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途方に暮れる 犬とよばれる でも生きてゆく

2020年 登り納めは雪の谷川岳天神尾根(写真日記)

12月29日(火)、2年ぶりに雪の谷川岳天神尾根に行ってきました。冬の天神尾根は今までも何度か記事にしているので、写真中心でお届けします(決して手抜きではない……)。

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2020年の登り納めは谷川岳

あまり山に行くことができなかった2020年、我が家の登山も前回の立山から既に1ヶ月以上が経ってしまいました……。この年末年始は寒波の襲来もありますし、新型コロナの状況を考えても大人しく家で過ごすことになりそうです。
できればどこか山納めに行きたい。八ヶ岳方面はまだ雪が少ないですし、木曽駒もできれば年明けのお楽しみにしたい。雪がそこそこにあって天気予報の良さそうな場所…… となると必然的に谷川岳(ロープウェイを使っての天神尾根)に候補は絞られました。
冬の谷川岳は2年前の12月以来、その際は妻が風邪で行くことができなかったので、夫婦で来るのはなんと3シーズンぶりです(夏山には来ている)。

4時過ぎに都内の自宅を出発、朝方の関越道はそこそこに車が走っていて、追い越し車線にも車が連なっている状況。やはりこんな時でも人は移動したいのだよな…… とまさに自分たちがその通りの行動をしている訳ですけども。赤城高原SAに一度入るものの、既に駐車場の交通整理が入る程の混雑具合にそのまま通り過ぎて、先を目指します。
水上ICを下りてからの谷川岳ベースプラザまでは一部で凍結箇所あったものの、道路上には殆ど雪もなく(当然スタッドレスは必須)7時頃には谷川岳ベースプラザに到着。駐車場は無料開放されていて、1階の駐車場も比較的空いていたので「思ったより空いてる?」なんて思ったのは、後で大きな間違いだと知ることになるのですが……。




スタート:谷川岳ロープウェイ始発便で天神平へ

準備を済ませて少し早めにチケットカウンターのある6階に上がると、まだあまり人が居ない。少々早すぎたかと思っていましたが、胸肉氏に声を掛けられたのでそのままチケット発売、ロープウェイまでご一緒することに。結果的に始発便に乗ることとなりましたが、この時点ではどの程度後ろが続いているか想像してませんでした。

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山頂駅でのんびり準備をしてからスタート。予報通りの良いお天気で気温も高め、いつも最初のスキー場脇の急登で汗をかくことが分かっているので、ハードシェルは脱いでフリースでスタートします。
既にそこそこの人が先行していますが、いつものことですし、直前の土日でトレースが付いているのも分かっていたので、まあいつもの感じかな…… と思っていたら、どうも様子がおかしい。
比較的スローペースで列が連なっていて、いつまで経ってもバラける様子がありません(いつもは天神峠に出るあたりで、ペースの違いからバラけてた印象)。後ろを振り返ると既に行列が天神平駅まで連なっています。

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スタート時点では谷川岳の山頂付近は雲の中。行きの関越道からは谷川岳山頂の双耳峰はよく見えていて、下の方に雲が掛かっているのが見えていたので、その雲が少し上がったのかもしれません。雲は谷川主稜から天神尾根に掛けて広がっていて、西黒尾根はよく晴れています。

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熊穴沢避難小屋に向かっての小さなアップダウンから、断続的な渋滞っぽくなってきました。この辺り、夏道に近いトラバースの傾斜が微妙な場所もあったりして、稜線直登コースを取ることが多かったと思いますが、何も考えずに先行トレースを追ってしまうと、結構微妙なトラバースで渋滞したりするので、油断せずにルート取りするのが良さそう。

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振り返ると大行列になっていた天神尾根

熊穴沢避難小屋の埋まり具合は7割方といったところ。やはり前回の大雪はかなりの雪を谷川連峰に降らせたようですね。

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熊穴沢避難小屋を過ぎたらマイペースで歩けるかと思っていたら、そうでもないようです。
いつもなら少し足を止めて写真を撮ったりして人が切れるのを待つのですが、この日は次々に人がやってくるのでどこで歩き出しても結局行列の中に挟まれている状態なってしまいます。

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いつもながらカッコいい万太郎山〜仙ノ倉山方面の稜線。少しだけ雲が残っているようです。

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樹林帯を超えたら少し風が強くなってきたので、小休止がてらハードシェルを着ていたら行列に飲み込まれてしまいました。まあ今日は仕方ないですね。

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天狗の留まり場を通過。

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このあたりで妻が不調を訴えます。確かにペースも出ないようで、気のせいか唇も紫気味。再び小休止してお湯を飲んだり行動食を食べて様子を見ます。少しペースを落とし、妻を先に行かせて自分は後ろから、集団が追い付いてくるようなら避けながらペースを作ります。

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もう少し、がんばれ!

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トレースを外れて写真を撮っていたら……

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途切れない大行列が連なっているのが見えたので慌てて登ります。

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谷川岳肩ノ小屋〜トマノ耳

肩ノ小屋前までやってきました。いつも氷と雪のオブジェになっている指道標もほぼ本体が見えていますし、驚くぐらいに風がありません(といっても無風ではないものの一桁台)。とりあえず妻も山頂まで行けるようなので、トマノ耳を目指します。

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少し順番待ちして記念写真。オキノ耳凹面にも既に結構人が行ってますね。

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オキノ耳とハロと富士山

オキノ耳にかけて立派な雪庇ができていますね。妻はここで肩の小屋まで戻って休憩することにしました。

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快晴かと思っていたらいつの間にやや上空に雲が掛かってハロ(日暈)が出ていました。立派な巨大エビができるオキトマの暗部も、気温のせいか(風が弱いせいか)やや溶けてしまっています。

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11時50分、オキノ耳到着。オキノ耳からのいつもながらの絶景を堪能します。この頃には空も高曇り気味になってきて、ハロがよく見えています。

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トマノ耳はさらに大混雑。いつの間に富士山が見えていました。

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オキノ耳もこの通り。翌日からは荒天予報が出ていますし、皆さん考えることは一緒ですね……。後は谷川連峰の絶景を楽しみながら、安全に下山するのみ。混雑具合はやや想定外でしたが、やはり谷川岳は何度来ても素晴らしい光景を見せてくれます。

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トマノ耳と富士山、シュカブラ。

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肩ノ小屋前でだらだら

まだまだ続々と登ってくる登山客。肩ノ小屋で休憩している妻と合流します。

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主稜線記念撮影ポイント。

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色とりどりのハードシェル。ではありますが、以前よりも登山客全体にモノトーン、アースカラー率がかなり高まっているようです。若い登山者の2/3ぐらいは黒かアースカラーを着ている印象(上ベージュ、下黒の組み合わせが多い)。それでも、こうして見ると相変わらず赤ヤッケ率がダントツかもしれません(笑) 私もザックだけはアースカラーなのですけども!?

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ここで再び胸肉氏と合ったのでしばらく談笑したり写真を撮りながらの休憩。気がついたら13時近いのでそろそろ下山することにします。

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天神尾根を下山

流石にこの時間になると登ってくるのはごく少数で、殆どが下山組。行列もそこそこ解消されています。今回も45mm PROを持って来ているので、遠目の登山者を中望遠で撮っていました。

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妻とおそろいのザックの人発見。もっと今どきっぽいの(軽いやつ)買えばいいのに…… とか思うのだけど、気に入ってるみたい。ポケットにワカンとか入るし便利なのかな。

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谷川岳、やっぱり良い山ですね。年末最後に登らせてくれてありがとう。

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天神平が見えてきたのは14時前。太陽もやや傾いています。

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お疲れさまでした。

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思ったより登山客が多かったこともありますし、この感じだと水上に掛けての温泉や飲食はそこそこの混雑が発生していそう。案の定、いつも入る育風堂の駐車場もいい感じに埋まっています……。ということで、そのまま高速に乗って、赤城高原SAで軽めの昼食にしました。

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多少の渋滞(止まらない程度)はあったものの、そこそこ順調に帰宅。いい山納めとなりました。

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立山・室堂に泊まって雪の雄山&大汝山登山へ:2日連続で最高の天気に恵まれる

初冬の立山で過ごす2泊3日。初日の浄土山・龍王岳に続いて、2日目(11月15日)の日曜日は、昨年も登った立山主峰の雄山、そして立山最高峰の大汝山に登ってきました。

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立山で過ごす2日目:雄山・大汝山登山へ

今年は贅沢に11月の立山で2泊3日を過ごすことにした我が家、2日目の日曜日は丸一日立山に居ることができる中日です。昨年も登った主峰の雄山と、今年はもう少しだけ足を伸ばして立山最高峰の大汝山にも登る計画を立てました。

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2日目は時間に余裕があるので周遊の縦走コースも可能だったと思いますが(春に一度歩いてますし)、そこまでガツガツ歩きたい訳でもなかったですし、無理をせず早めに下山して午後はのんびり室堂でランチを食べたり温泉に入って過ごす計画。

起床は6時少し前ですが、まだ真っ暗な時間に外を見たらもう雷鳥坂から別山方面にヘッドライトが見えました。すごいなぁ…… そこまで冷え込みがキツくないとはいえ、氷点下の真っ暗な中登っていく気にはなれません。日の出時間狙いの写真目的でしょうか。
こちらは起床して少し薄明るくなってきた頃。やはりヘッドライトの明かりが見えています。

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朝食前にサンダルで外に出てビーナスベルトの出ている北西の空をパシャリ。

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その後しっかり朝食を食べて準備します。早い人たちは朝食を抜いて(或いはお弁当にして)とっくに出発していますが、10時ごろまでは室堂エリアには宿泊組しかいないので、まだまだ静かなうちのスタートが可能です。部屋から見上げた雄山の山頂。

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別山の上の方に太陽の光が差してきました。暗いうちから登っていた人たちは、もう稜線を歩いているか写真を撮っているのでしょうか?

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室堂平から一ノ越へ

7時半過ぎに雷鳥荘を出発します。宿の前でアイゼンを装着。

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まずは室堂平まで。

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途中で雄山から朝日というか、日陰から出たというか…… 丁度三ノ越のあたりでしょうか。

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初日にあった雲海は全て消えて富山の街が見えています。ということはこの日は富山市からも立山が綺麗に見えていたことでしょう。

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ミクリガ池とミドリガ池の間を抜けて行きます。

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ミドリガ池は完全に結氷しているらしく足跡だらけ。水深が15mあるミクリガ池に比べると、平均1.5m程度とかなり浅いみたいですね。

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立山(富士ノ折立・大汝山・雄山)。今日は真ん中の大汝山と右の雄山に登ります。

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朝の室堂。この時間帯はまだ室堂の宿泊者のみなのでとても静かです。

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室堂山荘の前を通り過ぎると一ノ越への登りが始まります。ここからは日陰に入ってしまうので少し気温も下がりますし、ハードシェルを脱ぐ程ではありませんでした。

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徐々に高度を上げていくと後方にいい景色が……。

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前日に登った浄土山。

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やはり人気の雄山だけあって、既に登っている人が多いですね。もう下りてくる人もそこそこいます。

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浄土山越しの龍王岳。こちらにも人の姿。みんな早いなぁ…… テント泊ならともかく、せっかく宿に泊まるとどうしても温かい朝食を食べたくなってしまう私には難しい。

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一ノ越

9時に一ノ越到着。

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今日も色々見えてる。

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一ノ越からピッケルに持ち替えて登り始めました。

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やはり昨年よりも雪がかなり少ないものの、ルートの9割は雪が付いてます。

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日本海までよく見える。

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そろそろ浄土山と同じぐらいの標高まで登ってきたかな?

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スタート地点の雷鳥荘や結氷しているミクリガ池がはるか眼下に見えてます。

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少し上の右側にテラス状に張り出しているのが三ノ越。

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三ノ越からの浄土山の向こうには雪を纏った白山。

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龍王岳の向こうの空には雲海も見えています。

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三ノ越から最後のひと登り。

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今日も富士山までよく見えてます。

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北アルプスいろいろ。

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完全に浄土山と龍王岳を見下ろす標高。

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一体、何度室堂平を撮れば気がすむのか(ずっと撮ってる)……。

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山頂はすぐそこ。

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立山主峰・雄山(3003m)

10時過ぎ、雄山の山頂に到着。今日も素晴らしいお天気。風は冬山にしてはそよ風レベル。

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最高地点の雄山神社では団体さんが賑やかにやってるようなので、しばらく休憩しつつ待つことに。

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直下のトラバースの雪の状態など確認しつつ、20分ちょっと待ってようやく3003m地点へ。

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別山越しの剣岳(とそれを撮る私)。

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中央が大汝山山頂。こうして見るとすぐ目の前なのですが(別の山というよりは「立山の南峰と中央峰」みたいな感じでしょうか)、間にちょっとやっかいなトラバースがあります。

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雄山山頂からの景色をしばしご覧くださいませ。なんとなく時計回りで。

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黒部湖、後立山連峰、八ヶ岳と富士山など。

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雄山〜大汝山

雄山山頂の景色をひとしきり楽しんだので大汝山へと向かいます。

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雄山山頂の直下はいきなり緊張感のあるトラバース。日陰なので雪は締まっていて(というかアイスバーン)アイゼンはよく効くものの、緩んだら危ないし、アイスバーンに新雪が乗ったらさらに恐い。強風があるときも嫌ですね……。滑ったらアウト。

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室堂の入山安全相談窓口でもよく注意するように言われる場所なので、計画はしていたもののここから先は実際に見て無理そうだったら諦めることにしていました。

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ちなみに昨年は降雪の直後に雄山に登ったので、ここから先は見るからに自分たちには無理そうな感じでしたし、実際その数日後に死亡事故も起きていました……。

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先程までいたお社の直下が一番緊張する場所。

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以後も稜線の室堂側のトラバース道(残雪期には後立山側を歩く場所もありましたが、当たり前だけど春と初冬では全く雪の付き方が全く異なります)が続きます。

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雄山山頂直下の他にも、数カ所緊張するトラバース斜面があるのでよく注意して。ちなみに山頂から見える景色自体はそこまで変わらないので(!?)、日帰りならば雄山山頂だけでも十分に楽しめると思います。

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雄山〜大汝山間の行程は片道20分ほどなので集中して行きましょう。大きなアップダウンはほとんどないまま、3003mの雄山から3015mの大汝山へ。

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最後に小さな登りで標高を上げると、真砂岳から別山、剣岳が見えてきます。

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立山最高峰・大汝山(3015m)

11時に大汝山山頂。山頂部は少し広くなっていて360度の展望が開けています。

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足元には大汝休憩所。この日は天気が良かったこともあってか立山周遊の縦走ルートを歩いている人も(両方向に)そこそこ見られました。

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確かこの先の富士ノ折立から真砂岳との鞍部に下りるあたりも少しヤバかった気がしますが、この時期はどうなのでしょう。我が家は今後行くことはあるかなぁ……?

