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日立のドラム式洗濯乾燥機が遂に乾燥不良に…… 3年目の初修理はあっという間に終わった!

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3年前(2017年2月)に買った日立のドラム式洗濯乾燥機(日立:BD-SV110AL N)。購入以来、自分が家事の中で最も嫌う洗濯物を干す行為から開放され(大げさ)快適な日々を過ごしてきました。

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フィルターやダクト周りのホコリ(埃)掃除な可能な範囲でやってはいましたが、今年に入る頃から徐々に一回の自動洗濯乾燥コースで洗濯物が乾かず生乾きになることが増えてきました……。

遂に来た乾燥不良、量販店の延長保障を使って修理

いよいよ、乾燥ダクト内部の奥深くにホコリが溜まるアレがやってきたか…… と。

それでも乾燥を延長して誤魔化してきましたが、さすがにもう限界。乾燥の延長を重ねることで、ふわふわに乾くはずの洗濯物も、しわくちゃになることが増えてきました。乾燥が終わっているのに乾燥フィルター内部が濡れていることなども……

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本来は乾燥したホコリが溜まる乾燥フィルター(写真は修理後の選択後)

乾燥コースの最大時間で乾燥が終わらないと表示される「C06」のエラーメッセージ(日立の場合)の頻度も増えて、さすがにこれはもう故障の域だと認めるしかありません。

単に修理依頼をかけるのを面倒臭がっていたのもあるのですが、コロナ禍での緊急事態宣言が解除されているこのタイミングで直しておこうと(実際この先どうなるか分かりませんし……)、購入した量販店の修理サポートに電話。出張修理の予約を取り付けました。

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ドラム内は定期的に槽洗浄してるから結構キレイ?

今回はメーカー修理とはならず、量販店の延長保障(無料5年保障)で対応されることになるようです。出張修理も量販店系列のサービスセンターからサービスマンが来てくれるそう。最初に電話で症状を説明したのが火曜日、翌日に折り返し日程調整の電話が掛かってきて、最短で金曜日の修理日でした(問い合わせから3日)。

で、実際の修理。

ドラム式洗濯乾燥機の購入前に散々ネットで見ていた、大掛かりに分解した洗濯機の内部から握りこぶし大のホコリの塊を取り出す様子が遂に見られる!……とワクワクしてカメラを持って待機していたのですが、なんと、簡単な清掃メンテナンスのみで終了。作業時間は…… 10分ぐらい?

これには正直「えっ……???」とかなり拍子抜け。

ドラム式洗濯乾燥機のメンテナビリティは進化していた……!?

ストレートに「ダクト内に大きなホコリが詰まっているのが原因では???」と聞いてみたのですが、どうやら我が家が購入した世代(BD-SV110AL)の日立の洗濯機はそのようなダクト内部のホコリ詰まりによる乾燥不良は殆ど発生しなくなっているのだとか(正確にはホコリが一切つまらない訳ではないが、3年程度で乾燥不良の原因になることはないそう)。

確かにネットで見ていたのは、(同じ日立製でも)それより数世代前の機種ばかり。あんなにごっそり溜まっていた乾燥ダクトのホコリなんてなかったのか!(今後つまらない可能性がない訳ではない)

念の為乾燥ダクト内もチェックして貰ったのですが、私が普段から定期的にパイプブラシで掃除しているせいか、非常に綺麗な状態だそうです(笑) 普段の掃除で取れるホコリの量が少ないので、きっとブラシが届かない奥深くに積もり積もってる……と思ってました。

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ブラシが届く範囲はちょいちょい掃除している……

さて、肝心なメンテナンス箇所とその内容ですが、乾燥フィルターのネジ止めを外してフィルターを清掃するだけというもの。
正直この程度の簡単なメンテナンスで直るならばなら取説にも載せて欲しいレベルだと思った位ですが、ネジを外す工程もあるので(中に落としてしまったりしたら回収不可能)万人にできるメンテナンスとして簡単に載せられない理由もあるのでしょう。

後は、当たり前ですが乾燥不良になる原因はメーカーや洗濯機機種の世代、使用状況によって異なるそうで、必ずしもどこそこを掃除すれば解決、という訳ではないみたい。ホコリがたまる場所にしてもダクト以外に、ヒーター、排水口などいくつか症状があるようですし。

