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多摩の紅葉&黄葉はもう後半戦? TG-5片手に立川の国営昭和記念公園を散歩してきた

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今年2017年の東京の紅葉ですが寒波襲来の影響などもあり、例年よりかなり前倒しになっているようです。恒例の国営昭和記念公園のイチョウ並木も、早々に見頃を迎えてしまった模様…?

そんな立川の昭和記念公園に、昨日ようやく足を運ぶことができたので、手に入れたばかりのオリンパスTG-5のデビューも兼ねて写真を撮ってきました。

紅葉散歩に特に防水カメラである必要はないので、とりあえず沈めておきました

大きなカメラを持たない散歩は快適そのもの

ここの所、昭和記念公園に行くときは常にOM-Dやα7、K-S2などのレンズ交換式カメラを2台以上携行していた私。今回はTG-5をメインに、病み上がりのGX7MK2(記事にはしていませんでしたが、最近故障をしてしまいメーカー修理出ししていたのが前日に戻ってきたばかり)を動作チェックも兼ねて持っていきました。

いつの頃からそれなりに大きなカメラ(ミラーレスが多いので軽い方とはいえ)を持ち歩くのが当たり前になっていましたが、やっぱりコンデジ散歩は別次元の快適さです。

昭和記念公園のイチョウ黄葉はもう終盤戦

今回も立川口から昭和記念公園に入園しました。まずはカナールのイチョウ並木の黄葉を… と思ったのですが、ご覧の通りもうかなりの葉が散ってしまった状態。

三連休に秩父を訪れた際、ミューズパークのイチョウが既にピーク過ぎと聞いていたので「今年は早いな…」とは思っていましたが、まさかここまでとは。
昨年は11月20日の段階でもまだまだかなりの葉が付いていたのですが…。

比較的葉の密度が高い場所を探しながら、切り取って行きます。やはりイチョウの黄色は青空に映えますね。



紅葉の方はもう少し楽しめるみたい

昭和記念公園はイチョウの黄葉だけでなく、モミジ(カエデ)、ケヤキに桜など赤やオレンジ、そして黄色に染まる様々な木々の紅葉も楽しむことができます。
やはり、例年より木々の色付きはやや早いようにも感じましたが、この分ならば今月末くらいまでは美しい紅葉が見られそうです。

水鳥の池の東あたり、例年見事ならモミジの紅葉が見られるスポットです。ここでは多くの人が空にカメラを向けています(笑)



「日本庭園」の紅葉

こちらもお馴染みの日本庭園。カナールや水鳥(この2箇所もそこそこ離れてます)の池からは少し歩く必要があるので、昭和記念公園を訪れる際は歩きやすい靴で行きましょう。


大きな池の周辺をぐるりと歩けるように庭園が作られていて、水面が穏やかならば紅葉のリフレクションなども楽しむことができます。


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この日が平日だったからか、それとも紅葉がややピークを過ぎていたからか、例年よりも空いていた印象です。以前よりも外国人の割合が増えていたり、みなさんインスタ映え?を狙ったようなポーズやアングルでそれぞれに写真を楽しんでいた模様。


せっかくの防水カメラなのでカメラを半分水に沈めて撮ってみました。水中は殆ど写っていませんが、普通の一眼レフやミラーレスでは撮れない絵も簡単に撮ることができます。


センサーサイズが小さく望遠端(100mm相当)でF4.9まで明るさが落ちてしまうこともあって、やはりボケ表現などは苦手。ズーム側も積極的に使ってみるものの、よほど被写体との距離を詰めないと、単にズームしただけの絵になりがち(?)です。


「かたらいのイチョウ並木」へ

今度は「かたらいのイチョウ並木」へと向かってみました。立川口のカナール同様にやはりイチョウは終盤戦で、だいぶ隙間が目立っています。

こうなったらもう地面の落ち葉中心で狙っていきましょうか? 落ち葉を接写気味にすること多少はボケっぽい表現ができるかも。


カナールに比べてもかなり背の高いイチョウ並木になっている「かたらいのイチョウ並木」、あと数週間早ければさぞ素晴らしかったことでしょう。

池の西側に植えられているメタセコイアを見つつ、この日も西立川口へと抜けて昭和記念公園を後にしました。



まとめ:GPSロガー機能、電池持ちなど

さて、この日は昭和記念公園の入口あたりでTG-5のGPS LOGスイッチをオンにして、退園時にオフにしてみました。OLYMPUS Viewer 3で表示した行動軌跡が以下のもの。
数カ所、不可解な位置データのジャンプが見られますが、GPSの設定を「省電力優先」にしていたためかもしれません(?)。オリンパスTGシリーズで取得するログデータは「.LOG」の拡張子のNMEA形式(?)で保存され、他の地図アプリなどで流用するにはファイル形式の変換などが必要になります。

現在はスマートフォンやスマートウォッチ(カシオWSD-F20など)でも、GPSログを取ることができますし、カメラの電池消費やデータ変換の手間を考えると、あえてTG-5で記録を取る必要もないのですが、ロガー機能についてはもう少し活用法なども検討してみたいと考えています。

また、電池持ちですが上記の条件(ジオタグ埋め込み、ロガー使用)で430枚程撮影して、電池残量が点滅状態となりました。仕様の撮影可能枚数が「約340枚」なので、まずまずの結果ではないでしょうか。

TG-5はTG-4同様にRAWでの保存が可能なコンデジですが、今回の写真は全てJPEG保存(ピクチャーモードのVIVIDとNATURALを切り替えながら)したものです。実はこの時点ではまだ液晶保護フィルムが届いてなかったので、購入時の保護シール(透明度の低い気泡入りの…)を貼ったままだったのですが、以前TG-4を使っていたこともあり、モニターでは構図さえ分かれば「ちゃんと撮れてるだろう」という信頼で押し切りました(笑)

おまけ:GX7MK2+M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8にて

今回はTG-5の試し撮りはメインでしたが、修理から戻ってきたGX7MK2にも中望遠の単焦点を付けて、少し撮ってみました。マイクロフォーサーズの45mm付近は、高級なレンズのラインナップが充実してきましたが、手軽さコンパクトさと写りの良さの両立ならまだまだ45mm F1.8も魅力的なレンズです。

TG-5で撮ったシーンと同じようなカットもいくつかありますが、当たり前ですが表現の余裕は圧倒的にこちらの方が上です。しかし撮りたいもの、表現したいことが見えていれば、センサーの小さいコンデジでもそれなりにやりようがある、というのが少しずつ分かってきたかもしれません。






広角スナップはコンデジやスマホに任せて、中望遠の単焦点を付けたミラーレスを一緒に持ち歩くのも、なかなかいいものですよね。

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