真砂岳、別山越しの剣岳。雄山からよりもさらに八ツ峰側がよく見えるようになります。

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恐らくそんな剣岳を撮っている私。

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別山から大日岳にかけて。

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黒部側の急峻な斜面。

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雄山からは見えなかった黒部ダムのダム部分も見えます。

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シュカブラと北アルプス。八ヶ岳、富士山、南アルプスも少々。そういえば御前沢雪渓を覗き込むような写真が残ってないのですが、角度的に微妙なんだっけな?

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雄山方面をズームすると…… 山頂の祠に人が居ますね。向こうには薬師岳他。

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あまり日が高くなって雪が緩む前に戻りましょう。

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大汝山方面に歩く人がいるので、危険な場所ですれ違わないように様子を見つつ……。

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雄山山頂直下。行きよりもトレースの足跡が深くなってました。

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再び雄山山頂、一ノ越〜室堂へ

雄山に戻ってきました。太陽もすっかり高くまで登った12時前。アルペンルートの始発から登り始めてる人たちも上がってくる頃なのか、雄山にも人が増えてきました。

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せっかくなので、もうしばらく雄山山頂からの絶景を楽しみます。

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浄土山と龍王岳。少し薄くなった雲海の雲の形が面白い。

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雲の上に浮かぶ白山がカッコいいですね。

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富山湾の向こうに伸びている影は能登半島かな。

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大好きなこの光景もこれでおしまい。

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下りも気を抜かずに。

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下りてきました。

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それでは昼飯が待つ室堂平へ……。

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山行ルートと活動データ

この日の登山記録は以上です。やはり室堂に泊まってスタートすると(早出をしなくても)時間に余裕がありますし、ルート上も空いていて快適です。


立山:雄山・大汝山 / OKPさんの立山(雄山)立山の活動データ | YAMAP / ヤマップ

下山ランチはみくりが池温泉

ランチタイム終了(14時)の30分前にやってきたのはみくりが池温泉。今年はコロナ対策で日帰り入浴はやっていませんが、喫茶みくりとレストランは営業しています。

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私は昨年食べてお気に入りの「黒チャーシューメン」とビール。ここは極楽か?

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奥さんの「富山うどん」こちらも美味しかったそう。みくりが池温泉でもGo Toトラベル地域共通クーポンが使えるので、切りの良い価格合わせに、追加で白エビの唐揚げとサラダ……。

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極楽ことみくりが池温泉で下山ランチを堪能したら再び雷鳥荘へ。まだギリギリアルペンルートで帰ることができる時間ですが、もう一拍してのんびり帰れるという贅沢。温泉が楽しみ過ぎる。

ここに来て少し雲が出てきました。奥大日岳の上にも……。

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剣岳方面にも…… これは地獄谷のガスか?

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先程歩いたばかりの稜線。

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雷鳥荘に戻ってきました。

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相変わらず立山ビューが見事な部屋景。

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前日とはまた違う夕刻ショー&星空グルグル初挑戦

温泉に入ってゴロゴロしているうちに外はいい感じの色…… では外へ(なんて贅沢)。

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前日とは違って雲があるのでまた違った夕焼けショーが楽しめます。

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こういった雲のある日は、太陽が沈んだあとも面白い。

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鳥が羽根を広げたようないい雲。

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雲の下側が赤く染まっています。どういう現象だろう?

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このタイミングで雷鳥沢キャンプ場に泊まりに来ていて知り合いにも偶然に合うことができ、楽しい夕刻となりました。

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代わりにこの日は立山側のアーベントロートは控えめでしたね。

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星は前夜にたっぷり見たのでさっさと寝てしまおうと思ったのですが、せっかく人も少ないので(日曜から月曜に掛けての宿泊なので、前日とは打って変わってガラガラでした)、宿の前に三脚を立ててライブコンポジット(カメラ内でリアルタイム比較明合成撮影を行うオリンパス機の機能)を試してみました。花火撮影ではよく使う機能ですが、実は星撮りでは初挑戦です。

こちらは40分ぐらいでしょうか。初挑戦にしても結構それっぽく撮れたかも?

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その後、コンパスで北を調べてこちらは1時間回しています。適当に三脚を立てたにしては、ほぼ北極星をど真ん中で撮ることができました。ビギナーズラックか。

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どちらも雷鳥荘の談話室(暖炉があって最高)で『孤高の人』を読みながら、たまにサンダルで外に出てはカメラの様子をチェックする簡単なお仕事。合わせて2時間近い撮影時間でしたが、ほぼ寒い思いをせず撮ることができました(笑)

22時に消灯となり部屋に戻ってからも、部屋の窓を少し開けて続きに挑戦したのですが、途中で雲が出てしまい失敗。OM-Dのライブコンポジット機能、とても便利ですが本来の比較明合成のように途中経過のバラ写真が残る訳ではないので、途中で失敗してしまうと全てが水の泡。次回挑戦する際はバラで素材を撮った方がいいかもしれませんね。

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最終日を駆け足で

最終日(16日)は平日の月曜日です。夜中ぬちからガスっていて外は虚無なので、特に外に出ることもなく朝風呂に入って朝食。チェックアウトギリギリまでのんびりと荷物をまとめます。

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今回の立山、2日間晴天に恵まれて最高の雪山登山も楽しみましたが、唯一雷鳥にまだ会えてないのが心残り……。最終日は他に予定もありませんし、せっかく(?)の曇り空ということもあって、雷鳥探しがてら雷鳥沢キャンプ場まで下りてみました。

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残念ながら雷鳥の姿はなかったものの、前日から雷鳥沢に泊まってる知り合いの方とお会いしてしばらく歓談。私が雪の中にスマホを落とすなどのトラブルもあったものの無事に回収して、ランチがてらのみくりが池温泉へ。

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大好きなえんま様のホットピザを食べたり、食べたりなさを白エビラーメンで埋めつつ、再びお知り合いチームと合流して帰りのアルペンルートはご一緒することに。同じタイミングでみくりが池温泉を出たら、丁度雷鳥の鳴き声が聞こえてきて、直後に地獄谷側を飛ぶ3羽ほどの雷鳥を目撃することができました。

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じっくり写真が撮れるような距離ではありませんでしたが、当てずっぽうで撮った写真にもしっかり2羽の雷鳥の姿が写っていました(超トリミング)。1羽(雌?)はもう完全に真っ白。また来年の春に合いましょう。

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黒部ダムでは冬備えのの片付け真っ最中の渡船「しらとり」やダム湖から吊り上げた重機を見たりしつつ、平日でガラガラのアルペンルートを扇沢まで戻りました。

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それでは立山、また来年! 最高に楽しい2泊3日でした。

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山と高原地図 剱・立山 (山と高原地図 37)

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おすすめ記事

雪の立山へ、浄土山・龍王岳に登って絶景を眺め、夕暮れショー&満天の星に感動する

今年も11月の立山に行きました。今回は少々贅沢をして室堂の宿に2泊し、初日は浄土山と竜王岳、2日目は雄山と大汝山のピークを踏んできました。まずは初日の浄土山&龍王岳登山のレポートです。

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今年も雪の立山・室堂へ(11月14日〜16日)

一昨年、初めて体験してすっかり虜になってしまった初冬の立山。今年もいつ行くかお天気のタイミングを図っていましたが、室堂エリアの各宿が終了する(連休後の24日まで)の1週前になんとか妻に月曜日を含めた3連休を作って貰い、2泊分の宿を予約しました。今年はコロナ禍により4月の立山に行けなかったこともあり、1年ぶりの雪の立山です。

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今まで2年連続で「みくりが池温泉」の宿泊を利用してきましたが、今年は初めて「らいちょう温泉 雷鳥荘」に宿泊しました。室堂エリアの山荘はどこも評判が良いのですが、この雷鳥荘についても以前から良いレビューが多く(特にカメラ・写真愛好家からの?)気になっていた宿です。
GoToトラベルの対象宿ということもあって、個室に宿泊しても2泊で30,000円/2人ほど(2食付き)。さらに地域共通クーポンが7000円分貰え、室堂エリアの各所で使えることもあって、通常の1泊料金以下で3日間まるまる楽しむことができました。

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雷鳥荘についてはまた別枠で紹介することにして(?)、まずは初日の浄土山&龍王岳について。

扇沢から2便目の関電バスでアルペンルートへ

いつものように長野県の扇沢からアルペンルートにエントリー。前夜、一時的に妻の体調が不安だったこともあって少し様子見で自宅を出る時間を遅らせたこともあり(特に問題ありませんでした)、始発でなく9時の関電バスで黒部ダムへ向かいます。

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この時期、アルペンルートの休日始発はやはり雪山目当てで入る人もそこそこ多いのですが、2便目となるとやはりかなり空いて余裕がありますね。日帰りの場合は30分の差が大きいですが、宿泊ならあえての始発スルーも悪くないかな?と思ってしまいました。

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順調にアルペンルートを乗り継いで、室堂には10時25分到着。2日分の登山届はコンパスで提出済みなので、入山安全相談窓口ではスマホで入山証明を見せればOK。2日目の雄山〜大汝山間の状況については、毎度のことですが少し脅かし気味の注意を受けます(ロープを出す必要があるかも、など)。実際、毎年のように事故が起きているので状況を見つつ判断しましょう。

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初日のコース(というか今回は)ワカンは使いそうにないので、2日目の行動食など使わない荷物とまとめて室堂ターミナルのコインロッカーに預けてから出発します。

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1ヶ月ぶりの室堂平は一面の雪原

1年ぶりの雪の室堂…… というか1ヶ月前の10月にも紅葉ハイクに来たばかりでした。実はこのときタンボ平の紅葉が目当てだったのに、浄土山にも登っておいたのは、積雪期に登る前に一度確認しておこうと思ったこともあります。

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秋に歩いた登山道の感じから、やや急登な室堂山側から上って、斜面の緩やかな一ノ越側に下山する周回コースにしました(つまり秋と同じですね)。

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立山の雪は降雪直後に訪れた昨年(11月17日〜18日)に比べるとかなり少なめです。直前の降雪は数日前にありましたが、日中はかなり温かいこともあって、日当たりの良い斜面では岩肌やハイマツが見えている場所も多いようです。雄山もこんな感じ。

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登山はもちろんですがBC目的の人にとっては、最後の連休までにもうひと降り欲しいところでしょうか……。今シーズンはラニーニャ現象の影響で雪が多くなりそうと言われてましたが(実際、初雪は早かったような?)、このままだと少し寂しいかも。

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それにしても暑い…… ということでハードシェルは脱いでのスタート。足元はアイゼンです。

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室堂山展望台は2年連続で行ってますし浄土山の分岐まではスムーズ。いつもはここでかなり風に煽られていましたが、この日は本当に風もなく穏やか。冬山というよりはまるで残雪期みたいなお天気?

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振り返ると富山市〜の富山湾方面には雲海が見えています。

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大日岳方面はまだ雪が少ないですね。

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既に浄土山に登り始めてる人がいます。斜面はそこそこ急ですが、トレースもしっかり付いているようです。

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室堂山展望台まで行ってしまうと室堂平側は見えなくなってしまうのですが、室堂側の斜面を登りきったあたりの景色が個人的に結構オススメ。剣岳も見えますし。

浄土山登山口から浄土山へ

浄土山登山口。直進すると室堂山展望台ですが、浄土山に登る場合はここで分岐します。室堂山展望台は五色ヶ原方面の展望が良いでうが、浄土山に登ればほぼ同じ景色は(より高い所から)見ることができます。

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ここから標高差300mぐらいを一気に登ります。といっても30分ちょっと…… 室堂から登山口までの時間と足しても1時間ちょっとで2831mの標高に立ててしまうのが凄い(もちろん雪山装備は必須なので気軽に行かないように)。

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正面は室堂山展望台方面に歩いている人たち。

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しばらくストックで登ってましたが途中でピッケルに切り替えました。雪が締まっていればアイゼンは効きますが、日当たりの良い急登なのと、ストックでは止まらない場所も多い感じなので。

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相変わらずこの斜面は振り返ると景色が素晴らしい。雲海の向こうには白山が見えています。

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先行のトレースは夏道をかなり外れていて、結局それを辿りましたが、せっかく腕にGPSが付いているのだからもう少し注意深く元ルートも確認しておけば良かったかも。

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実際これぐらいの斜度があります。正直ちょっと恐い雪面。夏道側はミックス気味で歩きにくそうではありますが、そちらの方が安全だったかも?

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踏み抜く程ではないものの雪の硬さにムラがあるのでトレースが深い場所もあれば、アイゼンの爪痕のみのアイスバーンもある感じ。

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夏道は向こう側の岩が見えてる合間にあったはず。秋に歩いた感じでは一ノ越からの雄山みたいな状態だと思っていたので、少し予想と違いました。

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それにしても絶景……。

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山頂直下で夏道側にトラバースするようなトレース。次回来る際にはあればもう少しルートをちゃんと考えよう。

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夏道の標識に合流しました。

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もう山頂(北峰)の軍人霊碑の石積みが見えてます。

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浄土山の広い山頂を歩く

1ヶ月ぶりの浄土山山頂(北峰)です。標高2831m(はここじゃない気がするけど、まあいいか)。

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一ノ越から雄山方面も見えました。下りは一ノ越側に下りる予定。逆周りだと浄土山西斜面を下るので雪の緩んだ午後は少し気をつけた方がいいかも。個人的にはピッケル必須だと思うのですが、立山はストックのみの人も結構見かけるので、そこはまあご自身の技量次第でしょうか……。

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雪が美しい……。

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それでは浄土山南峰へ。龍王岳の山頂も見えています。

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ここからは雷鳥多発地帯…… のはずですが、さすがにこの季節と天候だと全くその気配はありません。春の立山は稜線でも多くの雷鳥を目にしますが、初冬の雷鳥たちは何処にいるのでしょう?

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浄土山の山頂部は南北に長くなだらか。夏山以上に前後左右の視界が開けていて気持ちがいい!