日立 BD-SV110ALの乾燥不良の原因(になることが多い箇所)

ということで、あくまで今回の我が家の洗濯機(日立:BD-SV110AL N)の3年目の乾燥不良に対して行った修理について。写真のこの部分の黒いフィルターを取り外して清掃するメンテナンスでした。たったそれだけ。びっくり! 原因はホコリというよりは、洗剤カスなど簡単には落ちない汚れの付着と蓄積より、ダクト内の温風の循環が滞っていたというもの(確かに最近この中がよく濡れていた……)。

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この黒いフィルターが簡単に落ちない汚れで真っ白でした……

黒いフィルターを外すにはネジを1本外す必要があるのですが、分からない人は自分で行わずに修理対応して貰った方がいいでしょう。ネジ等を内部に落とすとさらに大掛かりな分解が必要になりますし、内部にはセンサーなどもあって触らない方がいい場所もあるとのことでした。

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フィルターが詰まると奥にあるファンから吸い込む力が弱くなってしまう

また量販店の修理担当の人は各メーカー製品の横断的な情報を持っているので、結構有用な情報を聞けると思います。今回、私も色々と面白い話を聞いたのですが(さすがに詳細は書けない……)、乾燥不良に関しては結局どのメーカー製品の現行品でも一定期間で起こってしまう問題のようです。

そして2016年頃以降の日立製品に関しては、今回のようなかなり簡単なメンテナンスでほぼ直ることが多いそう(その代わり、ドア周りのセンサー故障が起きやすいなんて話もあったり……)。メーカーや機種よってはより大掛かりな分解が必要だったり、洗濯機の裏に回り込む必要があるものもあるそうですが、これ以上はやめておきます……。

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乾燥フィルターもたまに水洗いするといいそうです

ちなみに同じ日立のビッグドラムシリーズでも現行機種は対策として当該フィルターの構造が変わっているそうですが、乾燥不良の原因になるのは結局同じような場所の問題のようです…… 難しいものですね。

もう少し詳しい乾燥フィルターの清掃については後日別記事にまとめました。

定期修理が必要でもドラム式洗濯乾燥機のない生活は考えられない!

ということで、ドラム式洗濯乾燥機の購入前から「いつか来る……」とビクビクしていた乾燥不良の修理は、想像以上のあっさりさで完了しました。
そしてこれなら次の3年……と言わず、年1回程度のペースでセルフメンテできるなと。次回に行った際はあくまで私個人のメンテ記録になるので、もう少し詳細をブログ記事にするかも?(笑)

そして修理が終わって早速洗濯をしたところ…… いつもよりも速い乾燥時間で洗濯が終了! しかも中身はフワフワです!

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久々に購入当初の感動を思い出しました。そう、最初の頃はよほど繊細な生地でもなければ、乾燥シワなんて殆ど付かなかったんです。これが本来の「風アイロン」の威力だったのだ!

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ドラム式洗濯乾燥機の経年による乾燥不良でお悩みの皆様。まずは一度修理の人に見て貰いましょう!
内部から大きなホコリ塊が出てくるかもしれませんし、我が家のように簡単なメンテで直れば、次回以降のセルフ対応も可能になるかもしれません。なによりも購入当初の感動が蘇るのは最高なので。
最後に個人的なアドバイスをまとめておくと……

  • 販売店の延長保証には入っておこう!(乾燥の不良が発生するのは購入から数年後)
  • 当ブログを含めネットの個人メンテTIPSを参考にするのも程々に(メーカー、機種、世代、使用状況によっても故障の原因、箇所はまちまちらしい)
  • 調子が悪いと思ったらすぐに修理を呼ぶ(乾燥を何度も延長していると洗濯物へのダメージも……)

あと、個人的には日立にしておいて良かったなと(購入当時は「日立だけはダメ」って結構disられてたけど……)。

この3年間、排水フィルターに別途ゴミ取りフィルターを付けたことや、ダクト内をブラシで掃除していた件について何か効果があったかは正直不明です。ただし、今回の乾燥不良の原因が排水周りや乾燥ダクト内で起こらなかったこともあるので、今後も同様のメンテナンスは続けていくつもりです。

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