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旅のお供にワイヤレスノイズキャンセリングイヤホン? SONY MDR-EX31BNのデジタル耳栓としての可能性


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いつの頃からは屋外で使うイヤホンには殆ど拘りがなくなってしまい(どうせ外はノイズまみれだし、イヤホンは定期的に壊れるものだし…と)、コスパ&利便性重視で適当なワイヤレスレシーバーにショートケーブルのイヤホンを挿して使っていました。

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数年前に買ったソニーのSBH50は特に問題もなくそこそこ気に入っていたのですが、いつの間に何処かでなくしてしまったらしく(自宅内で行方不明になってる可能性も)、仕方なく新しいものを買うこととなりました。昨年の11月の話ですけども。

特に拘りはないので同じソニーのワイヤレスレシーバーで探した所、どうも新製品にアップデートされることもなく、現在もSBH50が売られているみたい(しかも結構安い)。

ただ同じ製品を買って、後からなくしたSBH50が出てきてもな… と今回はなんとなくノイズキャンセリング機能付きのワイヤレスイヤホンを買ったのでした。



SONY MDR-EX31BN

そんなこともあり、昨年11月からかれこれ半年使っているのがSONYのMDR-EX31BNというノイズキャンセリングイヤホンです(購入当時のパッケージ写真だけ残っていた!)。SBH50同様に発売は2013年の製品ですが、モデルチェンジもせず安定して売れ続けている製品のようです(価格.comでも未だにヘッドセットの売れ筋2位にいたりしますね)。

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既にパッケージなどは捨ててしまいましたが、レシーバー部(MDR-EX31BN本体)とノイズキャンセリング(以下NC)対応イヤホン(恐らくMDR-NC31と同型?)の組み合わせに、サイズ違いのイヤーピースと充電用のUSBケーブルが付いていたはず。

ソニーのNCヘッドフォンはNCシステムが本体に内蔵されているタイプと、対応するプレイヤーやレシーバーと組み合わせて初めてNC機能が働くものがあり、本製品は後者のもの同士の組み合わせ。どちらか片方だけではNC機能は働きません。

NCのON/OFF以外に、AI NCなるスイッチが付いていて、その時点での周囲の環境音を判断して最適なノイズキャンセリングのモードが3種類から選ばれるのだとか。

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| AIノイズキャンセリングを使う | ヘルプガイド

付属のイヤホンにはNCのための(周囲の音を拾う)マイクが付いています。

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イヤホンのプラグ部分を見てみると、通常のステレオミニプラグ(右側)と端子が違っているのが分かります。普通のステレオミニジャックに挿しても、位相のおかしくなったような音になってしまい、あくまでソニー製のNC対応本体専用のイヤホンです。

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ただし、レシーバー側に通常のイヤホンを接続することもできますが、その場合はノイズキャンセリング機能は働かず、普通のBluetoothレシーバーとして動作します。これ、NC用のマイクをレシーバー側に付けてどんなイヤホンでもノイズキャンセルされると面白いのですが、やはり音を鳴らすドライバーユニット周囲の音を拾う必要があるのでしょうかね?

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USBでの充電は2時間半程度で満充電になり、連続使用は9〜10時間程使えるようです。

付属イヤホンの音質について、この手の製品にあれこれ求めるのも間違っていますが、低音強めのドンシャリで解像感のある音ではありません。ただし、これはNC機能に起因するものでなく、NCのON/OFFで大きく音質が変化する訳でないので、イヤホンの傾向なのでしょう。
個人的には屋外で聞くイヤホンの音については、今は正直よほど酷くなければOKという判断基準なので、特別好きな音ではないけど不満はなし、といった感じ。

飛行機で初めて実感したノイズキャンセリングの威力

さて、NCタイプのイヤホンを使ったからといって、普段使いではそこまでの恩恵は感じていませんでした。もちろん地下鉄などではノイズ低減の効果は感じていましたし、その中でもアナウンスや人の声は聞き取れる今時のNC技術凄い!とは思うものの、雑踏のノイズ程度の中から音楽を集中して聴き取ることはさして困難でもないですし、そもそも集中して音楽を聴くことを殆どしなくなり…(笑)

しかし、これが飛行機で使うと実に快適。あのエンジン音や風切り音の「ゴー」という音。気にしないようにはしていましたが、短時間ならまだしも国際線の長距離フライトとなるとかなりのストレス(字幕映画でないと、台詞もよく聞き取れなかったり…)。*1

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それが、このMDR-EX31BNを使うことで完全とは言いませんが相当にあの「ゴー音」が軽減されます。音楽を聴けばほぼ騒音は気にならないレベルですし、なんなら音楽再生はせずに無音のまま耳栓代わりに使うだけでも充分に効果があります。ワイヤレスなのでコードを気にすることもありませんし、そのまま通路に出ての移動も可能。

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これまで飛行機に乗る際は、たいてい妻と一緒だったので自前でイヤホンを持ち込むことは殆どなかったのですが、先日取材のため1人で飛行機に乗ることがあり、「そういえばNCイヤホン持ってたな」と使ってみたところこれが目から(耳から)鱗の快適さ。

もちろん、機内アナウンスや機内サービスの声が聞こえなくなることもなく、もっと早く使っていれば… と軽く後悔してしまった程です。



デジタル耳栓としてのノイズキャンセリングイヤホン

こうして考えてみると、ノイズキャンセリング機能を積極的に活かしたデジタル耳栓として使ってみるのは、結構ありかもしれません。
例えば山でのテント場。静かなテント場では近くのテントの話し声や、疲れて大イビキをかいてる人の音(これはお互い様)が結構気になるものです。また、時に眠れない程に風の音が激しいことだってあります。
もちろんアナログな耳栓を使うのでもいいですが、NCイヤホンで好きな音楽でも静かに流しながら横になるというのは悪くないかもしれません。MDR-EX31BNならコンパクトなので荷物にもなりませんし、やはりアウトドアではワイヤレスの恩恵は大きいでしょう。

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なんて考えていたら、耳栓機能の特化した「デジタル耳せん」なる製品がキングジムから出ているようです。ええ、とってもキングジムらしい製品です。
MDR-EX31BNの場合、フル充電してNC ONで9時間連続使用できるのに対して、デジタル耳せんはエネループ使用でも60時間と圧倒的。早速、ちょいちょい耳栓代わりにイヤホンを使っている妻に買ってあげることにしました(そして私がまたブログで記事にする)。

キングジム デジタル耳せん   MM1000 ホワイト

キングジム デジタル耳せん MM1000 ホワイト

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*1:一部の国際便ではノイズキャンセリングのイヤホンが借りられたりするそうですが、イヤホンのために航空会社を選べる訳でもありませんし