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こんな感じでちょっとした稜線歩きっぽい光景が楽しめる北峰から南峰への道。

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五色ヶ原から薬師岳方面、視線を左に動かしていくと北アルプスの名峰が並びます。

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もちろん立山〜剣岳もずっと見えてます。

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浄土山の南峰越しの龍王岳。すでに山頂に人の姿があります。

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シュカブラの雪面。確か秋はここでも雷鳥が出たんだよなぁ……。

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北峰を振り返って。シュプールを見ると岩と岩の隙間を滑って行くのでしょうか……。

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富山大学立山研究所はもちろん閉鎖されてます。

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かつてエビの尻尾が付いていたであろう岩と雪。山頂部に出て少しは風がありますが、バラクラバは付けてないレベル。これではエビの尻尾も育ちません。

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龍王岳山頂は少し人が多いようなので、ザックを下ろして行動食を食べつつタイミングを図ります。

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絶景の龍王岳山頂

数人が下りてくるのを確認して登り始めます。基本夏道通りですね。

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すぐに浄土山南峰を見下ろす高さ。あんな石積みの小屋跡があったんですね。

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山頂に近づくと思ったよりも人がいました。

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バリエーションルートの東尾根を登っている人もいるようですね。

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龍王岳山頂(2872m)。ここからの展望が本当に素晴らしい!

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雲海バックの記念写真。

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ぐるりと時計回りに立山縦走路方面。

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富山県側には雲海。向こうは日本海?

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雄山はやっぱり大人気。明日はあちらに伺う予定です。

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剣岳。

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足元には黒部湖、山並みの向こうには富士山も見えています。

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五色ヶ原から北アルプス詰め合わせ。

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その奥に見えているのは乗鞍と御岳?

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八ヶ岳と富士山。

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たくさんの山が見える(語彙力)。

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秋もでしたが龍王岳山頂にはいつまで居ても飽きません。結局30分以上居た気がします。

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雲海の向こうに能登半島?

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一ノ越から下山

下山は一ノ越側に下ります。

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緩い斜面。アイゼンもよく効くのでサクサク下りれます。

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この角度の竜王岳も良い。

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徐々に左手に室堂平が見えてきます。正面に雄山を見ながらの下り。

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足元はガチガチ。アイゼンさえあればしっかり効いてくれますが、くれぐれも室堂散歩の延長で登山エリアまで入っていかないようにしましょう(行きよりも下りの方が危ないので)。

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一ノ越山荘が見えました。

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翌日は雄山に登るのですが、室堂平を俯瞰した写真だけで100枚以上撮っているのではないだろうか……

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一ノ越のベンチで少し休んで一気に下ります。ここはまだ夏道に近いトレースなのかな。よく考えたら未だにここを雪のない季節に歩いたことがありません(秋も浄土山経由でタンボ平に抜けてしまったので……)。

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雷鳥沢キャンプ場は10張り程度でしょうか。

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一ノ越〜室堂間は比較的スムーズ

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浄土山に太陽が沈んで幻想的な空の色。

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雄山・大汝山の斜面に浄土山の影が斜めに一本。

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浄土山の影の境目で太陽を撮ってみたり。

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別山方面、まだかなりハイマツの緑が目立ちます。雷鳥たちはあの辺にいるのでしょうか?

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室堂平の雪面には年賀状やインスタ等に使うのか(?)色々な文字が書き込まれています。年賀状は数年前に止めてしまったし、こういった発想はなかったなぁ。

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室堂ターミナルに一度戻ってコインロッカーに預けた荷物を回収します。

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その後いつものコースを歩いて……

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みくりが池に謎の線。気温の変化が氷が割れた跡でしょうか……?

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えんま台から地獄谷と大日岳。剣岳の先端はここまで来ると見えなくなってしまいます。

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これから2泊お世話になる雷鳥荘も見えました。

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直線距離ではすぐ目の前に見えていましたが、大きく回り込む回り道とアップダウンが待っています。

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みくりが池温泉からは約20分の距離。

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雷鳥はどこだ……。

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雷鳥荘に到着。見ての通り斜面の上に経っていて入口があるのが2階、我々の客室は3階で温泉があるのは一番奥に見える棟で階数は1階でした。

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雷鳥荘の宿泊は初めてでしたが、思ってた以上に規模の大きな宿なのですね。部屋数などはみくりが池温泉の倍。その規模故に部屋から温泉に行くまで少々時間が掛かるなどありましたが、食事も美味しく2日間快適に過ごすことができました。詳しくはまた別記事でまとめたいと思います。

追記:翌日の山行レポートも書きました。




雷鳥荘の目の前で日の入り&アーベントロート

チェックインしてしばらく休んでいると、部屋から見えている立山の山並みに夕日が差して染まり始めてきたので、カメラを持って外に出ます。雷鳥荘の周辺は雷鳥沢や地獄谷を見下ろす高台になっていて、宿の目の前で(なんなら部屋の中から)こんな景色が見られます。

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雷鳥荘を挟むようにした地獄谷側ではこの夕焼け。夕日が沈む側か、夕日が照らす側か…… どちらを見るべきか、なんとも贅沢な忙しさ(笑) 夕日を反射した地獄谷の噴気が反射してキレイですね。

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この日は土曜日ということもあってウェブ予約の個室も満室になっていましたが、夕日とアーベントロートを眺める大勢の人たち。気のせいか大きなカメラや三脚を持っている人が多い。

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そりゃ宿の目の前でこれだけの景色が見られるなら写真愛好家が集まるのも理解できます。

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日没後も陰影の付いた山肌やマジックアワーの空を楽しむことができます。

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これは雷鳥荘の部屋の窓から撮ってます。絶景部屋……。

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部屋に戻って美味しい夕食の後、温泉に入って足の疲れを癒やします(あまり歩いた訳ではないですが、久々の雪山だったのでやはり少し疲れました)。
そして日が沈んだ後は外には満点の星。

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こちらもやはり雷鳥荘の目の前より。

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宿を出て真っ暗な中を歩くことなく、ミニ三脚で手軽にこの星空が撮れてしまう……。

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オリオン座が立山から上ってくるのを眺めながら、何度も流れ星を見ることもできました。

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ということで翌日はここのオリオン座の下に見えている雄山と大汝山に登ります。

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そういえばせっかくLeofoto LS-224Cを買ったというのに、この日も持ってきたのは結局ミニ三脚のMT-03でした。足元さえしっかりしていれば、これでも十分撮れてしまうんですよね……。

山行ルートと活動データ

室堂から時計回りに浄土山と龍王岳に登り、一ノ越に下山する周回ルート。アルペンルートの始発に乗れば日帰りも十分可能だと思います(立山の夕暮れや星空を見ないのは少々勿体ないですが……)。


立山:浄土山・龍王岳 / OKPさんの龍王岳(富山県)浄土山(富山県)の活動データ | YAMAP / ヤマップ

山と高原地図 剱・立山 (山と高原地図 37)

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おすすめ記事

メスティン専用オリジナルまな板付き『メスティンBOOK』を買ってみた

Twitterで見かけたので、勢いで買ってみました。

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トランギア社の「メスティン」、スウェーデン製の洋式飯ごうですね。以前買って何度かテント泊登山で使ったものの、あまり山で料理をしないこともあって最近は全く出番がありません。……なのですが、ちょっと面白そうかなと思って買ってみました。

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発行は山と溪谷社。これまで同社からメスティンを使ったレシピ本は2冊刊行されています。ちなみに、どちらもKindle Unlimitedで読むことができます。

メスティンレシピ

メスティンレシピ

メスティン自動レシピ

メスティン自動レシピ

『メスティンBOOK』はA4サイズムック本のムックで、全80ページとかなり薄めですね。中身は既発メスティン本の冒頭にもあるようなメスティンの基本知識と使い方、メスティンを使ったレシピ、最後のスウェーデン トランギア社の訪問記事があるのが見どころでしょうか。レシピは先の2冊とは被ってないものが紹介されているようです。

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中身の目新しさで言えばやはりトランギア社の訪問記事部分(6P)。レシピの1/3は大きめサイズのラージメスティン用レシピなども掲載されていますが、持ってないと少々微妙かも(サイズ違いなので応用は効きますが)。私はまんまと付録のまな板に釣られた感じ(笑)

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ということで付録のまな板。サイズは155×85mm、少し大きめの角を落としたかまぼこ板といった感じ。単純にまな板としての実用性なら同じようなサイズの木片でも十分ですが(それこそかまぼこ板でも)、それを言ってしまうと身も蓋もない。

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付録まな板の一番の特徴はメスティンの本体にすっぽり収まるサイズ。メスティンに収納して使うことを考えたら、穴は不要かなぁ……。目印を付けるとか、吊るして干すとか、何もないとタダの板では格好が付かないとか…… でも単純に調理には邪魔ですね。

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アウトドアではもう少し大きな樹脂製のまな板を使っていますが、材料を切ったそばから投入していくような使い方ならなんとかなるでしょうか。火器の台にするには小さすぎて少々不安かも。

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2人分の材料だとこれぐらいの大きさが欲しいことも……

せっかくなのでチーズを切ってみました(一度洗ってから)。

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せっかくなのでたまにはメスティン使ってあげないとなぁ……とは思いましたが、もう冬になりますし次回使うのはいつのことか。冬キャンプの機会でもあれば持ち出してみたいと思います。

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月山ももさん著『ひとり酒、ひとり温泉、ひとり山』を読んだら無性に旅行に行きたくなり…… 行ったよ

ブロガーの月山ももさんによる著書『ひとり酒、ひとり温泉、ひとり山』が、先週10月29日に出版されました。今回書籍をご恵贈いただいたのですが、これがとても面白くて一気に読み切ってしまいました。

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月山ももさん(id:happydust)といえば、ご存知ブログ「山と温泉のきろく」にて温泉や山旅、グルメに関する情報を発信している人気ブロガー。山、旅、食…… と私が好きでブログに書いてるアレコレとも共通点が多いせいか、以前よりSNSなどでゆるくお付き合いをさせて貰っています。
最近では様々なメディアへの寄稿も盛んにされていて、今年の1月からは“山と溪谷社”が運営するヤマケイオンラインでも「ひとり温泉登山」をテーマにした連載を持っている、今や女性ひとり旅の第一人者!
ひとり温泉登山 記事一覧 YAMAYA - ヤマケイオンライン / 山と渓谷社

そんなももさんが初の書籍をご出版。テーマはもちろん「ひとり旅」。タイトルは『ひとり酒、ひとり温泉、ひとり山』と、これでもかの「ひとり推し」。ブログでもお馴染みの「ひとり酒(食)」「ひとり温泉」「ひとり山」、さらに全てをひっくるめた「ひとり旅」が加わった4つの「ひとり○○」で章立てされています。日頃ももさんのブログを読まれている方なら、これらのひとり○○が全て親密に絡み合っていることはご存知かと思います。

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確か2016年頃からももさんのブログの読者になったのですが、ブログの存在を知った当初はあまりに濃密な情報量に「これは業者が個人を装って運営しているのでは?」と思ってしまったほど……(笑) すべて1人の個人の体験記だと分かったときは、軽い衝撃でしたね。

私自身、ももさんがブログで紹介してきた情報を本当によく参考にさせて貰っていて、このブログをももさんで検索すると、かなり頻繁に情報源として登場していることが分かると思います。いつぞやはももさんのペンネームの由来にもなっている東北の月山登山中に、下山後のオススメ温泉をレコメンドして貰ったこともありましたっけ(笑)

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今ではすっかり人気のyatsugatake J&Nもももさんブログ情報で知ったのが最初でした

私だけでなくうちの妻にしても、同じ女性の視点からやはりももさんの発信する情報には、絶大の信頼を寄せている様子(スポット情報だけでなくアイテム系記事も参考になるらしい)。どうやらももさんには女性のファンも多いようですね?

そんなももさんが書いた本ということは、当然ももさんがこれまで食べ(飲み、登り)歩いた、全国各地ののオススメひとり旅スポットを徹底的に紹介するガイドブック的な内容…… ではありません。
どちらかといえば読み物要素の強いエッセイ本。

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いかにしてももさんがももさんが、ひとり旅を愛するようになったのか?
かつては1人で地元の喫茶店に入ることにも緊張していた高校生のももさんですが、ある体験を通して自分のためのひとり時間の大切さに気づくことになります。東京に出てからもひとり酒や食の経験値を重ね、ひとりでの温泉旅に目覚め、東日本大震災をきっかけに遂に山登りを始めるまでのエピソードが、その時々に訪れた飲食店、温泉宿、山と共に語られます。
ももさんが本を書くならきっと実用書(ガイドブック)よりもエッセイ寄りになるだろうなとは思っていましたが、その予想は的中。中にはひとり○○のためのガイド要素も含んでいますが、「ひとり旅の経験やノウハウを語りながら、その魅力を伝えるエッセイ」を意識して書かれているように感じました。

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15万字書いて3万字削ったというテキストのボリュームは、ブロガーエッセイ本にしては珍しい(?)文字のみっちり感があります。冒頭の「はじめに」からなんと7ページもあるのですが、その文章はブログでもお馴染みのももさん文体なので、スルスルと読み進めることができるでしょう。

最近は歳のせいなのか体験のひとつひとつに少し感動が薄れてきた気もする自分ですが、久々に旅や食の出会いにおけるプリミティブな感覚を思い返させるような追体験もさせて貰いました。ひとり旅派でなくとも(結婚前はひとり○○派でしたが)、共感できる要素が多いんですよね。

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そしてこの本、読んでいると山や旅に行きたくなるのはもちろんですが、それ以上に(?)…… お腹が減るのです(笑)

そうそう、読み物系の書籍にしては本文レイアウトが凝っているので、おそらく電子版だとこのレイアウトの再現は(全編を固定レイアウトにでもしないと)難しいかもしれません。旅先や移動先の車中で読むのにオススメな本なので電子版で手にしたい人も多いかもしれませんが、普段電子書籍派の自分もこの本は紙の方が満足感が高いかもと思ってしまいました。

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さて、この本を読んだ直後に迎えた先週末のこと。
天気予報も良く登山日和だったものの、検討していた山域の駐車場争奪戦や、帰りの行楽渋滞を考えるとどうにも気が進みません……。

ふと、こんなときは普段やらない電車旅、山も観光地も目指すことなくぶらりと行こう!と衝動的に出かけてみました(結局は山や観光地に行ってしまうのですが……)。行き先はももさんのブログでは何度も紹介され、書籍の中でもあるお店が登場する山梨県の甲府。

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E353に初めて乗りました!

無計画に始まった日帰りの電車旅は、無計画なままに帰るのが面倒になり現地泊になってしまうのですが、その原因のひとつはあまりにももさんの甲府情報が充実していて、日帰りでは時間が足りなくなってしまったから?かもしれません。

あなたもそんなももさんの本を読んで、自分を甘やかす旅への肩を押されてみませんか?

