性も重視した「アクティブスキン」というラインもありますが、私が最近買い足したのも、結局同じ「スキンメッシュ」です。
サイズ感は171cm/BMI21の私で、Sサイズが丁度いい感じです(ピッタリだけどキツくは感じないレベル)。

GOLDWIN C3 fit エレメントロングタイツ

ワコールのCW-Xと並ぶ定番スポーツタイツのGOLDWIN「C3 fit」。保温を目的としたもの、履き心地や動きやすさを重視したものから、膝のサポート機能を充実させたコンプレッション(着圧)タイツまで、様々なモデルが発売されています。
登山にオススメ!もっと遠くへ、もっとラクに。C3fit エレメントロングタイツ | ハイパフォーマンスのスポーツウエアC3fit

登山を始めた当初は、ジョギング用に履いていたCW-Xの下位モデルを登山でも使っていた私。慣れない山歩きで膝が痛くなりやすかったのを切っ掛けに、膝のサポートが充実したコンプレッションタイツを買おうと、店舗でいくつか試着した上で、C3 fitの「エレメントロングタイツ」というモデルを購入。以後ずっと愛用しています。
C3 fitシリーズにおける「エレメントロングタイツ」の特徴ですが、

  • 膝のサポートは比較的強め(「インパクト」よりは軽め?)
  • 長時間履けるよう下腹部を締め付けない設計
  • ウエストにホックとファスナー付き(トイレが楽… だけど毎回ホック/ファスナーを止める必要は発生)

といった感じ。各モデルを使い分けた訳ではありませんが、履き始めてから明らかに膝の疲れは軽減されましたし、疲労が貯まってきて、股やふくらはぎの筋肉がちょっとヤバい(ツリそう)かなと感じたときも、持ちこたえてくれるようになりました。

(シースリーフィット)C3fit エレメントロングタイツ(MEN'S) 3F12122 K ブラック M

(シースリーフィット)C3fit エレメントロングタイツ(MEN'S) 3F12122 K ブラック M

テント場などに付いた後は、足に圧がかかり続けているのはストレスなので、ジオラインのタイツに履き替えてしまいますが、移動中には欠かせない一枚です。

ちなみに夏場はやや暑いと感じることもあるので、現在、薄形軽量のドライメッシュ素材を使った「インパクトエアーロングタイツ」を試そうか悩んでいる所です。

一方で、うちの奥さんはCW-Xを使っているのですが、各モデル履き心地に違いがあるので、一度は試着をオススメします。

SUPERFEET TRIMFIT GREEN

ラストはスーパーフィートのインソール。3年前、登山を始めたときにモンベルの店舗で登山靴を買ったのですが、その際のフィッティングで奨められて買ったものです。

既製品の靴をいくつか試して、サイズはフィットするのですが、どうも斜面で足が滑る感じがしていたのが、このインソールを使うことでピタっと止まる感じになりました。土踏まずの部分の抵抗で止めるのでなく、足裏に自然なアーチを生み出すことで、足をしっかりとホールドするのだとか。
GREEN | スーパーフィート - 驚異のインソール

その後、登山靴を買い換えても同じインソールを入れ替えて使っています。足の固定の他、クッション効果もあるようで標準のソールよりも足裏が疲れにくい気がします。

用途、足のサイズに合わせて複数のタイプ、サイズがラインナップされていますが、私が使用しているのはグリーンのDサイズ(靴に合わせて切って使います)。やはりこの手の製品は、登山靴同様に実際に店頭でフィッティングを行った上で買うのがいいでしょう。
* *

ちなみに登山やインソールとの関連は不明ですが、以前ずっと悩まされていた足底筋膜炎。複数の整形外科にかかったり、整体に定期的に通って痛みを抑えていました。それが登山を始め、今よりも積極的に通っていた時期、嘘のようにピタリと収まり、その後再発していません。適度な運動が良かったのか、登山とは全く関係ないかは分かりませんけども…?

