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ミニ三脚の決定版となるか?:Leofoto MT-03 + LH-25ファーストインプレッション


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登山や旅行のお供にいい感じのミニ三脚をゲットしました!

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ここ最近、Twitterやカメラクラスタのブロガー界隈でも話題になることが多い中国のカメラ用品メーカーがあります。
それが「Leofoto(レオフォト)」、安かろう悪かろうではない高品質・高精度を謳った三脚や雲台などのカメラアクセサリを製造する新興メーカーとして、私の観測範囲でもこのLeofoto製品を買い求めるカメラファンが増えています。

海外の高級三脚メーカーを意識しまくった主力製品群(主にカーボン三脚)はまだ手にしたことがないのですが、この8月に日本国内で発売となったミニ三脚(ポケット三脚)を買ってみたので、ファーストインプレッションがてら紹介したいと思います。

Leofoto MT-03+LH-25

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「ウルトラポケット」ことReally Right Stuff(RRS)のTFA-01が発表されて以来、ミニ三脚界のひとつスタンダードとなってしまった感もある(?)、シンプルデザイン&高剛性タイプのミニ三脚。格安の類似製品なども次々に発売されるようになり、LeofotoのMTシリーズもそんなウルトラポケットクローンの1つだと思われます(MT-02はモロにそれ)。

tfa-01ウルトラポケット' pod

tfa-01ウルトラポケット' pod

今回購入したMT-03はそんなウルトラポケットクローンから一歩抜け出した、折りたたみ式の2段足構造というユニークなギミックを持つミニ三角です。

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MT-03の国内パッケージは雲台とのセット販売になっていて、代理店であるワイドトレードのサイトによると「LH-25/MTB-19/MBH-19」という3種類の雲台から選べるようです(各18,500円/15,500円/13,500円)。
今回購入したものはLH-25雲台付きのもので、雲台もセットになった箱で届きました。

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付属品は三脚・雲台それぞれの説明書(中国語と英語)とヘキサレンチ、ネオプレーン製のソフトケースには雲台を取り付けた状態で収納することが可能です。

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本体はズッシリした金属製で、素材には7075アルミニウム合金(超々ジュラルミン)が採用されているとのこと。重量はMT-03のみで162g、LH-25雲台を取り付けて実測334gでした。これまで主に使っていたマンフロットのPIXI EVO(アルカスイス互換プレート付)が314gなので、それなりに軽量な部類だと思います。

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足の側面に空けられた穴は金属パーツ軽量化のスリット加工を思わせるデザインですが、実はこの穴が1/4"のネジ穴(三脚ネジ)になっていて、市販のLEDライトなどを取り付けられるようになっています。

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マクロ撮影なども捗りそうですね?

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via: MT-03 - Leofoto

MT-03側は通常の1/4"ネジで、雲台のLH-25は3/8"サイズのネジ穴にも対応しているため、付属の変換アダプターを介して接続されています。

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雲台のクイックリリースクランプはアルカスイス互換になっていて(プレートが1枚付属)、普段使っているPeakDesignキャプチャー用プレートが、そのまま装着可能です。

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「MT-03+LH-25」の主な仕様、開脚

それではMT-03+LH-25をもう少しじっくり見ていきましょう。足を折りたたんだ状態で使うことはあまりないと思いますが、これが基本ポジション。見るからにウルトラポケットクローンの形状ですし、このままでもかなり安定すると思われます。

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足は3段階に角度開脚できるようになっていて(35°/ 55°/ 85°)、グランドレベルのローポジション撮影も可能です(これもウルトラポケットクローンではよく見る仕様です)。

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開脚の調整は足の付け根部分にあるロックをスライドで解除して行います。

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続いて最も気になっている2段部分の足を引き出してみます。1段目の関節部分も含め、石突き部分はゴムになっていて、タイヤのように回転しそうな見た目ですが固定されています。摩耗した際の交換修理などはあるのでしょうか?

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開脚が一番狭い状態で足を伸ばした際の全高は実測で約240mm、1段の状態と比較すると6cmほど高さを稼ぐことができます。また、足が長くなることで倒れそうになる力への安定感も増します(ブレに対しては短い方が安定してるかも)。

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PIXI EVOと比較すると全高で8cm高くなります

さらに開脚の調整と関節部分の角度調整により、岩の上やガレ場などの不整地で三脚を安定させて設置することが可能です。先日も那須岳の大きな石の上で三脚を設置しましたが、この足の調整機能が大いに役立ちました。

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足の関節部分は真っ直ぐまで伸ばした状態以外では任意の角度でロックはかかりませんが。角度を付けて設置したからといって、特に不安定にはならないようです。