ひとり酒、ひとり温泉、ひとり山

ひとり酒、ひとり温泉、ひとり山

ひとり酒、ひとり温泉、ひとり山

ひとり酒、ひとり温泉、ひとり山

……こんな私の紹介よりも10倍濃密な、ご本人による本の紹介はこちらから(笑)

ももさん情報を参考にしている案件

Go Toトラベルで北海道:大雪山 旭岳でシーズン最初の雪山登山、虚無とエビの北海道最高峰

Go Toトラベルキャンペーンを利用しての北海道一泊二日旅行。目的は大雪山 旭岳登山でした。

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簡単な経緯ですがじゃらんパックのGo Toトラベルを使った行き先を調べていたら、北海道大雪山エリア航空券&ホテル&レンタカー付きが驚くぐらい安く取れてしまったので、それなら早速雪が積もったらしい旭岳登山でもしましょうか、みたいな流れ。

初冬の北海道最高峰、大雪山 旭岳に登る

大雪山は北海道のほぼ真ん中にある火山群で、1つの山を指す名称ではありません(「立山」とか「八ヶ岳」みたいな感じですね)。大雪山エリアはいくつかの山域に分かれていて(表大雪、東大雪、北大雪など)、百名山のトムラウシ山などもその一角にあるそうです。その他「大雪山系」という呼称もよく耳にしますが、この場合は十勝岳連峰まで含む大雪山国立公園のエリア全体を指す場合もあるらしく、北海道の山に疎い自分はまだあまりピンときていません。

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そんな大雪山の主峰に当たるのが旭岳。標高2291mの北海道最高峰、そして日本百名山の1つです。
北海道最高峰でありながら標高1600mの五合目までロープウェイで上がることができ、夏山シーズンはコースタイム3時間弱で比較的手軽に山頂を踏める山でもあるようです。
北海道の最高峰だけに冠雪するのも早く、今年は9月後半に初冠雪、今回旭川行きの計画を立てた時点(約1週間前)で既に多少の積雪もあるようでした。

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北海行きの日程であるる10月18〜19日にかけても何度か降雪の予報は出ていましたし、積雪状況は行ってみるまで分かりません。SNSや登山記録サービスのレポートなどを確認しつつ、それなりの雪山登山に対応する準備をして北海道にと飛び立ちました。

当初の予想では12本爪アイゼンは使わない可能性もあるお守りのようなもので、山頂付近までチェーンスパイクで行けるかと思っていましたが、実際は天候の不安定さもあってかなり早い段階(7合目付近)からアイゼンを履いて登ることになりました。

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登山装備、雪山装備を携行しての飛行機移動については、記事後半で改めて少し触れます。

山行ルートと行動ログ(10月19日)

登山ルートですが当初はロープウェイの姿見駅から旭岳山頂を経由して、反時計回りに旭岳を周回するコースの計画を立てましたが、当日の天候が悪く一旦は諦めて別の観光をしようと考えてスタートが遅くなったこともあり、山頂のみのピストンになりました。


10/18(日):旭岳ロープウェイ姿見駅付近を散策

旭川の到着が既に13時近かった初日の日曜日。旭川空港のフードコートで食事をすませレンタカーを受け取ったら、真っ直ぐに「旭岳ロープウェイ」(「大雪山旭岳ロープウェイ」とどちらが正式名称なのだろう?)を目指しました。当初、丸々登山に使える2日目が晴れそうなら、初日は別の観光をするつもりでしたが、2日目はやや残念な予報が出ているので、初日のうちに旭岳を見ておくことにしたのでした。

といっても旭川到着の時点で大雪山にはこんな感じの雲が掛かっていましたが……。

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空港を出て途中から見えた山。これも大雪山?

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旭岳ロープウェイの手前にある旭岳ビジターセンターと公営駐車場。時間があればビジターセンターもじっくり見て行きたかったのですが、また今度。

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そして旭岳ロープウェイ(ちゃんと建物を撮っていなかった)。旭岳は雲の中です。

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ロープウェイ運賃は往復で大人3200円。GoToトラベルの地域共通クーポンも使えます(翌日使いました)。

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晴れは晴れなんのですが山だけが見えない……。

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ロープウェイの中から南方面。大雪山系の南部、トムラウシ山や十勝岳も見えているのかもしれませんがよく分かりません。こういうときにPeakFinder使えばいいのについ忘れてしまいます……。

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ロープウェイの姿見駅(山頂駅)に到着。うーん、雲。

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姿見駅を振り返って西の空。完全に午後の太陽ですね(15時半)。さすがにこの時間から登ることはできないので、姿見駅周辺の散策コースを歩きます。5つの展望台を巡る周遊コースになっていて、だいたい30〜40分程度。足元は雪なので、歩き慣れてない人は時間に余裕を見ておくといいでしょう。

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姿見駅周辺の積雪はまだこの程度。しばらく新しい雪は降ってないようです。或いは気温が姿見駅で4度表示だったので、降っても日中に溶けてしまうのかも。散策エリアだけなら普通の靴でも歩けますが、溶けた雪でグズグズの場所もあるので、トレッキングシューズや長靴がオススメ。

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満月池。池の表面は氷結していて午後になってもこの様子。昼間はプラスでも夜間の氷点下でかなりしっかり凍ってしまうのかもしれません。

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夫婦池1の摺鉢池。

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夫婦池2の鏡池。

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2つ揃って夫婦池。これら姿見エリアに存在する複数の池は、水蒸気爆発による小火口に水が溜まった火口湖。

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成層火山らしい複数の山が重なり合うような山容が広がっています。

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旭岳の全体は見えないのでいいとこが見えたら切り取っていきましょう。

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もう少しで全部見えそうなのだけどなあ……。

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活火山です。いくつもの噴煙が上がっているのは地獄谷と呼ばれている西斜面の火口です。

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日没まであと1時間弱。ロープウェイ最終便(17時)まで遊んで行くことにします。

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噴気口に最も近づける展望台からの地獄谷。

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シューシューと大きな音を立てながら、勢いよく噴煙が上がっています。

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最も大きな姿見の池。表面が結氷しているためリフレクションは見られず。日没間近ということで、雪面や雲が徐々に色づいてきました。

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全体は見えないもののこれはこれで雰囲気ありますね。

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日没ギリギリまで居ると姿見駅に戻る際には暗くなってしまうので、ヘッドライト等を持ってない場合は明るいうちに戻るといいと思います。

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鐘。

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アーベントロートの旭岳

いい感じになってきました。

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あともう少しだけ山頂の雲が晴れてくれるといいのだけど……。

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姿見の池から少し下りてきた頃が一番ピンク色に染まっていました。

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中央右側の小屋と鐘がある場所が姿見の池。

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地平線付近に雲があるので少し早めの日没。

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いい色が出ています。

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足元に見えている湖は忠別湖。

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ロープウェイ最終便で山麓駅へ。

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10/19(月):虚無の旭岳ピストン登山

ということで2日目、ここが本編です(前置きが長い)。
朝から外は真っ白……。あまりやる気も出ず、ロープウェイ始発の8時になってもホテルの部屋で朝ドラを見たり、旭山動物園や近くの天人峡について調べていました。もう旭岳は諦めて温泉に入ったところ、露天風呂から少し青空が見えたのと、体が温まって気持ちが上向いたのでやっぱり登ることにしました(笑) せっかく北海道来たんですしね。

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ホテル内でもロープウェイの運行状況が分かります。視界:不良。

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あまり気は進みませんが出発します。

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登山届はコンパスで提出していますが、姿見駅で入山(下山)の記帳があるのでお忘れなく(登山届とは別)。

姿見駅を出たらこれ。隙間のような青空が唯一の心の支えです? 時間は10時、さすがに周回コースだと遅くなってしまうので、まっすぐ山頂とのピストンにしておきます。コースタイムで登り2.5時間、下り2時間弱といったところ。

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この雲の合間が山頂に掛かってくれると嬉しいのだけど……。

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少し期待が持てそうかな?

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と思ったら姿見の池でこれ。

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しばらくツボ足で行けそうな雪ですが、サクサクと登りたいのでチェーンスパイクを装着。

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そういえば背中に温かい風が吹き付けてくる気がするのですが、噴煙の熱だったりするのでしょうか?

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しばらくは緩い登り。2人ほど先行のトレースがあるようです。

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虚無とエビの世界

六合目、完全に雲の中に入りました。

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七合目の手前で先行の1人が引き換えしてきました。ホワイトアウト気味なことと、チェーンスパイクのみでは厳しくなったそう。先行トレースが12本爪に変わっていたこともあり、戻ってきたそうです。少し早いかと思いましたが、我々もここで12本爪に履き替えておくことにします。

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夏山ルートのコースロープ用の鉄杭と先行トレース、GPSを確認しながら登って行きます。コースを外れると雪が柔らかく一気に沈んでしまいスピードが出ません。

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ここまで来ると完全に冬の雪山ですね。積雪も数十センチ、吹き溜まりは膝ぐらいまで沈みます。

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七合目。

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たまに青空が見える。

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雪山だ。

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虚無を歩く妻。

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もう1人の先行者とはこの辺りですれ違ったと思います。

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進行方向に対するエビの尻尾の付き方から後方からかなりの強風があるのが分かるかと思います。

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虚無とエビの世界。

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ええと、ここは……?

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九合目でした。

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頂上の手前で少し折り返しがあります。「ニセ金庫岩」「金庫岩」という岩がある辺りですが、当然何も見えません。

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この折り返しから風がさらに激しくなり完全に爆風(予報でも15m/s以上になってましたが、それ位はあったと思います)。コースも不明瞭な中気をつけあんがら登ったので写真はなし。ということで旭岳山頂です。エビの尻尾が10月とは思えないことになっています(山頂は不思議と風が弱かった)。

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一等三角点、ギリギリ頭が見えてます。

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虚無の記念撮影。晴れていたらどんな景色が見えるのでしょうか? とりあえず下山する方向だけは間違えないよう、自分たちが来た方向を忘れないよう……。

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アウターシェルは上下レインウェア。荷物をコンパクトにしたいのと、気温的に雨の可能性もある時期なので。結果、防風対策としても全く問題ありませんでした(内側をレイヤリングしておけば)。生地が薄いのでフードが多少バタつきやすい程度。バラクラバも持ってきましたが、気温はそこまで低くないのでマフラー代わりのバフを首に巻いて上げ下げして調整しました。

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山頂には周回ルートの登山道もあるので杭がランダムに生えています。たどって行く目印を間違えないよう、来た方向だけはしっかり覚えておきます。

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自分たちのトレースとGPSを確認しながらサクサクと下山。険しくない雪山の下りは早いですよね。

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妻の髪が霧氷化していました。10月の山でこれは初体験です(笑)

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下りの写真が殆どないのは上りの9合目あたりで既にカメラがこの状態だったので……。フォーカス(バッグ)に入れてたもう1台のカメラは大丈夫だったのでそちらでパチリ。

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下りはそのまま12本爪のまま姿見の池まで下りてきました。天気(視界)が良く雪が締まっていればチェーンでも登れたかもしれませんが、今回歩いた感じだと、爪のしっかりしたアイゼンの携行は確実に必要だと感じました。風や気温は完全に冬山です。

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シャー。

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それにしても雪山シーズンが始まったばかりのこの時期は、装備やウェアのチョイスも難しい。今回も下半身のシェルをどこで身につけるか迷って、スタートで履いたものの途中で脱いだり、その後再び履くことに。そもそもトレッキングパンツの下にタイツを履いていたのも余計でしたが(結構暑かった)、なかなか読みが難しい季節です(冬の足元はずっと迷い続けてますが……)。

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結局山頂はずっとガスの中でした。

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姿見駅。丁度14時のロープウェイに間に合ったので、急いで下山申告をしてロープウェイに乗り込みました。山麓駅から旭川にかけては完全に晴れのお天気で、さっきまで虚無の中爆風に吹かれていたのが嘘のようです……。

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登山の大半はガスに包まれていたので少々物足りなさはあったものの、シーズン最初の雪山を楽しみました。お天気ばかりはコントロールできるものではありませんし、また機会を作って雪の大雪山を訪れたいと思っています。

カメラとレンズはいつもの2台。天気がアレなのであまりカメラの出番もなくほぼウエイトだった気がしますが、キャプチャーにぶら下げていた1台は霧氷化してしまったので、フォーカス携行のカメラがあって助かりました。

飛行機移動による登山について

おまけのようなものを少し。

普段は本州の一部でしか山に登ってませんし、移動はマイカーが中心なので飛行機を使っての登山は今回がほぼ初めてでした。
今後も北海道登山に行く機会は作りたいと考えていますし、海外トレッキングで行きたい場所や登ってみたい山もあります。今後のために、今回調べたこと、気づいたことなどまとめておきます。

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ちなみに昨年ネパールトレッキングに行った際は、宿泊はすべてロッジ予定なのでガスストーブ(コンロ)は持って行きませんでしたし、気を遣ったのは機内持ち込みがNGな荷物(ビクトリノックス、ストック、チェーンスパイク)を預け荷物にした程度(帰りにストックを手荷物に入れてしまい色々大変だったけど……)。靴はトレッキングシューズ(軽登山靴)を緩めに履いて、旅の途中で買ったサンダルを履いて帰国しました。

今回、旭岳の写真が虚無だらけなので、飛行機に絡めて少し別の山の写真を貼っていきます。これは羽田から離陸直後の飛行機から見えた富士山やアルプスの山々。東京(千葉)でも高度が上がるとこれだけ遠くの山もよく見えるのですね。

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飛行機に持ち込めないもの、預け入れする必要のある荷物

一般的な登山装備の中でも、飛行機自体に持ち込めないものと、手荷物にできない(逆パターンも)荷物があります。知っている人には常識かもしれませんが、意外と分かりにくいものもあるので、事前にしっかり調べておくといいでしょう。それでも多少の認識不足があったので、メモを残しておきます。
山旅で航空機利用をする際の注意点 | 八ヶ岳 富士山 登山教室主催 登山ガイド 野中径隆 公式サイト

  • 手荷物に入れたもの
    • モバイルバッテリー/カメラの交換バッテリー
    • ガスライター(1個まで。預け入れは不可)
  • 預け入れした登山用具
    • ストック、アイゼン、チェーンスパイク(ピッケル、スコップも同様)
    • ナイフ、ハサミ(小型ビクトリノックス等も)
  • 飛行機で運べない登山用具
    • ガス缶(燃料アルコール、固形燃料も同様)
    • チャッカマンタイプ(口金が長い)のライター

今回はストック、アイゼン、ミニナイフなどは預け荷物として最初から分けておきましたが、帰りの預け荷物チェックで妻のバックパックに入っていたガスライターが引っかかりました。そもそもライターは預け入れがダメで、ガスライター1個のみ機内持ち込みが可能なようですが、口金が長くなった仏壇用ライター(チャッマンタイプ)などは火器扱いとなって飛行機には持ち込めないそう。

係員の方が「チャッカマンがありますねー」「チャッカマンはダメなんですよ」「チャッカマンひとつー」と、商標であるチャッカマンを連呼していたのが少し面白かったですが、とにかくこの手のライターは飛行機NGと覚えておきます。実は私の預け荷物の中にも同じものがあったような、気のせいです。

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南アルプス(羽田離陸直後の飛行機から)

また手荷物と預け荷物ですが、今回はバックパックを機内持ち込みの手荷物にして、アイゼンやストックは無印良品のサイズが変えられるボストンバッグに預け荷物としてまとめました(これ、結構便利なので今度紹介します)。登山道具はバックパックにまとめた方が荷物の詰め替えなど分かりやすいのですが(妻はそうした)、自分はバックパック手荷物派なんですよね(ネパールもそうした)。荷物預けた後もバックパックの方が空港内で行動しやすいじゃないですか……。

ガス缶は現地購入、帰りに処分

これはよく知られていますが、ガスストーブ用のガス缶は一切ダメ。つまり現地で仕入れて、帰りの飛行機に乗る前に使い切るか処分する必要があります。ガス缶は空港で売ってる場合もありますが、ブランドは限られてしまうので事前に調べておきましょう。

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御嶽山・八ヶ岳・乗鞍岳(羽田離陸直後の飛行機から)

旭川空港ではターミナル内のセブンイレブンで、プリムスのハイパワーガス(IP-250T)とEPIgasが売られていました。最近は日帰り登山で湯沸かしはしないので、恐らくガスも使わなそうでしたが、雪山ですし緊急時用としてストーブ携行とガス缶を購入しました。結局一度も使うことなく、帰りの保安検査で係員に渡すこととなったのですが……。

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もう少し登山者のいる時期なら、地元っぽい登山者に譲ることもできたのですが、なんだか勿体ないですね。熱湯はホテルで湯沸かしして、山専ボトルで2人とも携行していましたし、次回からはそれだけでいいのかな……と。
ちなみに大雪山旭岳ロープウェイの山麓駅にもプリムスの小型缶(IP-110)が、少々割高ですが売っていましたし、道の駅ひがしかわにはモンベルがありました。ちゃんと調べておけば、地元のアウトドアショップで最低限の買物で済ませられますね。

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浅間山と北アルプス(羽田離陸直後の飛行機から)

登山靴は履いて行くか? 運転できる?

