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月刊カメラマン誌2015年2月号の「人気現行機種44台 同一条件徹底比較」が面白かった


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これ、もっと早く日記で取り上げようと思っているうちに、雑誌は完売してしまったらしく、本日2/20には2月発売号(3月号)が発売となってしまい、完全に紹介するタイミングを逃してしまいました…(苦笑)
カメラマン 2015年 2月号|モーターマガジン社
既に書店からも姿を消してしまってるかもしれませんが、大型カメラ店などならバックナンバーもあるかもしれませんね。図書館や漫画喫茶にもあったりするのかな?

カメラマン 2015年2月号

カメラマン 2015年2月号

「天下一カメラ最終決定戦」一眼レフ・ミラーレス・コンパクト 人気現行機種44台 同一条件徹底比較

実はこれまでこの雑誌の存在すらよく知らなかったのですが(カメラ専門誌は色々とハードルが高い気がしてて…)、偶然書店でこの企画のタイトルが目に付いて立ち読み、そのまま購入してしまいました。
現行機種の一眼レフ、ミラーレスを中心に、カメラファンの間ではよく話題になる高級コンデジなどを含めた44機種を、できる限り同一条件でテスト、性能比較をするという思い切った企画。いえ、私がカメラ雑誌を普段見ないので、もしかしたら結構よくある企画なのでしょうか? 個人的には初見なこともあって、手間暇をかけた凄い記事だと思ったのですが…。

あくまで「編集部が設定した条件において」という但し書きは付きますが、「解像感」「高感度」「日中モニター視認性」「AE発色傾向」「AF性能」という5項目の性能比テストに、「コストパフォーマンス」を加えた総合評価。さらに、テストによる採点結果から「風景」「動きモノ」「ポートレート」「スナップ」向けのカメラを各10機種(軽量級/重量急)選び出すという内容。
なかなか、この手のテストではイコールな条件というものを設定しにくいものですし(そもそも採点に主観が混ざりますし)、テスト条件が気に入らない人もいるかもしれませんが、1つの物差しとして専門誌がこのような評価テストを行ってくれるのは、一般ユーザーとしてはありがたいものです。
一方でバランスを取るように?、プロカメラマン達が主観たっぷりにフェイバリットカメラを評価するコラムも掲載するといった、読者及びメーカーへの(?)配慮も感じられます。

OM-D E-M1が動体AFテストで善戦!?

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本企画で最も意外だったのがこの結果。AF性能のテスト条件は時速60km/hで近づいてくるオートバイをAFで追従させながら連写するというものです。
ニコキャノ一眼レフの独壇場かと思われたこのテストで、E-M1はD4S、1DXに次いで3位という驚きの結果。更に、そこにNikon1の2機種が続き、ベスト5中ミラーレス機が3台を締めるという面白い結果が出ています。

あくまでこのテストにおける結果であり、全ての動体撮影に対応する条件ではありませんし、ニコキャノが所謂小三元レンズでテストしているのに対して、オリンパス機はF2.8通しのPROレンズという条件の有利さもあります。しかし、条件次第ではミラーレス機が動体撮影において、D7100や7D2をも上回るという結果は興味深いものでした。
少なくともこの結果を見る限りは「ニコンの一眼レフじゃないから動体はダメ」なんて言い訳はとてもじゃないけど使えません(笑)

他でもちらほらと耳にしますが、Nikon1のAF性能は相当優れているようですね。

他にも色々と面白いテスト結果がありますが…

最後に、ネタバレになってしまいますが(既に書店に並んでない可能性もありますし)、総合結果の1位はD810で2位がD750でした。その下にニコキャノソニー機が同率3位で4機種並んだり(6D、5D系の姿は10位以内には見えず)、α7が全機種10位以内に並ぶ中、α7II、α7Rと並んでMFT機であるE-M1が8位にランキングされております。E-M1については「コストパフォーマンス」というカメラのハード性能とは別の評価軸で満点を取っていることが、多少関与してる気がしないでもないですが…(笑)
正直、総合順位で上だとか下だとか、何か意味があるのか?と言ってしまうと身も蓋もないのですが、この特集の見所は決して単純な順位付けだけではないです。
市場では圧倒的な差が付いているように見えるシェアとは別に、純粋な性能競争では各社かなりの接近戦でしのぎを削っていたことが分かったり、センサー性能が拮抗している中でのメーカー毎の微妙なチューニングの特色だったり、その一方で極端過ぎる位に一点集中な結果を叩き出す変態個性的な機種の存在感だったりと、カメラ好きとしてはとても興味深い特集記事でした。

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