三脚足の可動部分のネジは付属のヘキサレンチでが対応しているので、仮に使っているうちに緩むことがあっでも増し締めが可能です。

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MT-03の耐荷重、剛性、付属雲台「LH-25」

MT-03の耐荷重は雲台(LH-25)とのセットで3kg。この手のミニ三脚にしては少々控えめなスペックにも見えますが、実際に使ってみると(やや過剰評価気味なスペック表記の三脚も多い中)サバを読んでない確実に使える重量のように感じられます。

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剛性も実際に力を掛けても揺れやたわみのないガッチリ感で、これまで使っていたマンフロットのPIXI EVOと比較してもこの通り(Twitterに投稿した動画)。

PIXI EVOも軽量かつ使いやすくていいミニ三角ですが、どうしてもこのたわみがあるので角度を付けたカメラ固定時などはその遊びを考慮して(重さが掛かったら動くことを想定して)固定してたのですよね……。
MT-03+LH-25ならば止めたい位置でピタリと止まる。三脚ならば当たり前のことですが、このサイズのミニ三脚でこの剛性を出してくれているのは大変有り難い。

付属の雲台「LH-25」はシンプルな自由雲台。単品販売もされている雲台で定価18,000円となっていますが、Amazonだと半額位で買えるようですね(もしかしたら並行品かな?)。小さな割にズッシリしていてカタログスペックで172g。つまりMT-03とほぼ同じ(少し重いくらい)です。

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雲台の固定ノブは1個のみでボール部分とパンニング方向の両方が固定されます。ちなみにこのノブは引き出すことで好きな角度に調整することができます。こちらも動画を撮ってあるので確認して貰えたらと思います。

現在私が使っているカメラでは最も重量級になるバッテリーグリップ付きのE-M1 MarkIIに望遠レンズを付けた組み合わせで約2kgになりますが、一番狭い開脚でも問題なく支えてくれます(カメラを倒す側と三脚足の位置を合わせることで安定します)。

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90度倒してカメラが完全に上を向いてしまっても転ぶことはありませんし、開脚を広げればさらにカメラは安定します(雲台への装着はレンズ三脚座、ボディ側の両方で試してみましたが、安定感で特に違いはありませんでした)。

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90度倒せる機構があるので、縦位置での撮影も可能です。

重量2kgのカメラがこれだけ安定するのですから、ミラーレスカメラはもちろん一般的な一眼レフカメラの標準ズームぐらいまでは問題なく使えることでしょう。

携帯用ミニ三脚の決定版になりそう!?

日頃三脚を使う撮影をほとんどせず、どちらかといえば緊急用としてにミニ三脚を携行することが多い私。これまでも色々なミニ三脚を買って使ってきましたが、やはり軽量コンパクトを求めたものほど安定感が下がる傾向にあります。

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しかしながらLeofoto MT-03は軽くてコンパクトなのに剛性が高くて安定している、いいことずくめのミニ三脚な予感がします……。

実際に夜の星撮りで使っていても、今までのPIXI EVOよりも各段にセッティングが楽ちんで安定感もありますし、角度やパンの微調整もスムーズになりました。

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ここ最近はPIXI EVOが妥協点も含め最も出番の多いミニ三脚で、それで足りない撮影の際はもう少し大きなVANGUARDのトラベル三脚(VEO 265AB)を持ち出していましたが、今回MT-03+LH-25を手にしたことで、高さを必要としない撮影ならもうこれだけで十分かもしれないと思えてきました。

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登山に旅行に、近所の花火大会にまで今後出番の多い三脚になってくれそうですね。

楽天で買ったけどAmazonでも買えるようになった

Leofoto製品ですがそこまで広く出回ってないこと、国内代理店の価格付けなどもあり個人輸入で購入した方が安かったりしますが(eBayや米アマゾン、あるいは中国から直など?)MT-03はそこまで高額商品という訳ではないので、差額を手間を相殺して普通に国内流通品をネット購入しました。

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発売となってしばらくの間は取り扱うネットショップが限られていたこともあり、私は楽天系のストアで購入したのですが、いつの間にAmazonでも買えるようになっていました(Amazonで売ってる方が少し安い気がする……)。

また、組み合わせる雲台が「MTB-19」というタイプになると価格が3,000円程安くなりボール部分とは別にパンニングが独立して行えるようです。
MTB-19の耐荷重と重量はLH-25と同じ…… という情報もあれば、代理店サイトには重量で600g軽い数値が書いてあったりと正確な情報がよく分かりません(また、代理店サイトは耐荷重が15kg ←になっていたりとイマイチ信用がおけません……)。

剛性などはやはり単品販売もされているMT-03の方が高そうな気がしますが、ミラーレスカメラで使用するならMTB-19の方がスッキリしてそうですし、パンニング機能を使いたいならば価格も安くて結構お買い得な気もします(私はこの雲台の情報が少なかったこともあり、結局MT-03の方を買いました)。

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