登山に欠かせない登山靴を飛行機を含めた現地までの移動時に履いて行くか、別の靴を用意するか問題。
今回はアイゼンを使う可能性があったので、かかとにコバのあるセミワンタッチアイゼン対応のライトアルパインシューズを使いました。片足700g程度の登山靴ですが、靴紐を緩めて低い位置でぐるりと回して結べばそこそこ楽なので、電車や飛行機移動は問題ありませんが、今回は運転もあるので念の為クロックス(の偽物)を持って行きました。

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運転にサンダルはNGですが、かかとがちゃんと固定されるサイズの合ったクロックスタイプなら足首の動かしにくい登山靴よりは幾分マシでしょう。現地では殆ど登山靴からこの偽クロックスに履き替えて運転やホテル内の移動をしていました。

今後、冬靴を持って北海道に行くこともあると思いますが、どれだけ緩く結んでも冬靴を公共交通の移動時に履くのは厳しそうなので(重いし暑い)、その際は普通の靴と別途冬靴を荷物にする必要がありそう?(立山黒部アルペンルート程度なら冬靴のまま行くのですが)。
他にも本格的な雪山登山は荷物も増えますし(ピッケル、アバランチギア、ヘルメット……)、なるべく余計な(山に必要のない)荷物を減らすなどの工夫が必要そうです。

おすすめ記事

秋の立山登山:浄土山で雷鳥軍団と出会い、一ノ越からタンボ平・黒部平の紅葉に興奮した日帰り山旅

10月11日の日曜日、秋の立山登山を楽しんできました。室堂から浄土山と龍王岳に登って、一ノ越から黒部平まで下りながら紅葉を楽しむハイキングです。

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秋の立山に行こう!

みんな大好き、北アルプスの立山。毎年足を運んでいる立山ですが、そういえば春の残雪期と初冬の積雪期の立山しか知らない我が家……。山の雪が解ける夏山シーズンや紅葉の立山にも行きたいと思いつつ、気がついたら今年ももう10月…… 既に11月の雪の立山は行く気満々ですが、今を逃したら無雪期の立山はまた半年以上先になってしまいます……。

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妻が月曜日に代休を取っていたこともあり日〜月曜の泊まりで立山行きを計画します。当初は立山縦走から剱沢キャンプ場にテントを貼って、秋の剣岳を(登らずに)見て来ようと思っていましたが、2020年の剱沢キャンプ場の営業が数日前に終了、さらに週末に掛けて台風14号の接近などもありなかなか最終決定が出ない状況……。

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他にも個人的に色々とあって少しトーンダウン気味になりつつ、それでも秋の立山には行っておきたいということで、雷鳥沢予定でテン泊の準備をしていたのですが前日になって計画を変更します。

立山 室堂平の紅葉については9月後半の連休頃にピークという話もありましたし(雷鳥沢キャンプ場の混雑ぶりも大きな話題になりました)、今はもう少し紅葉のピークも標高を下げて、ロープウェイ駅の黒部平(タンボ平)や富山側の弥陀ヶ原が見頃になっている頃かもしれません。

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天気予報では朝は晴れそうですが徐々に雲が出てくるという予報も。晴れているうちに一気に下る計画もありますが、せっかく立山まで行くのでまずは室堂を少し歩いて、浄土山(と龍王岳)を経由して一の越から黒部湖方面へ下る日帰り登山(主に下山?)の計画を立てました。

立山三山(浄土山・立山≒雄山・別山)の1つに数えられる浄土山(2831m)ですが、雄山〜別山の縦走路とは一ノ越の逆方向ということもあって、今までまだ登ったことがなかったので丁度いいかなと。

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入りきってないけど中央の雄山・大汝山・富士ノ折立の両脇に別山と浄土山

ちなみに「立山」は「雄山・大汝山・富士ノ折立」の3つのピークを総称した山の名前で、「立山三山」の場合はこの3つを1つの山としてまとめてしまうので少々ややこしい? あとは室堂を含むこの一体をまとめて「立山」と呼んでしまうのもあるあるでしょうか(このブログで「立山」を使う場合もそれ)。

登山ルートと行動ログ

本来は室堂から真っ直ぐ一ノ越を目指すのが、タンボ平の紅葉を見るには一番早いルートです(今回は少し欲張りした寄り道ルート)。一ノ越からはひたすら緩い下り登山道ですが、東一ノ越から先は急斜面や一部不明瞭な細い道もあるので、トレッキングシューズなど基本的な登山装備は必須です(さすがに室堂周辺を散歩するのとは訳が違うので注意しましょう)。


扇沢始発バスは7時半、何時から並ぼう?

日曜の2時頃に東京を出発して暗いうちに扇沢の無料駐車場に到着。車の埋まりは7割り程度、11月に比べると流石に多いですが、紅葉シーズンの日曜日にしては思ったより空いてる印象。

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この時期のアルペンルート長野側のスタート口である扇沢の始発関電バスの時間は7時半。紅葉シーズンに入り始発が混雑するとも聞いていたので、早すぎとは思いつつも様子見がてら(トイレにも行きたかったし)5時半過ぎに扇沢駅に向かうと既にチケット売り場には10数人の行列ができていました。
ソーシャルディスタンス列もあって人数に対して列が伸びてしまうのですが、この日の予報を考えるとなるべく早い移動をしておくのが良さそうなのでそのまま並ぶことにします。

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周辺の山の紅葉具合を見たりしつつ始発40分前(つまり6時50分)のチケット販売を待ちますが、なかなかに暇。周辺の山の紅葉を撮ったり朝食を食べたり…… 結構温かい日ではありましたが、それでも冷えるので薄いダウンをソフトシェルに追加で羽織ります。

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1時間程で行列はこの島っぽいあたりで折り返しさらに伸び続けます。

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アルペンルートスタッフの方が列の整理を始めた頃には「今から並んでも7時半の始発には乗れません(8時に乗れるかも微妙)」といったやり取りが聞こえてきました。マジか……(さすがに8時に乗れないは予防線だと思いたい)。

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チケットですが室堂からの下山コースを選ぶ場合、室堂までの片道でなく黒部ダムまでの関電バスの往復チケットを買った方が往復割引が聞いて、片道区間は別途買う方がお得とのこと。

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今回は帰りは黒部ダムまで下りずに黒部平からケーブルカーに乗ったので、扇沢〜黒部平の往復チケットを買うのが正解でしたが、それは結果のお話。

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秋のアルペンルート、先を急ぐ観光客とタンボ平の紅葉

7時半の始発関電バスでいざアルペンルート。

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黒部ダムを早足で渡る人たち。なんだかいつも以上に先を急ぐ人(登山客だけでなく軽装の観光客も)が多い気がします。

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黒部平の乗り換えでは、今が紅葉の見頃だと必死に呼びかけるアルペンルート(売店?)スタッフをガン無視して立山ロープウェイに急ぐ我々。って確かにタンボ平(黒部平と大観峰の間)の紅葉凄そう……。

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というかとんでもない! マジかこれ……。

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今日、この中を下りてくるんですよね……。

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黒部平から大観峰の手前までずっと見頃。これは確かに先を急がないならば、黒部平からじっくりこの紅葉を楽しんで行くのが正解かも。室堂まで行ってしまうと草紅葉や遠くの山肌の紅葉が中心になるので、派手な紅葉を見たいなら断然こちら。

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大観峰の乗り換えの際にちょっと展望台からパシャリ。すごすぎますね。

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扇沢の始発バススタート、全て一番早い便を乗り継いで、室堂に到着して準備をすませて外に出たのが8時50分。途中見頃の景色をかなぐり捨てれば9時前のスタートが可能です。でも、急がないなら黒部平や大観峰でもう少し紅葉を楽しんでも良いと思います(笑)

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まずは室堂散歩、ミクリガ池&ミドリガ池

まずは室堂を少しお散歩します。今まで雪の時期にしか来たことがない室堂、この石畳の歩道を目にするのも初めてです。

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やっぱり室堂に来たらミクリガ池を見ておかないと。

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別山の向こうには剣岳も見えています。立山の紅葉は草紅葉が中心で、ところどころに赤が入っている感じ。派手さはありませんが、渋くていいですねえ。

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定点写真。

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ミクリガ池周辺も草紅葉とハイマツの緑がいい感じ。

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別山。中央に付いてる登山道が雷鳥坂ですかね。無雪期の立山縦走、いずれまた!

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別山から真砂岳にかけて。草紅葉が多いのは別山側。

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エンマ台の展望台までやってきました。別山、剣御前、その向こうに剣岳、正面は雷鳥荘。

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地獄谷の向こうには格好いい奥大日岳。

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めちゃめちゃいい天気になってきました。

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この辺りでUターンしてミドリガ池側から浄土山を目指します。

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富山市方面は雲海の下。

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室堂平にはこんな池塘地帯もあったんですね。

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はあああ、気持ちいい。

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ミドリガ池。水があるのは始めて見ました(みくりが池と繋がっているんですね)。

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雄山、というか通称立山。山崎カールの草紅葉が見事!

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雄山から別山までの縦走路。

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正面の山小屋が立山室堂山荘。右手に浄土山、左が雄山、中央の鞍部が一ノ越。この天気のまま先程の紅葉を目指すならば真っ直ぐ一ノ越を目指すのが正解……

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ですが、今回は浄土山を目指します。

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室堂山から浄土山へ

右手の小高い丘が室堂山。去年、一昨年と11月に来ています(室堂平や五色ヶ原方面がよく見える)。

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室堂山展望台まではスニーカーで歩けそうなよく整備されたハイキングコース。

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緩やかに標高を上げていくと後方には室堂平の草紅葉、それを取り囲む立山連峰の山が一望できます。

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すぐに室堂ターミナルも見下ろせる高さになります。

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左手に伸びている斜面が浄土山です。

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平べったいような険しいような面白い山の形。

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剣岳の向こう、雲海に浮かぶ島のような山はなんだろう?

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ここから浄土山登山口。

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大きな岩がゴロゴロとしている登山道を登って行きます。

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雲海に浮かぶのは白山かな?

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右の中央手前に室堂山展望台。中央奥の台地が五色ヶ原、さらに薬師岳方面への稜線、奥には笠ヶ岳も見えています。

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ちょっと手の力も借りながら登るような登山道。スニーカーだと厳しいのでしっかり登山装備で。

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大日岳の向こうに見事な雲海。

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こちらは西側。雲海が凄いことになっています。あの下は曇りお天気だと思うと面白い。

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険しいようで登りは20分程度とあっという間の浄土山。

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浄土山山頂は北峰と南峰があって、どちらにも分かりやすい山頂標識がないのですが、「軍人霊碑」の石積みが残るのが浄土山北峰ということになっているようです。実際はここから南峰に向かう登山道から少し外れた地点のようですが、細かいことはいいでしょう。

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恐らく右手の小山が北峰の最高地点(2831m)、中央が南峰です。南峰に重なって尖って見えているのは、龍王岳の山頂。

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浄土山で雷鳥軍団に二度遭遇

そして北峰に向かう途中で雷鳥が登山道に姿を見せました。いきなり目の前に待ち構えるように……。

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下の写真の中に4羽いるのが分かるでしょうか(左手前・右中央の丸太の上に2羽、右奥の岩の手前に1羽)。全体的に体が小さめなので今年生まれた若鳥たちでしょうか? 全てメスの群れだと思いますが上から2番めはオスにも見えるかも……?

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この子はメスですよね。雷鳥のチャームポイントの1つが足のモフモフぶり。

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立山を見ている雷鳥。

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両方メスですよね。

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剣岳。別山の南峰と北峰が見えてます。

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雄山。手前の鞍部が一ノ越。

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浄土山の北峰から南峰にかけての稜線。

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槍ヶ岳が見えました。穂高も少し見えてる?

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北峰南峰間の身近な稜線もなかなかの絶景。

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南峰に向かって進んで行くと……

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またまた雷鳥軍団が現れました! 今回も4羽、先程よりは少し体が大きいように見えます。

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やっぱりメスの群れかな?

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相変わらず立山の雷鳥は人を怖がらないというか。なんなら真っ直ぐこちらに向かって来る。

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4羽が並んだ! 奥の2羽はオスっぽいかなぁ…… うーん、秋の羽根の色は少し分かりづらい。

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雄山をバックに見返り美人。いいポーズ撮ってくれますね。

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あなたは登山道に出てきて突然なんのアピール!?

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池塘の水を飲んでいましたが、水場だったりするのでしょうか?