おまけ1:防寒&紫外線対策に「アームカバー」

ここまで書いて、そういえばこれも大事だよなぁ… と思い出したのですが「四種」にしてしまうと、語呂も悪いですし(?)オマケ扱いでご紹介。

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Tシャツで行動していて、ちょっと肌寒いなと感じたときに重宝するアームカバー。長袖Tシャツをチョイスするよりも、行動中は袖から風が通りますし、腕まくりする位なら外してしまえるので、単純に荷物を減らせることにもなります。休憩中にザックを降ろしてウインドブレーカーを羽織るよりも素早く着用できますし、実際付けるだけでかなりの体温低下を防げます。

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これまで使ってたのは、アウトドア量販店WILD-1のオリジナル商品で、一応化繊の速乾タイプのものですが、ややくたびれてきたので最近新調しました。新しく買ったのは、FoxFire製の防虫素材スコーロンを使用したアームカバーです。

先日の宝永山トレッキングでデビューさせましたが、手の甲までアームカバーを伸ばせることもあり、紫外線対策としても役立ってくれました。富士山は風も強く、思ったより暑く感じることもなく1日付けっぱなしだった位。
気になる防虫効果は、これからジックリ試していければなと思います。

おまけ2:ジオラインとスキンメッシュの速乾テスト

さらにもうひとつおまけ。Twitterで見かけた、速乾素材に関する加野瀬氏のこちらのツイート。興味深かったので、私も手持ちのウェアを使って試してみました。

用意したのはモンベル製ジオラインのライトウェイト(L.W.)とファイントラック製のスキンメッシュ。どちらもTシャツタイプで、元々秋登山の肌着として買ったもの。その後、スキンメッシュは前述の通り、オールシーズン着用するようになりましたが、ジオラインL.W.は最近やや出番が少なくなってしまった一枚です。

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最初に断っておきますが、ジオラインは高い吸汗速乾性能を謳った「ベースレイヤー」。一方のスキンメッシュは、重ね着した速乾素材のベースレイヤーへ水分を受け渡すための「ドライレイヤー」と役割の違うもの。比較して優劣を競った訳でない、単なる興味本位でのテストであることにご留意ください。

* *

①それではまず、乾いた状態の両素材の重量を計測。どちらもSサイズのTシャツタイプですが、スキンメッシュの軽さには驚きますね。

 

②両方のシャツを水に浸して、そのまま洗濯機の脱水で5分間脱水しました。もちろんネットの使用はお忘れなく。この時点でスキンメッシュはたった9gしか保水していないことに驚き。手触りはちょっと湿ってるかどうかで、ほとんど乾いているように感じられます。そもそも「保水しない素材」というスキンメッシュの特徴が実感できます。ジオラインL.W.も乾燥時の重量からの、保水率で考えたら凄いですけど。

 

※実際のフィールドでは、もっと汗を含んだ状態になると思われますし、このテストに意味を深く考えたらダメですよ!

③屋外で10分干した状態。スキンメッシュはほぼ乾いてしまいました。元々保水しない素材というのが大きいですが、速乾性能についてもかなりのものか? 実際の使用時は、重ね着している速乾素材に随時水分を受け渡す訳ですから、着用時に体が濡れた感覚が少ないのも分かります。

 

ジオラインL.W.も、たった10分で含んだ水分の半分以上が乾燥したようです。流石の速乾性能ですね。

④更に10分後経過。スキンメッシュはもう変化なし。どちらもほぼ乾燥状態でしょうかね。

 

⑤念のためもう10分。あれ?ジオラインL.W.は計測前よりも軽くなった(笑) 料理用スケールでの計測ですし、誤差の範囲かもしれませんが、元々空気中の湿気を孕んでいたのでしょうかね。

 

テスト結果を表にしてみるとこんな感じです。

製品名 乾燥時重量 保水→脱水 10分乾燥 20分乾燥 30分乾燥
ジオラインL.W. 81g 98g 88g 83g 80g
スキンメッシュ 44g 53g 45g 45g 44g

もう少し意味のあるデータにするならば、保水率の変化を出した方がいいのかもしれませんが、性能評価するテストではありませんし、「やっはり山用の機能性ウェアは凄いねー」という、しょうもない感想で平和に記事を終わりたいと思います(笑)

* *

アウトドア、スポーツ用のハイテク素材を街着・普段着として使うかについては、機能性の維持や洗濯の手間の観点から、ほぼ普段着には流用しない派です。ユニクロのエアリズムも愛用してますが、EXIOってのも気になりますね。

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