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んー、やっぱ全部メス? 若いオス? もう分からなくなってきた……。注目は足です。

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浄土山南峰から360度絶景の龍王岳へ

浄土山南峰(2830m)の富山大学立山研究所。山小屋ではありません。

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南峰にも特に標識はなく、一ノ越方面、五色ヶ原方面の分岐を示す指示標識があるのみ。

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五色ヶ原方面の登山道の横のあるピークが龍王岳。山と高原地図では(YAMAPでも)登山道の表示がありませんが、見ての通りしっかり道は付いてます。

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一般登山道として表示しない理由などあるのでしょうかね。管理の問題だったり……。

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サクサクと登って龍王岳山頂(2872m)。手作りっぽい山頂標識は公式のものではなさそうですね。

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さて、この龍王岳の山頂ですがかなり展望が良いです。そんなに広くない上に山頂部が尖っているので360度の展望が良いのも当たり前ですが、ここまでの周囲が開けた展望スポットは立山にもなかなかないのでは!?

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雲海の上おじさん。

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浄土山から一ノ越を経て、雄山〜別山へ続く立山稜線、もちろん剣岳も見えています。

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南東側は紅葉が見事な御山谷の向こうに黒部湖、その向こうに後立山連峰。針ノ木岳はどれだろう。

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それにしても凄い紅葉! 左側に付いてるトラバース道がこの後歩く、一ノ越からの下山道。中央左手あたりの山が東一ノ越で、大観峰やタンボ平、黒部平はその向こうになります。

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南側は龍王岳に続いて、鬼岳、獅子岳と勇ましい名前の山が続く稜線。その向こうに五色ヶ原、北アルプス南部までよく見えています。

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さらに視界を西〜北へとズラせるとひたすらの雲海。紅葉、雷鳥、雲海…… 見たいものが全て見られる立山!

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広角で浄土山から雄山方面、

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バリエーションルートの東尾根を登ってくる2人。続いてソロの方も上がってきました。

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とにかく展望が良いのでいくら居ても飽きませんが、そろそろ下らないと……。

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名残惜しいですが浄土山南峰に下りてきました。

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それでは次の目的である紅葉下山へ!

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浄土山を一ノ越へ

まずは一ノ越までの下山。

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こちらもなかなかの絶景続き。

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龍王岳、北側から見ると尖っていますが、東尾根は長く伸びています。

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雷鳥沢キャンプ場は日曜日だからかかなりガラガラ。

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浄土山の一ノ越側は緩やかなせいか、軽装ハイキング風の人が増えてきます(雄山とセットで登っているのかも?)。

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よく見たら雄山の登山道はなかなかの人。一度夏山シーズンの雄山にも登りたいですが、結構浮石の多いルートな割に人が多いので落石とか恐いですね(上り下りでルートを分けているようですが)。

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室堂平と雲海。

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浄土山。

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一ノ越山荘まで下りてきました。ここでトイレをすませておきましょう。

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一ノ越から東一ノ越へ紅葉下山スタート

いざ、東一ノ越へ。

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しばらくは御山谷の緩やかなトラバース。

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槍。

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徐々に紅葉が鮮やかになってきます。

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右から龍王岳、鬼岳、獅子岳でしょうか。

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ガレ場の中にポツンと紅葉。このオレンジはナナカマド?

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そして見事な紅葉が足元に広がっています。

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これだけの紅葉コースですが我々以外には誰一人いません。恐らく、ここ歩く人は午前中のうちに一ノ越をスタートしているのでしょう。我々はちょっと寄り道が多すぎたか?(笑)

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しかしこれはたまらん。

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東一ノ越から雷殿は通行止め。なんのこっちゃ?と思ったら、大観峰から室堂へのトロリーバスには「雷殿」なる途中駅かつてあったそうです(1998年頃までは使われていて、タンボ平への下山口としても使えたみたい。登山道の崩壊により使用が休止され、現在は完全に廃止されているそう)。

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東一ノ越で、御山谷(右側)からいよいよタンボ沢(左側)に入ります。ここで初めて先客に遭遇。タイムラプスっぽいカメラがセットされていたので撮影をされてる方かもしれません。

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タンボ平(沢)の紅葉の全貌がようやく目の前に広がります。大観峰の駅も見えています。黒部平には雲海が掛かっています。

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雲海の中にかすかに黒部平の駅が見えてますが、このままだと雲に飲まれてしまいそう……?

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紅葉ピークは大観峰の駅周辺よりも下でしょうか。大観峰が標高2316mなので、それより上はほぼ森林限界で草紅葉が中心になるのかも。

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それにしても凄い場所にありますよね、大観峰。一体どうやって作ったのだろう…… 室堂からトンネル経由の資材運搬でしょうか?

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最後に御山谷をもう一度。

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正面が雄山、左に龍王岳。

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東一ノ越からしばらくは少し急な下り。

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午後ということで北東斜面にには雄山の影が差しています。早くあの中に行きたい!

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いよいよ紅葉本番エリアに突入ですが、足元から上がってくる雲海がやや不穏……。

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立山を振り返るとまだ青空ですが……。

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ガスに包まれたタンボ平

ガスが上がってきている……

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ああああ、、、、、

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やられた(笑)

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完全に雲海に飲み込まれてしまいました。紅葉メインのタンボ平の手前で…… まあ、あれだけ寄り道して楽しんだのだから仕方ない。天気が崩れるのは覚悟の上でしたが、まさかこのタイミングとは。

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ここからは虚無の紅葉ハイク。それでも視界に入る紅葉は見事な色付き具合。

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何度か涸れ沢を渡りますが、迷い易いポイントなのかかなり目印が強め。

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ハシゴというか手すり?

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笹薮の濃いコースだったりします。

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ガスの中にロープウェイが見えました。ということはこの辺りがタンボ平のメインでしょうか。標高的には大観峰と黒部平の中間あたり。

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確かに少し開けた場所に出るを周囲の紅葉が凄い…… どうやら雲の下に抜けたっぽい?

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足元の黒部湖方面にも雲、ガスとガスの合間?

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大観峰の駅は完全に雲の中。東一ノ越から見ていたときよりも雲海の高さがかなり上がったようです。

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ガスの中から現れガスの中に消えて行くロープウェイ。これはこれで雰囲気がある!?

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黒部平の駅も見えてきました。

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当初の計画では黒部湖まで下りる予定でしたが、思いの外時間を使ってしまったのと(雷鳥と紅葉と絶景が……)、結構足が疲れていたので黒部平駅で切り上げることにします。

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この見事な紅葉、青空の元で見たかった気もしますが、その分浄土山・龍王岳の絶景を楽しんだので仕方がありません。また来年以降のお楽しみということにしましょう。

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黒部平に到着。

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紅葉を見るだけならここからでも十分楽しめますし、無理のない範囲でタンボ平のハイキングも楽しめることでしょう。

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本当は黒部平で軽食を食べたかったのですが(いつもいい匂いの蕎麦が気になっていた)現在は食堂の営業はしてないようです。大観峰の売店も閉めていますし、これもコロナ禍による影響でしょうか。




再びアルペンルートで扇沢へ、ファミレス下山飯

ケーブルカーに乗って黒部ダムへ。

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黒部湖、かなり減水していますよね。

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見たことがないダムのコンクリートが見えていたり、謎の水の吐き出し(破砕帯の水でしょうか)から人工に滝になっていたり……。とんでもないところに流木(切り株)が引っかかっています。

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それにしても結構な水量。湖の中に沈んでいる際も同様に流れているのでしょうか?

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たまにには黒部ダムも見ておきましょうか。観光放水もそろそろラスト(10/15までだそう)。

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室堂に戻ってきました。朝5時半から並び初めて16時50分、スタートから12時間弱ですがなかなか中身の濃いアルペンルート&紅葉登山(下山)でした。

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前日寝ていないので駐車場で仮眠をしていたらあっという間に19時過ぎ……。慌てて大町の薬師の湯へ、この時間ともなるとガラガラでのんびり温泉に浸かってから、安曇野インター前のロイヤルホストに移動して夕飯。久々のファミレス飯でしたが、美味しいですよねロイヤルホスト。

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しっかり仮眠したので帰りのドライブはスムーズで1時過ぎに帰着。丁度出発から24時間が経っていました。日帰り立山旅行(登山)、ちょっと勿体ない気もしてしましたが案外アリかもしれません。

次は去年、一昨年と行ってハマってしまった11月の雪の立山に今年も行けたらなと。今回浄土山に登ったのも11月に登ってみたかったのでそのコース確認も含めてでした。昨年は雄山と室堂展望台に行ったものの雷鳥には会えなかったので、今年は白い雷鳥に会えることを期待しつつ、1ヶ月後の立山を楽しみにしています。

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秋の尾瀬・尾瀬沼:黄色い絨毯の浅湖湿原〜大江湿原、草紅葉とご褒美青空【後編】

御池からの尾瀬・燧ヶ岳登山。燧ヶ岳の2つのピークに登った後、緩やかに下る長栄新道を歩いて尾瀬沼に出ました。日帰りハイクなのになぜか前後編になってしまった後編です(前編)。

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浅海湿原&大江湿原にて一面の草紅葉に感動

湿原の草紅葉は既に燧ヶ岳の2つの湿原でも見ていましたが、長栄新道を下りきった直後に尾瀬沼のほとりに広がる浅海湿原の黄色い絨毯を目にすると、改めて「尾瀬に来ているぞ」と感動があります。

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2時間前まで居た燧ヶ岳も見えています。こうして見ると結構下りてきましたね。3つのピークに見えますが、右と真ん中にそれぞれ2つずつピークが重なっているのだと思う…… たぶん。

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ようやく到達したいかにも尾瀬な光景に写真を撮りまくる私。

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草紅葉の中にもグラーデーションがある。

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一旦、長栄新道との分岐まで戻って、今度は尾瀬沼ビジターセンター方面へ。

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鹿柵をくぐって……。

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こちらが大江湿原。尾瀬沼の東側に広がる、尾瀬ヶ原の次に大きな湿原です。

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こちらも見事な草紅葉の絨毯。

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そのまま沼山峠方面にも行けますが、お腹も減っていますし(トイレにも寄れますし)尾瀬沼ビジターセンターや山荘が並ぶエリアまで行ってみましょう。

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尾瀬沼ビジターセンター〜長蔵小屋別館にてランチ

沼山峠(御池からのシャトルバスが通じている入山口)から徒歩1時間弱で到着するのが、尾瀬沼の東端にある「尾瀬沼ビジターセンター」。このエリアはビジターセンターの他に長蔵小屋や尾瀬沼ヒュッテ、公衆トイレなどがある尾瀬沼のちょっとした行動拠点になっています。

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長蔵小屋でも食事はできますが(現在は新型コロナ対策で外で食べるルール)、なんとなく長蔵小屋別館のカフェに行ってみました。
一応、昼食としておにぎりとカップ麺を持ってきていますが、ランチ利用できるなら積極的に利用する方向で。丁度急な雨が降ってきたこともあり、雨宿りのタイミングとしても良かった感じ。

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たくさんのランプが吊るされたオシャレ山小屋風カフェ。というかオシャレ山小屋そのもの。

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それにしてもグランドピアノはどうやって運んだのでしょう……? 近くにはかなり規模の大きな建築中の建物もありましたし、資材の運搬などはどうしているのでしょうね。林道は通じてないようですしやはりヘリかな(ググってみるとやはりヘリっぽいですね)。

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ピザとスパゲティは残念ながら品切れ。ワインやビールもあります。サッポロが置いてある所は信頼ができる!?

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注文したのはオープンサンド(700円)とホットコーヒー(450円)。驚きの平地価格では!?

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サーモンとアボカドのサンドとイングリッシュマフィンのオープンサンドのセット。これはもう見るからに美味しいですが、実際にとても美味い! 登山中の食事としては軽めですが、最近は食事は軽めにして(インスタントラーメンも長らく作ってない)行動食を多めに取るスタイルなので大丈夫。

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雨宿りがてらのカフェランチでしたが、食事を終えて外に出たらなんと青空が広がっていました。天気予報では一日中曇り(一時雨)で、直前には雨まで降っていたのでこの展開は嬉しすぎる!

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長蔵小屋の売店でバッジ等を購入。燧ヶ岳のみのバッジは置いてななかったので、仕方なく至仏山(登ってない)と燧ヶ岳の両方が表示されたものを購入しました。尚、燧ヶ岳単独のバッジは山の駅御池に売っていたので、追加で買っておきました。

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突然の青空、尾瀬沼と大江湿原

それにしても午前中の曇り空が嘘のようなお天気。尾瀬沼と大江湿原(奥に浅海湿原も見えていますね)、そして午前中に歩いてきた燧ヶ岳が青空に浮かび上がっていました。

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青空と草紅葉の大江湿原。この青空は予想外過ぎてテンションも上がりまくり。

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先程まで湿原の草紅葉に感動してましたが、やっぱり青空が見えるのが一番嬉しいですね。

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山で見るナナカマドって森林限界付近だと灌木の印象が強いのですが(アルプスなどでは)、結構立派な木として育つのですね。尾瀬で見られるナナカマドは立派な木が多い印象です。

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燧ヶ岳登山も楽しかったですが、尾瀬を出る前にこの景色が見られて本当に良かった!

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最高の青空の下、大江湿原の木道を歩いて沼山峠のバス停まで。峠超えなので100m程度の登り返しがありますが、木道が整備された観光地のハイキングコースなので楽々です。歩いている人の軽装も私服の観光客と登山客が混ざった、上高地の大正池や明神のような雰囲気でしょうか。

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尾瀬ヶ原はまだ未体験ながら、尾瀬沼に下りてきてからはかなり尾瀬気分に浸ることができました。

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しばらくは大江湿原の草紅葉の中を歩いて行く楽しいハイキング。

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この分岐の先にも別の田代(湿原)があるみたい。改めて地図を確認すると尾瀬のハイキングコースはとても豊富で、登山も絡めると何度来ても歩き切れそうにないバリエーションがあります。

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やはり尾瀬ヶ原や至仏山も歩いてみたいですし、テント泊で周遊してみるのも楽しそうですね(テン泊装備の人も多く見かけたので)。ということで大江湿原はここまで。

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逆に沼山峠から歩いてきた場合、この大江湿原で一気に視界が開けて尾瀬沼まで30分ほどの絶景湿原ハイクが楽しめる訳ですね。沼山峠から尾瀬沼周辺ならば、履き慣れた靴と動きやすい服装でも十分に楽しめます(雨具や傘など雨対策と、今の季節は突然冷えるので防寒はお忘れなく)。

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尾瀬沼山峠まで整備された木道での峠超え

鹿柵かと思ったら開きっぱなしでした。付近には罠が仕掛けてるそう……。

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整備されまくった木道を緩やかに登って行きます。一応峠超えのコースになるのですが、一度も土の地面を歩くことなく木道のみで大江湿原からバス停のある尾瀬沼山峠まで結ばれています。

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特に表記はありませんが、沼山峠の最高地点はこの辺りだと思います。峠なのでここから少し下ります。

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きのこ。

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バス停がある尾瀬沼山峠が見えてきました。

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御池駐車場から燧ヶ岳、尾瀬沼までは登山パート。その後は尾瀬らしい湿原ハイキングと、一粒で二度おいしいコースを堪能した1日でした。季節を変えて何度でも来たくなります。

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尾瀬口船着場行きのバス(予約のみっぽい)。「船着場」って一体何処だろう?と思ったら、奥只見湖の上流部だそう。奥只見湖の遊覧船を乗り継いで新潟県の魚沼方面に抜ける交通機関のルートがあるそうです。知らなかった。

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沼山峠の休憩所。中には入れますが売店などは営業はしてないようでした。トイレもあります。

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御池までのシャトルバスは中型の電気バス。御池〜尾瀬沼山峠は約20分で料金600円。

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ということで御池駐車場まで戻ってきました。

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山の駅 御池前には靴の洗い場もあって、山で汚れた靴の泥を落とせるのが有り難い(沼山峠からのハイキングのみなら靴を汚すこともありませんが)。

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そういえば去年の秋から履き始めたLOWA TAHOE(タホー)。冬は冬靴ですし今年は新型コロナもあって未だ履き慣らしをしているような状況ですが、どうもしっくりこない気が……。靴ずれもなく足には合っていると思いますがなんというか…… 重いんですよね。

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以前から履いてたライトアルパインシューズの方が軽くてラクな気も若干ありますし、単に履き慣れてないだけなのか、もう少し履き比べて判断したいと思います。




下山グルメ:道の駅 尾瀬檜枝岐と佐野ラーメン

御池からの帰り道は再び長い下道ドライブが待っています。温泉が豊富なエリアですし、途中で入浴や食事をしていくのも良かったのですが、まだまだ先も長いですし檜枝岐の「道の駅 尾瀬檜枝岐」でお土産だけ軽く見ていくことに……

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……の予定が、ちょっと小腹が減ってしまったので、イワナのフライときのこ蕎麦。このイワナフライが絶品で本当は定食で食べたかったぐらいですが、満腹になってしまうと眠くなってしまうし、夕飯にも差し支えるので…… でも道の駅 尾瀬檜枝岐の食堂はどれも美味しそうでした。

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結局下道走行の途中で眠くなってしまい、3つ目の道の駅「道の駅たじま」で1時間半ほどの仮眠。御池〜西那須野塩原IC間は「道の駅 尾瀬檜枝岐」「道の駅 番屋」「道の駅 たじま」「道の駅 湯の香しおばら」と休憩ポイントは事欠きません(那須塩原に入ってしまえばコンビニもありますし)。

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檜枝岐村のミニ尾瀬公園にもウォシュレット付きトイレがありました

仮眠後はスムーズな運転で西那須野塩原ICから東北道へ。予定通りに途中下車をして、再び佐野ラーメンを食べに来てしまいました(笑) 今年の3月、安達太良山の帰りに立ち寄ってとても美味しかった「森田屋東店」がずっと気になっていたのです。

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以前は深夜1時までの営業でしたが、現在は22時半ラストオーダー。今回も「森田屋中華そば」に「手ごねギョーザ」を注文。トッピングで味玉と厚めチャーシューを1枚。

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はああああ。しあわせ。

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でも、チャーシュー追加トッピングは必要なかったかも(笑) 先日誕生日を迎えたばかりの私の胃、山帰りとはいえ、もうそこまで「何でも来い」ではないようです!?

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深夜1時過ぎに自宅を出発して日付が変わる前には戻れそうではありましたが、ETC深夜割引の関係もあって久喜白岡から圏央道を経由すると(圏央道は休日割引対象外)結構安かったりするので、多少時間調整しつつ無事深夜0時少し過ぎに八王子料金所を通過し帰宅しました。
紅葉シーズン中にもう少し東北方面の紅葉を楽しみたい気はしますが、長距離ドライブはやはり疲れますし日帰り圏内だと今回ぐらいが限界かもしれません。

登山ルートと山行ログ

メジャー観光地なので山と高原地図のコースタイム表示はやや甘めに設定されていますが、景色が良いので写真を撮っていると結局時間が掛かってしまいがち? 登山系SNSのレポートなどを見てもファミリー登山からトレランまでかなり人によって差があるので参考にする場合は注意した方がいいかも。

参考資料(尾瀬の地図)

ヤマケイオンライン 尾瀬ナビのトレッキングマップ。1/25000地形図が元になっていてルート区間も細かく区切られています。
尾瀬ナビ -行こ! 尾瀬キャンペーン - 歩いて、泊まって、尾瀬をさらに楽しめるイベントが満載! Yamakei Online / 山と渓谷社

尾瀬保護財団の尾瀬ハイキングガイド。こちらの地図も等高線入りでアップダウンがある部分は分かりやすくなっています。
資料ダウンロード – 尾瀬保護財団

おすすめ記事

秋の尾瀬・燧ヶ岳:2つの高層湿原を歩いて東北最高峰から尾瀬沼に下りる山歩き【前編】

10月4日の日曜日、福島県の燧ヶ岳と尾瀬沼を歩いて、湿原の草紅葉を楽しんできました。

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秋の燧ヶ岳と尾瀬沼を歩く

燧ヶ岳(ひうちがたけ)は福島県の南部(南会津郡)にある日本百名山で、至仏山と並ぶ尾瀬を代表する山。山頂部には5つのピークがあり最高峰の「柴安嵓(しばやすぐら)」は標高2356mでどうやら東北の最高峰だそう。燧ヶ岳の麓に当たる尾瀬沼の上に群馬県と福島県の県境があるのでギリギリの東北ではありますが、東北最高峰が尾瀬だったとは少々意外でした(登った山の標高もあまり覚えてない)。

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10月に入り北アルプスと共に東北方面の紅葉が最盛期となり、Twitterのタイムラインにも見事な紅葉の写真が流れてくるようになりました。八幡平や栗駒山の紅葉は一度見てみたいですが、やはり日帰りで行くには遠すぎる……。

この日曜は天気予報も微妙で処に行っても1日曇天のようなので、あまり遠出をしても……。でも景色の良いところ行きたい……。そうだ、尾瀬なら天気が悪くても湿原の草紅葉を楽しめるのでは!?みたいな。上高地と並ぶ人気の山岳景勝地である尾瀬。実は未だ我が家は尾瀬未経験だったので、丁度いい機会かもしれません。

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一口に尾瀬といっても有名な尾瀬ヶ原や至仏山(日本百名山/2,228m)がある群馬県側から、福島県との県境上にある尾瀬沼、燧ヶ岳(福島県)までかなりの広範囲を差します(新潟県にもまたがります)。徒歩での長い山越えを除くとアクセスがほぼ釜トンネルに限られる上高地と違って、尾瀬に入る経路も復数ありますが今回は駐車場から直接徒歩で入山できる福島県側の御池(御池駐車場)を選びました。

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尾瀬ヶ原と尾瀬沼は結構離れている……

御池から2つの高層湿原を歩いて燧ヶ岳に登り、尾瀬沼へと下りるコース。帰りは沼山峠からシャトルバスで御池に戻ります(尾瀬には上高地同様にマイカー規制&シャトルバスを利用する入山口が、鳩山峠と沼山峠の2箇所あります)。

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ということで行き先は決まったもののこの御池までがそこそこ遠い。高速道路は東北道の西那須野塩原ICまでですが(那須の2つ手前)、そこから下道を100km少しで約2時間……。感覚としては高速を下りてからの方が長いぐらいですが、全般に道幅は広く走りやすい道路。道中には道の駅が4箇所ぐらいあるので、トイレは事欠きませんが、夜中に開いてるコンビニは塩原温泉より先にはなかったと思います。

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ちなみに御池の少し手間にある檜枝岐温泉は会津駒ヶ岳の登山口でもあり、そちらも気になったものの今回は燧ヶ岳気分でした。檜枝岐温泉もいい感じでしたし、また下道運転頑張って来なくては……。

御池駐車場から初尾瀬登山スタート

日曜日の日付が変わってから東京の自宅を出発して、御池駐車場に到着したのは朝5時過ぎ。そのまま朝食を食べて準備します。
御池は沼山峠行きのシャトルバス乗り場なので、400台が止められる駐車場があります(1日1000円)。紅葉シーズンではありますが、朝の時点で車は2〜3割程度といったところ。

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公衆トイレや土産物店にもなっている「山の家 御池」、日帰り入浴可能な御池ロッジ(2020年は営業自粛)もあり、水芭蕉やワタスゲのハイシーズンにはそれなりに賑わうのかもしれませんが、この日はかなり閑散とした雰囲気でした(戻ってきたときも)。ちなみに御池から燧ヶ岳をピストン山行する場合、途中にトイレはありませんのでしっかり済ませておきましょう。

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6時前に出発。駐車場の奥に登山口があります。

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黄葉が始まっている森の中の木道を歩き始めます。

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すぐに分岐があって直進すると燧ヶ岳の北を回り込んで、いくつかの湿原を抜けて尾瀬ヶ原へ抜けるコース。燧ヶ岳へ登る場合は左手へ進みます。

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分岐を直進するとすぐ「御池田代」という湿原がありますが、この「田代」という名前が付く地名が尾瀬にはたくさんあります。「水田・田地」を意味する「田代」が転じて「湿原」の意味で使われていると思うのですが(御池田代=御池湿原みたいな感じ?)、「田代」があったら湿原だと思って良いでしょう。ただし、同じ尾瀬国立公園エリアに「田代山湿原」という高層湿原もあるので(尾瀬からは離れています)ちょっとややこしい!?

燧ヶ岳方面の登山道、それなりに人が通るので整備されていますが、尾瀬メインエリアのハイキングコースと比べると木道などは結構老朽化している所が多いです。

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また木道のない部分ではぬかるみも多く(上下に湿原があるので、間の斜面もぬかるみがち)、多少の泥汚れは覚悟しましょう。我々はハイカットの登山口でしたが、トレランシューズやゲイター着用の人も見ました。

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すぐに急登が始まります。地図を見れば分かりますが、燧ヶ岳までは「急登→湿原→急登→湿原→急登」の繰り返し。山の北東斜面をほぼ直登のみの分かりやすいルートです。

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派手さはありませんがいい感じの紅葉を見ながらの急登。

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あれ? 尾瀬ってこんなだっけ…… みたいな初尾瀬が続きます(笑)

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広沢田代と熊沢田代、2つの高層湿原

と思ったら突然視界が開けて高層湿原に出ました。最初の湿原「広沢田代」です。これは尾瀬だ。

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一面の草紅葉ですが、よく見るとグリーンとのグラデーションが残っています。正面に見えるのが燧ヶ岳ですが、まだ山頂は見えず、平べったい山の上は次の湿原だと思います。

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高層湿原といえば池塘ですね。そこまで数は多くありませんが、広沢田代にも池塘が見られます。池塘の向こうは下り斜面。階段のテラスのような台地から水が流れずに溜まった状態というのも不思議ですが、泥炭の堆積による高層湿原ならではの光景なのでしょうね。

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比較的短い広沢田代を過ぎて、再び急登が待つ森の中へ……。

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2つの湿原の間に5合目。

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振り返ると先ほどの広沢田代が見えています。中央付近に小さく御池駐車場も見えています。

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特徴的な山は日光白根山かな。関東圏より北、東では最高峰になる2578mは尾瀬からも目立ってよく見えています。

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2度めの急登を超えると再び広い湿原、遂に燧ヶ岳の山頂まで見えてきました。

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広沢田代よりも広い熊沢田代が目の前に広がっています。そして燧ヶ岳。よい!

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日曜日ですし登山者の姿はそこそこあるものの、たまに追い越しが発生するくらいで、開けた所で比較的人が多いという状況でこれ。密とは無縁のソーシャルディスタンス。

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大きな2つの池塘に挟まれた木道にベンチがあります。

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ベンチから見た池塘。向こうに見えているのは日光連山ですかね。

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中腹の紅葉もいい感じ。

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振り返ると湿原(熊沢田代)一面の草紅葉。

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ところどころに見える赤はナナカマドですね。

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7合目。

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相変わらずのストレートな急登が続きます。

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熊沢田代と右奥に視線を動かしていくと広沢田代、御池駐車場と見えています。

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8合目。

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木道というか土が流れるのをかろうじて止めている状態な赤土のトラバース。

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広沢田代。

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登山道は分かりやすいですが一部直進で間違えそうな箇所があるので、暗い時間帯は注意しましょう(特に下山時)。

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ほぼ山頂付近。駐車場を挟んで右手の奥の山が会津駒ヶ岳でしょうか?

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燧ヶ岳の2つのピーク、俎嵓&柴安嵓

燧ヶ岳のピークのひとつ「俎嵓(マナイタグラ)」の山頂です。というか俎(マナイタ)は読めんかった…… まあ嵓(グラ)もですけどね。

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三角点があるので、ここが最高地点かと思っていたら、こちらは2346mで2番目のピークのようです。ここで安心して折り返したら、山頂踏んでないことになってしまうのか……。

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文字が認識不能な山頂標識。高曇りの天気ですが尾瀬沼や日光連山までよく見えています。

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あちらが最高地点のある「柴安嵓(シバヤスグラ)」。こうして見ると双耳峰のようでもありますが、ピークは5つ。登山道が付いているのは残りもう1つすです。

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尾瀬沼の手前に見えている(木々の生えてない小さな広場)のがその「ミノブチ岳」。後ほど通ります。右側見える膨らみが、その他の2つのピーク「赤ナグレ岳」と「御池岳」でしょう。たぶん。

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ミノブチ岳。

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尾瀬ヶ原も半分見えています。その向こうには尾瀬のもう1つの日本百名山「至仏山」。あちらも立派な山ですね。

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それでは柴安嵓へ。

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柴安嵓まで片道20分ぐらい。

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俎嵓と柴安嵓の鞍部から柴安嵓を見上げます。

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俎嵓を振り返って(と何度も書いていても、どっちがどっちだか分からなくなってしまう……)。

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火山の山らしい光景も。

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そういえば柴安嵓の山頂に出たら結構風が強くてソフトシェルを着ています。

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柴安嵓には燧ヶ岳の立派な山頂標識がありました。

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柴安嵓からは尾瀬ヶ原と至仏山の全容が見渡せます。尾瀬ヶ原、広いなぁ……。

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もう少しお天気が良いと嬉しいですが、こればかりは仕方ない。なんやかんやで遠くの山も結構見えていますし。

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柴安嵓からは尾瀬ヶ原に下りる登山道があります。テント泊で至仏山と縦走するのも楽しそうです。

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この眺めを楽しみながらザックを下ろして休憩。昼食も軽く持ってきていますが、まだ9時台ですし尾瀬沼に下りて食堂など利用できるなら、そこで食べようかなと行動食とつまむ程度にしておきます。

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そろそろ俎嵓へ戻ります。

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長栄新道を使って尾瀬沼へ下山

尾瀬沼に下りるルートは2本あって、写真正面に見えるミノブチ岳の山頂を経由する「長英新道」と、尾瀬沼の右手のワンド(沼尻)に真っ直ぐ下りる「ナデッ窪」という急登ルート。ナデッ窪は下り向きではないそうなので、素直に長栄新道を使います。

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多分このなだらかな斜面が「長英新道」。ミノブチ岳を過ぎたら明らかに退屈そうですが、下りはそれぐらいでいいのです!?

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ミノブチ岳まで下りてきまて振り返り。右側の先が2つに割れているのが俎嵓と柴安嵓。左手は御池岳? 赤ナグレ岳?

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この辺をナデッ窪が通ってるのかな?

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尾瀬沼の左手側の湿原(浅湖湿原・大江湿原)方面に向かって下りて行きます。

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一部で紅葉なども見られつつ……。

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基本的には普通の樹林帯を黙々と下りて行きます。

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かなり池の標高に近づいてきましたが、長栄新道の半分も来ていません。

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長栄新道1合目を過ぎてから、さらに傾斜が緩くなり少しずつ標高を下げて行くことに……。登りだとこれはこれで厳しいかも。

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秋の色を楽しみつつのんびり行きましょう。

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ゆるゆると下り坂を2時間歩いて、ようやく尾瀬沼のほとりに出ました。長英新道分岐を道なりに先に進むと、尾瀬沼周辺では最大の湿原(尾瀬全体では尾瀬ヶ原に次ぐ大きさ)である「大江湿原」。尾瀬沼沿いを西側に少し折り返すと「浅海(あざみ)湿原)。まずは浅海湿原を見て行くことにします。

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燧ヶ岳からの長英新道を下り切った時点で登山要素はほぼ終わったので(以後は尾瀬らしい木道ハイキングです)、今回はここまで。思ったより写真も文字数も多くなってしまったので、尾瀬沼と湿原歩きについては後編にて。日帰りなのに長くてごめん。初めての尾瀬だからつい……。

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登山ルートと山行ログ

メジャー観光地なので山と高原地図のコースタイム表示はやや甘めに設定されていますが、景色が良いので写真を撮っていると結局時間が掛かってしまいがち? 登山系SNSのレポートなどを見てもファミリー登山からトレランまでかなり人によって差があるので参考にする場合は注意した方がいいかも。

参考資料(尾瀬の地図)

ヤマケイオンライン 尾瀬ナビのトレッキングマップ。1/25000地形図が元になっていてルート区間も細かく区切られています。
尾瀬ナビ -行こ! 尾瀬キャンペーン - 歩いて、泊まって、尾瀬をさらに楽しめるイベントが満載! Yamakei Online / 山と渓谷社

尾瀬保護財団の尾瀬ハイキングガイド。こちらの地図も等高線入りでアップダウンがある部分は分かりやすくなっています。
資料ダウンロード – 尾瀬保護財団

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標高2000mに広がる雲の上の牧場と電波塔群:美ヶ原高原パノラマハイキング

9月4連休の最終日。長野県の美ヶ原高原に行ってきました。

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雲の上に広がる標高2000mの広大な牧草地でのんびりと草を食む牛たち。高原の各所から日本アルプスや八ヶ岳といった周囲の山岳景観を望む素晴らしいハイキングエリアでした。




連休最終日なので早めに長野を発てる美ヶ原高原へ

前日に乗鞍岳にて久々の都外ハイキングを楽しんだ我々。多少足はなまっていたものの、とりあえず日帰り程度なら問題なさそうです。もう少し登山らしい山に行くことも考えたのですが、天気予報では北アルプス周辺は曇り予報(結果的には晴れていましたが)。

なるべく晴れそうな場所がいいなと八ヶ岳と美ヶ原高原を候補にしましたが、どうやら連休後半の中央道渋滞がかなり酷いことになっているようなので、午前中にはハイキングを切り上げて帰路に付ける美ヶ原高原が無難そうです。

「美ヶ原高原」は近くの霧ヶ峰(車山高原)と並んで観光地要素の強い高原景勝地。日本百名山にも数えられる立派な山ながら、なぜか今まで登山の候補地に選んだことはありませんでした。八ヶ岳なら東京からも行きやすいですし、せっかく松本まで来ているのだしいい機会かもしれません。

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美ヶ原高原があるのは長野県の「八ヶ岳中信高原国定公園」の北西部。地図で言えば霧ヶ峰や諏訪湖から北、松本から東に位置していて、上田市と松本市、小県郡に跨っているようです。

東西に広い高原を囲うように西の端に最高峰の「王ヶ頭(2034m)」、南に「茶臼山(2006m)」(今回は行かず)、東に「牛伏山(1990m)」などがあり、牛伏山の麓に「美ヶ原高原美術館」と約800台止められる大型の駐車場を擁する「道の駅美ヶ原高原」があります。駐車場は王ヶ頭の側にもありますが、東京へ帰ることを考えると、ビーナスラインの終点でもある道の駅を拠点にするのが良さそう。

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松本市内から美ヶ原高原までは、アザレアライン(主に長野県道67号)で扉峠まで出て、そこからはビーナスラインで道の駅(美術館)を目指すコース。全体的に整備された走りやすい峠道ですが、アザレアラインの途中からはガスで視界が10mもなくて少々難儀しました。67号といえば、昔ナビに指定された扉峠〜松本間の松本和田線がかなり凶悪な狭隘路で、ここだけは走らないよう、今回もナビとGoogleマップを入念に確認しましたっけ(現在通行止めらしい)。

連休中日には霧ヶ峰から繋がるほどの渋滞や駐車場の混雑もあったようですが、22時頃に到着した美ヶ原高原は完全に霧の中で、道の駅駐車場も車中泊らしき車が2〜3割埋まった程度(夜中の標高2000mにしては多い?)。道の駅にはウォシュレット完備の綺麗なトイレもあって、とても快適です。

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久々の車中泊でサーマレストを忘れてしまいましたが、車常備の銀マットとシュラフでなんとか寝られる環境を整えます。気温は恐らくひと桁で外はかなり肌寒いですが、車中泊には丁度いい気候です。

虚無の美ヶ原高原、牛伏山からハイキングスタート

当初のプランとしては日の出前に牛伏山の山頂から朝活スタートでしたが、夜明け前に目を覚ますと夜から引き続き外は真っ白……。結局日の出時間を過ぎてもガスは晴れることなく、明るくなってからスタートします。まるで月のような太陽……。

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美ヶ原高原美術館は主に彫刻などが屋外の庭園に展示された美術館ですが、屋内ギャラリーと受付等は、道の駅美ヶ原高原と共通の建物になっています。そんな建物の横にハイキング道の入口。

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牛伏山に掛けては木道の緩やかな斜面を10分ほど。ずっと真っ白でしたけども……。

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すぐに牛伏山山頂(1990m)。ガスの中に何かいる……と思ったら牛でした。そう、美ヶ原高原の広範囲は「美ヶ原牧場」になっていて、牧場の真ん中をハイキングコースが走っている感じの高原です。

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何も見えないので苔でも見るか……。

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牛、見えますか?

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牛たちの牧草地の中に人間用の通路を通らせて貰っている感じ?

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牛ってクマザサ食べるんですね、知らなかった(調べたら食べるみたいです)。

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30分ほどで町営無料駐車場と隣接する「山本小屋ふる里館」。

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まだ虚無は続きます……。

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「美ヶ原高原ホテル山本小屋」の横にポニーがいました。

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100円のニンジンへの食いつきが良い。

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突然虚無が晴れ、目の前に広大な高原が!

急にガスが晴れてきました。

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有名な電波塔群が見えました! ようやく美ヶ原高原に来ている気分が出てきました(笑)

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突然の青空、そして牛。その先には雲海。そう、ここは標高2000mに広がる雲上の高原です。

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それにしてもこんな広大な平原だったとは……。電波塔群がある場所が王ヶ頭。

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振り返って正面のなだらかな山が、朝は虚無につつまれていた牛伏山。

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「美しの塔」。向こうに見えるのは八ヶ岳。

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THE高原! Windows XP度は霧ヶ峰の方が上か?

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ミニ富士山のような蓼科山から南八ヶ岳の半分はまだガスの中。

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青空と高曇りが交互に訪れる。あまり山の上の気分ではありませんが、やはり雲の動きが早いです。

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富士山・八ヶ岳・アルプス、色々な山が見えている

北アルプスも見えました。右は針ノ木と向こうに立山?

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噴煙を上げる浅間山。

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富士山も見えました。

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牛と八ヶ岳と富士山。

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雲から顔を出している爺ヶ岳、鹿島槍ヶ岳、五龍岳。

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牛を見つつ王ヶ頭へへの緩やかな登り。

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牛の向こうに御岳から昨日行ったばかりの乗鞍。

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御嶽山。

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牧場、王ヶ頭、雲海に浮かぶ北アルプス。

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穂高連峰から槍ヶ岳は今日もよく見えます。

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前日はここから見えている(写真の)左側の乗鞍から右側の穂高連峰を眺めていたのでした。

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牛、牧場、王ヶ鼻、雲海、御岳、乗鞍、北アルプス…… 情報量が多い。

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電波塔群と建物(王ヶ頭ホテル)ある一番高い所が王ヶ頭、その左手の1段低い崖が王ヶ鼻。

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王ヶ鼻の上に人が居るのが見えます(あそこまで行くつもりが行きそびれることに……)。

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舗装こそされていませんがホテルのバスも走るような道なので、スニーカーでOKです。

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美ヶ原高原高原最高峰、王ヶ頭へ

山頂に電波塔が並ぶ王ヶ頭までやってきました。奥の建物は王ヶ頭ホテル。

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ホテルと電波塔群の間を抜けて行くと見晴らしのいい場所に出ます。

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王ヶ頭、2034m。

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右手の奥が王ヶ鼻。北アルプスと雲の高さがよく分かります。

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乗鞍の手前だから松本の町かな? 川っぽいのが犀川?

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王ヶ鼻の電波塔の向こうに大キレット。槍穂オールクリアですね。

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向こうの王ヶ鼻まで20分ほど。王ヶ頭と王ヶ鼻の南斜面は結構崖になっています。

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御岳から北アルプス殆ど見えてる。

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南斜面を見下ろして。この下に車を止めて登ってくるコースもあるみたい。

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広大の美ヶ原高原の端は険しい崖になっているのでした。

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王ヶ鼻の先に行きそびれる……

王ヶ鼻側より王ヶ頭を振り返る。

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王ヶ鼻にも電波塔がいくつかあります。

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ここで勘違い。電波塔の下まで来て、手前のアンテナに塞がれたがっかり景色をなぜか王ヶ鼻の端だと思いこんでしまった我々……。本当はこの手前から崖の方に出る道があったはずなのですが、王ヶ鼻がどんな場所か何も調べてなかったので、手前まで来ていながら肝心の王ヶ鼻に行きそびれてしまいました。
次回は忘れないようにしよう……。

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とりあえずアンテナの向こうに回り込んで、北アルプスを一通り見る。

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とかしている間に雲が増えてきました。そろそろ戻りましょう。

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富士山、南アルプス方面はすっかり雲に覆われてしまいました。

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太陽に向かって歩く。

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9時を過ぎると牧場に観光客の姿が増えてきました。

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牛が増えてる?(集まった)

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再び牛伏山より。なんとか見えている北アルプスもそろそろ雲に隠れてしまいそう……。

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再び美ヶ原は雲の中に……

再び雲に包まれそうな美ヶ原高原美術館に戻ってきました。6時にスタートして10時過ぎの戻り、7時からの2時間ぐらいが雲が晴れたお天気を楽しむことができた時間でした。午前中に絞ったハイキングで結果的には正解でしたね。王ヶ鼻には行きそびれましたけど(笑)

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途中、山本小屋ふる里館で買ったチーズケーキ。

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結局、道の駅からは何も見えなかったなぁ……(笑)

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連休最終日、思ったより道の駅は混みませんでした(8割ぐらい?)。

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この日の活動データ

ほぼ平坦を歩くだけのハイキングコース。牛伏山、王ヶ頭、王ヶ鼻の周辺で若干の標高差が発生します。基本的にはスニーカー程度で十分歩けるコースですが、標高が高いので気温や天気の変わりやすさは山。防寒、雨対策は忘れずに。





午前中には長野を出たのに結局渋滞……

帰りのビーナスラインも美ヶ原方面は全く渋滞などありませんでしたし、我々も岡谷ICまではすんなり(霧ヶ峰経由で諏訪ICかと思ったら、ナビで岡谷に案内されました)。

予定通りに12時前には中央道に乗れたものの、その時点で既に勝沼付近の事故渋滞に、八王子JCTを先頭にした渋滞が始まっていました……。連休最終日恐るべし。笹子トンネルで軽い渋滞を食らいつつも14時前に初狩PA(に入るのに10分ちょっと並ぶ)で吉田のうどん小休止。

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その後、大月から府中までの渋滞についてはもう思い出したくもありません(苦笑)。まさか小仏トンネルを抜けても、八王子料金所の先にまで渋滞が続いているなんて(料金所過ぎの合流がカオスだった)。

まあ、シルバーウィークの最終日、お馴染みの秋の行楽渋滞と言ってしまえばそれまでですが、大月の先から国立府中まで渋滞に付き合ったのは、今まで経験がないレベルかも。
我が家同様、今まで都外移動を我慢していた人たちが一斉に行動を解禁したことが重なったのもあるかもしれませんし、やはり公共交通に比べるて密が生まれにくいマイカー需要が高まっているのも感じます(今回いつになくカーシェアやレンタカーを多く見ましたし)。

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初日に行った乗鞍にせよこの日の美ヶ原にせよ人気の観光地ではあるものの、開放された山や高原に出れば三密とは無縁の開放感があります。今後ますますそんなアウトドアの需要は高まると思いますが、交通インフラや宿泊、駐車場といったボトルネックでの渋滞・混雑はどうしても発生してしまいます……。

せっかくアウトドアでの開放感を目当てにしても、これらのボトルネック問題はすぐには解決できないでしょう。個人でできる対策としては結局タイミングと行き先をズラす以外に方法はありませんし、かといって行き先ぐらいは自由に選びたいものですし、どうしたものかと頭を悩ませてしまいます。いよいよGO TOトラベルキャンペーンに東京が対象となる10月以降どうなってしまうのか……。

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